
2021年3月に、auから新しいプランであるpovo2.0が誕生しました。
現在はpovo2.0として基本料金0円、データをトッピング購入して使えるお得なプランですが、auの家族割の対象になりません。


auの家族割プラスの詳細や、家族割とpovo2.0のどちらを選んだほうがよいかなど詳しく説明していきます。
目次
auの家族割詳細|対象プランを利用するのが必須条件
auの家族割プラスを申し込んでいると、対象になるプランに加入している家族の人数に対して、基本料金も割引の対象になります。
つまり、対象となるのが2回線と3回線では料金が異なってきます。
また、家族割プランプラスの対象となるのは同居している必要がありますが、auスマートバリューを申し込んでいると50歳以上で別居している場合も対象となります。
割引額
対象となる回線数によって、以下のように割引額が異なります。
また、使っているプランによっても違いがあります。
使い放題MAX 5G/使い放題MAX 4G/その他割引対象プラン※動画パックプラン含む
回線数 | 割引額(税込) |
2回線 | 550円 |
3回線以上 | 1,100円 |
データMAX 5G/データMAX 4G LTE※動画パックプラン含む
回線数 | 割引額(税込) |
2回線 | 550円 |
3回線 | 1,100円 |
4回線以上 | 2,222円 |
auデータMAXプラン Netflixパックを利用している場合は、同居家族2回線以上で1,100円(税込)の割引となります。
どのプランを使っている場合でも、一人あたり上記の金額が翌月から永年で割引をされます。
通常は別居・一人暮らしNG!|住所の異なる家族の場合でもOKなキャンペーン特典がある
auショップなどの店頭で家族割引プラスを申し込む場合は、住所が異なる家族であっても対象となります。
住所が異なる家族がauユーザーの場合は、オンラインでなくauショップなどの店頭で家族割プラスを申し込みましょう。
auを解約すると割引はなくなるので注意!
家族割プラスの利用条件は、割引を受ける人がauの対象プランに入っていることです。
誰かが解約すると割引額が減ったり、最終的に自分1人になれば家族割プラス自体が適用されなくなったりするのでご注意ください。
家族割プラスの契約方法
auで家族割プラスを申し込むには、Webやauショップ・au Styleでの手続きが必要となります。
2019年9月以前にauスマートバリューを申込済みなら対象プラン加入で自動適用されますが、その他の方は手動で申し込まなければいけません。
同一住所にお住まいの家族である、そして使い放題MAX 5Gやスマホミニプラン 5Gなど対象プランを契約している条件を満たしたら、あとは申し込みを行いましょう。
オンライン手続きは、公式ページからログインすれば行えます。
auショップやau Styleで申し込む場合は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意して店頭へ来店しましょう。
ネットとのセット割・auスマートバリューもある!|光電話サービスなどの併用条件に注意
auでは家族割プラスだけでなく、auスマートバリューというセット割も展開されています。
auスマートバリューはauひかりやWiMAXなどの対象インターネット回線を使っている人が申し込め、家族も含めて最大10回線まで、毎月最大1,100円割引を受けて利用できますよ。
ただし、固定回線とセット契約でauスマートバリューを利用するには対象の自宅向け光回線と加えてオプションの光電話などを申し込む必要があります。
光回線等でセット割を受けたい場合は、ご注意ください。(一部ケーブルテレビではネット+テレビやテレビ+電話の組み合わせでもOK)
UQモバイルでも自宅セット割加入でセット割引を受けられる
UQモバイルでもauスマートバリューと同様自宅セット割という割引があり、トクトクプランやミニミニプランを月額1,100円割引で利用できます。
また、現在UQモバイルでは家族セット割もあり、家族で使えば550円の割引を受けられます。(自宅セット割を適用できる人は対象外)
au PAYカードお支払い割も忘れずに!
auやUQモバイルでは支払いをau PAYカードで行えば月額187円の割引を受けられる、au PAYカードお支払い割も展開されています。(UQモバイルのコミコミプランは対象外)
au PAYカードを使っている方は支払い方法に登録してauやUQモバイルのスマホ代を安く抑えましょう。
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auの家族割を利用した場合とpovo2.0に乗り換えた場合の料金比較
それではauの家族割を利用した場合と、povo2.0に乗り換えた場合の料金比較をしていきます。
au スマホミニプラン 0GB~4GB |
au使い放題MAX | povo2.0 ※20GBトッピング時 |
|
月額料金 | 3,465円~6,215円 | 7,238円 | 2,700円 |
データ量 | 0~4GB | 使い放題 | 20GB |
家族割プラス(3人) | -1,100円 | -1,100円 | 対象外 |
auスマートバリュー | -1,100円 | -1,100円 | 対象外 |
合計 | 2,178円~4,928円 | 5,038円 | 2,728円 |


