


povo2.0はauが展開している格安プランですが、乗り換えにあたって自分のスマホがちゃんと使えるのかは心配ですよね。
povo2.0ではたくさんのスマホで動作確認が行われています。
auのスマホはもちろん、ドコモやソフトバンクで購入したスマホやSIMフリースマホも利用可能です。
この記事では、povo2.0に対応する機種や利用時の注意点、初期設定方法などについて解説させていただきます。
目次
povo2.0で利用できる機種は豊富!公式サイトから確認できる
povo2.0で利用できる機種はたくさんあり、公式サイトからすぐに確認できます。
何十種類もラインナップされているので、まずは「対応端末」のページをチェックしてみてください。

povo2.0に対応するiPhoneはiPhone 6sシリーズ以降の機種
iPhoneでpovo2.0を使いたい場合はiPhone 6sシリーズ以降を用意しましょう。
povo2.0で利用できるiPhone
- iPhone 6s、6s Plus
- iPhone SE第1世代、第2世代、第3世代
- iPhone 7、7 Plus
- iPhone 8、8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS、XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max
- iPhone 12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max
- iPhone 13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max
- iPhone 14、14 Plus、14 Pro、14 Pro Max
- iPhone 15、15 Plus、15 Pro、15 Pro Max


iPhone 6以前のモデルは対応していない
povo2.0はiPhone 6以前の機種には対応していません。
古い機種なので該当する人は少ないと思いますが、もし今使っているのがiPhone 6以前の場合はpovo2.0への乗り換えに合わせて、iPhoneを6s以降のモデルに機種変更しましょう。

Androidスマホも幅広い機種がpovo2.0に対応
povo2.0で利用できるAndroidスマホは豊富で、例えばXperiaならZ4以降、GalaxyならS6 Edge以降が対応しています。
auで販売されていたスマホなら、2015年頃以降に発売されたモデルであれば多くが使え、ドコモおよびソフトバンクで販売された機種も多くが動作確認済みです。

ZenFoneシリーズやPixelシリーズなど、SIMフリー端末もたくさん動作が確認されている
povo2.0ではSIMフリースマホも広く動作確認が行われています。
動作確認されている主なSIMフリースマホ
- Zenfoneシリーズ(Zenfone 3~10、ZenFone Goなど)
- ROG Phoneシリーズ
- Pixelシリーズ(3以降)
- motoシリーズ(moto edge 30 Pro、moto g52j 5Gなど)
- OPPO Reno Aシリーズ
- AQUOSシリーズ(AQUOS sense6、wishなど)
- Redmi Noteシリーズ(Redmi Note 9S、Redmi Note 11など)
自社販売でないスマホでも動作確認が行われているのは、他社からpovo2.0へ乗り換える人にとってとてもありがたいメリットですよね。


一部の端末はテザリングが利用できない
povo2.0で動作確認されている端末のうち、一部の端末はテザリングが利用できません。
該当機種 | 利用できない機能 |
TORQUE G02 Xperia X Performance SOV33 おてがるスマホ01 BlackBerry KEY2 |
USBテザリング |
ZenFone 5Q | Wi-Fiテザリング |
Alcatel IDOL 4 ZTU31 AQUOS sense3 lite |
テザリング全般 |
上記の機種はデータ通信や音声通話は利用できますが、該当するテザリングを利用できません。

