



ワイモバイルのスマートフォンを他社で使う際は、SIMロック解除の手続きが必要な場合があります。
この記事では、ワイモバイルのスマホをSIMロック解除する方法について解説します。
目次
ワイモバイルで販売中の端末にはSIMロックがかかってるって本当?
前提として、ワイモバイル以外も含め、現在ではスマホにSIMロックをかけることが原則禁止されています。
ワイモバイルについては2021年5月12日以降に買った場合スマホはSIMロックが解除された状態で端末を受け取れるため、解除手続きは不要です。
しかし、上記より前にワイモバイルで購入した端末は、そのままだとSIMロックがかかっているため他社回線では使用ができません。
他社でワイモバイル端末を使う際は、事前にSIMロックを解除しておく必要があります。
ここより以下の解説についてはSIMロックがかかっている端末についてのものとなるので、ご承知おきください。
ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイル間で乗り換えをするとSIMロックは自動で解除される!
従来は、ワイモバイルからソフトバンクやLINEMOへ乗り換えたり、反対にソフトバンクやLINEMOからワイモバイルへ乗り換えたりする際は、SIMロック解除をしないと手持ちの機種を使えませんでした。
SIMロック解除が必要なのは現在も同じですが、実は2021年8月18日よりソフトバンク・LINEMO・ワイモバイル間で乗り換えをすると、SIMロックが自動で解除されるようになりました。
つまり、現在ワイモバイルを契約している方も、乗り換え先がソフトバンクやLINEMOであれば、このあと解説させていただく手続きや費用は不要で、乗り換えに合わせてSIMロック解除が勝手に行われます。

ただし、料金未払いなどでネットワーク利用制限がかかっている端末に関しては、SIMロックが解除されることはないのでご注意ください。
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ワイモバイルスマホでSIMロック解除をするために必要な条件・費用は?
ワイモバイルでSIMロックを解除するには様々な条件を満たしている必要があります。
ここからはその各種条件や費用について解説をさせていただきます。
2015年5月以降に発売された端末がSIMロック解除に対応!
ワイモバイルでSIMロックが解除できるのは、2015年5月以降発売のモデルです。
例えばiPhone 12やLibero 5G、DIGNO ケータイ3などが、SIMロック解除に対応していますが、2015年5月よりも前に発売された機種はSIMロックを解除できません。

SIMロック解除が不要なSIMフリー端末もある
ワイモバイル端末のすべてがSIMロック解除を必要としているわけではなく、初めから他社回線でも使えるSIMフリー状態で販売されている機種もあります。
例えば、2021年発売のOPPO Reno5 Aは、ワイモバイル版でもSIMフリーなのでSIMロックの解除が不要です。

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一括払いかクレジットカードの分割払で買った端末はいつでもSIMロックを解除できる
ワイモバイルで購入した端末は、以下の条件のどちらかを満たしていれば購入時点からいつでもSIMロックを解除できます。
- 一括購入をしている
- クレジットカードで分割購入をしている
口座振替で機種代金の分割払いをしている場合は、以下のいずれかの条件を満たしている人が解除できます。
- 端末の購入日から101日目以降
- 2017年12月1日以降にSIMロックを解除したことがあり、前回のSIMロック解除受付から101日目以降(前回買った機種は2015年5月以降の発売)
スムーズにSIMロックを解除したい場合、これから端末を購入するなら、一括購入かクレジットカードでの分割購入をおすすめします。
中古などの端末は、前所有者の購入・支払い状況によってタイミングが変わる
中古品や他の人にもらったSIMロックがかかっているワイモバイル端末は、前所有者が一括購入やカードでの分割購入をしている状況なら、問題なくすぐにSIMロックを解除できます。
しかし口座振替での分割購入中で、端末購入(または前所有者の前回のSIMロック解除)から101日目よりも前なら、101日目以降になるまでSIMロックを解除できません。


