大手キャリア並みの品質にも関わらず、格安料金で大人気のワイモバイル。
そんなワイモバイルには、複数回線利用でさらにお得に利用できる「シェアプラン」があることをご存知ですか?
当記事ではワイモバイルのシェアプランについて、料金やメリット・デメリットをお伝えしていきます!
この記事でわかること
- ワイモバイル「シェアプラン」のメリット・デメリット
- ワイモバイル「シェアプラン」の料金
目次
ワイモバイルのシェアプランとは?
ワイモバイルで提供中のシェアプランとは、指定プランに加入中の方がお得にデータを分け合って複数回線を利用できるプランです。
シェア対象のプラン
- シンプル2 S/M/L
- シンプルS/M/L
- スマホプラン/スマホベーシックプラン
- データプラン/データベーシックプラン
上記プランを親回線として利用し、子回線として「シェアプラン」を契約すると親回線のデータ量を子回線でも利用可能になります。
スマートフォンの通信料金は、通常プランだと回線ごとに基本料金が発生します。
シェアプランを利用することで、2台目以降の料金を安く抑えつつ無駄なくデータを利用できますね。
シェアプランは申込ごとにSIMカードが発行され、使いたい端末にSIMカードを挿入することで利用できるようになります。
SIMカードにはそれぞれ電話番号も割り振られますが、音声通話は出来ないのでご注意ください。
ワイモバイルで実施している各種キャンペーン(端末購入割引やPayPayボーナスの付与など)は対象外のため、利用するデバイス(スマホやタブレット)は別途用意をしておきましょう。
ワイモバイルの料金プランやシェアプランの利用料は?|事務手数料はかかる?
続いて、ワイモバイルの料金を通常料金とシェアプランに分けてご紹介します!
通常料金もお得なワイモバイルですが、タブレットとの2台持ちではシェアプランを利用することでよりお得になります。
料金プランに置ける通常料金|SIMを月額990円から持てる!
「シンプル S/M/L」より前のプランは新規受付を終了しているため、現行プランの料金をご紹介します。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
通常価格でも、大手キャリア(docomo/au/Softbank)と比べると非常に安価です。
さらに割引(家族割orおうち割光セット)やPayPayカード割が適用できれば料金は大幅に下がり、格安SIM業界でも最安値クラスの料金設計となっています!
大手キャリア並の回線品質にも関わらず非常に安価で満足できる料金設計ですね。
なお、初回契約時にかかる契約事務手数料が3,850円に設定されています。
解約時にかかる違約金は一切かからなく、無料となっています。
- 家族割:同一住所で複数回線を申込した場合2回線目以降に割引を適用
- おうち光割:Softbank光、Softbank Airを契約した場合は全てのワイモバイル回線に割引が適用
シェアプランの料金|3回線までのSIMを有料で追加可能!
通常料金同様、シンプルより前のプランは新規受付を終了しているため、現行プランでご紹介をします。
親回線プラン | 基本使用料 (3回線まで) |
通信速度低速化までの通信量 | |
---|---|---|---|
加入月 | 加入翌月以降 | ||
シンプル2 S | 539円 | 3GB | 4GB(親回線との合算) |
シンプル2 M | 539円 | 20GB(親回線との合算) | |
シンプル2 L | 539円 | 30GB(親回線との合算) |
表で記載している「基本使用料」とは、子回線としてシェアをする際の基本料金です。
注目は、どのプランでも月額539円なので料金が非常に安価な点。例えばスマホとタブレットで2台持ちをする場合、それぞれで通常プランを契約するよりも大幅に安く利用可能です・
ワイモバイル・シェアプランの運用方法例|非常用回線やタブレット等での利用におすすめ
ワイモバイルのシェアプランを運用する例について、いくつか考えてみました。
子供など、家族に持たせる非常用の通信手段にする|電話はできないけどLINEなどで対応!
