格安SIMとして非常に人気のワイモバイル・UQモバイル両社ですが、料金プラン自体が似通っていて、いざ契約を考えた時に「どっちがお得なの?」と思う方もいらっしゃいますよね。
そこで、当記事ではワイモバイルとUQモバイルにおける違いを詳しく比較・解説しました。
当記事を読むことで、最終的にあなたがどちらを契約すれば良いかが丸わかりです。是非参考にしてください。
目次
- 1 ワイモバイルとUQモバイルのサービスを比較|料金、機能、電波などの違いを大まかにチェック!
- 2 ワイモバイルとUQモバイルそれぞれの魅力を比較
- 3 ワイモバイルとUQモバイル速度比較
- 4 ワイモバイルとUQモバイルの取り扱いスマホ比較
- 5 ワイモバイルとUQモバイルの店舗数比較
- 6 ワイモバイルとUQモバイルの料金プランにおける各種割引を改めて比較!
- 7 ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーン比較
- 8 ワイモバイルとUQモバイルの共通点
- 9 結論:ソフトバンクの光回線・Yahoo!ショッピング利用者はワイモバイル、それ以外はUQモバイルがおすすめ
- 10 【参考】ドコモにはサブブランドってないの?
- 11 まとめ:UQモバイルとワイモバイルはどちらもお得!細かいポイントで検討しよう
ワイモバイルとUQモバイルのサービスを比較|料金、機能、電波などの違いを大まかにチェック!
では、まずワイモバイルとUQモバイルのサービスの違いを見ていきましょう。
冒頭でご紹介したようにワイモバイルとUQモバイルでは料金プラン自体はさほど差はありません。
しかし、利用できる通話オプションや細かい機能を見ていくと実は違いがたくさんあるんです。
どちらも大手キャリアのサブブランドとして展開中!回線は高速で快適
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも大手キャリアの「サブブランド」と呼ばれる格安SIMです。
MVNOと呼ばれる一般的な格安SIMでは、使う回線を大手キャリアから借りて使用しています。
MVNOが大手キャリアから借りる回線は回線帯域の一部だけなので、利用者が多いお昼などは回線が混み合いやすく、速度も下がりやすくなっていることに注意しなければいけません。
サブブランドのワイモバイルやUQモバイルは大手キャリア自らが手掛けているため、回線利用の制限がありません。
そのまま自己所有の広い回線帯域を使える結果として混み合いづらく、MVNOだと遅くなりやすい時間帯でも高速で通信できます。
ショップでのサポートも受けられる
ワイモバイルやUQモバイルは大手キャリアの提供であるため、サポートを受けられるショップが町中にたくさんあるのも魅力です。
ワイモバイルはワイモバイルショップやソフトバンクショップ、UQモバイルもUQスポットやauショップ、au Styleで申し込みや契約内容の変更など色々な手続きができます。
サブブランドは料金が安い格安SIMでありながらも、大手キャリアに近い便利さ・快適さを持つのが特徴です。
UQモバイルとワイモバイルの料金プランを比較|基本料金はどちらがお得とは言い難い
両社のメインとなるプラン同士を比較してみましょう。
ワイモバイルのメインとなるのは「シンプル2 S/M/L」です。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
4GBから30GBまで3段階のプランから選ぶことができ、家族割引またはソフトバンク光などとのセット割引であるおうち割光セット(A)も利用できます。
家族割引は2回線目以降から自動で割引がされ、おうち割光セット(A)であれば1回線目から割引を受けることができます。両方の割引を併用することはできないため、どちらの割引も利用できるのであれば、1回線目から割引が適用されるおうち割光セット(A)の方がお得です。
また、以前は10分かけ放題が無料で付いてきましたが、現在は有料オプションとなっています。
オプション名 | オプション内容 | 月額料金 |
だれとでも定額 | 1回10分までの通話が何度でも無料 | 880円 |
スーパーだれとでも定額 | 完全かけ放題 | 1,980円 |
※この表は、右にスクロールできます。
通常の通話料金は30秒22円です。
一方、UQモバイルの料金プランは以下3種類で構成されています。
