
ソフトバンクなどの大手キャリアを利用している方は、料金が高い・通信量が少ないなどの不満を感じている方が多数いらっしゃると思います。
ahamoに乗り換えれば、そんな料金や通信量などのお悩みを解消することができます。
実際にへ乗り換えるときはいくつか注意したいこともありますので、この記事ではソフトバンクからahamoへ乗り換える際に必要なものや費用、方法や注意点などについて解説します。
ソフトバンクからahamoへ乗り換える際に必要なものや費用
ソフトバンクからahamoへ乗り換える際はいくつか用意するものがあります。
また手持ちのスマホをahamoで使う場合も、必要な手続きなどがあるので確認しておきましょう。
ソフトバンクで購入したスマホは「SIMロック解除」が必要な場合あり
ソフトバンクで購入したスマホをahamoで使う場合、SIMロック解除という手続きが必要な場合があります。
ソフトバンクスマホのSIMロックは2021年5月12日以降購入の機種(iPhone 13シリーズ以降など)や2021年4月14日~5月11日に一括払いまたはクレジットカードで分割購入した機種にはかかっていませんが、それ以外の機種では基本かかっているので解除しておきましょう。
My SoftBankやソフトバンクショップから無料で解除可能です。(店舗対応も無料になりました)
なお、万が一解除を忘れても乗り換え後にMy Softbankから手続きができるので心配ありません。
注意!Androidスマホはahamoのドコモ回線と相性が悪いことも…
iPhoneについてはどこで販売されていたものでも仕様が全て共通のため、SIMロックさえ解除すればドコモ回線でも問題なく使えます。
しかし、Androidスマホの場合はSIMロックを解除してもドコモ回線にしっかり対応しておらず電波が弱くなる・圏外になるといった問題が発生する可能性があります。
ソフトバンクのSIMロック解除ページ内にある「機種別対応周波数一覧」ファイルで、手持ちの機種を見てみましょう。
手持ちの機種がドコモで使われるLTEの周波数帯・Band 19に非対応だと、地方や屋内・地下などで繋がりづらくなる恐れがあります。
手持ちの機種がドコモ回線と相性が悪いものだった場合は、乗り換え時に新しいスマホへ機種変更することをおすすめします。
ahamoへ乗り換え時に必要なもの・費用は?
ahamoへ乗り換える際に必要なものは以下の5点です。
- 運転免許証などの本人確認書類
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- dアカウント
- ソフトバンク解約後も使えるメールアドレス
電話番号を引き継ぐ際に以前は「MNP予約番号」が必要でしたが、現在は不要となっています。
本人確認書類は以下の9点を使用できます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降のもの)
- 顔写真入りの住民基本台帳カード
- 健康保険証+補助書類
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 在留カード+外国発行のパスポート
補助書類は発行から3ヶ月以内、現住所記載が記載されている公共料金の領収証か住民票が利用できます。
なお、他の書類を使いたい場合は事前にahamoへ問い合わせれば対応してもらえるケースもありますよ。
支払い方法はクレジットカードか口座振替が利用できます。
違約金やMNP転出手数料、ahamoの契約事務手数料は不要
ソフトバンクからahamoへの乗り換え時に、ソフトバンクの違約金やMNP転出手数料、ahamoの契約事務手数料はかかりません。
ソフトバンクでは古い2年縛りのプランも含めて、違約金は完全撤廃されていますよ。
“ソフトバンク”と“ワイモバイル”で過去に提供していた契約期間がある料金プランにおいて、契約更新月以外の解約時に生じる契約解除料を免除※1します。
出典:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20211026_02/)
ただし手持ちのスマホを分割購入していてまだ代金を支払い済みでない場合は、引き続き分割代金を支払う必要があることにご注意ください。
また、月額料金に関しては解約月のソフトバンクは日割りされずに満額、ahamoの初月分は日割りで請求されます。
dアカウントやフリーメールアドレスの用意も忘れずに
dアカウントやGmailなどのフリーメールアドレスは、無料で発行できるので事前に用意しておきましょう。
キャリアメール持ち運びサービスでソフトバンクメールを今後も使う場合であっても、実はahamoの申込みでキャリアメールは登録できないので、その他のメールアドレスは必須となります。
ソフトバンクからahamoへの乗り換え手順
ソフトバンクからahamoへの乗り換え手順は以下のとおりです。
- 本人確認書類、支払い方法を準備する
- ahamo公式サイトの「今すぐ申し込み」より、手続きを開始する
