



10万円オーバーはもはや普通、最近だと20万円前後の機種も増えてきているスマートフォン。
ドコモでスマートフォンを購入するにあたり、できるだけ価格を安く抑えたい場合はいつでもカエドキプログラムの利用がおすすめです。
この記事では、いつでもカエドキプログラムの特徴や利用方法、注意点などについて解説します。
目次
最近のスマホは端末代が高額、2年分割でも購入ハードルは高い…

出典:ドコモオンラインショップ(https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/products/detail.html?mobile-code=004GR)
かつて非常に人気が高かったXperiaシリーズですが、最新モデルであるXperia 1 Vはなんと価格が216,680円になってしまいました。

もちろん性能は非常に高くてカメラもキレイ、本体の高級感も抜群ですが、なかなか気軽に購入できる価格設定ではありませんよね。
iPhone 13(128GB)も円安の影響で2022年7月に値上げが行われてしまい、発売当初は111,672円だった販売価格が138,380円まで上がってしまいました。

スマートフォンはどんどん高額化してしまっていて、分割払いで買うとしてもちょっとハードルは高くなってしまっています。
22万円のXperia 1 Vを24分割で購入しても、月々9,111円もの負担になってしまいます。
3年間使う前提で36分割にしても6,074円なので、通信・通話料金と合わせるとスマホ代は毎月1万円をオーバーしてしまう可能性が高いです。


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ドコモのいつでもカエドキプログラムとは?
いつでもカエドキプログラムは、ドコモで展開されているスマートフォンの分割購入プログラムです。
利用することで、端末の返却を条件に購入価格を大きく抑えられますよ。

23ヶ月目の端末返却で、24回目の高額に設定された分割代金が支払い不要になる
いつでもカエドキプログラムでは、23ヶ月目に端末を返却することで24回目の分割代金を支払い不要にできます。
24ヶ月目の分割代金はかなり高額に設定されていて、2年間使って返却すればその時点で端末代金の支払いは完了となります。
Xperia 1Vのいつでもカエドキプログラム利用時の価格 | |
定価 | 218,680円→初月のみ5,324円、2~23ヶ月目5,318円 |
23ヶ月目の返却で支払い不要になる金額 | -96,360円 |
2年間の実質支払金額 | 122,320円 |
例えばXperia 1Vなら、23ヶ月目に端末を返却すれば96,360円が仕払医不要となるため2年間実質122,320円で利用できますよ。


端末を返却せずに使い続ける場合は、残債が24分割される(一括支払いも可能)
いつでもカエドキプログラムに加入して購入したスマートフォンは、返却せずにそのまま使い続けることもできます。
しかし返却しない場合は、24回目の分割代金が再度24分割されて2年間かけて支払いを行わなければいけません。

ドコモショップで手続きをすれば、残債は一括清算することもできますよ。
返却しないで使い続ける場合は、必然的に本来なら支払い不要になる金額をしっかり支払わなければいけなくなることには注意が必要です。
ちなみに24ヶ月目以降に端末を返却する場合は、その翌月から46ヶ月目までの分割代金は支払い不要にできますよ。

ahamoなどドコモユーザー以外も利用可能、ドコモ解約後も分割支払いは継続できる


ドコモのいつでもカエドキプログラムは、回線契約をせずスマホを単体で購入する場合も利用できます。
またドコモユーザーがドコモ回線を解約する場合も、端末の分割払いといつでもカエドキプログラムの利用は継続できますよ。
利用条件さえ満たしていれば、ahamoをはじめとしたドコモ以外のユーザーでも利用できるプログラムですので、ぜひ積極的に利用しましょう。
22ヶ月目までに端末の返却をした場合は、早期利用特典として分割代金を割引にできる
いつでもカエドキプログラムには「早期利用特典」があり、22ヶ月目までに端末を返却した場合はさらに割引を受けられます。

早期利用特典では13〜23ヶ月目までの分割代金が割引になるしくみで、毎月の割引額は機種によって異なります。
例えば2025年2月現在、いつでもカエドキプログラムで端末を購入した場合iPhone 14の128GBモデルなら月々2,130円、Xperia 1 Vなら4,418円になります。

2020年以降発売の幅広いラインナップが対象
いつでもカエドキプログラムは、iPhone やGalaxy、Xperiaシリーズ、iPadやパソコンなどたくさんの端末が対象になっています。
基本的に今ドコモで買えるスマホのほとんどは、いつでもカエドキプログラムの対象になっていますよ。
ただし2021年夏頃までの一部のスマホは、いつでもカエドキプログラムの前身的存在である「スマホおかえしプログラム」の提供になっていることがあります。

スマホカエドキプログラムは機種変更だけでなく乗り換えにも対応!
スマホカエドキプログラムを利用したからといって、乗り換えができないということはありません。
- 期間満了後に端末を返却後乗り換え
- スマホの代金を払いながら他社に乗り換え
後者の場合にはスマホカエドキプログラムのメリットを享受できないため、購入した場合の端末代金を支払う必要があります。
しかしその端末が気に入っている場合であればそこまで大きなデメリットではないでしょう。
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いつでもカエドキプログラムの申込み方法や、端末の返却方法は?
いつでもカエドキプログラムを利用したい場合の申込み方法や、端末を返却する方法をまとめました。
申込みは端末購入時に行える!
いつでもカエドキプログラムは、対象端末を購入する際に申し込めます。
ドコモショップや家電量販店などの取り扱い店舗、ドコモオンラインショップでもいつでもカエドキプログラムを申し込めますよ。

