


格安SIMはスマホで使うのが基本です。
しかし、使い慣れたガラケーやガラケーと使い勝手が近いガラホで使いたいという方もいらっしゃいますよね。
私も祖母にLINEモバイルを進めていた時に「ガラケーがそのまま使えないと無理」と言われ続けました(結局祖母はスマホならテレビ電話ができると知り、かんたんスマホを購入したのですが…(笑))。
実際、通信費は削りたいけどスマホに自信のないという理由や、電話にはガラケーが使いやすいという理由でガラケー・ガラホにこだわりがある方もたくさんいらっしゃるんです。
ということで、今回はLINEモバイルでガラケー・ガラホを使う手順や注意点をご紹介します。
LINEモバイルはスマホだけでなく、ガラケーやガラホといった携帯電話でも利用できます。
しかし、スマホと比べると動作確認されていなかったり、使えない機能があったりと注意点も多いです。
本記事では、
- LINEモバイルでガラケー・ガラホを使う際の注意点
- ガラケー・ガラホを使いたい人におすすめの格安SIM
について重点的に解説します。
ガラケー・ガラホでLINEモバイルを使ってみたいと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
LINEモバイルで動作確認がされているガラケー・ガラホ一覧
2025年2月現在、LINEモバイルで動作確認されているガラケー・ガラホはフリーテル社の「MUSASHI」やSHF33、SHF32などわずかです。
LINEモバイルではiPhoneやスマホについては、SIMフリーからキャリアモデルまで幅広く動作確認がされています。
しかし、ガラケー・ガラホについてはあまり多くは動作確認されていません。


動作確認がされていない場合は100%使えないわけではないが、自己責任となってしまう
動作確認されていないガラケー・ガラホも絶対に使えない、というわけではありません。
LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線、au回線ののプランを提供しています。
そのため、ドコモ、ソフトバンク、auの回線に対応した機種なら動作確認されていなくても使える可能性は高いです。
ただし、動作確認されていない端末の利用は自己責任となります。


ドコモのガラケーなら音声通話とSMSなら利用可能!
大手携帯会社で使っていたガラケーで、LINEモバイルを利用したいという方。
一応、ドコモのガラケーならLINEモバイルのSIMカードを挿して使うことができます。
ただし、利用できるのは音声通話とSMSのみで、データ通信は使えません。
LINEモバイルのデータ通信を使うにはAPN設定をする必要があります。しかし、ガラケーではAPN設定ができないため、LINEモバイルのデータ通信は使えないのです。


大手携帯会社では電話のかけ放題が標準で利用可能です。
しかし、LINEモバイルではそのまま電話をすると20円/30秒の通話料がかかります。オプションで10分かけ放題が利用できますが、残念ながら無制限のかけ放題はありません。
そのため、電話をたくさんする人だとLINEモバイルにすることでむしろ高くなってしまう可能性があります。

「現在の料金が高いから格安SIMを検討している」という方はワイモバイルがオススメです。Yモバイルであればガラケーの取り扱いもありますし、完全かけ放題オプションもあります。
さらに、60歳以上の方であれば、無料で完全かけ放題オプションを利用することができるのです!
Yモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、サービスもサポートも充実しています。「料金は抑えたいけどスマホは厳しい…」という方には確実にオススメです。
5歳〜18歳の方には今なら学割キャンペーンも開催されていますよ!
乗り換えで最大20,000円相当還元!
LINEモバイルではスマホをセット購入可能!

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/device/)
LINEモバイルではガラケー・ガラホは買えませんが、スマホをセット購入することができます。
ガラケーやガラホも使えないわけではありませんが、どうせLINEモバイルにするならこれを機に、スマホを購入するのが非常におすすめです。
スマホなら電話やSMSはもちろん、データ通信ももちろん使えます。
LINEモバイルはLINEやSNS(Twitterなど)が使い放題なのが特徴なのに、データ通信が使えないのはもったいないですよね。


2025年2月現在、LINEモバイルでは19種類のスマホセットを取り扱っています。
ASUSやHUAWEIの定番モデルはもちろん、格安SIMでは珍しくiPhoneも購入可能です。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
お子さんやシニアのLINE用に契約するならタブレットをセット購入するのもあり!