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 33GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
auでんきまたはauひかり等のネット回線とのセット割・自宅セット割の他、au PAYカードで支払う事で187円の割引を受けらる「au PAYカード割」、家族で使う事で550円割引になる家族割も用意されています。
これらの割引を受けることで月額料金をより安く抑えられます。
ワイモバイルとUQモバイルどちらも4GBのプランは同額ですが、割引後のUQモバイルの15GBとワイモバイルの20GBが同じ金額のため、割引条件を満たしているのであればワイモバイルの方がお得です。
通話料金は通常30秒22円とワイモバイルと同じで、かけ放題系の通話サービスは有料オプションとして用意されています。
オプション名 | オプション内容 | 月額料金 |
かけ放題(10分/回) | 1回10分までの通話が何度でも無料 | 880円 |
通話パック(60分/月) | 毎月60分まで通話が無料 | 550円 |
国内通話かけ放題 | 完全かけ放題 | 1,980円※コミコミプランは1,100円 |
※この表は、右にスクロールできます。
10分かけ放題、完全かけ放題ともにワイモバイルより110円高くなっている点にご注意ください。
UQモバイルではかけ放題だけでなく、毎月60分まで550円の定額で通話ができる通話パックも選べるので、1ヶ月に通話をする時間がある程度決まっているならUQモバイルのほうがお得です。
ただ、現在ではLINEが中心で電話はほとんどしないからオプションは不要という方も多く、無理に通話オプションを申し込む必要はないので、必要な場合のみ申し込んでください。
ココがポイント
- ワイモバイルは家族割引で2回線目・おうち割で1回線目から、UQモバイルは自宅セット割で1回線目からの月額料金が4GB1,078円になる
- 使えるデータ容量をふまえると、割引条件を満たしているのであればワイモバイルの方がお得
- 割引条件を満たしていない状態で30GB使うならUQモバイルのコミコミプラン+の方がお得
料金プラン以外のUQモバイルとワイモバイルのサービスを比較
続いて、料金プラン以外のサービスで両社を比較してみました。
ワイモバイル | UQモバイル | |
使われている回線(電波) | ソフトバンク | au |
留守番電話 | 〇(無料) | 〇(月額380円) |
節約モードによる速度切り替え | × | 〇(ミニミニプランのみ) |
低速通信時の最大速度 | 最大300kbps(S) 最大1Mbps(M/L) |
最大300kbps(ミニミニ) 最大1Mbps(トクトク/コミコミ+) |
キャリアメール | 〇(無料) | 〇(月額220円) |
データ繰り越し | 〇 | 〇 |
5G対応 | 〇 | 〇 |
データシェア | 〇 | × |
LINEの年齢認証 | 〇 | 〇 |
海外データ通信 | 〇 | 〇 |
家族割 | 〇(2回線目以降が割引対象) | ○(1回線目から割引対象) |
電気とのセット割 | 〇 | 〇 |
ネット回線とのセット割 | 〇 | 〇 |
店舗数 | 約2,600(2023年1月時点) | 約2,700(2023年1月時点) |
※この表は、右にスクロールできます。
こうして比較してみると、意外とたくさんの違いがあることが分かりますね。
ワイモバイルは留守番が無料で利用可能です。電話を多用する方はワイモバイルのほうが向いていると言えますね。
UQモバイルはミニミニプランのみですが、節約モードによってデータ通信量の節約ができるので、データ通信関連のサービスが充実しています。
60歳以上は通話料金がどちらも割引に!
UQモバイルもワイモバイルも、60歳以上は通話オプションが割引になります。
UQモバイルでは1,980円の通話放題が880円になり、220円のキャリアメールも無料で使えますよ。
ワイモバイルも60歳以上のスーパーだれとでも定額(S)が1,100円割引の、1,770円で使えます。
ワイモバイルとUQモバイルそれぞれの魅力を比較
ワイモバイルとUQモバイルの一般的な違いが分かったところで、続いてはそれぞれの特徴をもっと詳しく見ていきましょう。
それぞれの特徴をしっかり把握することで、どちらが自分に合っているかを理解できますよ。
ワイモバイルの特徴|気軽に使える家族割あり、Yahoo!プレミアム特典付きでYahoo!ショッピングでの買い物もお得!
