



ドコモの携帯料金の引き落とし日を知らないと、入金するタイミングがわかりません。
引き落とし日に入金できずに滞納してしまうと、信用情報が傷付くことも。
引き落とし日がわからずに、毎月「今月はいつ入金すればいいんだろう」と私も迷いました。
ドコモの携帯料金の引き落とし日は決まっていますので、知っておけば入金タイミングに悩むことも料金滞納することもありません。
今回の記事では、ドコモの口座振替の引き落とし日についてわかりやすく解説します。
くわえて、「料金明細の確認方法」「引き落とし日に支払えなかった場合の対処法」「支払いを滞納するとどうなるか」などの情報についてもお届けします。
目次
ドコモのスマホ・携帯料金の引き落とし日・支払日


ドコモの携帯料金の支払い方法は「口座振替」「dカードやクレジットカード」「請求書払い」の3つです。
それぞれの特徴や引き落とし日について解説します。
口座振替は基本的に月末に引き落とし
口座振替の場合、前月の1日〜月末までの料金が月末を締め日として計上され、翌月の月末に引き落とされます。
例えば3月の利用料金であれば翌月の4月10~18日ごろに請求書が発送されます。
そして、末日の4月30日が支払期日なのでで、口座振替の引き落とし日も4月30日です。なお、引き落とし日を変更することはできません。
入金ができなかった場合は滞納が発生して翌月15日が再振替日になります。4月30日が支払期日の例ですと、5月15日が再振替日ですね。
料金の引き落とし日は月末なので、入金はその前日までにできればすませておきましょう。
奇数月+請求金額5,000円未満は翌月合算請求
支払い方法が口座振替か請求書払いで、請求額が5,000円未満の奇数月は翌月合算請求となります。
具体的には「1月」「3月」「5月」「7月」「9月」「11月」の請求額が5,000円未満だと、偶数月の翌月に合算して請求。
この場合、2ヶ月分の利用料金を一度に請求されます。翌月合算請求になる場合は、毎月届く「ご利用額確定のお知らせメール」で通知。
なお、翌月合算請求は拒否することも可能です。拒否する場合は「翌月合算請求 | お客様サポート | NTTドコモ」から拒否設定を行いましょう。
なお、偶数月は請求金額が5,000円未満であっても翌月合算請求にならず請求されます。
翌月合算請求が適用されない条件は以下の通りです。
- 「翌月合算請求 拒否」を設定
- 法人契約
- 複数回線をまとめてご請求する「一括請求サービス」を利用
- 支払い方法がクレジットカード
- 端末機器料金を分割して支払い
- 通話・通信の料金明細書の送付を希望
- d払い、spモード決済など、ドコモが指定するサービスを利用
- 過去に支払いが滞った場合
- NTTファイナンス株式会社の「おまとめ請求」「NTT電話料金合算サービス」などを利用
- 預り金・iDキャッシュバック・d払いなどの相殺(料金充当)金額を保有
dカードやクレジットカード
締め日は利用しているクレジットカードによって異なりますので注意しましょう。
dカードの場合は毎月10日に引き落としが行われます。
一律ではなく、利用しているクレジットカードによって引き落とされる日は異なります。
請求書払い
請求書払いはドコモに登録している住所に請求書が届き、それを使ってコンビニエンスストアなどで支払う仕組みです。
請求書払いは支払期日までに料金を支払う必要があります。利用した月の翌月10頃に請求書が発送。数日中に登録している住所に届きます。
請求書の支払期日は4月30日、8月31日など月末に設定されています。
しかし2014年7月以降、支払い方法を請求書払いに変更することはできません。
以前より請求書払いにしている方は、そのまま請求書払いを継続できます。しかし、一度口座振替やクレジットカード払いに変更すると請求書払いに戻すことはできないので注意してくださいね。
とはいえ、料金明細の発行や請求書払いは手数料が余分にかかってしまうため、基本的にはクレジットカードやdカード、口座振替での支払いがおすすめです。
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ドコモの引き落とし日がずれるケース



