



mineoは格安SIMで、残念ながらとくに学割は用意されていません。
しかしmineoはそもそも基本料金自体が安価ですし、複数回線の契約による割引や家族割引自体は存在していますよ。
この記事では、mineoにおける学割の有無や学生にmineoがおすすめな理由について解説します。
目次
注意!mineoに学割は存在しない
mineoには残念ながら学割は存在しません。
そもそもmineoに限らず、実はほとんどの格安SIMは学割を提供していないのが現状です。


格安SIMは大手キャリアと違って月額基本料金が非常に安く設定されています。
例えばmineoの場合、5GBの音声通話SIM(デュアルタイプ)で月額料金は1,518円です。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
auの「スマホミニプラン 5G」だと1GB使うだけでも3,465円の月額料金がかかってしまい、mineoのほうが1,947円もお得になっています。

つまり格安SIMは通常料金の時点でキャリアよりも大幅な値引きが行われているため、さらに学割キャンペーンを提供して料金を下げるのはなかなか難しいのではないでしょうか。


家族割や複数回線割引なら存在する!
mineoでは2回線以上を契約すると10回線までもれなく55円引きとなる「複数回線割引」が適用されます。
また、離れて暮らす家族や姓が異なる家族も含めて「家族割引」を申し込むこともでき、もれなく55円引きで使えます。
そして家族割引は、音声通話対応SIM・デュアルタイプ3回線以上契約する場合3回線目以降の料金が165円引きとよりお得になります。
家族でスマホを格安SIMに乗り換えてお得に使いたい場合は、家族割引や複数回線割引があるmineoがおすすめですよ。
大手キャリアの学割適用時とmineoの通常プランで月額料金を比較!金額はどちらが安い?


mineoの方が大手キャリアの学割あり料金より高いのであれば、大手キャリアを選びたいという方もいますよね。
auの学割ありの月額料金とmineoで、月額料金を比べてみました。

auの学割プラン・「スマホスタートプラン 5G」は通信量が20GBなので、条件をできるだけ揃えるためmineoも20GBで料金を比較してみましょう。
ちなみにauのスマホスタートプラン 5Gは22歳以下かつ、以下の4つのいずれかの条件を満たす人のみが契約できるのでご注意ください。
- 22歳以下の新規契約
- auケータイからの機種変更またはデータ通信端末から切り替え
- 他社ケータイから乗り換え
- スマホスタートプランライト、(S)、(フラット)からの変更
料金を比較し、表にまとめてみました。
auの学割とmineoの月額料金比較 | ||
au (スマホスタートプラン 5G) |
mineo (デュアルタイプ・20GB) |
|
通常月額料金 | 4,103円 | 2,178円 |
スマホスタート1年割 | -1,188円×12ヶ月 | × |
スマホスタート応援割 | -1,650円×12ヶ月 | × |
au PAYカード お支払い割 | -187円 | × |
最安月額料金 | 1,078円×12ヶ月 2年目~3,916円 |
2,178円 |
その他費用 | 契約事務手数料3,850円 | 契約事務手数料3,300円+ SIMカード発行料440円 |
スマホスタート1年割とスマホスタート応援割は契約翌月から1年間の適用となるため、初月は通常料金の日割り請求となることにご注意ください。
見ての通り、1年間の月額料金のみであればmineoよりもauのほうが1,100円安価でした。
月額料金の合計は1年間で13,200円ほどの金額差になり、auの学割ありの総支払額の方がお得です。
また、auではPrime StudentというAmazonプライム会員特典を1年間使える特典が付いているのも魅力ですね。
ただし、2年目からはmineoの方が月額料金が1,738円安くなります。
2年目に入ってから8ヶ月ほど使えば、mineoの方が総支払額は安くなってしまうことにご注意ください。


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mineoを学生が使う際の注意点
mineoを学生が使う場合、いくつか注意したいポイントがあります。
それぞれ解説するので、申しこみ前に確認しておきましょう。
本人名義での契約は18歳以上に限られるが、将来的な回線譲渡は可能
mineoは未成年の申し込みに対応しておらず、18歳未満は親権者などの名義で契約しつつ利用者登録をする必要があります。
ただし、子供が18歳以上になったら本人名義のクレジットカードを発行すれば、回線を譲渡する手続きにより利用中の回線を本人名義に変更することができますよ。(LaLa Callなどの一部オプションは譲渡不可)
回線譲渡の際は三親等以内の家族間であれば手数料なし、その他のケースでは3,300円の契約譲渡手数料がかかります。

通信品質は大手キャリアと比べて劣る
mineoはドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリアから回線帯域の一部分を借りてサービスを提供しています。
大手キャリアの通常プランのように、広い回線帯域の全体を使えるわけではありません。
結果として、通信品質は大手キャリアと比べると劣ります。
具体的にはお昼や夜などのスマホを利用する人が増えるタイミングでは回線速度が下がりやすい傾向にあります。
ただし、回線が混み合って下がるのはあくまで速度であり、通信・通話ができるエリア自体は大手キャリアと変わらないのでご安心ください。


学割を提供している格安SIMはある?
格安SIMの中にも、ワイモバイルやUQモバイルといった学割の提供があるサービスも存在しています。
毎年秋~春にかけて、学生が申し込みを行うと月額料金を安く抑えられる仕組みです。
ただ、これらはmineoと比べて基本料金が高いという注意点もあるので、一概に学割があるから契約した方が良い、というわけではありません。
それぞれの学割については以下の記事で解説しているので、興味をお持ちの方は参考にしてください。
まとめ
今回は、mineoの学割について解説しました。
ポイント
- mineoには学割はない
- 学割がないものの、基本料金が大手キャリアより安価
- 月額55円の複数回線契約割引あり、家族で使うなら2回線目まで55円・音声通話SIMの3回線目以降は165円引き!
- 短期間だと大手キャリアの学割が安価だが、長期的に考えるとmineoのほうが基本料金が安い分お得な傾向
- mineoは18歳未満だと本人名義での申し込みに非対応
- 回線混雑時は通信速度が下がる場合あり
mineoには学割がありませんが、基本料金が安いため学生にもおすすめの格安SIMです。
どうしても学割を使いたい場合は一旦大手キャリアを契約して割引期間終了後にmineoへ乗り換えるのも良いですし、学割があるUQモバイルなどを選ぶのも良いでしょう。
今回の解説を参考に、自分や子供の利用に合った携帯サービスを契約してみてくださいね。
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