



楽天モバイルを契約する際は、「eKYC」という方法を使うことでよりスムーズな申し込み手続きを行えます。
しかしeKYCには、注意したいポイントもあります。
この記事では、楽天モバイルの申込み時に利用できるeKYCのメリット・デメリットについて解説します。
目次
楽天モバイルは月額1,078円から使える格安なキャリア

楽天モバイルは、楽天が展開しているスマートフォン回線のサービスです。
契約すると、音声通話に対応するSIMカードが提供されます。
楽天モバイルは料金プランの安さが魅力で、なんと3GBまでは月額1,078円で使えてしまいます。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要
月額料金
1,078円
2,178円
3,278円
データ容量
3GBまで
3~20GBまで
20GB以上
通話料
国内通話無料(Rakuten Link使用時)
22円/30秒(標準アプリ使用時)
5G対応
◯
3GB以降もデータ無制限でインターネットを利用でき、楽天の自社回線だけでなくパートナー回線であるauも無制限で利用可能です。
音声通話もお得で、専用通話アプリのRakuten Linkを利用して電話をかければ無料で行なえますよ。

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楽天モバイルでスマートフォン回線を契約するときは、本人確認が必要!

楽天モバイルを申し込む際は、契約者の本人確認が必須となっています。
携帯電話回線契約時の本人確認は、携帯電話を使った犯罪などを防ぐために必須となっています。

本人確認にあたって楽天モバイルで利用できるのが、eKYCです。
楽天モバイルの本人確認に使える書類は?
楽天モバイルで通常の申し込みにおける本人確認に使える書類は、以下のとおりです。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 精神障害者保健福祉手帳、療育手帳
- 身体障害者手帳+補助書類
- 健康保険証+補助書類
- 日本国パスポート+補助書類
- 住民基本台帳カード+補助書類
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外交官身分証明票+住居証明書


補助書類が必要となっている書類を使う場合は、別途以下の書類のいずれかを用意しなければいけません。
- 電気・ガス・水道の請求書・領収書(Web明細は不可!)
- 住民票(マイナンバーの記載がないもの、ある場合は隠して提出!)
- 届出避難場所証明書
いずれも発行から3ヶ月以内で、本人の住所・氏名が記載されている必要があります。

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通常申込時は、画像をアップロードして本人確認書類を提出する!
通常の申込時は、本人確認書類の画像をスマホなどで撮影して用意・アップロードして提出を行います。
申し込み手続きの途中で「本人確認書類のアップロード」という画面が出てくるので、書類の種類を選択して撮影・アップロードしましょう。
全体が写っている必要があり、ぼやけているなど不鮮明な状態だとやり直しになってしまいます。
また申込時に入力した住所と完全に一致していない場合もNG、画像サイズは15MBより小さい必要があります。

もしもなにか問題があった場合は、再提出のお願いメールが届きます。
なお楽天モバイルを家電量販店などの店頭で契約する場合は、担当者に書類を提示すれば本人確認を行えますよ。
運転免許証など、受取時の本人確認に対応する書類もある!
「画像のアップロードが面倒!」という方は、対応する本人確認書類を持っていれば商品受け取り時に本人確認書類を提示してもOKです。

利用できる書類は、以下の3点に限られます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 日本国パスポート+補助書類

また支払い方法を代引きにしていたり、契約者が18歳未満だったりする場合は自宅での本人確認ができません。
離島等の一部地域に住んでいる場合も、受取時の本人確認はできない場合があるのでご注意ください。
楽天モバイルの本人確認方法には、通常申込みとeKYCの2種類がある!
楽天モバイルをネット上で申し込む際は、通常の本人確認だけでなく「eKYC」も選べます。
eKYCとは、楽天モバイルのアプリやWebサイトでAIを使った本人確認ができるしくみです。
画面の指示に従ってスマートフォンのインカメラで自分を撮影したり、本人確認書類を提示したりすることで、本人確認が行われます。