ドコモの引き落とし日がずれるケースについて知っておけば、入金のタイミングもわかりやすいです。
ドコモの引き落とし日がずれるケースについて、具体的に解説します。引き落とし日をしっかりと把握して、残高不足を起こさないようにしましょう。
月末が土日祝
引き落とし日がずれるケースとしてもっとも多いのが、月末が土日祝のケース。このケースでは、翌営業日が引き落とし日になります。
たとえば、4月30日が土日祝だった場合、代替の引き落とし日は5月1日です。年始年末は金融機関が休みになるため、12月31日の代替日は1月4日となります。
引き落とし日がずれるケースでは、土日祝がもっとも多いです。年末年始は銀行や郵便局が休みですので、残高を確認して早めに入金しましょう。
残高不足
引き落とし口座が残高不足で月末に料金を支払えなかった場合、翌月の15日が再振替日になります。
再振替とは、決済に指定した口座の残高不足などにより口座振替ができなかった場合、改めて別の日に口座振替を行うこと。
もし翌月の15日が土日祝だったら、翌営業日が再振替日になります。
再振替の通知はドコモから来ません。そのため、再振替になったことに気がつかず、再度残高不足になるケースも。再振替日に残高不足だった場合、NTTファイナンスから「料金お支払いのお願い」という通知はがきが来ます。
通知はがきはコンビニエンスストアやドコモショップで支払いを行うことが可能。必ずはがきに書いてある期限までに支払いをすませましょう。
通知はがきの支払期日までに支払いができないと、ドコモのスマートフォンや携帯が利用停止になります。
ドコモの引き落とし時間
ドコモの引き落とし日について解説してきましたが、ドコモの料金が引き落とされるタイミングはいつでしょうか。
ここからは引き落としの時間について解説します。
金融機関によって異なる
ドコモの引き落とし時の時間は、利用している金融機関によって異なります。
引き落とされる時間については以下のようなパターンがあります。
- 0時に引き落とし処理がかかる
- 決まった時刻になると引き落とされる
- 1日のうちで複数回、引き落としの処理が行われる
引き落とし日当日の早朝に入金しても間に合わないことも。できる限り前日までに入金しておきましょう。
当日入金なら朝一で
仕事や子育てなどで忙しい場合、前日までに入金しようと思っていても無理なことも。
当日に入金するなら、必ず朝一で入金しましょう。
入金後は、ドコモに引き落としされているかどうかしっかり確認。当日の朝一に入金しても間に合わないこともあります。
その場合は翌月15日の再振替日の前日までにしっかりと入金するようにしてください。
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ドコモの料金明細の確認方法


ドコモで料金明細を確認する方法について解説します。
料金明細についてはeビリングが便利でおすすめです。
料金明細の発行もできますが、手数料が別途かかってきますのであまりおすすめできません。
eビリングで確認
現在、ドコモで料金を確認するにはeビリングを利用します。
eビリングとは、「口座振替の案内」や「ご利用料金の案内」をWeb上で確認できるサービスです。
月額利用料は無料ですが、利用するためには申し込みが必要。
eビリングのメリットは、「インターネット上で簡単に確認できる」「ご利用額確定のお知らせが届く」「eビリング割引が適用される」の3つです。
eビリングでは過去4ヶ月分の利用状況や料金明細がわかります。毎月の利用額が確定したら、SMSかメッセージRにメールが届きます。
eビリングを申し込むと、1回線あたり最大20円の割引が適用。
eビリングはこのようにたくさんのメリットがあります。
eビリングの申し込みはスマートフォン、パソコン、ドコモ携帯、ドコモショップ、d gardenから可能です。インターネットでの申し込みのほかに、電話で申し込むこともできます。
書面での郵送
料金明細を書面で郵送してもらうには手数料が必要です。送付方法には、「請求書と同封」「料金明細のみ送付」の2種類の方法があります。
料金明細を発行すると110円の手数料と、郵送料81円がかかります。そのため、eビリングの利用がおすすめです。
料金明細の請求元はNTTファイナンスになります。NTTドコモではないことに注意が必要。請求元を知っておけば、実際に請求書が手元に届いたときに慌てずにすみます。
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ドコモの引き落とし日に支払えなかった場合の対処法


