



ドコモなどの大手キャリアでは、キャリア決済と呼ばれる支払いサービスも提供しています。
この記事では、ドコモで使えるキャリア決済の特徴や使い方、注意点などについて解説します。
目次
キャリア決済は、アプリ課金や買い物の代金などをスマホ代と一緒に支払えるサービス
キャリア決済とは、アプリストアでの課金や対応するショップでの買い物で発生した代金をスマホ代と合わせて支払えるサービスです。
今日ではインターネット上での買い物が盛んですが、支払い方法としてクレジットカードなどが指定されていることも多いですよね。
支払いに使えるカードを持っていない場合は、欲しい物が気軽に買えず手間に感じることも度々あるでしょう。

契約している携帯会社がキャリア決済に対応していれば、かんたんにスマホ代と合算で買い物ができます。
例えば口座振替で代金を引き落としにしているなら、口座に利用金額だけをしっかり入れておけば、自動的に代金が引き落とされますよ。

ドコモはキャリア決済に対応!買い物やアプリ課金などで使える
ドコモでは、ドコモ回線を契約している人ならキャリア決済を利用できます。
例えばApp StoreやiTunesなどのiPhone向けコンテンツサービスや、Google Play Storeで買い物をすることが可能です。
ドコモの会員向けWebサイト・dメニューに掲載されているコンテンツの支払いをすることも可能です。
また「ドコモ払い」に対応する通販サイトなどでも、キャリア決済を利用可能となっています。
例えばPlayStation Storeやmora、Huluなどでドコモ払いによるキャリア決済ができますよ。
ahamoユーザーもキャリア決済を利用可能!しかし一部の支払いには非対応

ドコモは月額2,970円で20GB+5分かけ放題対応のahamoというオンライン受付プランを提供していますが、ahamoでもキャリア決済ができます。

ただしahamoの場合、以下の2つの場面ではキャリア決済を使えません。
- dメニュー掲載コンテンツで利用する「spモード コンテンツ決済サービス」
- メロディコール音源利用料

あらゆる場面でキャリア決済を使いたい人は、ahamoでなくドコモの通常プランの契約が必要となります。
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キャリア決済で購入できるサービスやコンテンツ
先述したように、App StoreやiTunesなどのiPhone向けコンテンツサービスや、Google Play Storeで買い物をすることが可能です。
他にも以下のサービスやコンテンツでドコモのキャリア決済を利用できます。
- App Store
- Apple Music
- iBooks
- iTunes
- iCloud
- Google Play
さまざまなサービスやコンテンツで利用できるため、ドコモのキャリア決済はとても利便性が高いです。
不正防止のため、購入前に再ログインを求めれられるかもしれないので、IDやパスワードは忘れないようにメモを取るなどしておきましょう。

キャリア決済には利用限度額がある!
ドコモのキャリア決済には、毎月の利用限度額が設定されています。
上限以上の買い物はできません。
限度額は19歳までなら1万円、20歳以上はドコモの契約期間に応じて上限額が1万円~10万円で設定されます。
- 1~3ヶ月:1万円
- 4~24ヶ月目:3万円
- 25ヶ月目~:5、8、10万円
利用状況に応じて、上限額は変わる場合もあることにご注意ください。


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ドコモの支払いサービス・d払いでも、スマホ料金とセットで買い物ができる!
参照:d払い公式サイト(https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/)
ドコモのキャリア決済はネット上だけでなく、街中のお店でも「d払い」アプリから行えます。
d払いはコンビニやドラッグストア、スーパーなどたくさんのお店で利用できますよ。
d払い自体は誰でも使えるアプリで、チャージした残高や登録したクレジットカードから支払いを行えます。
ドコモユーザーの場合はスマホ料金との合算での支払いも行えるので、アプリなどの課金と共に活用してみましょう。
d払いなら、dポイントが貯まる!
ドコモ払いは利用してもdポイントが貯まりませんが、実はd払いならdポイントが貯まります。
d払いで貯まるポイント | |
街の店 | 200円につき1ポイント |
ネット | 100円につき1ポイント |
dポイントは1ポイント=1円相当なので、街のお店では0.5%還元、ネットで使えば1%還元になりますよ。
d払いを活用すればするほどポイントが貯まるので、お得に買物ができます。
支払いにdポイントを使うこともできるので、ポイントを無駄にしてしまう心配はありません。
メルカリなど、d払いが使えるアプリ・Webサイトもある
d払いも、ドコモ払いと同じくインターネット上の通販アプリやWebサイトなどで使えます。

どちらも決済サービスであることは同じなのでちょっと紛らわしいですが、d払い対応店舗だと支払いでdポイントが貯まるメリットがありますよ。
メルカリやタワーレコードオンライン、コミックシーモアなど、たくさんのサイトでd払いによるキャリア決済を行えます。
Amazonでもd払いが使える!dポイントを使って買い物も可能!
Amazonでは、ドコモユーザーならd払いによるキャリア決済を行えます。
事前に支払い方法の登録画面で「d払い」を選択し、登録しておけば利用可能です。
設定ページからdポイントを利用する設定をしておけば、貯まっているdポイントを支払いに使うこともできますよ。
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ドコモでキャリア決済を設定・利用する方法は?
ドコモでは、様々なサービスでキャリア決済を利用できます。
ここからは、ドコモのキャリア決済を利用する方法について解説します。

