mineoは格安SIMなので、乗り換えると今まで使ってた場所で使えなくなったりしないか心配…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
mineoでは、契約時にしっかり注意しておけば通信エリアが変わってしまうことはありません。
ただし、人によっては乗り換えることで快適に通信ができなくなってしまうことがあります。
この記事では、mineoの通信エリアや乗り換え前後での通信環境の変化について詳しく解説します。
目次
mineoの通信エリアは、プランごとの利用している回線と同じ
mineoの通信エリアは、プランごとの利用している回線と共通しています。
mineoにはAプラン、Dプラン、Sプランの3種類があり、それぞれ使用している回線帯域を借りているキャリアが異なっています。
mineoの各プランで使われている回線の種類 | |
Aプラン | au |
Dプラン | ドコモ |
Sプラン | ソフトバンク |
例えばAプランはau回線を使っているため、通信エリアはauと共通です。
エリア自体は完全に共通なので、本家auなら繋がる場所なのにmineoのAプランだと繋がらないといった問題が起こることはありません。
使用するスマホ等の端末の違いによって使える電波が変わって繋がりやすさも変動する場合はありますが、あくまでもエリア自体は同じです。
【重要】格安SIMであることが原因で、特定の場所でエリア外になることはない
mineoは大手キャリアから回線帯域の一部分を借りている格安SIMですが、そのことが原因で大手キャリアなら繋がる場所でエリア外になってしまうことはありません。
道路に例えると、大手キャリアと格安SIMで使える道路自体は完全に共通していて、大手キャリアと格安SIMでは使える車線の数が違います。
大手キャリアならより広い回線帯域を使えて、格安SIMだと一部分を借りているだけなので狭い…といった違いはありますが、エリア自体は完全に共通です。
乗り換え前後の回線が同じなら、繋がる場所はそのまま
キャリアごとにそれぞれ繋がる場所と繋がらない場所があるため、mineoへ乗り換えてからも今まで通りの場所で通信したい場合は乗り換え前後で同じキャリアの回線が使われる状態にしておきましょう。
例えばソフトバンクからmineoへ乗り換えるならSプランを選べばエリアは変わりません。
逆に今使っているキャリアが繋がりづらくて不満なら、mineoへ乗り換える際に別のキャリアの回線が使われているプランに切り替えれば繋がりやすさが改善される可能性がありますよ。
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mineoはMVNO系格安SIM!混雑時などに通信速度が落ちて結果的に繋がらないと感じるケースはある
mineoと大手キャリアは通信エリアが同じですが、実のところ快適さは乗り換え前後で変わることがあります。
大手キャリアは自分たちが持つ広い回線帯域をそのまま使えますが、mineoは大手キャリアから借りた一部分を使えます。
結果として利用者が増えるお昼休みや朝・夜の通勤・通学時間などは、mineoのようなMVNO系格安SIMだと回線が混み合いやすくなります。
回線が混み合うと通信速度が落ち、データの送受信にかかる時間が長くなって快適に通信できなくなってしまうことがあります。
例えば速度が下り1Mbps未満まで落ちてしまったら、動画の読み込みやアプリのダウンロードなど通信量を多く消費する用途は待ち時間が長くなってしまうのでご注意ください。
格安SIMに乗り換えてから繋がりづらくなったと感じる方は、こういったように回線の混雑による速度低下でなかなか画面が表示されない問題が発生しているためにそう感じた可能性が高いです。
実際にmineoがどれくらいの速度なのか、気になる方は下記記事も参考にしてみてください。
回線が混雑して速度が下がる時間帯はどうすればいい?
mineoで12時台など回線が混み合って速度が下がっている時間帯にスマホを快適に使いたい場合は、Wi-Fiスポットを利用してみてはどうでしょうか。
喫茶店やレストラン、コンビニなどでは誰でも無料で使えるWi-Fiスポットがあり、接続すれば回線が混み合っていない限り快適に通信を行えます。
またはiPhone(XS・XR以降)などのデュアルSIM対応スマホを用意しつつ、2回線目の格安SIM・格安プランを契約して、mineoの調子が悪いときに切り替えてみるのもおすすめです。
例えばauのオンライン申し込みプラン・povo2.0なら月額基本料金0円で回線品質は大手キャリアと同等、必要なときだけ24時間使い放題330円などのトッピングを課金して高速通信を行えます。
povo トッピング概要 | |||||||||||
料金 | 390円 | 1,260円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 21,600円 | 12,980円 | 9,834円 | 24,800円 | 330円 | 9,834円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 120GB | 150GB | 300GB | 使い放題 | 使い放題 | |
有効期限 | 7日間 | 180日間 | 30日間 | 90日間 | 365日間 | 180日間 | 90日間 | 365日間 | 24時間 | 7日×12回 | |
低速時速度 | 128Kbps | ||||||||||
通話料 | 22円/30秒 | ||||||||||
データ繰り越し | × | ||||||||||
5G対応 | ◯ |
また、au PAYをローソン等の対象店舗で使えば無料で300MBなどの通信ができるプロモコードをもらって通信できるのもpovo2.0の魅力ですよ。
注意!キャリアの古いAndroidスマホは別キャリアの回線だと繋がりづらくなる場合あり
Androidスマホは機種ごとに、対応する電波の周波数帯が異なります。
そして、大手キャリアが販売しているAndroidスマホは、AQUOSやPixelなどの一部機種を除き、2022年秋ごろまでの機種の場合多くが自社キャリア以外の電波にしっかり対応していない状態です。(以降の機種も他社との相性が悪いものがちらほら存在しています)
キャリアのAndroidスマホをmineoでも使う場合、乗り換え時に使う回線が変わると使える電波が少なくて繋がりづらいケースがあるのでご注意ください。
auからAプランへの乗り換えのように、乗り換え前後で同じ回線が使われる状態であればこの問題は起こりません。
またiPhoneはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの電波に全て対応しているので、乗り換え後も乗り換え先の回線をしっかり利用できます。
楽天モバイルからmineoへ乗り換える場合はもれなく通信エリアが変わる
楽天モバイルは自社回線を使っているためエリアも独自となっていて、楽天モバイルからmineoへ乗り換えるともれなく通信できるエリアが変わります。
ただし、基本的には楽天モバイルと比べて長期間に渡ってサービスを展開しているドコモ、au、ソフトバンク回線を使っているmineoのほうがより繋がりやすいと考えられます。
楽天モバイルは現段階だと他のキャリアが提供している「プラチナバンド」と呼ばれる電波の提供が無いので、多くの場合はmineoに乗り換える事で繋がりやすさは改善されるでしょう。
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まとめ
今回は、mineoの通信エリアについて解説しました。
ポイント
- mineoは大手キャリアから回線帯域の一部を借りてサービスを提供する、MVNO系の格安SIM
- mineoのAプランはau回線、Dプランはドコモ回線、Sプランはソフトバンク回線
- 乗り換え前の回線が同じなら、通信エリアもまったく同じ
- mineoは大手キャリアより回線が混み合いやすく、混雑時は速度が下がるため大手キャリアより読込み時間が長くなる
mineoは大手キャリアの回線を使っているので、エリア自体は大手キャリアと変わりません。
しかし混み合って速度が低下する場合はあるので、必要に応じてWi-Fiスポットなどを使ったり、povo2.0など他社サービスと組み合わせたりして対処しましょう。
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