楽天モバイルでは通常、Rakuten Linkというアプリを使えば通話がかけ放題になります。
色々な事情から専用アプリを使いたくない場合は、15分(標準)通話かけ放題というオプションを契約すれば15分かけ放題を標準の電話アプリでも利用できますよ。
この記事では、楽天モバイルの15分(標準)通話かけ放題の特徴や、どんな人におすすめなのかについて解説します。
楽天モバイルはRakuten Linkからの発信でかけ放題!
前提として知っておきたいのは、楽天モバイルでは標準で通話がかけ放題であることです。
楽天モバイルユーザー向けに、「Rakuten Link」という通話アプリがiOS・Android用として提供されています。
Rakuten Linkのアプリをインストール・ログインして、Rakuten Linkアプリから電話をかければ日本国内への通話料金はもれなくかけ放題になりますよ。
かけ放題のオプション料金は不要となっています。
相手がRakuten Linkを使っている必要はなく、自分がRakuten Linkを使えばもれなくかけ放題が適用されます。
対応機種はAndroidだとAndroid 9以降のOSを搭載していればOK、iPhoneは iOS 14.4以降(2023年8月時点)が対応しています。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
国際通話も69カ国を対象にかけ放題
Rakuten Linkでは、2024年12月現在で対応している71カ国に対しても国際通話をかけ放題にできますよ。
アメリカやイギリス、中国、韓国、台湾など、日本人が観光などで行く様々な国が対応しています。
高額になりがちな国際通話の料金まで追加料金不要でかけ放題にできるのは、楽天モバイルの大きなメリットです。
海外での利用についてはこちら!
Rakuten Linkでは、AndroidならSMSももれなく無料
Androidユーザーの場合は、Rakuten Linkを利用してSMSを無料で送受信することもできます。
AndroidユーザーならRakuten Linkを使ってアメリカや韓国、中国などの71カ国ともSMSを無料で利用できますよ。
ただし、iPhoneユーザーの方は相手がRakuten Linkを使っていない場合はRakuten LinkでSMSを利用できません。
iPhoneユーザーでSMSの送信先がRakuten Linkを使っていない場合はスマホに入っている標準のメッセージアプリから送信する必要があり、70文字3.3円の料金がかかります。
楽天モバイルのSMSについてはこちら!
楽天モバイルの15分かけ放題オプションとは?
楽天モバイルでは「15分(標準)通話かけ放題」というオプションが月額1,100円で提供されています。
2024年12月現在、初めて申し込む方であれば1ヵ月無料で利用可能です。15分(標準)通話かけ放題ではスマホに最初から入っている標準の電話アプリから国内通話を発信した時に15分かけ放題が適用されます。
15分を超えた分の通話料金は30秒22円です。
ただしナビダイヤルなど一部の電話番号への発進時は無料通話ができないのでご注意ください。
申込みは楽天モバイルマイページの「オプションサービスの追加・解約」から行えます。
SMSの送信料も1日100通無料になる!
楽天モバイルの15分(標準)電話かけ放題では、スマホに最初から入っている標準のメッセージアプリにおける国内SMSの送信料金も1日100通まで無料になります。
SMSをたくさん標準アプリで送ったとしても、追加料金がかかる場面はかなり少なくなりますよ。
楽天モバイルの15分かけ放題オプションは、どんな時に活用できる?
楽天モバイルの15分(標準)通話かけ放題は、主に以下のようなケースで役立ちます。
- Rakuten Linkの通話品質に満足していない
- iPhoneユーザーで、SMSを使うことが多い
Rakuten Linkは「RCS」という特殊な技術を用いたサービスです。
インターネット回線を使った通話サービスで、通話品質は同じようなインターネット回線を用いたサービス・IP電話などと比べると良いとされています。
しかし、ネット回線を使う関係上、接続中のインターネット回線が不安定な状態だと通話品質も悪くなります。
15分(標準)通話かけ放題なら通常の電話回線を使って高品質な音声通話ができるので、音声が聞こえづらい、途切れるなどの問題は起こりづらくなります。
そして、SMSが標準メッセージアプリで1日100通送れるので、iPhoneユーザーならSMS利用料金を削減することも可能です。
楽天モバイルユーザーがお得に通話できる、その他の方法は?
スマートフォンからの通話は他にも色々な方法でお得にできます。
最後に楽天モバイルユーザー向けのお得な通話方法を紹介します。
ほとんど通話しないなら標準アプリで30秒22円の通話をすればOK
楽天モバイルではオプションを契約しなくても標準の通話アプリから電話回線による発信ができます。
通話料金は30秒22円、つまり1分間につき44円かかります。ほとんど通話をしないなら無理にオプションを契約せず標準の音声通話をするので問題ありません。
例えば1ヶ月に15分だけ通話をするなら通話料金は660円で済みます。
オプションは月額1,100円なので、標準の通話機能で25分通話した時と同じ金額です。
つまり1ヶ月に25分以上スマホ標準の通話アプリで電話を掛ける場合には、15分(標準)通話かけ放題を契約するのがおすすめです。
povoを契約し、かけ放題をトッピングする
povoはauが展開している格安プランで、基本料0円で利用できます。
povoの通話料金は30秒22円ですが、通話トッピングを契約すれば5分かけ放題を月額550円、分数制限がないかけ放題が1,650円で使えます。
iPhoneのXS・XR以降のモデルなど、デュアルSIM対応のスマホに楽天モバイルとpovoのSIMを入れれば、通話の役割をpovoのかけ放題に任せることで通信・通話両方をお得にできますよ。
ただし、iPhoneの場合は通常のSIM2枚を同時に使うことはできず、2枚目のSIMはeSIMで契約する必要があることにご注意ください。
なお、povo以外にも格安SIMのかけ放題プランなどを知りたい方は下記記事も参考にしてみてください!
国際通話にもかけ放題オプションがある
楽天モバイルでは国際通話に対してもかけ放題のオプションが月額980円で提供されています。
Rakuten Linkアプリはもちろん、スマホ標準の通話アプリでもアメリカや中国など65カ国と地域(2023年11月時点)への通話がかけ放題になりますよ。
ただし海外にいる状態でそこから海外に電話をかける場合は、Rakuten Linkアプリを使わないとかけ放題にならないことにご注意ください。
まとめ
今回は、楽天モバイルの15分(標準)通話かけ放題について解説しました。
ポイント
- Rakuten Linkアプリを使えば通話やSMSが使い放題になる
- iPhoneユーザーはRakuten Link同士のSMSのみ使い放題
- 15分(標準)通話かけ放題を契約すれば、標準の通話アプリが15分かけ放題、SMSも100通まで送信無料
- 15分(標準)通話かけ放題は電話回線を使っているので、通話品質がより良い状態で安定する
- povoでかけ放題を契約してデュアルSIM運用するのもおすすめ
Rakuten Linkではどうしても満足できない!という方は、今回の解説を参考に15分(標準)通話かけ放題を申し込んで活用してみてくださいね。