節約モードはプランのデータ容量を消費せずに低速で使い放題となる機能であり、データ容量を節約したい方に大変人気のあるサービスです。
高速通信が必要な動画視聴やゲームと、低速通信でも使えるネット検索やSNS閲覧で使い分けることによって、効率良くデータの節約ができます。
結論としてpovoに節約モードはありませんが、別の方法でデータ容量を節約することは可能です。
この記事では、povoでデータ容量を節約する方法について詳しく解説します。
目次
【結論】povoに節約モードはない
povoには節約モードがありません。
節約モードとは格安SIMで多く提供されている、低速通信でデータが使い放題になる機能であり、高速通信を使用しないのでプランのデータ容量を消費せず温存できる点が大きなメリットです。
povoでは低速通信で使い放題の低速モードが使えないので、一度データトッピングを購入すると使い切るまで高速通信を使い続けることになります。
では、povoでデータ節約をするにはどうすれば良いのでしょうか?
povoでデータを節約する方法
povoでデータを節約する方法は以下の通りです。
povoでデータを節約する方法
- デュアルSIM運用で節約したい時は他のSIMに切り替える
- povoを2回線契約し、節約時はトッピングしていない方に切り替える
- mineoのマイそくスーパーライトとの組み合わせなら月250円で負担が少ない
下記にて詳しく解説します。
デュアルSIM運用で節約したい時は他のSIMに切り替える
povoは物理SIMだけでなくeSIMにも対応しているため、デュアルSIM運用で他のSIMと組み合わせて使うことが可能です。
デュアルSIMとは1台のスマホに2枚のSIMを入れて使うことであり、基本的に物理SIMとeSIMの両方に対応している機種が用いられます。
eSIMとはスマホに内蔵されているSIMのことで、サーバー上に保存されているSIM情報を読み込み通信が利用できます。物理SIMの発行が不要のため、契約から最短即日で使えるなど利便性が高く最近では利用者も増加傾向にあります。
1つのスマホに物理SIMとeSIMの2枚を入れることで、高速通信を使いたい時はpovo・低速通信を使いたい時は節約モード対応の他社SIMなどのように、使い分けが可能となるのです。
povoを2回線契約し、節約時はトッピングしてない方に切り替える
他社のSIMと組み合わせるのではなく、povoで2回線契約し高速通信と低速通信を切り替えることも可能です。
povoは基本料金が0円であり好きなデータトッピングを購入することで高速通信が利用できますが、データトッピングを購入していない場合の通信速度は128kbpsであり、ネット検索程度であれば辛うじて使えるでしょう。
つまり、高速通信を使いたい時はデータトッピングをしているpovoを、Wi-Fi接続時や低速通信で問題ない時はトッピングのないpovoと、切り替えることでデータ容量の節約ができます。
povoは180日間に1回以上有料のトッピングを購入しないと、利用停止になる恐れがあります。
そのため、低速通信用のSIMも半年に1回程度は有料トッピングを購入するように心がけましょう。
mineoのマイそくスーパーライトとの組み合わせなら月250円で負担が少ない
povo以外の他社とデュアルSIM運用をしたいのであれば、低速通信で使い放題になる「マイそく」を扱っているmineoがおすすめです。
マイそくの「スーパーライト」であれば、32kbpsの通信速度が月額250円で利用でき、他社格安SIMと合わせて使う場合はマイそくが最もリーズナブルなプランだといえるでしょう。
ただし、データトッピングをしていないpovoよりも通信速度が遅くなるので、au回線が利用できなくなった時の予備回線として別のキャリア回線を使いたい場合や、フリータンクなどmineoの独自機能が魅力で他社のSIMを併用したい理由がある方におすすめの方法です。
Androidならデータセーバーがある
Androidスマホには「データセーバー」と呼ばれる機能があり、データ通信量の制限があるプランで使用量を抑えることができます。
povoに節約モードがない代わりに、Androidの機能を利用するのも1つの手段ですよ。
データセーバーを有効化するとほとんどのアプリやサービスでバックグラウンドでの通信が制限され、Wi-Fi接続時のみ通信されるようになります。
データセーバーによってバックグラウンド通信が制限されるため、よりプランのデータ容量を効率良く使えるようになります。
データセーバーの設定方法は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「データセーバー」を選択
- 「データセーバー」をオンにする
データセーバーは、Android 8.0以降のOSが搭載されている機種でのみ利用可能です。
iPhoneなら省データモードがある
iPhoneであれば「省データモード」を利用することで、バックグラウンドでのデータ通信を抑え、プランのデータ容量の節約ができます。
iOS 13.0以降を搭載しているiPhoneであれば利用でき、有効にする手順は以下の通りです。
LTE/4Gの場合
- 設定を開く
- 「モバイル通信」を選ぶ
- 「通信のオプション」を選ぶ
- 「省データモード」をオンにする
5Gの場合
- 設定を開く
- 「モバイル通信」を選ぶ
- 「通信のオプション」を選ぶ
- 「データモード」を選ぶ
- 「省データモード」をオンにする
デュアルSIMの場合
- 設定を開く
- 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」を選ぶ
- 番号を選択する
- 「省データモード」をオンにする
色々なWEBサイトを閲覧していると必ずといっていいほど出てくる「広告」ですが、煩わしいだけでなくデータ通信量を増やしてしまうというデメリットもあります。 意図せずにクリックしてしまうと見たくないページが表示されたり、最近は詐欺広告なども多いので、できるだけ広告は非表示にしたいですよね。 そんな方におすすめのアプリが「AD Cleaner(アドクリーナー)」です! アプリをインストールして機能をONにするだけで、ブラウザアプリの広告がブロック出来てしまいます。 月額330円と手軽なので、広告の表示に悩んでいる方はぜひ一度試してみてください!【おすすめアプリ】広告ブロック「アドクリーナー」で通信量も節約!
povoに節約モードはないがデータ容量を抑える裏技は使える!
povoに節約モードはありませんが、デュアルSIMやスマホの機能を活用することでデータ容量を節約できることがわかりました。
最も費用がかからない方法は、povoを2回線契約しデータトッピングの有無に合わせて低速通信と高速通信を切り替える方法です。
他のキャリア回線を使いたい・他社格安SIMのサービスを使いたい場合は他社との併用もおすすめですよ。
Android・iPhoneにはバックグラウンドでの通信を制限する機能もあるので、ぜひ使ってみてくださいね。