- 自宅にSIMが届いたら、開通手続きをする
- スマホにSIMカードを入れて初期設定をする
1つ目の手順は前述したとおりなので、2つ目の手順から解説させていただきます。
手順②ahamo公式サイトの「今すぐ申し込み」より手続きを開始する
申し込みの準備が整ったらahamoの申し込みを行います。
公式ウェブサイトのトップページにある「今すぐ申し込み」から行ってください。
「今すぐ申し込み」をタップすると「契約形態の選択」画面が表示されるので、「docomoを契約していない方」にある「SIMのみを購入」を選択し、「次へ」をタップしましょう。
選択すると「契約方法の選択」画面が表示されるので、「他社からの乗り換え(MNP)」を選択し、次へ進みます。
ここまで選択すれば、あとは画面の指示通りに契約を進めるだけで大丈夫です。
手順③自宅にSIMが届いたら開通手続きをする
申し込みが完了したら数日以内にahamoからSIMカードが届くので開通手続きを行いましょう。
開通手続きはahamoの公式ウェブサイト、またはahamoアプリにログインして行います。
ログインしたら以下の順で作業を進めてください。
- 「切り替え(開通)のお手続きへ」をタップ
- 開通情報が表示されるので確認して「開通する」ボタンをタップ
- 「開通処理が完了しました」と表示されたら作業完了
手順④スマホにSIMカードを入れて初期設定・データ移行をする
ソフトバンクのスマホにahamoのSIMを入れて、最後に初期設定とデータ移行を行いましょう。
SIMカードはスマホの側面にある小さな穴にSIMピンを挿しこみ、出てきたSIMトレイにahamoのSIMカードを入れてあげるだけです。
次に初期設定ですが、iPhoneの場合はSIMを入れるだけで基本的に完了します。
Androidは機種によっては以下の操作が必要です。
- 設定アプリの「ネットワークとインターネット」を開く
- モバイルネットワーク→詳細設定→アクセスポイントと進んでいく
- APNリストにspモードがあれば選択、ない場合は追加ボタンを押して「名前」をドコモなどと設定・APNを「spmode.ne.jp」として保存・一覧から保存した設定を選択
以上の操作を終えればahamoで通信や通話ができるようになります。
なお、スマホを機種変更した場合は別途データ移行も必要です。
iPhoneなら古いiPhoneを手元に用意しながら初期設定をすることで、「クイックスタート」によりすぐアプリや電話帳などのデータを移せます。
Androidは設定アプリでGoogleにバックアップを同期させていれば、初期設定時に同じGoogleアカウントでログインすることで復元できます。
なお、LINEなどの個別にデータ移行が必要なアプリもあるので、使用しているアプリをそれぞれ念の為データ移行後に確認・必要なものはデータ移行手続きをアプリ内で行ってくださいね。
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ソフトバンクからahamoへ乗り換えるメリット・デメリット
ソフトバンクからahamoへの乗り換えには注意点もありますが、料金・サービス内容的にはお得だと考えられます。
ソフトバンクからahamoへ乗り換えるメリット・デメリットについてまとめてみました。
メリット | デメリット |
・ahamoはソフトバンクよりも料金が安い。しかも5分かけ放題付き
・通信品質が高い ・dカードで支払えば毎月のデータ容量が増える |
・ソフトバンク回線が使えなくなる
・ショップでのサポートが受けられない ・キャリアメールに対応していない |
まず、ソフトバンクからahamoへ乗り換えるメリットから紹介していきます。
メリット①ahamoはソフトバンクよりも料金が安い
ソフトバンクからahamoへ乗り換えれば、通信量をたっぷり確保・5分かけ放題も利用できつつ利用料金を下げることができます。
ソフトバンクとahamoの料金比較 | ||
通信量 | 月額料金 | |
メリハリ無制限+ | 200GB+以降4.5Mbps使い放題 (テザリングは50GB) | 7,425円 (割込で最安4,928円) |
ミニフィットプラン+ | 1~3GB | 1GB 3,278円 2GB 4,378円 3GB 5,478円 (割込で最安2,178~4,378円) |
ahamo | 30GB | 2,970円 ※5分かけ放題込み |
ahamo大盛り | 110GB | 4,950円 ※5分かけ放題込み |
見ての通り、ahamoはソフトバンクで1GB使うときよりも安価です。
一応ソフトバンクでソフトバンク光やSoftBank Airとのセット割を利用すれば1GBならahamoより安くなりますが、通信量の大きな差や5分かけ放題が標準付帯となることを考えるとahamoのほうが圧倒的に安いですね。
ただし、ソフトバンクには使い放題プランがあり、ahamoの30GB/110GBでも通信量が足りない場合はソフトバンクのメリハリ無制限がおすすめです。
