



mineoは格安SIMですが、実は複数の回線を契約している人向けの割引サービスも用意されています。
家族でスマホをお得に使いたい場合は、mineoで家族割を使うのも一つの方法です。
ただし、元々料金の安い格安SIMなので大手キャリアのように高額な割引があるわけではないのにはご注意ください。
この記事では、mineoの家族割の内容を紹介します。
目次
結論:mineoには家族割あり。ただしインパクトは少なめ。
mineoの家族割は、家族で契約した場合に各回線の基本料金から最大5回線まで料金が割引されるサービスです。
2023年8月23日より割引額が増額し、デュアルタイプで3回線以上契約すると3回線目以降から165円割引となります。
割引額
- 2回線まで:55円
- 3回線以降:165円(110円増額)

と、まま子さんのように思うかもしれませんが、mineoの基本料金は他社よりかなり格安の設定となっています。実際の料金を確認してみましょう。
mineo 「マイピタ」概要
月額基本料
(音声SIM)1,298円
1,518円
1,958円
2,178円
月額基本料
(データSIM)880円
1,265円
1,705円
1,925円
データ量
1GB
5GB
10GB
20GB
低速時速度
200Kbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
そして、mineoと同じくらい利用者数が多いUQモバイルの料金設定は以下のようになっています。
UQモバイル 料金プラン概要
ミニミニプラン
トクトクプラン
コミコミプラン+
月額基本料
2,365円
2,277円・3,465円
3,278円
月額基本料
(最大割引時)1,078円
990円・2,178円
割引無し
データ量
4GB
1GB・15GB
33GB
低速時速度
最大300Kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
無料通話
付帯なし
10分以内通話無料
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
2つを比較してみると、mineoの5GBプランはUQモバイルの4GBより846円も安く、さらに20GBだとUQモバイルより1,100円安いですね。
このように、元々の料金が安く設定されているので、他の格安SIMと比較してもmineoのほうがお得に利用できます。
ただ、20GBを超える大容量プランを契約したい場合や、安定した通信速度を求めるような場合は、今回比較したUQモバイルや、無制限にデータ通信ができる楽天モバイルなどの検討することをおすすめします。
格安SIM各社の家族割については下記記事で紹介してるので、他社と比較したい方はぜひご覧になってください。
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mineoの家族割は離れて暮らしてても、パートナーや事実婚でもOK!
家族割の適用範囲は以前までは三親等以内となっていましたが、2019年11月28日からは同性のパートナーや事実婚の方でも適用されるようになりました。
他キャリアの家族割は同じ家に住んでいる家族にしか適用されないケースがほとんどです。
しかし、mineoの家族割は同じ家に住んでいなくても三親等以内を証明でき、主回線と異なるeoIDを持っていれば適用されます。
三親等は以下の画像のように定義されています。
出典:mineo公式サイト(https://mineo.jp/service/discount/family-discount/)
主回線を契約している方の、ひ孫の配偶者までが三親等の対象になっていることがわかりますよね。
例えば、息子が結婚して孫が生まれます。そして、孫が結婚してひ孫が生まれます。
この場合孫が二親等、ひ孫が三親等に当たります。

そして、事実婚や同性のパートナーにも適用されるという点にもご注目ください。
事実婚とは、入籍届を出していないけどお互いに婚姻の意思を持ち、夫婦として生活をしている関係のことを指します。
近年では少子化による若者の減少や未婚率の上昇といった時代的な背景もあり、mineoでは事実婚でも家族割が適用されるようになっています。
また、昨今では同性愛者による結婚が認知され少しづつ理解され始めてきたため、LGBTによる結婚も増えてきています。
こうした時代的背景をしっかり踏まえて、事実婚や同性のパートナーでも家族割が適用されているのが嬉しいですよね。

