ココに注意
コミコミセットは2019年9月24日で新規受付を終了しました。
ただ、IIJmioで端末が買えないわけではなく、通常のプランとセットで契約することができます。
むしろ今なら端末代割引やギフト券のプレゼントといった限定キャンペーンを利用できるので、コミコミセットでなくてもお得です!
おすすめの端末や最新のキャンペーンについては以下の記事を参考にしてくださいね。
-----以下、コミコミセットが提供されていた時の情報となります------
コミコミセットはIIJmioの音声通話SIMと通話オプション、そして端末代がセットになったお得なセットプランです。
IIJmioへの乗り換えと同時に端末も新しくしたい方は、普通にセット購入するよりコミコミセットのほうがお得なこともあり、検討している方も多いのではないでしょうか。
ただ、対象スマホの数は多くないものの、スマホを1つ1つ丁寧に見比べてご自身に合う1台を見つけるのって中々難しいですよね?
ということで本記事では、格安スマホオタク(?)の私が
- コミコミセットの対象スマホ一覧と概要
- もっともおすすめのスマホ
- 価格別のおすすめスマホ
について詳しく解説します。
コミコミセットを契約しようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【事前知識】コミコミセットはどんな人にオススメ?フリープランより本当に安いの?
コミコミセットは、一言で言うと「スマホをセットで購入し、お得な料金で2年間使い続けたい人」向けのプランです。
コミコミセットでは
- ドコモ回線の3GB(+620円で6GB、+1,660円で12GBへ変更も可能)
- スマホ本体
- 3分かけ放題
の3つがセットになっています。
格安SIMへ乗り換える際、同時に新しいスマホにしたいとお考えの方も多いかと思います。
ただ「スマホを新しくする」となると、気になるのは費用のことではないでしょうか…?せっかく格安SIMにして基本料が安くなっても、本体代がかさんでしまっては意味ないですもんね。
その点、コミコミセットなら機種代金込みでも月々の支払額が2,000~3,000円程度に収まるので、大きな負担にはなりません。さらに、3分かけ放題付帯なので、長電話をしなければ通話料金を抑えることも可能です。
コミコミセットとフリープランの料金比較
IIJmioにはコミコミセット以外にも、本体と基本料を別で考える「フリープラン」も存在します。
この2つのプランですが、結論から言うと同じ機種・条件での契約なら、コミコミセットの方が安あがりです。
実際に比べてみました。
コミコミセットとフリープランの料金を比較! | ||
コミコミセット(AQUOS sense2購入時) | フリープラン・3GB+AQUOS sense2分割購入+通話定額3分 | |
月額料金(税抜) | 1年目2,480円、2年目3,480円、3年目~2,200円 | 3,450円 |
3GB+AQUOS sense2の購入+3分かけ放題という、ほぼ同じ条件で比較した結果が上記金額です。
同じ条件なら、1年目の料金はフリープランよりコミコミセットで契約したほうがお得です。2年目はフリープランより30円割高になりましたが、1年目の割引額を考慮すればとくに損になることはありません。
ただし、フリープランに適用した「通話定額」は、コミコミセットの3分かけ放題に加えて「家族との通話は10分かけ放題」の特典もついてきます。その点フリープランの通話定額の方が優秀ですので注意が必要です。
そうですね。大切なのはあくまで「同条件で契約する場合」です。
例えば、データ通信とスマホ本体だけが必要で、通話定額が必要ない場合は、フリープランの方が安くなる場合があります。
先ほどの例で、フリープランから3分かけ放題を抜いた場合。
コミコミセットとフリープランの料金を比較! | ||
コミコミセット(AQUOS sense2購入時) | フリープラン・3GB+AQUOS sense2分割購入 | |
月額料金(税抜) | 1年目2,480円、2年目3,480円、3年目~2,200円 | 2,850円 |
1年目はそれでもフリープランの方が割高になるものの、2年目に630円フリープランが安くなることを考えると2年間総額ではフリープランの方がお手頃になりますよんね。
このように、条件を変えた場合はフリープランの方がお得なこともあるんです。コミコミセットは必然的に3分かけ放題が付帯してしまいますが、フリープランであれば不要なものは加入しなければ良いだけですので、自由度も高いんですね。
ということで、コミコミセットとフリープランどちらがお得になるかは、機種や条件によって異なりますので「どのスマホでどういったプランで契約するか」が決まり次第、両方で料金の計算をしてみるのが良いと思います。
コミコミセットはキャンペーン対象外となることも多いので要注意!