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対応端末一覧にない機種でもpovo2.0で使える?
結論としてpovo2.0の対応端末リストにない機種でも、使えないというような事はほとんどありません。
XperiaやGalaxyなどのキャリア向けAndroid端末はキャリアごとに型番が異なり、対応している電波の周波数帯も異なっている場合があります。
それでもpovo2.0だと圏外になってしまうような事ほぼありませんが、一部の電波に対応していない事が原因で場所によっては繋がりづらいなどの現象が発生してきます。
このような事象を避けたい場合は公式サイトで動作確認されているものを選んでおいた方が安心です。
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au以外で購入したスマホはSIMロック解除が必要な場合あり
ドコモおよびソフトバンクで購入したスマホを使う場合、povo2.0で使うためにはSIMロックが解除されている必要があります。
iPhone 13シリーズ以降や、2021年10月以降に発売されたAndroid機種であれば基本的にSIMロックはかかっていないので、そのままpovo2.0で使えますが、これらより前のものはSIMロックがかかっていないか確認し、必要に応じて解除しましょう。
SIMロックはMy docomoなどの会員ページから無料で解除できます。
詳細な方法については下記記事にまとめているので、必要な方はぜひご確認ください。
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注意!povo2.0ではスマホのセット販売が行われていない
povo2.0ではスマホをセット購入することできません。
乗り換えと同時に新しい機種が欲しい形や機種変更をする場合は自分で端末を用意する必要があります。
povo2.0で使うスマホを用意する主な方法
povo2.0で使うスマホを用意する方法は主に以下の4つです。
povoで使うスマホを用意する方法
- auオンラインショップで事前に機種変更しておく
- Apple Storeなどのメーカー公式サイトで買う
- 中古ショップでスマホを買う
- auショップや家電量販店で本体だけを購入する
現在auのユーザーなのであれば、一番確実なのはauオンラインショップで事前に機種変更しておく事です。
中古のスマホを買う場合は動作確認済みで、SIMロックが解除されている端末を購入した方が後々楽なのでおすすめです。
また、現在は回線契約が無くてもauショップなど大手キャリアの店舗で本体だけを購入する事も可能、各社の分割プログラムも利用可能です。
キャリアで販売されている端末はApple StoreやGoogleストアと比較をすると価格がかなり高く設定されてるので、分割プログラムを利用しない場合はあまり購入先としてはおすすめはできません。
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povo2.0はeSIMにも対応!iPhoneシリーズやPixelシリーズなどが対応
povo2.0は通常のSIMカードだけでなくデータをダウンロードして使うeSIMにも対応しています。
povo2.0で利用できるeSIM対応端末
- iPhoneシリーズ(XS・XR以降)
- Pixelシリーズ(4以降)
- OPPO Reno7 A
- Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23、Galaxy A23、Z Flip 4、Z Fold 4
- AQUOS sense7/6s/6、wish/wish2、Zero6、R7、シンプルスマホ6
- Xperia 1 IV/5 IV/10 IV/Ace III
- moto g52j 5G
- Redmi Note 11 Pro 5G、Note 10T
- Rakuten BIG/BIG s/Hand 5G/Hand/Mini
- arrows We
- Android One S9
- Libero 5G III、Libero 5G II
iPhoneシリーズはXS・XR以降の全モデルで対応しており、Androidの対応機種も増加中です。
最近ではSIMフリーだけでなく、大手キャリアでもeSIM対応端末がリリースされています。

povo2.0のeSIMについてはこちらもチェック!
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povo2.0で使えるおすすめの機種は?
povo2.0で使える機種は非常にたくさんありますが、その中でも特におすすめの3機種を厳選しました。
povo2.0対応機種のおすすめ3選
- Pixel 7a
- iPhone SE(第3世代)
- Zenfone 9
Pixel 7a:6万円台で上位機種並みの処理性能とカメラ
Pixel 7aのスペック | |
価格(Googleストア) | 62,700円 |
SoC | Tensor |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.1インチ、2,400×1,080 |
重さ | 193.5g |
バッテリー容量 | 4,385mAh |
カメラ | アウト:約6400万画素/約1300万画素 イン:1300万画素 |
おサイフケータイ・防水 | 対応/対応 |
eSIM | 〇 |
Google自身が手掛ける「Pixelシリーズ」の廉価モデルです。
上位モデルであるPixel 7/7 Proと同じ独自開発SoC「Tensor」を搭載しているので、6万円台前半という安さでありながら処理性能は10万円以上するPixel 7 Proとほぼ同じです。

カメラは上位モデルより性能が抑えられているものの、AIを駆使してハイエンド並みの写真を撮れ、ポートレートや夜景もキレイですよ。
おサイフケータイに対応し、IP67の防水・防塵性能も備えます。
さらにeSIM対応のため、povo2.0のeSIMを活用することも可能です。


iPhone SE(第3世代):iPhoneシリーズで最安
出典:Apple公式サイト(https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-se)
iPhone SE(第3世代)のスペック | |
価格(Apple Store) | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
SoC | A15 Bionic |
メモリ | 非公表 |
ストレージ容量 | 64GB/128GB/256GB |
画面 | 4.7インチ、1,334×750 |
重さ | 144g |
バッテリー容量 | 非公表 |
カメラ | アウト:1,200万画素 イン:700万画素 |
おサイフケータイ・防水 | 対応/対応 |
eSIM | 〇(デュアルeSIM) |
iPhoneを使いたい人におすすめなのがiPhone SE(第3世代)です。
廉価モデルですが、2021年に発売されたiPhone 13シリーズと同じ「A15 Bionic」を搭載していて、処理性能はスマホ全体でもトップクラスです。

