スマホを買い替えたら、不要になったスマホをどう処分すればいいかで困ってしまいますよね。
povo2.0では「スマホギガトレード」という独自の下取りサービスが開始されています。
この記事では、povo2.0のスマホギガトレードの特徴や注意点、他の下取りや買取り系サービスと比べてお得なのかについても合わせて解説します。
目次
povo2.0ユーザー向けのスマホ下取りサービス「スマホギガトレード」とは?
povo2.0で「スマホギガトレード」というサービスが開始されました。
スマホギガトレードはスマホやタブレットを下取りに出すことで、povo2.0で使える通信量と交換ができるサービスです。
今まで、スマホを手放す手段としては買い替え時に下取りに出す、中古ショップで売るといった手段が一般的でしたが、povo2.0では不要になったスマホを通信量と交換することで通信料金を節約できるのです。
「データトッピング」という形をとっている、povo2.0ならではのサービスと言えますね。
もらえるギガ数は20GB・30日間を1単位としている
povo2.0のスマホギガトレードでは20GB・30日間のトレードコードをもらえます。
この20GB・30日間のトレードコードが1回~査定額に応じた回数分もらえる仕組みです。
スマホギガトレードはスマホとタブレットが対象
スマホギガトレードでは買取対象になっているスマホとタブレットのみ下取りに出せます。
手持ちの機種が対象であるかどうかはpovo2.0公式サイトの「スマホギガトレード」ページにある、「買取り対象機種」の項目から確認可能です。
「カテゴリーを選択」より大まかな対象機種の種類を選び、「機種を選択」より絞ることで価格を確認できますよ。
例えば2024年1月26日時点だとiPhone 7の32GBモデルは最大5,400円相当となる40GB分の通信量と交換できます。
そして、一番高額だと思われるiPhone 14 Pro Maxの1TBモデルはなんと900GBと、約12万円相当の通信量と交換できるようになってました。
通信量をもらえるトレードコードと入力後の通信量にはそれぞれ期限がある
スマホギガトレードでもらえる「トレードコード」はpovo2.0アプリで入力をすることで対応する通信量(30日間・20GB)に交換をすることができます。
ただ、トレードコードには入力期限があるのでご注意ください。
例えば20GB・30日間のトレードコードを1つもらった場合は、入力期限が送付月末から90日間となっています。
詳しい入力期限はトレードコード送付時のメールに書かれているので、メモアプリやカレンダーアプリに記載して忘れないように気をつけましょう。
また、トレードコードを入力して通信量が追加されたら、そのチャージされた通信量に30日間の有効期限もあります。
30日が経過すると20GBを使い切っていなくても通信量は失効してしまうので気をつけましょう。
注意!1年以内にサービスの利用が5台以下であることが利用条件
povo2.0のスマホギガトレードは1年間に5台まで利用できます。
過去1年間に5台分スマホギガトレードに出していると、サービスを新たに申し込むことはできません。
povo2.0ユーザー以外も申し込めるが、手に入れたトレードコードはpovo2.0を契約しないと使えない
povo2.0のスマホギガトレードは、povo2.0を契約していなくても申し込み可能です。
ただし、もらえるトレードコードはpovo2.0でのみ使えるので、povo2.0を契約しない限りもらった特典は活用できません。
auの下取りとスマホギガトレードはどちらがお得?サービス内容や査定額を比較!
