


「IIJmioに乗り換えたいけど何をすればいいか分からない」
という方、多いのではないでしょうか。
初めて格安SIMに乗り換えるときは分からないことだらけで難しく感じますよね…。
でも実は、格安SIMへの乗り換えはやってみると意外と簡単なんです。
事前に手続きの流れや注意点を把握しておけば、20~30分くらいで乗り換え手続きができますし、特に難しいことはありません。
ということで本記事では初心者の方でも失敗することなく乗り換えられるよう、
- ソフトバンクからIIJmioに乗り換える手順
- ソフトバンクからIIJmioに乗り換える際の注意点
について詳しく解説していきます。
IIJmioへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ソフトバンクからIIJmioへの乗り換えの手順
IIJmioへの乗り換えはたったの3ステップで完了します。
- IIJmioで手持ちのスマホを使うのか、新しいスマホを購入するかを決める
- IIJmioを申し込む
- IIJmioの初期設定を行う
それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

【ステップ①】手持ちのスマホを使うのか、新しいスマホを購入するかを決める
まずはIIJmioに乗り換えてから使うスマホを決めましょう。
選択肢としては、
- 手持ちのスマホをそのまま使う
- 新しいスマホを購入する
の2つがあります。
手持ちのスマホを使う場合は、公式サイトでSIMロック解除が必要かをチェック!
手持ちのスマホを使う場合は、公式サイトで以下の2点をチェックしましょう。
- SIMロック解除が必要か
- 動作確認されているか
IIJmioで用意されているのは、ドコモ回線とau回線のプランです。
ソフトバンク回線のプランはないので、ソフトバンクのスマホを使う場合は原則SIMロック解除が必要です。


具体的には2021年9月以前に発売された端末についてはSIMロックがかかっている可能性が高いので注意をしましょう。同年10月以降に発売された端末は原則SIMロックがかかっていないので手続きは不要です。
また、ソフトバンクのAndroidスマホはソフトバンク回線用にカスタマイズされている場合があり、SIMロック解除をしてもIIJmioで十分に使えないことがあります。

ちなみに、iPhoneについてはついては6s以降であれば、SIMロックさえ解除されていれば他の回線でも問題なく利用可能です。

そうなんです。ですから一番簡単なのは、IIJmio公式サイトの動作確認済み端末一覧ページで端末の動作確認結果およびSIMロックの要/不要を確認する方法です。

手持ちのスマホを使う場合は、まず動作確認済み端末一覧ページをチェックしてみてくださいね。


動作確認済み端末一覧ページに載っていないからといっても使えないとは限りません。SIMロックが解除され、なおかつドコモやauの回線に対応していれば、動作確認されていなくてもIIJmioを使えることもあります。
ただし、動作確認されていない端末での利用は自己責任となりますので、その点はご注意くださいね。
新しいスマホを購入する場合は、どのスマホを買うのかを決める!
手持ちのスマホがIIJmioに対応していない場合や、新機種が欲しい場合は新しいスマホを購入しましょう。
スマホはネット通販や家電量販店でも購入できますが、IIJmioでセット購入するのがおすすめです。
というのもIIJmioでは頻繁に行われているキャンペーンにより、対象のスマホが大幅値下げされています。


また、別途購入する場合は、手持ちのスマホを使うのと同様に動作確認が必要です。セット購入できる端末ならIIJmioでの動作が保証されているので、動作確認をする手間が省けるので、その点もメリットですよね。

【ステップ②】IIJmioを申し込む
使うスマホが決定したらIIJmioを申し込みましょう。
IIJmioはウェブもしくは店舗から申し込めますが、限定キャンペーンが多数あるので、できる限りウェブから申し込むのがおすすめです。

ただ、初めての方だといきなりのウェブ申し込みは不安ですよね…。実際のところウェブ申し込みはとっても簡単なのですが、初めてだと不安に思うのも当然のことかと思います。
ということで、申し込み方法を説明した以下の専用記事をご用意しているので、不安な方はぜひ参考にしてみてくださいね。
【ステップ③】IIJmioの初期設定を行う

