



povoはオンライン申し込み専用のサービスであり、通常のauのように名義変更ができるのかよくわからず困っている方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、povo2.0やpovo1.0における名義変更の可否や注意点などについて解説します。
回線を他の人に譲渡したい、結婚などで名前が変わったのを反映させないなどの理由がある方は、参考にしてくださいね。
目次
注意!povo2.0では名義変更(譲渡)ができない

結論から言うと、現在契約可能なpovo2.0では回線を他の家族などに譲る「譲渡」というタイプの名義変更ができません。
例えば自分の名前で契約して子供に持たせている回線の名義を子ども本人のものに変更したいとしても、povo2.0において手続きを行うことはできないのでご注意ください。


povo2.0でできるのは改姓・改名時の変更と承継のみ
povo2.0では「改姓(または改名)」と「承継」であれば名義変更が可能です。

改姓は、結婚などで名字が変わった場合の名義変更手続きのことです。(改名は名前が変わった場合)
流石に実際の名前が明確に変更されているのに情報を反映できないと困ってしまいますが、povo2.0ならしっかり改姓手続きは行えるのでご安心ください。
そして「承継」は、契約者がなくなった場合にその家族が回線を引き継ぐタイプの名義変更です。

povo2.0における改姓・改名と承継の手続き方法について、解説します。
povo2.0で改姓・改名の手続きをする方法
povo2.0で改姓・改名をする際は、povoサポートまで問い合わせが必要です。
会員ページやアプリから改姓手続きができないのでチャット窓口で問い合わせなければいけません。
povoサポートを受付時間である9時~21時の間に開いて、「04【利用中】各種手続き」→「a.改姓・改名の手続きをしたい」より申し出ましょう。
改姓・改名手続きの際は、以下の準備物いずれか1点が必要となります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
新旧の名前を書類上で確認できない場合は合わせて確認が可能な有効期限内、または発行日から3ヶ月以内である以下いずれかの書類も必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 婚姻届受理証明書
- 戸籍謄本(抄本)
- (戸籍)全部事項証明書
- 個人(個別)事項証明書
- 住民票
- 住民基本台帳カード(Bタイプ)
- 外国人登録証明書
- 健康保険証
チャット上では本人確認書類と本人の顔を撮影してアップロードする必要があるのでご注意ください。

povo2.0で死亡した契約者の回線を承継する方法は?
povo2.0で亡くなった契約者の回線を家族が引き継ぐ「承継」をしたい場合も、改姓等と同じくpovoサポートで手続きを行う必要があります。
承継を受ける方は運転免許証かマイナンバーカード、または在留カードを本人確認書類として用意しましょう。
合わせて死亡した契約者と承継する方の相続関係がわかる、発行から3ヶ月以内の以下の書類を用意してから手続きを開始してください。
- 戸籍謄本・全部事項証明書(戸籍抄本・個人事項証明書)
- 除籍謄本(抄本)
- 住民票
書類に「死亡」の記載がない場合は、以下の書類のうちいずれか1点も必要です。
- 死亡診断書
- 自治体に受理された受領印ありの死亡届
- 火葬(埋葬)許可書
- 亡くなった方のフルネームがある香典返し
- 亡くなった方のフルネームがある斎場使用料の領収書
- 会葬礼状
- 新聞のお悔やみ欄


povoサポートで手続きをすると書面が届くので、必要事項を記載しつつ必要書類をコピーして返送すれば承継が可能です。
povo1.0も同様に、改姓・改名や死亡した契約者の回線の承継が可能!方法はオンライン
povo1.0も、2.0と同様に改姓・改名の手続きや亡くなった契約者の回線承継が可能となっています。
公式サイトの「チャットで質問」で【A005】と入力すれば行えます。
承継の場合は【A006】を入力すれば手続きが可能ですよ。
新規契約/他社からの乗り換えはこちら
どうしても変更(譲渡)したい場合は一度他社に乗り換える必要あり
povoの回線をどうしても名義変更したい場合は、一旦他社に乗り換えて名義変更をしてからpovoにまた戻る手があります。
ただし1.0は既に新規申込受付を終了済みなので、2.0において行える方法です。

短期間で乗り換えを行うと、ブラックリスト入りの可能性あり!
注意したいのは、povoから他社へ乗り換えて名義変更をしてから、すぐにまたpovo2.0に戻る場合「ブラックリスト」入の可能性があることです。
回線を契約してすぐに解約すると、契約していた回線において「全くサービスを使ってくれない」として悪い印象が付いてしまうことがあります。
特に格安SIMでは契約を増やすために太っ腹な還元キャンペーンを実施しているところが多いので、特典目当てで契約をしたと思われてしまい、ブラックリストに入ってしまったらしばらくの間新しく同じ格安SIMやキャリアで回線契約を行えなくなります。

他社へ乗り換えて名義変更をする場合はブラックリスト入りを避けたいのであれば一旦半年~1年程度乗り換え後の回線を使ってからpovo2.0に戻るのがおすすめです。


ちなみに楽天モバイルには元々解約手数料が設けられてませんが、このような利用意思の無い解約があった場合は今後請求すると発表をしています。
新規契約/他社からの乗り換えはこちら
名義を変更できる主なおすすめの格安SIM・格安プラン
最後に、回線名義を変更できる(他人への譲渡が可能な)おすすめの格安SIMやプランを紹介します。
mineoは回線を他人に譲渡可能
mineoはオプテージが展開するドコモ、au、ソフトバンク回線対応の格安SIMです。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
格安SIMや格安プランとしては珍しく、18歳以上で本人名義のクレジットカードを持っている相手に回線を譲渡可能です。
3,300円の手数料がかかりますが、三親等以内の家族へ譲渡するならかかりません。
mineoマイページの「登録情報の変更」→「回線譲渡」から、手続きができますよ。
【限定】事務手数料無料!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
LINEMOも回線譲渡が可能
povoと同様にソフトバンクが提供している格安プランのLINEMOも回線譲渡が可能です。
ちなみにドコモのahamoについては不可となってますので、大手キャリアの格安プランの中から選ぶのであればLINEMO一択となります。
手続きはオンライン+郵送という形になるので、詳細な方法などについて知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。
他社から乗り換えで最大20,000円相当!
まとめ
今回はpovo2.0の名義変更について解説しました。
ポイント
- povo2.0は回線の承継と改姓・改名に対応している
- 他社に回線を譲渡することはできない
- 一旦他社へ乗り換えて回線名義を変更後、改めてpovo2.0に戻るという裏技がある
- 他社へ乗り換えてすぐpovo2.0に戻るとブラックリスト入りの可能性があるので注意
- povo2.0は13歳以上なら契約可能で手数料などもかからないので、改めて契約し直すのも手
povo2.0で回線の譲渡はできませんが、契約し直したり一旦他社に乗り換えて他社で名義変更をしたりといった方法で名義を変えることは可能です。
今回の解説を参考に、povo2.0の名義変更を行なってみてください。
新規契約/他社からの乗り換えはこちら