また、コミコミセットはIIJmioの中でも独立したプランのため、初期費用割引やデータ増量などのキャンペーンの対象外になることも多いです。
例えば2019年7月~9月にかけて展開されている「夏トク!キャンペーンは初期費用割引と月額1,000円×3ヶ月割引を受けられますが、コミコミセットは対象外となっています。
キャンペーンを活用して契約したいという場合は、フリープランの方がお得になる可能性もありますので、最新キャンペーン情報をチェックしてみてくださいね。
コミコミセット対象スマホ一覧・概要
冒頭でご紹介したように、コミコミセットはスマホとネットと通話オプションが1つになったセットプランのことです。
具体的には、
- スマホ本体(コミコミセット対象の機種)
- 音声通話SIMの3GBプラン
- 3分かけ放題オプション
がセットになっています。
それぞれを別々に契約するよりもトータルの料金が安くなるという特徴があります。
Mon, 23 Oct 2023 06:26:56 +0000現在、コミコミセットの対象となっているスマホは以下の通りです。
- nova lite 3
- P20 lite
- AQUOS sense2
- P30 lite
コミコミセットでは端末によって月額料金が
- 1,880円(2年目は2,880円)
- 2,480円(2年目は3,480円)
の2つに分かれており、基本的に月額料金が高くなるほどセットのスマホ性能も高くなります。
※どちらも、3年目からは2,200円になります。
IIJmioのコミコミセットで、中でも一押しスマホはAQUOS sense2
コミコミセットでは4種類のスマホが選べますが、その中でも一押しなのが「AQUOS sense2」です。
AQUOS sense2はおサイフケータイと防水に対応しています。
大手キャリアのスマートフォンでSuicaを使っていたり、水場でスマホを使うことが多かったりする方にとって最適1台と言えます「とにかくスペックは高いほうがいい」「カメラが趣味でカメラ性能にこだわりたい」といった方以外は十分満足できる仕上がりです。
コミコミセットの中でどれにすればいいか迷ってしまった時は、とりあえずAQUOS sense2を選んでおけば間違いありません。
コミコミセットでAQUOS sense2を契約する場合は、月額2,480円となります。
月額1,880円のスマホならこれがおすすめ!
月額1,880円~の「かんたん入門モデル」ではnova lite3 がもおすすめです。
nova lite 3はCPU性能が高く、最新ゲームなどもある程度快適に動いてしまいます。
さらにアウトカメラのダブルレンズとAI機能により、その場の状況に合わせた設定で自動的にきれいな写真を撮れるのも見逃せません。
もちろん、背景ボケのある写真も撮れますので、ある程度写真にこだわりがある方にもオススメできます。
nova lite 3の詳細スペックをまとめました。
nova lite 3の詳細スペック | |
OS | Android 9.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 710 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
バッテリー | 3,400mAh |
画面サイズ | 6.21インチ、2,340×1,080 |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素+200万画素 インカメラ:1,600万画素 |
カラー | オーロラブルー、コーラルレッド、ミッドナイトブラック |
ココがおすすめ
- 普段使いなら問題ないスペック、最新ゲームなどもある程度動作する
- ダブルレンズカメラとAIで、きれいな写真を撮影可能
- 2枚のSIMカードを同時に使えるDSDV対応
ココがダメ
- microUSB端子なので、ケーブルの裏表がある
- あくまで「低価格スマホの中では高性能」なカメラなので、流石に最新iPhoneなどには敵わず
- 防水やおサイフケータイ非対応
隠れたメリットとして、2枚のSIMカードを同時に待受ける「DSDV」への対応も挙げられます。仕事用とプライベート用のSIMカードを1台のスマホにまとめれば、2台充電する手間や時間をなくせて便利ですよね。
定価22,800円のスマホとは思えないくらい機能やスペックが充実しており、非常にコスパが高いです。
ただし、おサイフケータイや防水に非対応なので、そういった機能を利用したい場合はAQUOS sense2を検討しましょう。
nova lite 3は、
- 画面サイズが大きいスマホが欲しい
- 2枚のSIMカードを同時に使いたい
- カメラで背景ボケのある写真などを手軽に撮影したい
といった方におすすめです。
なお1,880円のセット端末には他に「P20 lite」もありますが、性能は充実しているものの1年以上前の機種なので、あえて今選ぶ必要はないかと思います。
月額2,480円のスマホならこれがおすすめ!