IIJmioの申し込みが完了し、SIMカードが届いたら初期設定を行います。
行う初期設定は手持ちのスマホを使う場合と、スマホセットを契約した場合とで異なります。
必要な初期設定 | |
手持ちのスマホをそのまま使う | 開通手続き、APN設定 |
スマホセット契約 | 開通手続き、データ移行 |
手持ちのスマホの場合は開通手続きとAPN設定が必要
手持ちのスマホをそのまま使う場合は「開通手続き」と「APN設定」が必要です。
開通手続きは古いキャリア(この場合ソフトバンク)からIIJmioに回線を切り替える手続きです。
SIMカードが到着したらソフトバンクのスマホから以下の「IIJmioオンデマンド開通センター」に電話をかけましょう
IIJmioオンデマンド開通センター:0120-711-122(年中無休、9:00~19:00)
音声ガイダンスが流れるので、指示に従って「乗り換え対象の電話番号」と「SIMカードの識別番号の下4桁」を入力します。SIMカードの識別番号はSIMカードの裏面に記載されています。
開通手続き完了後、ソフトバンクは自動解約となります。

続いて「APN設定」をします。


iPhoneの場合は「APN構成プロファイル」という特殊なファイルをインストールすることでAPN設定ができます。
公式サイトから直接ダウンロードしてもいいですが、IIJmio公式アプリ「My IIJmio」を使うと楽ですよ。
出典:Appstore公式サイト(https://apps.apple.com/jp/app/my-iijmio/id1574157265?uo=4)
- iPhoneをWi-Fiに接続し、App StoreからMy IIJmioをダウンロード
- My IIJmioを起動し[設定]→[構成プロファイルダウンロード]の順にタップ
- 許可をタップ
- デバイス選択でiPhoneを選択
- ダウンロードが完了したら閉じる
- iPhoneの「設定アプリ」を開く
- ダウンロード済みのプロファイルをタップ
- インストールをタップ→指示に従いインストール完了
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から、構成プロファイルをチェック
- IIJmioモバイルサービスになっていれば完了
一方、Androidの場合はAPN情報を手入力していきます。
[設定]→[モバイルネットワーク]→[アクセスポイント名]の順にタップするとインストールされているAPN一覧が表示されます。その中にIIJmioのAPNがある場合はそれをタップして完了です。
ない場合は右上の「+」をタップしてIIJmioのAPN情報を登録します。
IIJmioのAPN設定の項目 | |
APN | iijmio.jp |
ユーザー名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |

APNを登録した後[保存]をタップします。すると、さきほどの一覧にIIJmioのAPNが表示されるので、それをタップすればAPN設定が完了です。

なお、AndroidのAPN設定方法は端末によって異なります。詳しくは取扱説明書やメーカー公式HPも合わせて参考にしてみてくださいね。

スマホセット契約の場合は、開通手続きとデータ移行が必要
スマホセット契約の場合は開通手続きとデータ移行の2つを行います。
開通手続きの方法はSIMカードのみを契約したときと同じで、方法は前述していますのでそちらを参考にしてみてくださいね。SIMカードのみの場合は開通手続きをした後にAPN設定が必要でしたが、スマホセットの場合はAPN設定が不要です。
ただし、古いスマホから新しいスマホへデータ移行をする必要があります。
以下の記事で電話帳や各種データ(画像や動画)、LINEアカウントなどの移行方法をまとめているので参考にしてくださいね。
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ソフトバンクからIIJmioへ乗り換える際に発生する初期費用
ソフトバンクからIIJmioへ乗り換える際に発生する費用をまとめました。
項目 | 料金 |
ソフトバンクのMNP転出手数料 | 無料 |
ソフトバンクの契約解除料 | 無料 |
IIJmioの初期費用 | 3,300円 |
IIJmioのSIMカード発行手数料 | タイプD:433.4円 タイプA:446.6円 |
合計 | タイプD:3,743.4円 タイプA:3,746.6円 |
ソフトバンクでは、MNP転出手数料・契約解除料はかかりませんので、好きなタイミングでIIJmioに乗り換えることが可能ですが、ソフトバンクの解約月における料金は満額請求されるので、なるべく締め日に近い日に乗り換えるのがおすすめです。
ソフトバンクの締め日は人によって「10日」「20日」「末日」と別れているので、事前に自分がどれに当てはまるかはチェックしておきましょう。
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ソフトバンクからIIJmioへ乗り換える前に確認しておきたいこと3つ
ここまでで、ソフトバンクからIIJmioへ乗り換える手順は把握できたと思います。
それでは早速乗り換えを...と言いたいところですが、その前に以下の3点について確認しておきましょう。
ココに注意
- ソフトバンクのキャリアメールを継続する場合は有料
- ソフトバンクとIIJmioのエリアは異なる
- ソフトバンクとIIJmioの名義が違う場合、乗り換え後にIIJmioの契約者名義に統一される
①ソフトバンクのキャリアメールを継続する場合は有料オプションとなる
ソフトバンクからIIJmioに乗り換えた場合、キャリアメールを継続利用するには有料オプションとなりますので注意しましょう。
キャリアメールとは携帯電話会社が独自に発行しているメールアドレスで、ソフトバンクの場合は「@softbank.ne.jp」というアドレスが使えますよね。