ドコモの引き落とし日に料金が支払えなかった場合、どうすればよいのかについて解説します。
口座振替
もし口座振替で引き落とし日に残高が足りず、引き落としができなかったとしても再振替があるので安心。
今月間に合わなかったという場合には再振替を利用しましょう。
再振替とは、決済に指定した口座の残高不足で口座振替ができなかった場合に、改めて別の日に口座振替を行う仕組みのことです。ドコモの再振替日は翌月の15日になります。
たとえば、4月30日に引き落とされるはずだったケースでは、翌月の5月15日が再振替日となります。
再振替時にもし引き落とせなかったら、NTTファイナンスから通知のはがきが送られてきます。はがきは請求書にもなっていますので、コンビニエンスストアやドコモショップにて支払期日までに支払いをすませましょう。
はがきに記載されている支払期日を過ぎても支払えなかった場合、ドコモの利用が停止されます。
また、利用料金を滞納すると延滞金が発生するため、金額がどんどん大きくなってしまいます。
「はがきでも支払えるのでいいか」と気楽に考えず、毎月末の口座振替日にきちんと引き落としができるようにしましょう。
クレジットカードやdカード
クレジットカードやdカードで滞納してしまった場合、クレジットカード会社の案内に従いましょう。
クレジットカードでの利用料金滞納は非常にリスクが高いです。以下のようなことが起きる可能性がありますので注意してください。
- カードの利用停止
- 遅延損害金の発生
- 支払いの催促や督促状が届く
- 信用情報が傷付く
- ほかのクレジットカードやローンの契約が難しくなる
- 最悪の場合は財産差し押さえも
クレジットカードを滞納するとCICと呼ばれる信用情報機関に登録され、別のクレジットカード会社ともその情報が共有されます。そのため、信用情報に傷が付くことに。
信用情報に傷が付くと、各種ローンの査定に落ちたりクレジットカードが新たに作れなくなったりします。また、スマートフォンの分割払いもローンの一種であり、一括でしか購入できなくなります。
クレジットカードで利用料金の延滞はしないように細心の注意を払いましょう。
なお、CICで自分の信用情報を確認することも可能です。
気になる人は、「指定信用情報機関のCIC」から確認してみましょう。
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支払いを滞納すると起きること


支払いを滞納するとさまざまなデメリットがあります。そのデメリットについてわかりやすく解説します。
回線が停止される
再振替日に引き落としができなかった場合、NTTファイナンスからはがきが届きます。
そのはがきの支払期日に入金できないと、回線が利用停止になります。
回線停止のタイミングはドコモが事前に通知。請求月の翌月末であり、支払期日から20~30日経った時期が回線停止のタイミングです。4月30日支払期日の場合、5月末に回線停止になります。
回線停止になると通話もモバイルデータも利用不可です。
電話がかかってきた場合でも「お客様のご都合によりおつなぎできません」とアナウンスされます。
強制解約される
回線停止後も料金の滞納を続けていると、強制解約に踏み切られます。
強制解約は支払期日から約2ヶ月後。
回線停止から強制解約までの流れは以下の通りです。
- 4月30日が引き落とし日
- 5月15日が再振替日
- 5月20日頃に利用停止の予告通知が届く
- 5月30日頃に回線停止
- 6月15日頃に契約解除予告通知が届く
- 6月22日頃に最終通知書が届く
- 6月30日頃に強制解約
なお、6月15日に1ヶ月分の料金を支払っても、次の月の料金が再振替されていますので利用再開になりません。強制解約の後は未払い金を一括で請求されます。
回線停止になった時点で、早めに延滞料金を支払うようにしましょう。
延滞金が加算される
延滞料金は、強制解約になった後も加算されます。
どうせ解約したからと放置しておくと、延滞料金はどんどん加算されていきます。
延滞料金の利息は年率14.5%と消費者金融並み。くわえて、端末の分割金がある場合は年率6%の利息が付きます。
放置しておくとどんどん金額が大きくなるため、料金は滞納しないようにしましょう。
機種代金の分割払いができなくなる可能性
支払いを滞納すると、ドコモから信用できない人物としてマークされます。
そのため、機種代金の分割審査に通らなくなる可能性が高いです。
機種代金の分割はローンの一種。料金滞納履歴のある人はリスクが高いと判断されます。
機種代金が10万円を超えるスマートフォンの場合、丁寧審査と呼ばれる審査が行われます。CICにも関連してくるため、審査通過のハードルが一気に高くなることに。
iPhoneやGalaxyといった人気機種は、10万円を超える端末も少なくありません。数回の滞納履歴のためにこれらの機種を購入できない可能性もあります。
信用情報が傷付く
2ヶ月以上延滞すると、信用情報に「長期延滞」の記録が付いてしまいます。
信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込みに関する情報のこと。取り引き事実を客観的に登録した個人情報です。
銀行やクレジットカード会社、ドコモは信用情報機関に加盟しており、お互いに信用情報を共有しています。
長期延滞の記録が残ると、「新たなローンの契約」「クレジットカードを作る」「クレジットカードの更新」「端末の分割購入」「携帯会社との新規契約」などができなくなる可能性も。
ドコモの料金滞納はさまざまなことに影響しますので、できる限り滞納しないようにしましょう。
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回線が止まったときに復旧する方法