SIMロック解除の費用はMy Y!mobileならいつでも無料
ワイモバイル端末のSIMロック解除は、My Y!mobile(自分で買った機種)やMy SoftBank(中古端末)であれば無料で行なえます。
購入当日の手続きならワイモバイルショップや家電量販店でも無料で行なえます。
しかし、購入翌日以降のSIMロック解除はワイモバイルショップで行う場合3,300円の手数料がかかってしまいます。

後からSIMロックを解除する場合は、金銭的負担やお店に行く手間がかからないWeb上での手続きがおすすめです。
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ワイモバイルでiPhoneやAndroid端末のSIMロックを解除する方法は?
ワイモバイル端末は、Webサイトやお店でSIMロックを解除できます。
SIMロック解除の流れについて、解説します。
My Y!mobileやMy SoftBankでSIMロック解除できる
My Y!mobileやMy SoftBankでは、無料でSIMロックを解除できます。
現在ワイモバイルを契約中で、手持ちの端末が自分で購入したものである場合は、My Y!mobileで手続きを行いましょう。
9時~21時に手続きが可能で、手順は以下のとおりです。
- My Y!mobileへログイン
- 契約の確認・変更内の「SIMロック解除手続き」を選ぶ
- 画面の指示に従って端末のIMEI番号を入力し、「解除手続きする」を選ぶ
- SIMロック解除コードが発行される
- 他社回線のSIMを端末に入れ、Androidでは画面に解除コードを入力
- SIMロック解除完了
iPhoneでは他社回線のSIMを入れればSIMロックが解除されますが、Androidでは解除コードを手動で入れる必要があることにご注意ください。
また、中古端末の場合も手続きの内容は概ね同じですが、窓口が「My SoftBank」の専用ページになるのでこちらも注意が必要です。
ショップでもSIMロック解除できる
どうしてもお店の人に手続きをしてもらいたい場合は3,300円の手数料がかかりますが、ワイモバイルショップへ足を運びましょう。
「SIMロックを解除したい」と申し出れば、手続きをしてもらえます。
端末の購入日なら、家電量販店などでも受付可能
店舗でのSIMロック解除は通常だとワイモバイルショップへの来店が必要ですが、端末を購入した当日の手続きであれば家電量販店などの取り扱い店舗でも対応してもらえます。
これから新しくワイモバイルで端末を購入する場合は、一括購入かカード払いをするなら、一緒にSIMロックも解除してもらいましょう。

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ワイモバイル端末のSIMロック解除をする際の注意点
最後に、ワイモバイルでスマートフォンなどのSIMロック解除をする際に知っておきたい注意点をまとめます。
対応している周波数帯は他社回線と相性が悪いこともある
ワイモバイルのスマートフォンなどは、ほとんどの場合ワイモバイルでの利用を想定して作られているので、ドコモやauの回線で使われる電波の周波数帯に対応していない機種も数多く存在しています。

ワイモバイル端末は基本的にソフトバンクやLINEMO、またはソフトバンク回線の格安SIMで使うことをおすすめします。
ネットワーク利用制限がかかっている端末はSIMロックを解除できない
料金未払いなどでネットワーク利用制限がかかっている端末は、SIMロックの解除ができません。
「赤ロム」と呼ばれる状態ですが、こちらは一度制限がかかると解除は行われないので、別のスマホを用意する必要があります。
電話ではSIMロック解除できない
ワイモバイルのSIMロック解除は、オンラインかワイモバイルショップのみで受け付けています。
電話窓口でのSIMロック解除はできないのでご注意ください。
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まとめ
今回はワイモバイル端末のSIMロック解除について解説しました。
一括購入やクレジットカードでの分割購入をしている端末であれば、すぐにSIMロックを解除することができます。
口座振替で分割購入をしている場合も、前回のSIMロック解除か今回の購入日より101日目以降なら解除可能、中古端末も解除に対応していますよ。
SIMロックの解除手続きは、無料でできるMy Y!mobileやMy SoftBankがおすすめです。
今回の解説を参考に、ワイモバイル端末のSIMロック解除を行ってみてくださいね。
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