まずはワイモバイルの特徴をまとめてみました。
ワイモバイルの特徴
- 留守番電話やキャリアメールが無料
- 家族割、ソフトバンクの光回線とのセット割がある
- Yahoo!プレミアムが無料で使える
- Yahoo!ショッピング利用時に+2%のPayPay残高が還元
ワイモバイルはキャリアメールが無料で使えるので、ガラケーユーザーとメールでの連絡や会員サイトへの登録などで活用したい場合はUQモバイルより便利です。
また、最大の特徴は家族割と光回線とのセット割でしょう。家族まとめて利用するなら圧倒的に安いですね。
月額990円から利用できるのはmineoや楽天モバイルと比較しても安くてお得です。
さらに、ワイモバイルを契約すると本来なら月額462円かかるYahoo!プレミアムが無料になり、Yahoo!ショッピングを利用した際に+2%のPayPay残高が還元されます。
また、Enjoyパックを月額550円で契約すればさらに+5%還元になるので、なんと+7%もの還元率になりますよ。
ワイモバ親子割も開催中、5~18歳のお子さんがいれば家族でワイモバイルをさらにお得に使えますよ。
UQモバイルの特徴
続いてUQモバイルの特徴を見ていきましょう。
UQモバイルの特徴
- アプリからいつでも速度切り替えが可能(ミニミニプラン・旧プラン)
- 1回線目からでも月額1,628円と安い
- 電気サービスとのセット割がある
UQモバイルはワイモバイルと比べると、データ通信の使い勝手が良いという特徴があります。
ミニミニプラン(と旧プラン)であればアプリから通信速度の高速/低速を自由に切り替えられるので、データ通信を使わない時は低速にして節約することが可能です。
最大300kbpsになるので、テキストベースのSNSやウェブページ閲覧、LINEのやりとり程度であれば行う事ができます。
ただ、節約モードを活用したりして「データを賢く使う」こと自体が面倒に感じる方にとっては、UQモバイルのメリットはそこまで大きくないかもしれませんね。
基本料金が安いのでセット割を使わないならUQモバイルがお得、またauでんきとのセット割があるので固定回線を使っていない方でも月額料金を抑えられるのも嬉しいですね。
ワイモバイルとUQモバイル速度比較
「スマホ代は安くしたいけど、これまで通りにサクサク使えないなら乗り換えるのは嫌だな…」と不安を抱えている方も非常に多いでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルはともに大手キャリアのサブブランドなので幸いなことに通信速度は非常に速く、一般的な格安SIMだと速度が低下する平日お昼でも安定した速度が出るので快適に使えます。
ワイモバイルの通信速度 | UQモバイルの通信速度 | |
下り平均速度 | 87.78Mbps | 81.42Mbps |
上り平均速度
|
15.48Mbps | 13.23Mbps |
※この表は、右にスクロールできます。
※出典:みんそく
※7月9日〜10月9日(直近3ヵ月)の平均速度です。
通信速度に極端な差はなく、どちらも常時速いので普通に使う分には全く差はありません。
大手キャリアをと同じようにサクサク使えますよ。
この2つであれば、速度に関しては不安に感じる必要は全く無いですね。ワイモバイルとUQモバイルなら通信速度を重視する方でも十分満足できるでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルの取り扱いスマホ比較
ワイモバイルまたはUQモバイルへの乗り換えと同時にスマホも新しくしたいという人も多いでしょう。
どちらもスマホとのセット契約をすることが可能ですが、購入できるスマホのラインナップが異なります。
ここからはそれぞれで取り扱っているスマホで比較してみます。
iPhoneのラインナップは同じ
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもiPhoneを取り扱っています。
両社のオンラインショップにおいて、2024年11月時点で取り扱っているiPhoneをまとめてみました。
取り扱っているiPhone | |
ワイモバイル | iPhone 14(128GB/256GB/512GB) iPhone 13(128GB/256GB) iPhone SE 第3世代(64GB/128GB/256GB) |
UQモバイル | iPhone 15(128GB/256GB/512GB) iPhone 14(128GB/256GB/512GB) iPhone 13(128GB) iPhone SE 第3世代(64GB/128GB/256GB) |