事実婚や同性のパートナーも家族割の適用範囲としている通信事業者はmineoくらいしかありません。
実際にどのようなケースが考えられるのか紹介していきます。
ケース① 両親、息子、娘が離れて暮らしている場合
デュアルタイプ5GBの料金シミュレーション
家族割適用前→家族4人×1,380円=5,520円
家族割適用後→家族4人×1,380円-(55円×2人分・165円×1人)=5,245円
家族4人の合計金額を、5,000円台前半以内に収めることができました。
ケース② 両親、息子、祖父母が離れて暮らしている場合
デュアルタイプ5GBの料金シミュレーション
家族割適用前→家族5人×1,380円=6,900円
家族割適用後→家族5人×1,380円-(55円×2人分・165円×2人)=6,460円
家族5人でも6,000円台と、十分割安です。
ケース③ 事実婚および同性のパートナーの場合
デュアルタイプ5GBの料金シミュレーション
家族割適用前→家族2人×1,380円=2,760円
家族割適用後→家族2人×1,380円-55円=2,705円
mineoの家族割はあるゆるケースに対応しているので、家族みんながmineoを利用することで大きなメリットが得られますよ。
料金の支払い名義は別でもOK
mineoの家族割はあくまで「家族としての証明が可能な三親等以内の親族」であれば適用可能なので、必ずしも料金の支払い名義を統一する必要はありません。
他格安SIMの中には、対象のサービスとセットで契約する場合は請求先と統一する必要があり、わざわざ支払い名義を変える方もいます。
しかし、mineoの家族割ではそのような面倒な手続きは不要なので安心して遠方の親族とも家族割を利用してください。
【限定】事務手数料無料!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
家族割と複数回線割引の違い
mineoには家族割以外にも「複数回線割引」と呼ばれる割引サービスが存在します。
どちらも複数の回線を利用して適用できる割引であることは変わりなく、割引額も1回線あたり55円と同じです。
それぞれの違いについて解説します。
複数回線割引は同一名義(同じeoID)で回線を追加した時に適用できる割引
複数回線割引は同一名義(同じeoID)で複数の回線を持つ場合に適用できる割引です。
同一名義であってもeoIDが異なる場合は適用することができません。
つまり、同じeoIDでスマホを2台持ちしている場合など、ひとりで複数の回線を使っている場合に適用可能です。
割引対象回線数は最大10回線であり、家族割との併用はできないので注意しましょう。
家族割は異なるeoIDで家族関係を証明できる場合しか適用できない
一方で家族割は異なるeoIDで契約し、尚且つ同一住所や家族証明書類の提出によって家族と証明できる場合のみ適用可能な割引です。
同一のeoIDの場合は上記の複数回線割引が適用されます。
なお、ひとりで複数回線持っている場合も、家族割に加入できるのは1つのeoIDにつき1回線のみなので気を付けましょう。
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mineoの家族割申し込み方法
mineoの家族割を申し込む方法は以下の5ステップです。
家族割申し込みの5ステップ
- mineoマイページの「ご契約サービスの変更」メニューから「家族割引お申し込み・変更」を選択
- 表示される家族割引情報を確認し、「家族割引のお申し込み」から「グループ追加する」を選択
- 「ご利用番号」を入力、「ご契約者さまとの続柄」をプルダウンから選び、下の「同一住所かつ同一姓」「左記以外」どちらかを選択
住所や姓が異なる場合は家族関係証明書類のアップロードが必要 - 入力内容を確認し、問題なければ「申し込む」を選択
- 申し込み完了、審査後にメールで結果が届くため確認
mineoの家族割はネット上ですべての申し込み手続きが完了します。

mineoの登録情報の変更方法
家族割に登録している情報の変更もマイページから申し込み可能です。
必要な手続きは以下の3ステップです。
登録情報変更の3ステップ
- mineoマイページの「ご契約サービスの変更」メニューから「家族割引お申し込み・変更」を選択
- 表示される家族割引情報を確認し、「削除情報」または「追加情報」を入力、「次へ進む」を選択
- 入力内容を確認し、問題なければ「申し込む」を選択
登録情報の変更についても簡単に手続きが行えますよ。
mineo家族割の活用パターン


mineoは家族割をよりお得に使うには家族それぞれに適したプランで申し込むのが便利です。
今回はスマホで電話をどれぐらい使うかを基準に適切なプランについて紹介します。
電話をよく使う場合
電話をよく使う場合は通話定額サービスがあると安心です。
通話定額サービスには以下の2種類があります。
- 10分かけ放題:550円
- 無制限かけ放題:1,210円
10分かけ放題は10分を超えると22円/30秒の通話料が発生します。
電話をする機会は多いものの、1回の通話時間がそれほど長くない場合は10分かけ、長電話をする事がある方は無制限かけ放題を選ぶようにしましょう。

電話はほとんど使わない場合
スマホで電話はほとんど使わない場合、通話定額サービスは必要ないでしょう。
ただし、通話料を安く抑えるために「mineoでんわ」サービスは申し込みをしておくと安心です。
専用アプリ「mineoでんわ」を使うために必要な申し込みで月額料金は無料、通話料金が10円/30秒に下がります。
mineoでんわを通さず発信した場合は通常料金である22円/30秒となります。
電話をほとんど使わない家族の分はmineoでんわのみ申し込むとお得ですよ。


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まとめ:mineoは格安SIMではめずらしい家族割あり。上手く利用すればお得に契約出来る。
mineoの家族割は55円割引、デュアルタイプで3回線目以降は165円割引される内容となっています。
同じ家族割ならワイモバイルの方が-1,100円など割引額が高く、mineoと比べて一見大きなメリットのように感じられますが、mineoは元々の料金が他社と比べてかなり安いうえ、
- 家族が同居していなくてもOK
- 事実婚でもOK
- 同性のパートナーでもOK
と、あらゆる家族形態に対応しているのが大きなメリットとなっています。
住んでいる場所が離れているけど家族みんなで利用したい、結婚していないけど一緒に暮らしている、同性のパートナーと暮らしている、そんな方はmineoを利用してみてください。
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