eKYCは対応するOSのスマホでのみ利用可能、新規とMNP契約者が使える
eKYCによる本人確認は新規契約かMNPで他社から乗り換える場合に、スマートフォンから行えます。

eKYCは、以下の書類を利用する場合に利用可能です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード

スマートフォンのOSは、楽天モバイルアプリを使う場合Android 5以上またはiOS10以上である必要があります。

楽天モバイルのアプリでなくブラウザを利用して申し込む人は、AndroidはChrome、iPhoneはSafariを最新版で利用しましょう。
楽天モバイルの本人確認でeKYCを選ぶメリットとデメリット
楽天モバイルで申込時の本人確認をする際、eKYCを選ぶ場合はメリットもありますが、人によってはデメリットも発生します。
それぞれ解説するので、自分にeKYCが合っているかどうか選ぶ際の参考にしてくださいね。
eKYCならすぐに本人確認が完了、eSIM契約なら最短5分で即楽天モバイルを使い始められる!
eKYCで楽天モバイルを申し込む場合は、すぐに本人確認を終えられるのがメリットです。
なんと最短5分で、本人確認が完了してしまいますよ。

楽天モバイルをeSIMで契約する場合はSIMカードの郵送が無いので、本人確認が終わり次第eSIMをスマホにダウンロードして使い始められます。

楽天モバイルをできるだけ早く使い始めたい人には、eKYCでの申込みがおすすめです。
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使える本人確認書類が限られるのはデメリット
eKYCで楽天モバイルの本人確認を行うデメリットは、なんと言っても使える本人確認書類が限られてしまうことです。
通常の申込みなら健康保険証なども選べますが、eKYCでの申込みだと運転免許証かマイナンバーカードしか選べません。

運転免許証等を持っていない方は、通常の申込みを選ぶように気をつけましょう。
うまく顔などが認識されず、失敗してしまう場合も…
eKYC最大のデメリットが、本人確認に失敗するケースもあることです。
eKYCでは様々な角度から本人確認書類を読み取ったり、契約者を読み取ったりします。


うまく撮影できていないと判断されると何度もやり直しになってしまうこともあり、ちょっと大変です。
また撮影後にうまくAIが認識してくれず本人確認に失敗すると、本人確認をやり直すためのメールが届いて即日での開通はできなくなる可能性もあります。
私も何度かeKYCでスマートフォン回線を契約したことがありますが、うまく撮影できずやり直しになった経験がたくさんあります…。
ハイテクで早ければすぐに本人確認を終えられるのが便利なeKYCですが、ちょっとうまくいかないケースがあることにはご注意ください。
ただし通常の申込みでも、本人確認書類がしっかり鮮明に撮影されていないとやり直しになることは普通にあります。
本人確認の際は、どの方法を使うとしてもしっかり鮮明に書類等を写すように気をつける必要がありますよ。

楽天モバイルをeKYCで申し込んでeSIMですぐに使い始めるまでの流れを解説!

最後に、楽天モバイルをeSIM契約・eKYCで申し込んで素早く利用を開始するまでの手順を解説します。
まずは必要なものを用意!
楽天モバイルを契約する際は、以下の書類などが必要になります。
- 運転免許証またはマイナンバーカード
- 支払いに使うクレジットカードまたは銀行口座、楽天銀行またはスルガ銀行のデビットカード
- MNP予約番号(他社から乗り換える場合のみ)
- 楽天会員のID・パスワード
- 楽天モバイルで使う、eSIM対応スマホ
eKYCで楽天モバイルを契約する場合は、本人確認書類が運転免許証かマイナンバーカードに限られるので間違えないよう気をつけましょう。
支払いに使うクレジットカードなども、忘れず用意してくださいね。
そして他社から電話番号はそのままで乗り換える場合は、MNP予約番号も必要になります。
大手キャリアなら、My docomoやMy au、My SoftBankといったWeb上の窓口で発行できますよ。

