



UQモバイルはKDDIが展開している格安SIMで、au回線を使っています。
auから格安のUQモバイルに乗り換えたいものの、今使っている機種はそのまま使えるの?と疑問に感じている方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、UQモバイルでau端末を問題なく利用できるのか、利用時の注意点なども含めて解説します。
目次
UQモバイルはau回線の格安SIM、au回線対応スマホで使える!
UQモバイルはau回線の格安SIMです。
auから乗り換えるにあたって、手持ちのスマホをそのまま使いたい…と感じますよね。

UQモバイルでは、auで発売された多くのスマートフォンを利用可能です。

ドコモやソフトバンクの機種は相性が悪かったり、使うための手続きが面倒だったりするケースもありますが、auから乗り換えるならスムーズに使い回すことができますよ。
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
UQモバイルでau端末を使う時は、基本的にはSIMロック解除は必要なし!
UQモバイルでは、auスマホを基本的に「SIMロック解除」不要で使えます。

SIMロック解除が不要な多くの端末では、SIMカードをUQモバイルのものに入れ替えたら、あとはAPN設定をすれば通信・通話を行えます。

一方、auユーザーがイオンモバイルなど他社回線の格安SIMに乗り換える場合は、SIMロック解除が必要になる場合があるのでご注意ください。

SIMフリー端末も、au回線に対応していればUQモバイルで使える!
今使っているのが家電量販店等で購入したSIMフリー端末の場合も、au回線対応ならそのままUQモバイルで使えます。

Android端末などの一部の機種は最初からAPN設定が内蔵されていて、SIMカードの入れ替えだけで使えるようになる場合もありますよ。

UQモバイルで使えないau端末はある?
UQモバイルは多くのau端末に対応していますが、一部非対応だったり、利用にあたって手続きが必要だったりするものもあります。

iPhone 6s~7シリーズなど、SIMロック解除が必要な機種がある
参照:UQモバイル公式サイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sim/devices/)
UQ mobileでau端末を使う際、主に2015~2016年頃に発売された一部端末では、例外的にSIMロック解除が必要になります。
例えばiPhoneだと、2015年のiPhone 6sシリーズと2016年のiPhone 7シリーズ、そしてiPhone SE第1世代がSIMロック解除必須です。
UQ mobile公式サイトの「動作確認端末一覧」から、手持ちの機種でSIMロック解除が必要かどうかを確認できます。
事前にチェックして、手持ちの機種がSIMロック解除必須だった場合は解除してから乗り換えましょう。
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
VoLTE非対応の古い4G端末は、2019年をもって対応するSIMカードの発行を終了した
UQモバイルでは、高音質な通話規格「VoLTE」に対応していない古いauの4G端末を使えません。
厳密には、2019年までに対応するSIMカードを発行している人のみがVoLTE非対応の4Gスマホを使える状態です。
2019年をもって古い機種向けのVoLTE非対応SIMが新規申し込み終了となっているため、2014年頃までに発売された多くのauスマホはUQモバイルで利用できない状況となっています。
流石に6年以上前の機種をずっと使い続けている方はあまり多くないと考えられますが、もし当てはまる場合は、新しいスマホを購入しましょう。
UQモバイルでは、乗り換え時に様々なスマートフォンから好きなものを選んで購入できますよ。

UQモバイルは4Gで展開!3Gのみ対応のスマホは利用できない
UQモバイルは、4Gや5Gで通信できるサービスであるため、3Gに対応していません。
3G通信にしか対応していない古いスマートフォンは、UQモバイルでは使えないことにご注意ください。
また、そもそもau回線は3Gの提供を2022年3月に終了しています。
結果としてUQモバイルで今から3Gスマホを使うことは不可能なので、ご注意ください。
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
auスマホをUQモバイルで使う際の注意点はある?
auスマホをUQモバイルで使う際に、いくつか気をつけたいポイントがあります。
それぞれ解説するので、チェックしてみてくださいね。
UQモバイルのメールサービスなど、一部機能に非対応な場合がある
au端末の機種によっては、UQモバイルの全サービスに完全対応していない場合があります。
参照:UQモバイル公式サイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sim/devices/)
例えばau版のXperia Z5では、UQモバイルのメールサービス(月額220円の有料オプション)に非対応でした。
手持ちの機種における細かい動作状況は、公式サイトの「動作確認端末一覧」よりチェックしておいてくださいね。
古い機種はアップデート終了でセキュリティ対策が万全でないなどの問題もある
古い端末をUQモバイルで使う場合は、あまり快適・安全に使えない恐れがあります。
例えばセキュリティのアップデートが行われない状態だと、ウイルス感染などのリスクが高まります。
OSが古いと、使いたいアプリのダウンロードや最新バージョンへの更新ができないことがあります。
何年も前の古い機種を使っている場合は、UQモバイルへ乗り換える際に合わせて機種変更をすることをおすすめします。
auスマホのSIMロックを解除する方法は?
手持ちの機種がUQモバイルで使う際にSIMロックの解除を必要としていた場合は、My auやauショップで解除しましょう。
既に回線を解約してUQモバイルに乗り換えていたとしても、My auやauショップでSIMロックを解除できますよ。
My auでは9時~21時30分に受け付けていて、手続き用のページからMy auにログインすることでSIMロックを解除できます。
auショップでも解除が可能であり、SIMロックを解除したい端末と本人確認書類を持ち込めば、無料で手続きをしてもらえますよ。
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
au端末をUQモバイルで使う時はAPN設定も必要!
au端末をUQモバイルで使う際は、APN設定を行う必要があります。
iOS端末とAndroid端末における、APN設定方法を解説します。
iPhoneやiPadはプロファイルのインストールをすればOK
iPhoneやiPadといったiOS端末では、UQモバイルでの通信や通話のためにプロファイルのインストールが必要です。
Wi-Fiに接続したらSafariを開き、設定用URLからプロファイルダウンロード用のリンクを開きましょう。
あとはiPhoneの設定アプリで「一般」→「プロファイル」と進んで、プロファイルのインストールボタンを押して手続きすれば完了です。

Android端末は設定画面からAPNを登録!
Android端末でUQモバイルのSIMを使う際は、設定アプリを開いてAPNの登録を行う必要があります。
- 設定アプリを開く
- 「接続」→「モバイルネットワーク」→「APN」と進んでいく
- 設定の追加ボタンを押し、APN設定内容を入力したら保存する
- APN一覧でUQモバイルの項目を適用する

APN設定で入力する内容は以下の通りで、他の項目はとくに変更せずに保存すればOKですよ。
Android端末のAPN設定内容 | |
APN名 | uqmobile.jp |
APN | uqmobile.jp |
ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |
以上の手順を済ませれば、Android端末でUQモバイルを使えるようになります。
まとめ
今回は、au端末をUQモバイルで使えるかどうかについて解説しました。
ポイント
- 多くのau端末をUQモバイルで利用可能、詳しい相性は公式サイトの「動作確認端末一覧」で確認できる
- 3GスマホやVoLTE非対応のSIMを使う端末など、一部の機種は利用できない
- 基本的にはSIMロックもそのままで使えるが、iPhone 6s~7シリーズやSE第1世代など、例外的にSIMロック解除が必要な機種もある
- SIMロックは無料で解除可能
- UQモバイルのSIMをau端末で使うには、APN設定を忘れずに!
多くの機種をUQモバイルで使えるので、auからUQモバイルへの乗り換えはスムーズに行なえますよ。
手持ちの機種が古いなどの理由でUQモバイルに非対応だった場合は、乗り換えに合わせての機種変更をおすすめします。
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元