ソフトバンクもahamoのように、格安なWeb専用プランとしてLINEMOを展開しています。
LINEMOには月額990円で3GBから利用できるプランが存在する点が大きく異なりますが、ここでは20GB~30GBのプランとahamoを比べてみましょう。
LINEMO(LINEMOベストプランV)とahamoの料金比較 | ||
通信量 | 月額料金 | |
LINEMO | 20GB~30GB | 2,970円~3,960円 |
ahamo | 30GB | 2,970円 ※5分かけ放題込み |
LINEMOと比べた場合は基本料金だとどちらも5分かけ放題込みで同額ですが、LINEMOは10GB少ない20GBで2,970円です。
30GB同士だとahamoの方が、990円安いので、20GB以上通信する場合はahamoがおすすめになりますよ。
メリット②通信品質が高い
ahamoの通信品質は本家ドコモと同じです。
格安SIMの中には、通信が混雑する昼間や夜間に通信速度が落ちてしまう会社もありますが、ahamoでは通信速度の変化がほとんど感じられません。
高速かつ広範囲で快適な通信ができるので、速度が遅いなどの問題に悩まされることはまず無いと言って良いでしょう。
メリット③dカードで支払えば毎月のデータ容量が増える
ahamoではdカードまたはdカードGOLDで毎月の支払いをすると「dカードボーナスパケット特典」が受けられます。
毎月のデータ容量が増加する特典なので、ahamoをよりお得に利用したい方はdカードで支払うようにしましょう。
- dカードで支払い:+1GB
- dカードGOLDで支払い:+5GB
デメリット①ソフトバンク回線が使えなくなる
次にソフトバンクからahamoへ乗り換えるデメリットについて解説します。
ahamoはドコモの格安プランなのでドコモの回線を利用しています。
当然ですがソフトバンクの回線は使えなくなるので、場所によってはこれまで問題無く電波が繋がっていたのが繋がりにくくなる可能性もあります。
屋外ならそれほど問題はありませんが、屋内や地下などではキャリアによって繋がらない場所もあるので気をつけましょう。
デメリット②ショップでのサポートが受けられない
ahamoはWeb専用のプランです。
そのため、問題が発生してもユーザーが問題を対処しなければなりません。
一応ドコモショップでahamoのサポートを行ってはいますが、有料なので気軽に相談などができない点はデメリットだと言えるでしょう。
デメリット③キャリアメールに対応していない
ahamoはドコモのプランではありますが、ドコモのキャリアメールは利用できません。
メール機能を使いたい方は、フリーメールなどを用意する必要があります。
もしソフトバンクのキャリアメールアドレスを引き続き使いたい場合は有料の「ソフトバンクメール持ち運び」を利用する必要があります。
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まとめ

今回はソフトバンクからahamoへの乗り換え方法や必要なものなどについて解説しました。
乗り換える際はとくに費用はかからず、手続きもWeb上で簡単に行なえます。
今回の解説を参考に、ソフトバンクからahamoへの乗り換えを行ってみてくださいね。
なお、ahamo以外の格安SIMなどへの乗り換えも検討してる方は下記記事も参考にしてみてください。
ahamoに関する注意事項
・ahamoはオンライン限定のサービスとなります
・キャリアメールは各社の持ち運びサービスオプションで利用可能です
・ahamoの申し込みサポートは有償で店頭でも可能です
・ahamoでは⼀部ご利⽤できないサービスがあります。
・ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円)をご利⽤ください。
なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。
・オンライン⼿続きはサイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
・記載の月額料金とは別途機種代⾦が発生します(機種を購入の場合)
・国内通話料⾦は5分超過後、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
・海外パケット通信は15⽇を超えて海外で利⽤される場合は速度制限がかかります。国内利⽤と合わせての容量上限です。
・ご利⽤端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利⽤いただくことはできません。ご利⽤中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
・SIMカードのご契約はMNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。
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