冒頭でもご紹介しましたが、月額2,480円の標準モデルでまずおすすめしたいのは、AQUOS sense2です。
AQUOS sense2は、おサイフケータイと防水に対応しているのが魅力です。
モバイルSuicaで電車やバスに乗ったり、iD、WAONなどで買い物をしたりできますよ。もちろん、お風呂や台所で水がかかっても壊れません。
採用されているIGZO液晶は省電力で、なめらかに画面をスクロールできるのも魅力的です。
AQUOS sense2の詳細スペックをまとめました。
AQUOS sense2の詳細スペック | |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 450 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
バッテリー | 2,700mAh |
画面サイズ | 5.5インチ、2,160×1,080 |
カメラ | アウトカメラ:1,200万画素 インカメラ:800万画素 |
カラー | ホワイトシルバー、ニュアンスブラック、アッシュイエロー、アーバンブルー、フレンチピンク |
ココがおすすめ
- 普段使いなら問題ないスペック
- おサイフケータイと防水に対応
- IGZO液晶は省電力、画面も美しい
ココがダメ
- 3Dゲームなど重いアプリには向かない
- カメラ性能はとくに目立った点なし(並程度の性能)
性能は今回他に紹介したP30 liteやnova lite 3に比べるとやや低めなので、性能重視の方はご注意ください(機能重視の人向けの機種ですね)。
AQUOS sense2は、
- 通勤や通学などで、おサイフケータイを使っている
- 水場でスマホを使うことが多い
- 大手キャリアからの乗り換え、今までXperiaやGalaxy、iPhoneなどを使っていた(スマホの様々な便利機能を使いこなしていた)
といった方におすすめです。
カメラ性能重視なら、P30 liteもおすすめ
月額2,480円~の標準モデルでは、P30 liteもおすすめです。
HUAWEI独自開発のCPU「Kirin 710」はミドルレンジ向けですが処理速度が速く、動作は非常にスムーズです。よほど処理が重いものでなければゲームも快適にプレイできますよ。
アウトカメラにはなんと、トリプルレンズのカメラを搭載しています。
背景を自由にぼかす「ワイドアパーチャ」に対応し、一眼レフカメラのような本格的な写真が撮影可能ですよ。
もちろん上位モデルには敵いませんが、20,000円台のスマホのカメラとしては十分すぎる性能です。
P30 liteの詳細スペックをまとめました。
P30 liteの詳細スペック | |
OS | Android 9.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 710 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 3,340mAh |
画面サイズ | 6.15インチ、FHD+(2,312×1,080) |
カメラ | アウトカメラ:2,400万画素+800万画素+200万画素 インカメラ:2,400万画素 |
カラー | パールホワイト、ピーコックブルー、ミッドナイトブラック |
ココがおすすめ
- 高性能CPUと4GBメモリで動作はスムーズ
- 背景を自由にぼかせる高性能なトリプルレンズカメラ
- ノッチ採用の縦長ディスプレイで、大画面とコンパクトボディを両立
- 大画面・高画質な液晶ディスプレイ搭載
ココがダメ
- 防水やおサイフケータイに非対応
- 前機種P20 liteより一回り大きくなったので、小型サイズを求めるならP20 liteやAQUOS sense2がおすすめ
これだけスペックやカメラが充実していながら価格は20,000円台とリーズナブルで、非常にコスパが高いです。
注意点としては、日本で需要が高い防水やおサイフケータイ、ワンセグには非対応な点ですね。繰り返しにはなりますが、これらの機能を使いたい人には日本メーカー製のスマホが向いています。
P30 liteは、
- カメラで、きれいな写真を撮りたい
- おサイフケータイや防水は不要
- スペックの高さを求める
といった方におすすめです。
防水やおサイフケータイが必要ないなら、カメラ・本体性能が高いP30 liteも検討したいですね。
懸念点:HUAWEIスマホって、安心して使えるの?
コミコミセットで選べる4機種のうち、3つはHUAWEI製となっています。
ニュースで聞き覚えがある方も少なくないと思いますが、HUAWEIは中国・アメリカ間の経済におけるトラブルに巻き込まれてしまっています。「スマートフォンのパーツの輸出が禁止に」「AndroidなどのOSも搭載不可に」など、色々な情報が飛び交いました。
2019年7月時点では「国家安全上大きな問題がない機器は輸出OKにする方針に変更」といった状態になりましたが、今後どうなるかはわかりません。
2019年7月時点では、少なくとも今販売されているHUAWEI製品なら、問題なく使えると考えられます。
Googleが「販売済み製品ではGooglePlayのサービス(アプリのダウンロードなど)を使える」と声明を出していますし、OSアップデートも提供予定です。ただし、あくまでも現時点での話、今後問題が深刻化して「HUAWEIのスマホは全部使用禁止!」などの大事件にまで発展する可能性もゼロ%とは言い切れません。
HUAWEIスマホの利用に不安がある場合は、コミコミセットでAQUOS sense2を購入するのがおすすめです。AQUOS sense2はHUAWEIでなくシャープ(日本メーカー・親会社は台湾)製なので、HUAWEI問題による規制などは基本的に起こりません。
まとめ
以上、コミコミセットでおすすめのスマホを紹介しました。
おすすめ
- 入門モデルではnova lite 3がおすすめ
- 標準モデルではコスパに優れるP30 liteがおすすめ
- 迷ったときはAQUOS sense2を選べば間違いなし
- HUAWEI端末はアメリカ・中国間でのトラブルがあり、アップデート等でやや不安な面もあることに注意
コミコミセット対象のスマホでは今回紹介した3機種がおすすめです。
中でも一押しなのは、多機能で過不足ない性能があるAQUOS sense2ですね(何度もすみません…笑)。
カメラ性能など、本体スペックの高さを重視する方は、OSアップデートなどにちょっと不安はありますが、P30 liteやnova lite 3も検討してみてください。
コミコミセットの中ででどれを選んだら良いのかわからない!という方は当記事を参考にしていただければ幸いです。