



AQUOSスマホはシャープが国内で広く展開しているスマホで、日本メーカーの機種を選びたい人やコスパの高いスマホを選びたい人に根強い人気があります。
povoはauが展開しているオンライン限定の格安プランですが、20種類以上のAQUOSスマホが正式に利用可能です。
この記事では、povoにけるAQUOSスマホの対応状況について解説します。
目次
AQUOSスマホやpovoの魅力とは?
AQUOSスマホはシャープが展開しているAndroidスマホです。
シャープは台湾の鴻海傘下のメーカーですが、元々日本のメーカーで本社も日本に存在しています。
Androidスマホは海外メーカー製のものが多いですが、AQUOSスマホはほぼ日本のメーカー製ということで国内製品が好きな人に人気があります。
また、AQUOSスマホは電池持ちの良さや画面の見やすさ、多機能さなど様々な魅力を持っているのも特徴です。

出典:SHARP公式サイト(https://jp.sharp/products/aquos-sense7/)
例えば最新のAQUOS sense7は、バッテリーが4,570mAhで1週間の電池持ちが謳われていながらも本体重量が158gと軽く、持ちやすいのが魅力となっていますよ。
高価格モデルはカメラなどの性能が高く、さらに充実した仕様です。

出典:SHARP公式サイト(https://jp.sharp/products/aquos-r7/)
AQUOS R7 ではカメラメーカーのライカと共同でシステムを開発・1インチセンサーのアウトカメラで高性能カメラのような美しい写真を撮影可能になりました。


povoは基本料0円にトッピングを追加して使える格安プラン
auが展開しているオンライン限定の格安プランpovoは、基本料金が0円で必要に応じてデータ容量などのトッピングを購入して使う仕組みです。
例えば3GBで990円(30日間有効)や24時間のデータ使い放題が1回330円など、様々な通信量を選べますよ。
povo トッピング概要 | |||||||||||
料金 | 390円 | 1,260円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 21,600円 | 12,980円 | 9,834円 | 24,800円 | 330円 | 9,834円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 120GB | 150GB | 300GB | 使い放題 | 使い放題 | |
有効期限 | 7日間 | 180日間 | 30日間 | 90日間 | 365日間 | 180日間 | 90日間 | 365日間 | 24時間 | 7日×12回 | |
低速時速度 | 128Kbps | ||||||||||
通話料 | 22円/30秒 | ||||||||||
データ繰り越し | × | ||||||||||
5G対応 | ◯ |
また、かけ放題や対象動画サービスの使い放題なども提供されていて、今後も様々なトッピングが追加されていく可能性があります。
povoは本家au自らの提供でありながら安価に使えるので、スマホ代を下げたいと考えているauユーザーなどにおすすめのプランです。
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povoで利用可能なAQUOSスマホはどれ?対応機種を紹介

povoでは、たくさんのAQUOSスマホにおいて動作確認が行われています。
対応機種はauの場合だと以下のとおり、合計28種類のau端末でpovoが利用可能です。
- AQUOS sense7
- AQUOS wish2
- AQUOS wish
- AQUOS sense6
- AQUOS sense6s
- AQUOS zero6
- AQUOS zero5
- AQUOS sense5G
- AQUOS zero5G basic DX
- AQUOS R5G
- AQUOS sense3、sense3 basic、sense3 plus サウンド
- AQUOS zero2
- AQUOS R3
- AQUOS sense2、sense2 かんたん
- AQUOS R2
- AQUOS R、R Compact
- AQUOS sense
- AQUOS SERIE(SHV32、SHV34)、SERIE mini(SHV33、SHV38)
- AQUOS U(SHV35、SHV 37)
- BASIO2
さらに、動作確認済みのAQUOSスマホにはUQモバイルなど、他格安SIMやキャリアのものもあります。
例えばauでは取り扱いがなかったAQUOS R6も、ドコモモデルやソフトバンクモデルなら動作確認済みです。
SIMフリーのAQUOSスマホも、sense4 plusやsense4 basicなどが対応しています。
公式サイトの「サービス」内にある「対応端末」から、動作確認状況をチェックできますよ。
povoのeSIMをAQUOSスマホで使う時は注意
povoはSIMカードのデータをスマホにダウンロードして利用できる、最新の「eSIM」にも対応しています。
eSIMは契約すればすぐに使い始められる手軽さが便利です。
AQUOSスマホも一部機種がeSIMに対応していますが、使えるかどうかは購入したキャリアによって異なりますので、もし使いたい場合は事前に確認しましょう。
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持っていないAQUOSスマホをpovoで使いたい場合はどうする?

未所持のAQUOSスマホをpovoで使いたい場合も、様々な方法で端末を入手できますよ。
AQUOSスマホの入手方法について解説させていただきます。
注意!povoではスマホのセット購入ができない
まず気をつけなければいけないのは、povoではスマホが販売されていないことです。
他の大手キャリア格安プランだとドコモのahamoならセット販売がありますが、povoやLINEMOは行われていません。
つまり、povoで使うAQUOSスマホをまだ持っていない場合は自分で端末だけを買ってくる必要があります。
とはいえ、AQUOSスマホは購入経路がたくさんあり、手軽に入手できるため心配は無用ですよ。
キャリア版AQUOSスマホなら、各キャリアの取り扱い店舗やオンラインショップで購入可能
AQUOSスマホはauやドコモ、ソフトバンクといった様々なキャリアで販売されていますが、キャリア版ならキャリアショップやキャリアのオンラインショップで買えます。

欲しい端末を売っているキャリアショップや家電量販店などのスマホコーナーに行き、「回線契約無しで本体だけ購入したい」と伝えれば、在庫がある限り対応してもらえますよ。
また、ドコモやauのオンラインショップでも、商品ページに「白ロム購入」のボタンがあれば本体だけで買えます。