※この表は、右にスクロールできます。
Androidはどちらもオリジナルスマホが豊富に用意されている
ワイモバイル、UQモバイルともにiPhone以外にも豊富なAndroidスマホを用意しています。
取り扱っているAndroidスマホ(一部) | |
ワイモバイル | AQUOS wish4 moto g64 5G Google Pixel 8a OPPO Reno11 A かんたんスマホ3 Android One S10 Libero 5G IV |
UQモバイル | Xperia 10 VI Google Pixel 8a AQUOS sense9 Galaxy S23 FE arrows We2 |
Androidについては扱っている端末が全く違うため、一概にどちらが良いとは言えません。
ただ、どちらも他社にはないオリジナルなスマホが豊富に用意されているという共通点があります。
ワイモバイルは長期間のアップデートが保証されている「Android One」シリーズやコスパの高い「Libero」シリーズを独占的に扱っています。
ワイモバイルのAndroid端末におけるスペックはいずれも低め~ほどほどで、出費を抑えて新品のAndroidスマホを購入したいライトユーザーにおすすめです。
一方、UQモバイルもGoogle Pixel 8aやGalaxy S23 FEなど色々なスマホを取り扱っています。
キャリアの型落ちモデルとなるGalaxy S23 FEやPixel 8も取り扱われているなど、ハイエンドスマホの販売にも積極的となっています。
どちらも性能的には下~中程度のものが中心で、日常用途では快適に行えつつ価格が安いことが特徴ですね。
ワイモバイルとUQモバイルの店舗数比較
サポート対応などを受ける時は気軽に店舗へ脚を運べると嬉しいですよね。
ワイモバイルとUQモバイルはどちらも実店舗がたくさんあり、ワイモバイルショップが約2,600店舗、UQモバイル取扱店は約2,700店舗です。
ワイモバイルはソフトバンクショップでもサポート可能ですし、UQモバイルもauショップやau Styleで取り扱いをしています。どちらも店舗展開はほぼ互角と言って良いでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルの料金プランにおける各種割引を改めて比較!
ここからは、ワイモバイルとUQモバイルの家族割やネット回線等とのセット割を比較していきます。
家族割を比較
ワイモバイル・UQモバイルのどちらも、家族で契約すればもれなく家族割を適用することができます。
ワイモバイル | UQモバイル | |
家族割引額 | 2台目以降1,100円 | 1台目から550円 |
ワイモバイルは2台目以降1,100円割引を受けられますが、UQモバイルは1台目から550円割引されます。
ただし、どちらの家族割も後述するセット割引とは併用できません。
家族で乗り換える場合でも、セット割引を受けられるのか確認してから選ぶことをおすすめします。
電気サービスとのセット割を比較|UQモバイルが充実
電気サービスとのセット割はUQモバイルとワイモバイルの両方ともに対応していますが、充実しているのはUQモバイルです。
ワイモバイル | UQモバイル | |
割引額 | 110円 | ミニミニ・トクトク:1,100円 |
UQモバイルは、auでんきとのセット割「自宅セット割」が利用できます、auでんきに乗り換えればPontaポイントも電気の利用金額に応じて貯められるのがポイントです。
ワイモバイルはおうちでんきとの割引を適用することで、1回線ごとに110円の割引が2年間受けられます。
ネット回線とのセット割引を比較
ワイモバイルとUQモバイルは、共にインターネットとのセット割があります。
ワイモバイル | UQモバイル | |
セット割引額 | シンプル2 S:1,100円 シンプル2 M/L:1,650円 |
1,100円 |
セット割対象サービス | SoftBank Air SoftBank光 |
auひかり コミュファ光 eo光 Pikara MEGAEGG BBIQ ビッグローブ光 So-net光 @T-COM光 @nifty光 ケーブルテレビ回線 WiMAX |
※この表は、右にスクロールできます。
両社ともにセット割引を行っていますが、割引額はワイモバイルのほうが高額です。