IIJmioでも、Gmailなどの「フリーメール」を使えばメール自体はできます。
ただし、フリーメールは大手キャリアの迷惑メールフィルタにブロックされるというデメリットがあります。
大手キャリアのキャリアメール宛てにメールを送る際は、相手方に迷惑メールフィルタの設定を事前に変えてもらいましょう。
②ソフトバンクとドコモ・auのエリアは異なる
ソフトバンクとドコモ回線・au回線を利用するIIJmioでは対応エリアが異なります。
どのキャリアも全国各地の幅広いエリアをカバーしており、都市部であればそこまで差はありません。
しかし、場所によってはソフトバンクの電波はよく掴むのにドコモやauの電波は掴みが悪い、ということも十分ありえます。
タイプDはドコモと、タイプAはauと対応エリアが同じです。IIJmioに乗り換える際は事前にドコモとauの公式サイトから対応エリアを確認しておきましょう。

③ソフトバンクとIIJmioの名義が違う場合、乗り換え後にIIJmioの契約者名義に統一される
ソフトバンクとIIJmioで名義が違う場合、乗り換え後にIIJmioの契約者名義に統一されます。
例えば、ソフトバンクを旦那さん名義で契約している奥さんがIIJmioに乗り換えるとします。この際、IIJmioの契約者名義が奥さんの場合は乗り換え後に名義が奥さんに変更されます。


名義が異なる家族がまとめてIIJmioに乗り換える場合も同様です。
例えば、それぞれの名義でソフトバンクを契約している夫婦がIIJmioに乗り換えて容量シェアをするとします。
IIJmioを夫名義で契約する場合、夫はもちろん妻の契約も乗り換え後は夫名義で統一されます。名義をまとめずに乗り換えられるので便利ですね。
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まとめ
いかがでしたか。
今回はソフトバンクからIIJmioに乗り換える手順をまとめました。
ポイント
- 手持ちのスマホをそのまま使う場合は、IIJmioの動作確認済み端末一覧をチェック
- 新しいスマホを購入するならセット購入がおすすめ
- IIJmioの申し込みはキャンペーンがお得なウェブからがおすすめ
- SIMカードが届いたら開通手続きなどの初期設定を行う
- IIJmioではキャリアメールは使えない
- ソフトバンクとは対応エリアが異なる
- ソフトバンクとIIJmioで名義が異なる場合も乗り換えでき、名義はIIJmioの契約名義で統一される
ご紹介してきたように、ソフトバンクからIIJmioへの乗り換えはたったの3ステップで完了します。
初めてだと難しく感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単なもんです。本記事の手順や注意点を確認しながら行えば、初心者でも失敗することなく乗り換えることが出来るかと思いますよ。
また「不安だからお店で申し込みたい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェブから申し込むとたくさんのお得なキャンペーンを受けることができますので、ぜひぜひ活用してみてくださいね。
これであなたの乗り換えがお得にかつスムーズに進みますように。
なお、IIJmio以外の格安SIMも含めて乗り換えを検討したい方は下記記事も参考にしてみてください。
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