お子さんやシニアのLINE用にLINEモバイルを契約するならタブレットもおすすめです。
タブレットだと基本的に電話はできませんが、データ通信はできるのでLINEはもちろんメールやブラウジングなら問題なくできます。
それに、スマホより画面が大きいので子供や高齢者でも操作がしやすいですよね。
お家に置いてLINE用に使ったり、お子さんのYouTube用に利用するのであればタブレットの契約がオススメですね。
現在、LINEモバイルではHUAWEI製タブレットの「MediaPad T5」や「MediaPad M5 lite 8」を取り扱っています。
8~10インチと大きすぎず小さすぎないサイズで、お子さんでも高齢者にも持ちやすいです。26,800円程度と手ごろな価格なのもうれしいですね。

LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
どうしてもガラホ・ガラケーが使いたい場合に検討すべき格安SIM
ここまで見てきたように、LINEモバイルでもガラケー・ガラホは使えますがおすすめではありません。
しかし、どうしても格安SIMでガラホやガラケーが使いたいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、
の2つがおすすめです。

①楽天モバイル
楽天市場で知られる楽天グループの格安SIMです。
楽天モバイルは数多くのガラケー・ガラホの動作確認をしています。
楽天モバイルで動作確認がされているガラケー・ガラホは以下の通りです。
- SH-07F
- AQUOSケータイ SH-06G
- AQUOSケータイ SH-02L
- AQUOSケータイ SH-N01
- AQUOSケータイ SH-01J
- SHF32 (AQUOS K)
- SHF33 (AQUOS K)
- SHF34 (AQUOS K)
SIMフリーガラケーはもちろん、ドコモで発売されているガラケーの動作確認もしっかりされています。

また、格安SIMでは珍しくSIMフリーガラケー「AQUOSケータイ SH-N01」のセット販売も取り扱っていました。(現在は販売終了済み)
楽天モバイルは手持ちのガラケーを使いたい人も、新しいガラケーが欲しい人も使いやすい格安SIMですね。
ただし、楽天モバイルは4G回線にしか対応していません。3G専用のガラケーだとデータ通信ができない点には注意が必要です。
楽天モバイルで動作確認されている端末のうち、SH-07FはLTE通信ができないことにご注意ください。
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②Y!mobile
続いては、先ほどちょこっとご紹介Yモバイルですね。
大手携帯会社であるソフトバンクのサブブランドに当たります。厳密には格安SIMではないものの、料金の安さから格安SIMとして扱われています。
Y!mobileはガラケー専用プラン「ケータイベーシックプランSS」が用意されているのが特徴です。
月額934円から利用でき、ワイモバイルとソフトバンクへ通話し放題のサービスも利用できます。
さらに月額1,000円で回数・時間ともに無制限のかけ放題「スーパーだれとでも定額」も利用可能です。
月額1,934円で電話がかけ放題なのはかなりお得ですよね。


ガラケーのセット販売も多数取り扱っており、現在は5つの機種を購入できます。
- DIGNOケータイ2
- DIGNOケータイ3
- Simply
- AQUOSケータイ2
ただし、Y!mobileでは他社製ガラケーの動作確認は一切行われていません。手持ちのガラケーで使う場合は自己責任となるので気を付けましょう。
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まとめ
以上、LINEモバイルでガラケー・ガラホを使えるか?について解説しました。
ポイント
- LINEモバイルでもガラケー・ガラホを使うことは可能
- 動作確認されている機種は大幅に限られる
- ドコモのガラケーでは音声通話とSMSのみ使える
- LINEモバイルにするならスマホに乗り換えるのがおすすめ
- どうしてもガラケー・ガラホを使うなら楽天モバイルかY!mobileがおすすめ
LINEモバイルでもガラケー・ガラホを使うことは可能です。
しかし、動作確認がほとんどされていませんし、大手携帯会社のガラケー・ガラホだとデータ通信もできません。
そのため、LINEモバイルでガラケー・ガラホを使うのはあまりおすすめではありません。
LINEモバイルを利用するなら、思い切ってスマホに乗り換えてしまうのが良いと思いますよ。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。