ただし、ワイモバイルのほうが基本料金が高いため、割引を受けてUQモバイルと同じ月額料金程度に収まります。
一方でUQモバイルはセット割対象のネット回線が非常に多い特徴があります。
いずれかのネット回線を契約していればセット割が受けられるため、UQモバイルのほうがセット割自体は対象になりやすいでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーン比較
ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーンで比較してみましょう。
契約するときはキャンペーンをいかに活用できるかでお得度がかなり違ってくるので、ここは結構大事なところです。
一言で言うとワイモバイルはPayPayポイント還元、UQモバイルはau PAY残高の還元が受けられます。
時期にもよりますが、ワイモバイルは公式オンラインストアからエントリーしてSIM/eSIMを契約すると最大10,000円分のPayPayポイントがもらえます。金額は定期的に変化しているので、最新の還元額は公式サイトをご覧ください。
PayPayは今使えるお店がどんどん増えていますから活用方法も豊富で嬉しいですよね。
ワイモバイルの最新キャンペーン情報はこちら!
一方、UQモバイルも最大10,000円相当のau PAY残高がもらえます。
キャッシュバックはミニミニ・トクトク・コミコミプランが対象ですが、au・povo以外から乗り換え+増量オプションII加入で契約すれば満額還元を受けられます。
なお、どちらもキャンペーンを受けられるのはウェブの限定ページから申し込んだ場合のみです。店舗から申し込むとキャンペーンが適用されないのでご注意ください。
ウェブのほうが申し込みが楽ですし、お得なキャンペーンも受けられます。どちらも申し込むならウェブからがおすすめです。
ワイモバイルとUQモバイルの共通点
ワイモバイルとUQモバイルの違いや、それぞれの格安SIMの特徴などについて詳しくご紹介してきました。
一方でワイモバイルとUQモバイルには次の7つの共通点があります。
ワイモバイルとUQモバイルの共通点
- どちらもサブブランド、安定した高速通信ができる
- キャリアより安い料金
- 容量超過後も通信可能
- データ繰り越しや5Gに対応している
- 10分かけ放題や24時間かけ放題のオプションがある
- 店舗でのサポートを受けられる
- 口座振替で支払える
共通点①:安定した高速通信ができるサブブランド
冒頭でもお話ししたようにワイモバイルとUQモバイルはどちらもキャリアが運営しているサブブランドで、ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauが運営元です。
自社の回線を自由に使うことができるため混雑しづらく、サポート体制も充実していることが魅力です。
また、既にご紹介したようにどちらも通信速度が速くて安定しています。
格安SIM15社の中の順位ではワイモバイルが5位、UQモバイルが2位と、どちらも通信速度が速いことが分かります。
YouTube動画を快適に見られる通信速度はフルHD(1080p)が5Mbpsで、4K(2160p)が20Mbpsくらいが目安になります。どちらも大幅に上回っているので、ストレス無く利用できると思いますよ。
共通点②:キャリアより安い料金
ワイモバイルとUQモバイルはキャリアより月額料金が安いことが共通点です。両社の料金プランについては既にご紹介しましたが、ここで改めてまとめておきましょう。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
UQモバイル 料金プラン概要
ミニミニプラン
トクトクプラン
コミコミプラン+
月額基本料
2,365円
2,277円・3,465円
3,278円
月額基本料
(最大割引時)1,078円
990円・2,178円
割引無し
データ量
4GB
1GB・15GB
33GB
低速時速度
最大300Kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
無料通話
付帯なし
10分以内通話無料
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
※この表は、右にスクロールできます。
キャリアの料金プランはデータ容量や条件などが異なりますが、基本的に割引を全て利用したとしてもここまで安くはならないことがほとんどです。