以上のように家族割プラスとauスマートバリューを割引したとしても、使い放題MAXを選ぶよりもpovo2.0の方が月額が安くなります。
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povo2.0は家族割の対象にはならないので注意

auの家族割プラスはauのさまざまなプランが対象ですが、povo2.0は割引対象になりません。
サービス開始当初はpovo2.0に加入した場合は早期申し込み特典扱いとなりカウント対象になりましたが、現在は対象外です。
もっとも、家族割がなくてもpovo2.0は基本料0円・3GB990円などの低価格で利用できますよ。
auで家族割を利用した方が良い人、povo2.0を利用した方が良い人まとめ
povo2.0はauの家族割プラスの割引対象にならないため、現在家族割プラスを登録していてpovo2.0へ乗り換えたい場合は判断が必要になります。
auで家族割を利用した方が良い人
まず、povo2.0を利用せずauの家族割プラスを利用した方がよい人を説明していきます。
店頭でサポートを受けたい人
povo2.0は契約の手続からサポートまですべてオンラインで行います。
電話などでのやりとりは一切できないので不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
店頭や電話などでサポートを受けたい方にpovo2.0は向いていないため、そのままauを利用し続けましょう。


povo2.0を使うことにより合計金額が高くなる人
povo2.0は家族割引の他、auひかりとセットで契約をする「auスマートバリュー」などの割引が一切ありません。
そのため、家族割引をしている台数の合計金額がpovo2.0を契約することにより高くなってしまう可能性があります。

家族割間の通話料金を無料にしたい人
povo2.0を契約することで家族間無料通話が無くなってしまいますので、家族割間の通話料金を無料にしたい人は向いていません。
かけ放題のオプションも用意されてますが、月額1,650円かかるので、これによって合計金額が高くなるような場合は注意しましょう。
povo2.0を利用した方が良い人
それでは逆にpovo2.0を利用した方が良い人を紹介していきます。
単身世帯で利用する人


povo2.0は家族割対象外であるため、単身世帯(家族割が対象にならない、または他にユーザーがいない)におすすめです。単身であればコスト面で不利になりにくいのです。
ファミリーでも多くのユーザーが20GB使う人
auで1ヶ月間20GBに相当するプランは通常であればデータ使い放題プランとなります。
データ使い放題は月額7,238円であり、家族割プラス(3人の場合)で1,100円、auスマートバリューで1,100円割り引いても5,038円必要です。
つまり、20GB近く使うユーザーが多い場合は家族割プラスの割引を差し引いてもpovo2.0の方がお得の場合が多いくなります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
povo2.0は家族割プラスなど割引がすべて対象外ですが、auと比較した場合、料金面はpovo2.0の方が圧倒的に安いものの、オンラインでしか手続きやサポートが受けられません。
今までショップ対応を受けてきた方にとっては不便に感じることもあるでしょう。
料金をとにかく安くしたい場合はpovo2.0、サポート面を重視したい場合はauを選ぶのがおすすめです。
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