App StoreなどのApple系サービスは専用ページから手続きすれば登録可能!
App Storeなど、AppleがiPhoneなどに向けて提供しているサービスでキャリア決済を登録するには、専用ページから手続きをすればOKです。
iPhoneのブラウザから設定ページを開き、「今すぐ設定する」ボタンを押せば設定画面が表示されます。
「お支払情報」をタップして「キャリア決済」を選べば、即座に設定完了です。
設定が終われば、欲しいアプリや音楽などを購入する際にキャリア決済を利用できますよ。

Google Playでは「お支払いと定期購入」からキャリア決済を登録可能!
Androidユーザーの方がGoogle Playでアプリや音楽、電子書籍などを購入する場合は、設定画面からキャリア決済を登録しましょう。
Google Play Store右上にある自分のアイコンをタップし、「お支払いと定期購入」内の「お支払い方法」から登録できます。

あとは買い物の際にドコモのキャリア決済を選び、spモードパスワード4桁を入力すれば、支払い額がスマホ代と合わせて請求されます。
d払いアプリを使った街中での支払いは、支払い方法を電話料金合算払いにすればOK
d払いアプリでキャリア決済を使って街中のお店で買い物をしたい時は、アプリにログインしてから支払い方法を「電話料金合算払い」にすればOKです。

あとは対応するコンビニなどのレジでバーコードを提示すれば、支払いができます。
ポイント利用をオンにしていれば、dポイントでの支払いもできますよ。
ドコモ払いやd払いのネット決済は対応サイトで選択・4桁のパスワード入力で支払える
ドコモ払いやd払いのネット決済をしたい場合は、対応する店舗で支払手続きをする際に選択すればOKです。
あとは画面の指示に従って、spモードパスワードを入れれば、代金が後日スマホ料金と合わせて請求されますよ。
ドコモのキャリア決済の上限額を変更・利用停止する方法は?
ドコモのキャリア決済は、利用限度額を自分で調整可能です。
My docomoのご利用料金の項目にある「詳細を確認」→「料金関連メニューの一覧」内になる、「電話料金合算払い」から変更できます。
使いすぎを防ぎたい場合は、事前に変更しておきましょう。
なお、キャリア決済の利用停止も同じ手順で手続き可能です。

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ドコモでキャリア決済をする時の注意点は?
最後に、ドコモでキャリア決済を利用する際に知っておきたい注意点をまとめます。
手軽に利用できるキャリア決済ですが、気をつけたいポイントもあるのでしっかり確認しておきましょう。
分割払いはできない!
ドコモのキャリア決済は一括払い用のサービスなので、分割払いはできません。
高額な支払いを分割で行いたい場合は、キャリア決済を使うのではなくクレジットカードなどを利用しましょう。

d払いでは支払い方法が「電話料金合算払い」になっているか確認!
d払いアプリを使う際は、支払い方法が「電話料金合算払い」になっていないとスマホ代と一緒に代金を支払えません。
例えばd払い残高での支払いになっていたら、残高が入っていない限り支払いに使えません。
支払いの際は必ず画面の表示を確認し、電話料金合算払いの状態でバーコードを提示しましょう。
ネットでd払いやドコモ払いをする時は、パスワードの入力ミスに注意!
ドコモ払いやd払いをネット上のWebサイトなどで使う際は、4桁のパスワード入力が必要になります。
パスワードを間違えると支払いができないので、入力ミスにご注意ください。
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クレジットカード・dカードを発行して支払いに使う方法もある
参照:dカード公式サイト(https://d-card.jp/st/abouts/d-cardgoldapply.html)
ドコモでは、キャリア決済だけでなくクレジットカードの「dカード」も展開しています。
dカードは銀色の一般カードなら年会費無料、ゴールドカードは11,000円で利用可能です。

dカードを支払いで利用すれば、利用金額100円につき1ポイントのdポイントが貯まります。
d払いの支払い先にdカードを設定していれば、ポイントの二重取りもできますよ。


dカードはクレジットカードなので、もちろん支払いを分割にすることもできますよ。
ドコモユーザーの場合、ギガホ プレミアやギガライトなどのプランでスマホ代を187円割引にできるのも嬉しいポイントです。
ドコモユーザーの方はキャリア決済と合わせて、dカードもぜひ活用してみてください!
dカード公式サイトdカードGOLD公式サイトまとめ
今回は、ドコモのキャリア決済について解説しました。
ポイント
- ドコモやahamoでは、様々な支払いをスマホ料金とまとめられるキャリア決済を利用できる
- Google Play StoreやApp StoreなどのApple端末向けサービスで支払いに使える
- 他にもApple MusicやiBooksなどのコンテンツをキャリア決済で気軽に楽しめる
- ドコモ払いやd払いに対応するWebサイト・アプリなどでも利用可能
- d払いアプリで支払いに設定すれば、街中の買い物でも使える
- ahamoではメロディコールやdメニュー掲載のspモードコンテンツ決済サービスで利用できないので注意
- ドコモ払いではポイントが貯まらないが、d払いなら利用でポイントも貯められる!貯まったポイントの利用も可能
- 分割払いはできないので注意!キャリア決済には利用限度額もある
- ドコモはdカードというクレジットカードも展開中!
ドコモのキャリア決済サービスは充実していて、ネット上だけでなく街中でも活用できるメリットがあります。
手軽かつ便利に支払いを行いたい方は、ドコモのキャリア決済を利用してみてくださいね。
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