例えば、auは使い放題プランが月額7,238円、小容量プランは1GB3,465円かかってしまい、ソフトバンクも使い放題だと7,238円、小容量プランは1GB3,278円です。
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもキャリアより月額料金が大幅にお得なので、通信量を節約したい方におすすめです。
共通点③:容量超過後も通信可能
データ容量を超過しても使い続けられることも、ワイモバイルとUQモバイルの共通点です。
どちらの格安SIMでも、容量超過後も次のように一定の最大通信速度で通信できます。
料金プランのデータ容量 | データ容量超過後の最大通信速度 |
4GB | 最大300Kbps |
UQモバイル:15GB ワイモバイル:20GB |
最大1Mbps |
UQモバイル:30GB ワイモバイル:30GB |
最大1Mbps |
※この表は、右にスクロールできます。
4GBプランを超過後は最大300Kbpsと遅めになりますが、15GB(20GB)と30GBのプランなら最大1Mbpsで使い続けられます。
いくら月額料金が安くても、容量超過後の速度が遅すぎるとストレスがたまってしまいますよね。
ワイモバイルとUQモバイルなら、データ容量超過後も比較的快適に使い続けられますよ。
ただしワイモバイルは基本容量の半分と同等の通信量を使うと、UQモバイルのコミコミプラン+は月間データ通信量が50GBを超えると128kbpsまで制限されるので、使いすぎには気をつけてください。
共通点④:データ繰り越し・5Gに対応している
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもデータ容量の繰り越しと5G通信に対応していて、サービス内容もほとんど同じです。
データ容量の繰り越しとは当月中に使い切らずに余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことができるシステムです。
どちらでも繰り越せるのは翌月までという制限はありますが、スマホをあまり使わなかったときも損をしないのは魅力的です。
また、高速で通信可能な5Gに対応していることも両社の共通点であり、魅力でもあります。
共通点⑤:10分かけ放題・24時間かけ放題のオプションがある
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも通話オプションの選択肢が充実しています。
両社の通話オプションについては先ほどもご紹介しましたが、改めてまとめておきましょう。
ワイモバイルの通話オプション | |
通話オプション | 月額料金 |
だれとでも定額(10分かけ放題) | 880円 |
スーパー誰とでも定額(24時間かけ放題) | 1,980円 |
※この表は、右にスクロールできます。
UQモバイルの通話オプション | |
通話オプション | 月額料金 |
通話放題ライト(10分/回) | 880円 |
通話放題(24時間いつでも) | 1,980円 |
通話定額(60分) | 550円 |
※この表は、右にスクロールできます。
880円のオプションは1回あたり10分以内の電話が無料に、1,980円のオプションは24時間いつでも無料で通話できます。
ワイモバイルとUQモバイルは通話オプションが充実しているので、電話をかけることが多い人も「意外と高くてビックリ!」なんて心配はありません。
共通点⑥:店舗でのサポートを受けられる
ワイモバイルとUQモバイルはキャリアのサブブランドなので、全国各地に実店舗を展開しています。
格安SIM初心者の方には分からないことや不安がたくさんありますよね。
契約のときや何か問題が起きたときに、オンラインや電話での対応だけだと心細いこともあるでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルなら、実店舗で手続きや問い合わせができるので、手続きやサポートに不安がある方も安心です。
共通点⑦:口座振替での支払いができる
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも口座振替で月額料金の支払いができます。
格安SIMでは支払い方法にクレジットカード払いしか選べないところが多く、クレジットカードがなければ契約できないこともあります。
ワイモバイルとUQモバイルでは口座振替を選べるので、クレジットカードがなくても問題なく契約できます。
結論:ソフトバンクの光回線・Yahoo!ショッピング利用者はワイモバイル、それ以外はUQモバイルがおすすめ