また楽天モバイルの申込時は、楽天会員のIDやパスワードも必要となることにご注意ください。
楽天モバイルで使う、eSIM対応のスマートフォンも用意しておきましょう。
eSIM対応端末は、例えばiPhoneならXS・XR以降のモデルであればOKです。
Androidは機種によって対応状況が異なり、Pixelシリーズの4以降などが対応していますよ。

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スマホのアプリで、申し込み手続きを進める!
楽天モバイルのアプリ(my 楽天モバイル)か、iPhoneはSafari、AndroidはChromeといったブラウザから申し込みを行えます。
アプリからの申込みならより素早く手続きを終えられるので、今回はアプリからの手順を解説します。
アプリからの申込みは画面の指示に従って、プランやオプション、購入する端末などを指定していけばすぐに完了しますよ。
住所や氏名なども、本人確認書類に記載されているとおりに入力していきましょう。

eKYCで本人確認!
本人確認の方法をeKYCにすることで、eKYCで本人確認書類や自分を映しての本人確認を行えます。
画面の指示に従って、いろいろな角度・面の書類を写したり、自分を映してまばたきを行ったりしましょう。
eSIMの利用開始手続きを行う!
本人確認手続きが完了したら、アプリの画面に表示されている「設定・確認画面へ進む」ボタンを押しましょう。
「申し込み履歴」の画面が開くので、該当する申込み番号をタップします。
続いて5分ほど待ち、画面を下にスワイプさせてページを更新しましょう。
本人確認が完了していれば、「開通手続きへ進む」ボタンが表示されます。

「開通手続きへ進む」ボタンを押したら、スマホのeSIM設定画面が出てきます。
「続ける」や「モバイル通信プランを追加」などの手続きを進めるボタンを画面の表示を見ながらタップしていけば、eSIMが本体に保存されますよ。


楽天モバイルのeKYCに関するよくある質問
本章では、楽天モバイルのeKYCに関するよくある質問をまとめました。
楽天モバイルでeKYCを使って本人確認しようとしている方は、ぜひ参考にしてください
eKYCで本人確認書類と顔が上手く撮影できない
本人確認書類と顔が上手く撮影できない時に考えられる原因は以下の通りです。
- 撮影場所が暗すぎるまたは明るすぎる
- 白い枠に合わせて書類を撮影していない
- 書類を机の上に置いたまま撮影している
- コピーを使用している
- マスクやカラーコンタクト、髪で顔がよくわからない
撮影場所の明暗によってより撮影が難しくなっている可能性があります。
また、白い枠に合わせるように撮影するためにも、書類は手で持って枠に合うように傾けて撮影してください。
本人確認書類のコピーの利用は不備となるので、必ず原本を用意しましょう。
マスクやカラーコンタクトなどを付けている場合は顔が上手く認識できない可能性があるので外すようにしてください。
申し込み完了まで時間がかかっているのか開通手続きに進めない
基本eKYCの場合は最短3分で本人確認と審査が完了・開通手続きが可能ですが、本人確認書類の不憫により審査が保留されている可能性もあります。
本人確認書類が不備の場合は、再アップロード依頼のメールが届いているので、メールの内容に沿って手続きを進めましょう。
一度申し込みが完了した時点でeKYCに変更することはできる?
一度申し込みが完了した時点でeKYCに変更することはできません。
eKYCを利用する場合は、申し込み手続きの段階で必ずeKYCを選択しましょう。
まとめ
今回は、楽天モバイルの申込時に選べる「eKYC」という本人確認方法などについて解説しました。
eKYCは素早く本人確認ができるので便利ですが、マイナンバーカードか運転免許証しか利用できない、確認作業がちょっと面倒などデメリットもあります。
今回の解説を参考に、eKYCを利用するかどうかじっくり検討してみてください。

なお、楽天モバイルへの乗り換えに関する全般情報は下記記事も参考にしてください。
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