UQモバイルへのMNP乗り換えを検討している方。
乗り換えって時間も手間もかかって、それに手続きもややこしい気がして、、、不安になっちゃいますよね。
そこで本記事では、UQモバイルへ手持ちのスマホそのままで乗り換える手順(UQモバイルではSIMのみの契約)はもちろん、乗り換えと同時に機種変更をする場合もまとめます。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
手持ちのスマホからそのまま乗り換える手順
では、早速UQモバイルへの乗り換えの手順を確認しましょう。
先に一連の流れをご紹介すると
- 手持ちのスマホがUQモバイルで使えるのか確かめる(所要時間5分)
- 乗り換えのためのMNP予約番号を取得する(所要時間5分)
- 乗り換えに必要なものを揃える(所要時間5分)
- UQモバイルを申し込む(所要時間10分)
- MNP開通をする(所要時間5分)
の5ステップでUQモバイルへの乗り換えは完了します。
UQモバイルへMNP乗り換えする場合、実際の手続きにかかる時間は30分程度です。
それに、UQモバイルが使えるようになるまで、もとの携帯会社の契約は継続されますから、スマホが使えなくなる空白の時間はありません。
UQモバイルへの乗り換えステップ①:手持ちのスマホがUQモバイルで使えるのか確かめる
まずは、お手持ちのスマホがきちんとUQモバイルで使えるのかどうか確かめましょう。
契約してみて結局使えなかったら大変ですからね。ここはしっかり確認しておきましょう。
方法は至って簡単で、UQ mobile公式サイトの「動作確認済み端末」をチェックするだけでOKです。
「動作確認済み端末」とは簡単にいうと「UQモバイルでしっかり使えることが確認されているスマホのリスト」になります。こちらの一覧にお手持ちのスマホが入っていれば、UQモバイルでも問題なく使えますのでご安心くださいね。
「動作確認済み端末」にお手持ちのスマホが入っていた場合、確かに「UQモバイルで使える」という意味ではあるのですが、単に「使える」と言っても
- UQモバイルのSIMカードをいれるだけで使えるスマホ
- 事前にSIMロック解除をしないと使えないスマホ
の2種類があるんです。
②に該当する場合、事前にSIMロック解除手続きが必要となりますので、そこもしっかり確認しましょう。
こちらも方法は簡単で、先ほどの「動作確認済み端末一覧」からお手持ちのスマホを選び、タップすればOKです!以下の画像のように「SIMロック解除」の欄が「要」となっていた場合は、手続きが必要となります。
また、この機会に合わせて「SIM種別」も確認しておくと便利です。ここに書いてあるSIMカードを申し込みの際にご自身で選択する必要がありますので、しっかり覚えておきましょう。
SIMロック解除とは、特定の携帯会社の電波しか拾えないようにロックされているスマホのロックを外してあげる作業になります。ロックを外してあげれば、スマホがUQモバイルの電波を拾えるようになるんです。
ロックを外すだけですので、現在契約している携帯会社には影響ありません。万が一SIMロック解除をした後に、UQモバイルへ乗り換えることを辞めたとしても、現在契約している携帯会社を継続利用できますのでご安心くださいね。
ちなみにiPhoneの場合、SIMフリーiPhone、auのiPhone8/Plus以降の機種、iPhone 13シリーズ以降の機種以外の機種はSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除は自分でやればタダ|現在は店舗でも無料
SIMロック解除はご自身で行うことが可能です。
「SIMロック解除」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、とっても簡単な手続きですのでご安心ください。
まずは、スマホの製造番号であるIMEIをコピーする必要があります。通話画面で「*#06#」と入力し、IMEIを表示・コピーします。
次に、My docomo、au公式サイト、My Softbankにアクセスをして以下の手順でSIMロック解除を行いましょう。
- ドコモ:「ドコモオンライン手続き」→「その他」→「SIMロック解除」を選択。IMEIを入力して、「SIMロック解除を申し込む」にチェックして申し込み
- au:公式サイト「契約照会手続き」→「各種手続き案内」→「SIMロック解除」→「SIMロック解除のお手続きはこちら」→「SIMロック解除が可能かどうか」確認するを選択。「こちら」に進み暗証番号を入力
- ソフトバンク:「契約・オプション管理」→「SIMロック解除手続き」を選択。IMEIを入力
iPhoneの場合は、UQモバイルのSIMカードを入れた時点でロックが完全に解除されます。
Androidスマホの場合は、UQモバイルSIMカード挿入後、ロック解除申請時に表示されたロック解除キーを入力することで、ロックが完全に解除されます。