スマホギガトレードを検討するにあたって、普通に下取りに出したほうがお得なのではないかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
auの下取りとスマホギガトレードで、iPhone 12の64GBモデルを買い取ってもらった場合の金額を比べてみました。
auの下取りとスマホギガトレードの買取価格比較 (iPhone 12・64GB) |
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au・下取り | 24,200円 |
povo2.0・スマホギガトレード | 220GB=29,700円相当 |
結果としてはpovo2.0のスマホギガトレードの方が高額買取となっていました。
続いてもっと新しい機種である、iPhone 14 Proの128GBでも比べてみましょう。
auの下取りとスマホギガトレードの買取価格比較 (iPhone 14 Pro・128GB) |
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au・下取り | 63,800円 |
povo2.0・スマホギガトレード | 580GB=78,300円相当 |
iPhone 14 Proの128GBも同様に、povo2.0のスマホギガトレードが高額でした。
傾向として、auの下取りよりもスマホギガトレードの方が買取額は高いと考えられますね。
ただし、あくまでもスマホギガトレードでもらえるのは20GB・30日間の通信量です。
1ヶ月の通信量が20GBだと多いという方や、普通に他のことに金額を使いたい方であれば、auの下取りのほうが総合的にはお得な場合もあるのでご注意ください。
中古買い取りとスマホギガトレードならどっちがお得?
中古買取とスマホギガトレードではどちらがお得なのかについても調査してみました。
今回はゲオモバイルでの買い取りを例に、iPhone 12・64GBとiPhone 14 Pro・128GBの査定額をスマホギガトレードと比べてみました。(2024年2月7日時点の価格です)
ゲオモバイルの買い取りとスマホギガトレードの買取価格比較 (iPhone 12・64GB) |
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ゲオモバイル・買い取り | 33,000円 |
povo2.0・スマホギガトレード | 220GB=29,700円相当 |
iPhone 12の64GBの場合、ゲオモバイルの買い取りの方がスマホギガトレードよりも高額でした。
ゲオモバイルの買い取りとスマホギガトレードの買取価格比較 (iPhone 14 Pro・128GB) |
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ゲオモバイル・買い取り | 92,400円 |
povo2.0・スマホギガトレード | 580GB=78,300円相当 |
iPhone 14 Proの128GBモデルも同様で、スマホギガトレードより高額でした。
ただし、どちらもあくまで満額買い取りの場合となっており、減額されればスマホギガトレードより買取額が少なくなる可能性がある点にご注意ください。
スマホギガトレードの申し込み方法は?
最後に、スマホギガトレードの申し込み対象者や申し込み手順をまとめました。
18歳以上の日本国内居住者が対象
スマホギガトレードは18歳以上で日本国内に住んでいる方が対象のサービスです。
18歳未満の方や海外の方は対象外となるのでご注意ください。
スマホギガトレードの申し込み手順
スマホギガトレードの申し込み手順は以下のとおりです。
- スマホギガトレードお申し込みページから申し込みを行う
- 日本郵便の「本人限定受取郵便(特例型)」で送付キットが最大5営業日で届く
- 申し込み端末を申し込み日から14日以内に返送する(遅れると買取価格が変更される場合あり)
- 最大7営業日で査定結果が届く
- 査定完了後最大3営業日で、通信量をチャージできるトレードコードがメールで届く
- 使いたいタイミングでpovo2.0のアプリを開いて「プロモコード」よりトレードコードを入力すれば、通信量がチャージされる
スマホを査定に送る際の送付キットは受け取りの際に本人確認書類の提示が必要なのでご注意ください。
端末の状態によっては減額されたり、キャンセルとなってしまったりすることもあります。
なお、減額の場合もキャンセルは不可なので、納得の上でサービスを申し込むようにしましょう。
まとめ
今回はpovo2.0で展開されているスマホギガトレードについて解説しました。
ポイント
- スマホギガトレードはデータ通信量をスマホやタブレットを買取りに出すことで手に入れられるサービス
- チャージに使えるトレードコードは入力期限がある
- スマホギガトレードの査定額はauの下取りよりは高額、ただし中古ショップの買取価格よりは安価な場合あり
- スマホギガトレードは18歳以上の日本国内居住者が利用可能、減額時もキャンセルは不可
スマホを買い替えて不要になったものを手放したいけど、中古ショップなどで売るより通信量として使って日々の支払額を抑えたい方は、povo2.0でスマホギガトレードを利用してみてはどうでしょうか。