シェアプランは月額539円から持つことが可能、3枚までSIMを追加できるので、子供などの家族に持たせておく非常用連絡手段に最適です。
電話はできないシェアプランのSIMですが、通話が可能なLINEなどのサービスを導入しておけば問題なく音声で連絡をとれますよ。
シェアプランのSIMとLINEを設定したスマホを持たせておけば、トラブル時などに素早く連絡ができます。
雨が降ってきたので車で迎えに来て欲しいなどの連絡も、シェアプラン入りのスマホがあればバッチリです。
タブレットやルーター、パソコンで使う
シェアプランのSIMを入れた端末ではテザリングなどをしなくても単体でインターネットが利用できます。
タブレットやルーター、パソコンといった手持ちの機器がSIMカードに対応しているなら、シェアプランのSIMを入れれば使いたい時に電源を入れるだけで素早く通信を開始できますよ。
ワイモバイルでシェアプランを利用するメリット
次に、ワイモバイルでシェアプランを利用する際の具体的なメリットをご紹介します。
メリット1.料金が安い
最も大きなメリットは、単純に月額料金が安いことです。
いくつか例をご紹介します。
まずは、スマホ(月間10GB)とタブレット(月間4GB)を利用する場合で比較してみます。
通常プラン | シェアプランを利用 | ||
スマホ(10GB) | タブレット(4GB) | スマホ(10GB) | タブレット(4GB) |
4,015円(シンプル2 M) | 1,265円(シンプル2 S) | 4,015円(シンプル2 M) | 539円(シェア) |
合計5,280円 | 合計4,554円 |
ご覧のように、シェアプランを利用することで月額726円も安く利用できます。
次に、スマホとタブレットでそれぞれ20GBずつ利用するケースでも比較してみます。
通常プラン | シェアプランを利用 | ||
スマホ(20GB) | タブレット(20GB) | スマホ(10GB) | タブレット(10GB) |
4,015円(シンプル2 M) | 2,915円(シンプル2 M) | 4,015円(シンプル2 M) | 539円(シェア) |
合計6,930円 | 合計4,554円 |
このようなケースでは、親回線であるスマホのプランを月間20GB利用できる「シンプル2 M」にしましょう。
スマホとタブレットで大容量データを分け合うことで使い方の幅が広がり、月額料金は2,376円安く利用できます。
シェアプランを使った契約は料金メリットが非常に大きく、魅力的ですね!
メリット2.データ容量を無駄なく使える
ワイモバイルのシェアプランは、データ容量を無駄なく使えるメリットも見逃せません。
上記のように、スマホやタブレットでそれぞれ単独契約をすると、月々のデータが余ってしまうことがよくありますよね。
しかし、シェアプランを使ってデータの消費をまとめれば、余ってしまうデータが少なくなります。
また、それぞれのデバイスで「スマホあと○GBで、タブレットは○GB残っていて・・・」という煩わしさも無くなります。
無駄なくデータが使えて管理も楽になるため、複数のデバイスを利用するならシェアプランはとても便利ですね。
ワイモバイルシェアプランのデメリット・注意点
メリットの多いシェアプランですが、注意点も存在します。
契約してから「思った使い方ができなかった・・・」とならないためにも、しっかりと注意点を確認しておきましょう。
シェア子回線は音声通話に非対応、タブレットやサブスマホなどにおすすめ
最初の注意点は、シェアプランに指定した子回線は音声通話ができないということです。
ワイモバイルのシェアプランはあくまでもデータを分け合うサービスなので、家族全員のスマホ契約をまとめて料金を節約するものではない点には注意が必要です。
当然、電話番号をそのままで他社からシェアプランのSIMに乗り換える…といったこともできません。
とは言え、データ通信で通話をするアプリ(LINEやViperなど)は利用可能です。
090や080から始まる音声通話だけが利用できないため、「LINE電話ができれば良い」ということであればシェアプランで契約することも可能ですね。
ただし、SMSの利用は可能です。
送受信ともに利用でき、送信時には通常プランと同じように1通あたり3.3円の料金が発生します。
データのシェアができるようになるのは申込翌月から
細かい点ですが、親回線と子回線間でデータのシェアができるようになるのは申込翌月からです。
シェアプラン申込当月はシェア子回線のデータ量は3GBまで。
速度を超過した場合は500MB(約0.5GB)あたり550円でデータ容量の追加購入が可能です。
申込して即シェアできない点には注意が必要です。
シェアプランが利用できるのは合計3回線まで
ワイモバイルのシェアプランで子回線に指定できるのは、1つの親回線あたり合計3回線までです。
通常利用でこの点がデメリットになるケースは稀と思われますが、例えば法人用途の利用など、何台も回線を追加することはできない点には注意をしましょう。
もちろん、親回線を増やせばそれに伴ってシェア子回線を増やすことができます。
ただし、あくまでも「1つの親回線あたり3つの子回線」という点は変わりません。
ワイモバイルシェアプランの申し込み方法|店頭申込のみ対応
続いて、シェアプランの申込方法について解説をします!
通常プランなら「店頭」「オンライン」の2種類が用意されていますが、シェアプランはどのように申込をすればいいのでしょうか?
シェアプランの申込は店頭のみ
シェアプランを新規で契約する場合、申込は店頭のみです。
最近は新規契約やMNPでもオンラインで手続きをする方が多いですが、シェアプランは店頭申込が必須のため注意しましょう。
さらに、シェアプランは店舗によって取扱の有無が異なります。
無駄足を踏まないためにも、店頭へ来店する前に来店予定のショップへシェアパックの取扱可否を電話で確認しておくと良いでしょう。
気をつけたい点は、家電量販店などに併設されているSoftbankやワイモバイル取扱コーナーでは申込できないケースが多いことです。
店頭へ来店の際には事前予約をしておくと受付が非常にスムーズですので是非活用しましょう。
まとめ
ワイモバイルのシェアプランについて、詳しく解説をしてきました。
シェアプランは状況次第で月々の通信料金を大幅に節約することができます。
うまく活用し、お得にスマホやタブレットを利用しましょう!