なお、オンラインショップの場合、白ロム購入の表示がない端末は現時点だとWebでの購入が不可です。
欲しい機種がオンライン購入不可能な場合はキャリアショップなどに足を運んでみましょう。

なお、大手キャリアは本体を分割購入して1~2年後に返却することで端末代を抑えられるプログラムを提供していますが、本体のみで購入する場合でも利用が可能でよ。

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中古で本体を購入してもOK!ただし状態などに注意が必要
中古で出回っているAQUOSスマホを購入してpovoで使うこともできます。
ただし、中古スマホは画面や本体の外装に傷が入っていたり、一部機能が使えない、バッテリーが劣化しているなどの問題があるといったケースもあります。
状態をしっかり確認し、問題がないものを選びましょう。
中古スマホでは前所有者が支払いトラブルを起こすなどして、端末が突然使えなくなるケースもあります。
トラブル時の保証がある中古ショップを利用していれば、いざという時も端末の交換や返金で対処してもらえるため安心ですよ。
AQUOSスマホはSIMフリーモデルも積極的に販売中
AQUOSスマホは大手キャリアを通さない「SIMフリーモデル」での販売も盛んです。
SIMフリーモデルを購入して、povoのSIMを入れて使うことも可能です。
ただし、povoではSIMフリーモデルの積極的な動作確認は行っておらず、最新機種は動作確認が遅くなることにご注意ください。


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povoでAQUOSスマホを使うための設定手順は?
povoでAQUOSスマホを使うためには、いくつかの手続き・設定が必要になります。
各種設定・手続きについて解説します。
他社のキャリアモデルを使う場合はSIMロック解除を忘れずに
使いたいAQUOSスマホがドコモ・ソフトバンクなど他社のモデルの場合は、そのままだと「SIMロック」がかかっている可能性があり、その場合はpovoで使えません。
対象となる機種は2021年9月以前に発売されたものです。それより後に発売の機種は原則SIMロックがかかっていません。

もしSIMロックがかかったAQUOSスマホをpovoで使う場合は解除の手続きをしましょう。
ドコモならMy docomo、ソフトバンクならMy SoftBankから無料で解除できます。
SIMフリー版やUQ mobile版のAQUOSスマホはSIMロックがかかっていないので、そのまま利用が可能です。
povo2.0ではpovoを使う時にAPN設定が必要!
最新プランであるpovo2.0は、AQUOSスマホでの利用にあたって「APN設定」という設定が必要となります。
auからpovoへ乗り換えた人でも必要となるのでご注意ください。
APN設定の手順は以下のとおりです。
- 設定アプリの「ネットワークとインターネット」を開く
- 「モバイルネットワーク」の「詳細設定」→「アクセスポイント名」をタップ
- 「新しいAPN」または「+」ボタンから、設定入力画面を開く
- 名前を「povo2.0」、APNを「povo.jp」、APNプロトコルを「IPv4/IPv6」にして保存
- 設定一覧からpovo2.0をタップし設定完了
なお、テザリングができない場合はAPNタイプの項目に「dun」と入力しましょう。

旧プランのpovo1.0はauモデルならSIMを入れるだけで使える
povoを既に契約中で、利用しているのが旧プランのpovo1.0の場合はau版のAQUOSスマホにSIMカードを入れればすぐに使えます。
APN設定が必須なのは最新プランであるpovo2.0のみです。

機種変更時のデータ移行方法は?
Androidスマホは機種変更を標準機能のバックアップで手軽に行なえます。
設定アプリの「システム」内にあるバックアップの項目がオンになっていれば、新しいAQUOSスマホへ機種変更した時の初期設定時にデータが移行できますよ。

ただし、LINEやおサイフケータイなど一部アプリは個別に機種変更の手続きが必要となるのでご注意ください。
写真などのデータは個別にデータを移すことになりますが、AQUOSスマホの場合基本的にmicroSDカードに対応しています。
変更前のスマホでデータをファイルアプリなどからmicroSDカードに記録し、そのmicroSDカードを新しいスマホに移すことですぐにデータを移行させることができますよ。
なお、2021年のAQUOS sense5G以降のモデルでは「かんたんデータコピー」という機能が搭載されています。
AQUOSシリーズ同士での機種変更なら、変更前後のスマホをUSBケーブルで繋ぐことで手軽にデータ移行が行えます。
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povoでAQUOSスマホを使う際によくある質問
本章では、povoでAQUOSスマホを使う時によくある質問についてまとめました。
それぞれの質問について詳しく回答するので、ぜひチェックしてください。
Q1.AQUOS sense3など古いスマホでもpovoは使える?
古い機種であってもpovoの「対応機種・端末」に記載があれば利用可能です。
自分の使っているAQUOSスマホが対応しているか不安な方は、契約する前に公式サイトにて動作確認をすると良いでしょう。
Q2.AQUOSスマホでテザリングも使える?
テザリング機能が搭載されているスマホであれば、povoでテザリングを利用することは可能です。
AQUOSスマホでテザリングし、PCやゲーム機などをネット接続したい方はぜひ利用しましょう。
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まとめ
今回は、povoにおけるAQUOSスマホの対応状況について解説しました。
povoは多くのAQUOSスマホで動作確認が行われていますが、セット販売は行われていないのでこれから新しい機種を購入する場合は、auショップなどから本体だけを購入しなければいけないことにご注意ください。
また、povo2.0でAQUOSスマホを使う際はAPN設定も必要です。
今回の解説を参考に、povoでAQUOSスマホを活用してみてくださいね。
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