2枚のeSIMを同時に使える「デュアルeSIM」にも対応しているので、povo2.0のeSIMを使いつつ、他のキャリアや格安SIMを併用することが可能です。
価格は64GBで62,800円からと、全iPhoneシリーズの中で最も安く買えます。

Zenfone 10:10万円以下から買えるコンパクトハイエンド
Zenfone 10のスペック | |
価格(ASUSストア) | 8GB/128GB:99,800円 8GB/256GB:112,800円 16GB/512GB:134,800円 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 8GB/16GB |
ストレージ容量 | 128GB/256GB/512GB |
画面 | 5.9インチ、2,400×1,080 |
重さ | 172g |
バッテリー容量 | 4,300mAh |
カメラ | アウト:5,000万画素+1,300万画素 イン:3,200万画素 |
おサイフケータイ・防水 | 対応/対応 |
eSIM | × |
高さ約146.5mm、横幅約68.1mmのコンパクトボディが魅力のハイエンドモデルです。
重量も約172gと軽量なのでで、片手でも楽に持てますよ。
小さな本体に最新のSoC「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し処理性能は非常に高め、動作の重い3Dゲームもサクサク快適にプレイできます。

背面には高性能なデュアルカメラを搭載しており、「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー2.0」により、手ブレのない安定した動画が撮影可能です。
また、最大144Hzリフレッシュレートのディスプレイや高品質なステレオスピーカーも搭載します。

機能が充実したハイエンドスマホながら、8GB/128GB版は10万円以下で購入できます。
上位モデルだと20万円近い価格も珍しくなくなった昨今では、比較的安く買えるハイエンドスマホですね。
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手持ちのスマホをpovo2.0で使う際の設定手順
最後に、手持ちのスマホをpovo2.0で使う際の申し込み~設定手順をまとめました。
手持ちのスマホをpovo2.0で使う際の設定手順
- MNP予約番号を発行(必要な場合のみ)、SIMロックを解除する
- povo2.0アプリから必要事項を入力してpovo2.0を申し込む
- 届いたSIMカードをこれから使うスマホに入れる
- povo2.0アプリから開通手続きを実施する
- povo2.0のAPNが登録されていないAndroidスマホのみ、APN設定を行う
- 111へテストの電話をかければ開通完了
より詳しいpovo2.0への乗り換え方法については下記記事で解説してるので、こちらもぜひ参考にしてください。


Androidでpovo2.0を使う場合のAPN設定内容
Androidスマホの場合、povo2.0のデータ通信を使うために必要な「APN」が設定されていないことがあります。
その場合は以下の手順を進めてAPN設定を行いましょう。
AndroidのAPN設定
- 設定アプリの「接続」を選択
- 「モバイルネットワーク」内の「APN」を選ぶ
- 画面右上の「+」ボタンを押して、必要な情報を入力して保存する
- APNリストの「povo2.0」を選択する
APNの追加画面で入力する情報は以下のとおりです。
povo2.0のAPN設定内容 | |
名前 | povo2.0 |
APN | povo.jp |
APNプロトコル | IPv4 / IPv6 |


なお、以下の3機種でテザリングを利用する場合は上記に加えて「APNタイプ」に「,dun」を追加してください。
- SIMフリー版OPPO A55s 5G
- SIMフリー版Redmi Note 10T
- Y!mobile版OPPO Reno7 A
他の文字列が入力されている場合は、その文字列を消さずに追加しましょう。
また、「Nothing Phone(1)」および「BALMUDA Phone」でテザリングを利用する場合は以下の通りに設定してください。
povo2.0のAPN設定内容(Nothing Phone(1)およびBALMUDA Phone) | |
名前 | povo2.0 |
APN | povo.jp |
APNタイプ | default |
APNプロトコル | IPv4 / IPv6 |
MVNOの種類 | GID |
MVNO値 | 26 |

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まとめ
povo2.0ではたくさんのiPhoneやAndroidスマホで動作確認が行われていて、主に2015年以降に発売されたauスマホならほとんど使える傾向にありますよ。
ドコモ・ソフトバンクのスマホやSIMフリースマホでの利用ももちろん問題ありません。
もしSIMロックのかかっている機種を使う場合は事前に解除をしておきましょう。
動作確認されていない機種でも使えないという事はほとんどありませんが、場合によっては十分に電波をキャッチできなくて繋がりづらいような事も起こり得るので、一番安心できるのは動作確認済み一覧にある機種です。
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