iPhoneやPixelなどの端末が対応しているeSIMは、契約したらSIMをダウンロードすればすぐに使い始められるのが魅力です。
また他社のSIMとeSIMを同時にスマホに入れておき、電波状況や通信量に応じて使い分けるなど便利な使い方ができるのもeSIMの優れた点です。
この記事では、mineoにおけるeSIMの対応状況や注意点、申し込み方法などについて解説します。
目次
mineoでもeSIMが契約できる!
mineoは2022年8月よりeSIMの提供を開始しています。
現在、eSIMに対応している以下のような端末を持っている方は、mineoを契約すればしっかりeSIMの利用を行えますよ。
- iPhoneのXS・XR以降
- Pixel 4以降のPixel端末
- Xperia(1 IV・5IV以降)
- Galaxy(S23シリーズやFlip4・Fold4以降のZシリーズ)
上記はあくまでも主要な対応端末ですが、今後はどんどんeSIMが主流になってくると思われます。
そもそもeSIMとは?
eSIMとは、SIMカードの種類の1つです。
通常のSIMカードは小指の爪程度の小さな物理的なカードとなっていますが、eSIMはデータのみの存在です。
端末側にあらかじめ何もデータが入っていない空の状態のSIMカードが埋め込まれており、eSIM契約後にデータをダウンロードし、その情報を書き込む事で通信・通話ができるようになります。
このような特徴から、SIMカードの配送を待つ必要なく、最短即日などの短い待ち時間で使い始められる点がメリットです。
ただし、eSIMを使いたい場合は対応している端末を用意する必要がある点にご注意ください。
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mineoでeSIMが利用できるプランはどれ?
mineoでeSIMを利用できる回線プランは、AプランとDプランです。
他にSプランというソフトバンク回線のものもありますが、こちらではeSIMを2025年1月時点だと利用できないのでご注意ください。
また、mineoでは「マイピタ」と「マイそく」2つの料金プランが提供されてますが、こちらにおいてはどちらでもeSIMの利用が可能です。
mineoでeSIMを申し込む方法・設定する方法は?
mineoでeSIMを申し込む方法や既存の通常SIMから切り替える方法、そしてeSIMを設定する手続きの流れについて解説します。
なんとなく難しそう、と感じそうなeSIMですが、実際は簡単に利用開始する事ができますよ。
mineoのeSIMを申し込む方法
mineoを新たに申し込む方は、契約手続きの際にeSIMを選択しましょう。
SIMカードの申込画面に、SIM形状を選ぶという項目がありますので、ここで「eSIM」を選択すれば契約ができます。
mineoで通常SIMからeSIMに切り替える手続きの流れは?
mineoをすでに契約中の方は、オンライン上でeSIMへの切り替えが行えます。
eSIM詳細ページ内に「SIMカード変更お申し込み」というボタンがあるので、ここからログインをすればすぐに手続きを進められますよ。
mineoにおけるeSIMの設定方法
eSIMはただ契約しただけでは使えず、合わせてeSIMプロファイルの設定やネットワーク設定の手続きをしなければいけません。
事前にWi-Fi環境や設定用QRコードを表示できる端末を用意して手続きを進めましょう。なお、QRコード表示用端末がない場合は専用コードの入力でも対応可能です。
パソコンなどでmineoマイページを開いて「ご利用状況の確認」→「ご契約内容の紹介」→「eSIMプロファイルのダウンロード」と進むと、設定用のQRコードが表示されます。(その下にスマホから手動で設定する用のアクティベーションコードも記載されています)
iOS端末におけるeSIM設定方法
iPhoneやiPadは設定アプリのモバイル通信項目を開き、「モバイル通信プランを追加」からカメラでQRコードを読み取ればeSIMプロファイルが設定可能です。
QRコードを表示できる機器がない場合は「詳細情報を手動で入力」からQRコード下にある設定コードを手動で入力しましょう。
あとはmineoのプロファイルを通常通りWi-Fi環境でSafariからインストールすれば、iPhoneでmineoのeSIMを利用できますよ。(こちらからプロファイルのインストールが可能)
Android端末におけるeSIM設定方法
設定アプリの「モバイルネットワーク」→「eSIM」といった項目内にある「eSIMの追加」からQRコードを読み取れば、eSIMプロファイルをインストールできます。
QRコードを表示できる機器がない場合は、スマホから直接mineoマイページのコード画面を開いてその下の設定コードを「ヘルプ」や「自分で入力する」といった項目から入力すればOKです。
あとはmineo公式サイトのネットワーク設定ページを参考に、設定アプリの「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント」といった項目よりAPNを設定すれば設定完了です。
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mineoのeSIMにおけるデメリットや注意点
最後に、mineoのeSIMに関するデメリットや注意点についてまとめました。
再発行する度に440円と高めの手数料がかかってしまう
mineoでは、eSIMを再発行する度に440円のeSIMプロファイル発行料がかかります。
もちろん、初回の契約時にもこのeSIMプロファイル発行料は発生しますが、機種変更などの際に再発行が必要となった場合にも発生してしまいます。
通常のSIMカードは機種変更時にSIMカードを入れ替えるだけで手続きが完了するので、機種変更時の再発行手数料は当然かかりません。
用途に応じて頻繁に使うスマホを変えるような方は、eSIMだと手数料がたくさんかかって損になってしまう可能性があるのでご注意ください。
楽天モバイルやahamoなどの大手キャリア格安プランは全て無料で再発行ができるので、mineoも今後無料になる事に期待ですね。
ドコモ回線のDプランで契約する際は、端末に設定されているEIDの用意が必要
ドコモ回線が使われているDプランもeSIMに対応していますが、契約時にeSIMを使うスマホの「EID」という情報が必要になります。
EIDはAndroid端末の場合、設定アプリの「その他」や「無線とネットワーク」→「SIM情報設定」→「EID表示」という項目から確認可能です。
iPhoneでは設定アプリの「一般」→「情報」よりEIDを確認できます。
利用したい端末がまだ手元に無いような場合は発行ができないのでご注意ください。
eSIMを選んだから料金が安くなるわけではない
mineoのeSIMは、IIJmioなどと違って選ぶことで料金が安くなるわけではありません。
eSIMを使いたい理由が安いからという方は、IIJmioなどeSIMに専用の安価な料金が設定されているサービスを検討するのがおすすめです。
通常のSIMカードと比べて手間がかかるため、気軽に機種変更や再発行ができない
eSIMで機種変更をする際は、オンラインで手続きをしてからeSIMプロファイルをダウンロードしてさらにAPN設定をする…といったように手間がかかります。
また前述の通り、eSIMプロファイル発行料も都度440円かかります。
誤ってスマホを初期化してしまった場合などの再発行時も同様に手続きや手数料が必要になりますよ。
金額的にも手続きの手間的にも通常のSIMカードよりも負担がかかるので、気軽に機種変更や再発行ができないこともeSIMの難点です。
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まとめ
今回はmineoのeSIMについて解説しました。
ポイント
- mineoはAプランとDプランでeSIMを利用可能
- SプランではmineoのeSIMを利用できない
- Dプランは申し込みにあたってEIDの用意が必要
- eSIMプロファイル発行料は再発行の際も発生する
- mineoのeSIMは、とくに料金的に得というわけではない
- iPhoneのXSシリーズ・XRなど、対応するスマホの用意も必須
mineoはeSIMの利用に対応していますが、eSIMはやや導入に手間がかかったり、機種変更時に手数料がかかったりなどの注意点もあります。
今回の解説を参考に、じっくり検討したうえでmineoのeSIMを申し込んでみてください。
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