結論としては、以下のようになります。
結論
- 単体で契約をするなら基本料金が安価・節約モードも使えるUQモバイル
- 家族割やソフトバンクネット回線とのセット割、Yahoo!ショッピングを利用するならワイモバイル
- auでんきやauひかり等のネット回線とのセット割を活用するならUQモバイル
UQモバイルはデータ通信周りの使い勝手で、ワイモバイルをリードしています。
通常の月額料金も安価なので、基本的にはUQモバイルのほうがおすすめと言えます。
ただし、ご自身もしくは家族のどなたかがソフトバンク光/Airを利用している方や、Yahoo!ショッピングを頻繁に利用する人はセット割を利用できるワイモバイルの方がお得になります。
ソフトバンク光/Airとのセット割である「おうち割光セット(A)」は割引額が大きくなりますよ。
しかし、UQモバイルにもセット割があるので、条件を満たせるならどちらを選んでも料金は3GB990円~で共通となります。家族割もそれぞれ条件を満たせるなら同額です。
また、ワイモバイルユーザーならYahoo!ショッピング利用時に最大12%還元というお得な還元を受けられるので、普段からYahoo!ショッピングをメインで利用しているならワイモバイルにするだけで節約につながるでしょう。
ということで、
結論
- ソフトバンク光/Air利用者はワイモバイル
- Yahoo!ショッピング利用者もワイモバイル
- それ以外の人、またauでんき、auひかり等のセット割対象ユーザーはUQモバイル
と考えると分かりやすそうですね。
なお、スマホセット契約の予定の方は「取り扱いスマホ」や「販売価格」も気になりますよね?
そんな方のために、別途専用の記事を用意しました。
「スマホセット契約ワイモバイルとUQモバイルどっちが得?機種ごとに徹底調査。」では、それぞれの
- 取り扱いスマホ
- 販売価格
- お得度
を比較していますので、こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
また乗り換えに関する体験談や乗換方法については、以下の記事で紹介しています。
【参考】ドコモにはサブブランドってないの?
auはUQモバイル、ソフトバンクはワイモバイルといったサブブランドを展開中ですが、ドコモではとくにありません。
代わりに月額2,970円で30GB+5分かけ放題のahamoがあったり、irumoという小容量の格安料金プランを取り扱っています。
ahamoはドコモショップでの申込みや手続サポートを1回3,300円の有料で受けられるので、サブブランドのような安さのドコモ回線のサービスを利用したい場合は検討してみてくください。
まとめ:UQモバイルとワイモバイルはどちらもお得!細かいポイントで検討しよう
UQモバイルとワイモバイルは基本的なサービス内容がほぼ同じですが、どちらもお得な格安SIMです。
料金プランやキャンペーンはどちらも非常にお得なため、それ以外の部分やサービス内容で決めましょう!
ポイント
- 通常料金や家族割引、Yahoo!ショッピングでの還元重視ならワイモバイル
- 電気とのセット割ならUQモバイルがおすすめ
- UQモバイルはミニミニプランなら速度切り替えが可能
- ネット回線とのセット割はどちらにも存在、割引後はワイモバイルの方がお得
- 店舗はどちらも2,000店舗以上
- 通信速度はどちらもサブブランドなのでかなり高速
- どちらも申し込みはウェブから行うのがお得
対象サービスとのセット割引等はどちらでも利用可能ですが、それぞれ対応するサービスが異なるので自分に合うものがおすすめになります。
ワイモバイルならYahoo!プレミアムが無料で利用できるようになるなど、さらにお得なメリットもありますよ。
データ通信を重視するなら、節約モードでいつでも通信量を抑えられるUQモバイルがおすすめです。UQモバイルは低速通信の品質が良く、「賢くデータを使いたい」という方にも向いていると思いますよ。
なお、最後の方にご紹介しましたが、どちらを利用する場合でも申し込みはウェブから行いましょう。キャンペーンが利用でき、お得度が圧倒的に変わってきます。
どうせ手間と時間をかけて乗り換えるんですから、一番お得な方法を活用してくださいね。
この記事で一人でも多くの方がご自身にとって最適な方を見極められていれば幸いです!
なお、当サイトでは主要格安SIM13社をニーズ毎に比較した記事もありますので、その他SIMの情報も見たい方はぜひ併せてご確認ください。