ちなみにSIMロック解除は解約後でも行なえますし中古端末でもOK、2023年10月よりどのキャリアでもお店でも解除を無料で行えるようになりました。
UQモバイルへの乗り換えステップ②:MNP予約番号を取得する【店舗申込の場合のみ】
続いてのステップは「MNP予約番号の取得」です。
MNP予約番号とは一言で言うと、今の携帯番号をUQモバイルに引き継ぐためのコードです。このコードを取得せずにUQモバイルに乗り換えてしまうと、電話番号は消滅してしまいます。
現在、MNPワンストップ方式のサービス提供が始まり、大手キャリアや一部の格安SIM会社からの乗り換えであればMNP予約番号の発行が不要となりました。
ただし、MNPワンストップ方式が有効なのは乗り換え元と乗り換え先両社が対応している事と、オンライン手続きのみのため、店舗での手続きの場合は従来通りの発行が必要です。
UQモバイルはこのMNPワンストップに対応してるので、乗り換え元が対応していればこのステップは省略が可能です。
店舗で手続きを行う予定の場合は従来どおり取得をしましょう。
現在では全てのキャリアがオンライン上のマイページからでもMNP予約番号を発行可能になっています。
ドコモならMy docomo、auはMy au、ソフトバンクはMy SoftBankへログインすればMNP予約番号を発行できます。
ネット上で発行する方法が一番早いため、電話でのやり取りが苦手な方にもおすすめです。
待ち時間等もなく、スムーズにMNP予約番号を手に入れられますよ!
ドコモ、au、ソフトバンクのMNP予約番号の取得方法
大手キャリアのMNP予約番号は、キャリアのマイページから発行可能です。
またドコモ、au、ソフトバンクのMNP予約番号は、以下の窓口へ電話をすることでも取得できます。
- ドコモ:ドコモの携帯から151(受付時間は午前9時〜午後8時)
- au:auの携帯から0077-75470(受付時間は午前9時〜午後8時)
- ソフトバンク:ソフトバンクの携帯から*5533(受付時間は午前9時〜午後8時)
以上の番号はそれぞれMNP予約番号取得の専用窓口です。通常、あまり待たされることもなくオペレーターに接続されますが、混雑している時間もあるので30分程度時間の余裕がある時に連絡すると良いでしょう。
ガイダンスの段階で、乗り換え先の携帯会社やその理由を番号で入力するケースもあります。それらは、正直に答えて問題ありません。もしオペレーターが長く引き止めようとした場合は、きっぱりと解約の意思が固いことを伝えるとスムーズですよ。
現在はMNP予約番号取得に関して各社手数料無料となっています。
MNP予約番号取得は店舗でも可能
ちなみに…MNP予約番号はお近くの携帯ショップでも取得可能です。その際は契約者の方が本人確認書類を持って、携帯ショップに足を運びましょう。
ただし、お店によっては混雑していて長い待ち時間が発生する場合もありますのでご注意くださいね。
電話で取得してもお店で取得しても内容は全く同じですし、どちらもMNP予約番号自体は無料で取得することが可能です。
MNP予約番号には有効期限があるので要注意
MNP予約番号はあくまで乗り換えの予約で、解約を約束するものではありません。
また、予約番号には15日の有効期限があります。
そしてこの有効期限を過ぎると失効となり利用不可となります。
UQモバイルオンライショップを利用して乗り換える場合は、MNP予約番号の有効期限が10日以上ないといけません。つまり、取得日から5日以内に申し込みをしなければならないのです。
ステップ②のポイント
- 電話番号そのままでUQモバイルに乗り換えるにはMNP予約番号が必要
- 電話番号そのままでUQモバイルに乗り換えるにはMNP予約番号が必要
- MNP予約番号には15日の有効期限があり、UQモバイルの申し込みは取得から2日以内でないといけない
UQモバイルへの乗り換えステップ③:乗り換えに必要なものを揃える
続いてはステップ③「乗り換えに必要なものを揃える」ですね。
UQモバイルの乗り換えに必要なものは以下の4つのアイテムです。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- メールアドレス
- 契約者名義のクレジットカード/銀行口座
乗り換えに必要なもの①:契約者の本人確認書類
1つ目は本人確認書類です。
UQモバイルで認められている本人確認書類は以下の7つです。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 身体障がい者手帳または療育手帳または精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 健康保険証+補助書類(18歳未満のみ)
それぞれ注意点がありますので、条件を満たしている本人確認書類をご用意ください。また、健康保険証を利用の場合は以下の補助書類も合わせて準備する必要があります。