返却はショップやオンラインからの手続きで行える
いつでもカエドキプログラムに加入した端末の返却は、ドコモショップなどドコモを取り扱う店舗の店頭や、ドコモオンライン手続きから行えます。
ただし一部の家電量販店などでは、分割支払金の残額が11,000円以上ある場合返却の手続きができない場合もあることにご注意ください。
ちなみにドコモショップで22ヶ月目までに端末を早期返却する場合は、返却時に残りの利用料金を一括で支払うこともできますよ。
そしてドコモオンライン手続きで返却を申し込む場合は個人名義の契約であることが必須、返却は郵送での手続きになります。
いつでもカエドキプログラム利用時の注意点・デメリットは?
いつでもカエドキプログラムを利用する際は、いくつか注意したいポイントがあります。
状況によっては高額な出費が発生してしまうこともあるので、しっかりチェックしておきましょう。
返却のタイミングを忘れないように注意!
いつでもカエドキプログラムにおいて、端末代の支払額を抑えるためには23ヶ月目までの返却が必要です。

24ヶ月目以降の返却だと、徐々にお得になる金額は下がっていってしまいます。

端末補償はないため故障時利用料が発生したり、プログラムの受付ができなかったりする
いつでもカエドキプログラムで返却するスマホは、状態が悪いと別途故障時利用料という金額を22,000円支払わなければいけません。
例えば筐体が破損していたり、画面表示やタッチパネル、カメラなどが正常に動かなかったりする場合はアウトです。
カエドキプログラム単体では上記のようなデメリットが発生しますが、ケータイ補償サービスに入っていれば、支払額は10分の1の2,200円まで抑えられますよ。
さらに基盤が断裂するほどの大きなダメージがあったり、初期化されていない、ネットワーク利用制限がかかっているなどの問題があったりする場合はそもそも返却プログラムの利用自体を受け付けてもらえません。
いつでもカエドキプログラムを利用する場合は、端末を保護ケースやガラスなどで守りつつ、壊れないよう大事に利用しましょう。
ネットワーク利用制限にかからないために、支払い遅延・料金未納などのトラブルも起こさないように気をつけてくださいね。
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いつでもカエドキプログラムと、スマホおかえし・下取りプラグラムとの違いは?
スマホおかえしプログラムは、ドコモで提供されているもう一つの端末返却を条件とした支払額割引プログラムです。
2018年~2022年夏ごろまでに発売されたスマートフォンが対象となっていて、36回分割で端末を購入・後日返却をすれば最大12回分の分割代金が支払い不要になります。

またスマホおかえしプログラムには、早期利用特典はとくにありません。
基本的にスマホおかえしプログラムといつでもカエドキプログラムは利用できる端末のラインナップが異なっているので、欲しい機種が対応するプログラムに加入する形になりますよ。
スマホ下取りプログラムとの違いは?
スマホ下取りプログラムとは、今持っているスマホ(他社で購入した端末でもOK)をドコモに対して下取り申し込みをすることで、機種購入代金から割引される制度です。
割引金額は最大で125,000円とかなり高額で、機種によっては新しい端末の購入時にとてもお得に購入できます。
いつでもカエドキプログラムとは違い、契約期間などはありません。
ドコモの下取りの方が他社よりも高額である、ドコモで購入したい端末があるなどの場合には、下取りプログラムを利用するといいでしょう。
詳細はこちらから!
いつでもカエドキプログラムは、どんな人におすすめ?
いつでもカエドキプログラムは、以下の条件に当てはまる方にとくにおすすめです。
- 2年後までに機種変更をする予定がある
- できるだけスマートフォンの端末代金を安く抑えたい
いつでもカエドキプログラムには利用料金が存在しないので、分割購入をするにあたって加入するデメリットはとくにありません。

分割払いでスマートフォンを買う場合はとりあえず入っておいて、必要に応じて端末を返却、支払額を安く抑えましょう。
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まとめ
今回は、ドコモで展開されているいつでもカエドキプログラムについて解説しました。
いつでもカエドキプログラムは23ヶ月目に端末を返却することで、端末の24回目の分割代金を支払い不要にできるプログラムです。
22ヶ月目までに返却すれば早期利用特典でさらに割引あり、23ヶ月目時点で返却をしなかった場合は残りの金額を再度24分割して支払うことになります。
高額なスマートフォンの端末代金を安く抑えられるので、ドコモでスマートフォンを分割購入する場合はいつでもカエドキプログラムに加入しておくのがおすすめですよ。
ドコモユーザーでなくても申込可能、ドコモを解約した場合も継続できるので、ドコモでスマホを買って使うあらゆる人に最適なプログラムです。
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