回線が停止したときに復旧するには、利用料金を支払うことが必要です。利用料金の支払いをする場所によっても復旧する時間が異なります。
回線が止まったときに復旧する方法について解説します。
ドコモショップで支払いをする
ドコモショップに請求書を持っていけば、利用料金を支払うことができます。
また、請求書がなくても本人確認書類があれば料金を支払えます。
本人確認書類に使えるのは「免許証」「マイナンバーカード」「パスポート」です。
ドコモショップが混んでいると思われる場合、ドコモ公式サイトから来店予約を行うことができます。待ち時間が少なくなりますのでおすすめです。
請求書をなくした場合でも本人確認書類で料金が支払えるドコモショップは便利。くわえて、回線停止からの復旧もドコモショップがもっとも早いです。
コンビニエンスストアで支払いをする
請求書を持っていれば、近くのコンビニエンスストアで利用料金を支払うことができます。
ただし、コンビニエンスストアで支払えるのは支払期日後60日以内です。それ以降になるとコンビニエンスストアで支払いはできません。
また、支払料金が30万円を超えている場合もコンビニエンスストアでは扱えません。
ドコモ指定のコンビニエンスストアは以下の通りです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- ヤマザキデイリーストア
- ニューヤマザキデイリーストア
- ミニストップ
- セイコーマート
- ポプラ
- コミュニティストア
- 生活彩家
- NewDays
Pay-easyを使ってATMで支払う
Pay-easy払いは一部の金融機関や郵便局のATMで利用できます。
Pay-easyとは、代金の支払いを金融機関の窓口に並ぶことなく、パソコンやスマートフォンを通したインターネットバンキング、金融機関のATMから支払えるサービスです。
Pay-easyを利用するには「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」が必要。この3つ番号は請求書やWebビリングで確認可能です。
Webビリングで支払う
Webビリングでもドコモの料金を支払うことができます。
Webビリングとは、NTTファイナンスが提供しているサービス。スマートフォンや携帯電話、固定電話、インターネットの利用料金を確認できます。
Webビリングを利用している人はクレジットカード払い、Pay-easy払いのいずれかを選択可能です。
ドコモの支払い方法を変更する手続き


ドコモの支払い方法を変更する手続きについて解説します。
口座振替に変更する場合は、「ドコモショップ」「My docomo」「口座振替依頼書」で変更可能です。
ドコモショップ
ドコモショップに行けば、支払い方法を変更できます。
変更する手順は以下の通りです。
- ドコモショップに行く
- 支払い方法を変更したいことを伝える
- 契約情報の確認
- 新しく登録する口座のキャッシュカードやクレジットカードを提示
- スタッフが手続きしてくれたら終了
ドコモショップで手続きするメリットは、ほとんどのことをスタッフがしてくれること。
自分でやることがないので手軽に手続きできます。引き落としに登録する口座のキャッシュカードやクレジットカードは必ず持っていきましょう。
デメリットは、混んでいるドコモショップだと手続きをするまでに時間がかかること。
ドコモショップではドコモ公式サイトから来店予約を受け付けています。予約しておけば、待ち時間を最小にできるのでおすすめです。
My docomo
インターネットで手続きする場合はMy docomoを利用しましょう。
My docomoで支払い方法を変更する手続きの手順は以下の通りです。
- My docomoにログインする
- 「契約内容・手続き」を開く
- 「ドコモオンライン手続き」を開く
- 「支払い方法の変更」をクリック
- 支払い方法を変更して必要な情報を入力
- 入力した内容を確認して登録完了
My docomoから支払い方法を変更するメリットは、ドコモショップに行く必要がないことです。自分のスマートフォンやパソコンから手続きができます。
口座振替依頼書
ドコモショップやMy docomo以外に、口座振替依頼書でも支払い方法を変更できます。
口座振替依頼書は電話、またはドコモショップでもらえます。口座振替依頼書で手続きする手順は以下の通りです。
- 口座振替依頼書をもらう
- 書類に記入して銀行印を捺印
- ポストに投稿する
口座振替依頼書で支払い方法を変更するには、「口座振替依頼書」「口座番号」「金融機関への届出印」が必要です。
支払い方法の変更タイミング
支払い方法の変更タイミングは早くても翌月からです。
適用されるタイミングは金融機関やクレジットカード会社によって異なります。遅い場合は2ヶ月以上かかることも。
支払い方法を変更しても、即日適用されるわけではありませんので注意しましょう。
最新iPhone14にも対応!
まとめ
ドコモの携帯料金が口座からいつ引き落とされるのかを知っておけば、入金するタイミングに迷うこともありません。
ドコモの引き落とし日は月末です。
なお、月末が土日祝の場合は翌営業日に引き落とし日がずれ、引き落とし日に残高不足だった場合は、翌月の15日の再振替日に引き落とされます。
ドコモの引き落とし日、再振替日、利用停止などの期限を知って上手に利用しましょう。
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