- 公共料金領収証
- 住民票
- 届出避難場所証明書
- 行政機関発行の領収証
乗り換えに必要なもの②:メールアドレス、ただしキャリアメールはNG
2つ目はメールアドレスです。
このメールアドレスは申し込み受付状況や、SIMカードの発送をお知らせを受け取るのに必要なメールアドレスになります。また、今後UQモバイルのお知らせを受け取るのもこのメールアドレスになります。
GmailやYahooメールといったフリーメールで問題ありません。
ただし!キャリアメールを使うことはオススメしません。
キャリアメールは携帯会社が提供しているメールアドレスです。つまり、その携帯会社を解約してしまうと、そのメールアドレスは使うことが出来なくなってしまいます。
現在はキャリアメールの持ち運びサービスがあるため、UQモバイルへ乗り換えた後でも月額330円支払うことでキャリアメールの引継ぎが可能です。
そうなると、今後UQモバイルから送られてくる重要なメールが一切確認できなくなってしまいますから、申し込みの際はキャリアメールではなく、いつでも確認できるメールアドレスを利用することをオススメします。
乗り換えに必要なもの③:契約者名義のクレジットカード
3つ目はお支払いに使うクレジットカードですね。
UQモバイルではデビットカードは使うことができません。以下のブランドのクレジットカードを用意する必要があります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- DINERS
また原則、クレジットカードの名義は契約者本人の名義でなければなりません。
ご家族名義のクレジットカードを利用する場合は、UQモバイル取扱店の店舗で契約者と支払い名義人が「家族である証明」が必要となります。詳細はUQモバイル家族証明書類をご参照ください。
UQモバイルは口座振替も可能
「支払い名義は自分で良いんだけど、クレジットカードは持っていない」という方。ご安心ください。
UQモバイルは口座振替で申し込むことも可能です。
ただし!以下の契約の場合は口座振替は使えません。
- MNP以外の申し込み(新規番号での申し込み)
口座振替希望の場合、申し込み時に口座振替を選択します(以下画面イメージ)。
すると、申し込みから1週間程度で預金口座振替依頼書が送られてきます。その書類に必要事項記載・捺印の上、UQモバイルへ返送をしてください。口座振替の登録が完了するまでの間は、コンビニの振込用紙が郵送されます。
なお、振込手数料は2回までは無料になります(以降は税込220円発生します)。
UQモバイルSIMのみでMNP乗り換えステップ④:UQモバイルを申し込む
UQモバイルへの乗り換えに必要なものが準備できたら、いよいよUQモバイルの申し込みです!
WEBで申し込めば待ち時間もなく好きなタイミングで契約可能
「キャンペーンをフル活用したい」「お店に足を運ぶ時間がない」という方にオススメなのがUQモバイルオンラインショップを利用する方法です。
UQモバイルはオンラインショップでも、店舗での申し込み同様にUQモバイルを申し込むことができます。必要な個人情報を入力しプランやオプションを選ぶだけですので、所要時間も10分程度です。
お店は混雑していて待ち時間が発生することも考慮すると、自分の好きな時に利用できるのは非常に便利ですよね。
- UQモバイルに変更した!webで頼んで自分でやったけどすんなりできたから良かった?♀️ ―ち(@chiii236) July 11,2021
口コミを調べてみても、スムーズにできたという一般の方からの投稿はたくさん見つけられました。
また、UQモバイルではUQモバイルキャッシュバック専用ページからSIMカード単体の申し込みで最大13,000円のキャッシュバックがもらえます。ぜひご活用ください。
合わせて、当サイトでは全工程画像付きでオンラインショップからの申し込み方法をご紹介しています。
「一人で申し込むのはちょっと…」という方でも写真に沿って進めるだけなので間違いありません。不安な方はそちらもぜひ参考にしてくださいね。
【参考】auショップなどの店舗で申し込むと即日開通ができる
UQモバイルは全国にあるUQスポット、もしくはUQモバイル取扱店での申し込みが可能です。
店頭で申し込みたい方は先ほどの5つの持ち物を持って店舗まで足を運びましょう。
お近くのお店はUQモバイルショップリストをご確認くださいね。
UQモバイルを店舗で申し込むと即日開通ができるため、すぐにUQモバイルが使えるようになります。ただし、WEB限定で開催されているキャンペーンは利用することができません。
ですから、少しでもお得に契約したい方は、次にご紹介するUQモバイルオンラインショップでの申し込みをオススメします。
ちなみにeSIM契約であれば、店舗での申し込みでなくとも即日発行できる場合があります。
UQモバイルは最短翌日発送
UQモバイルでは申し込み手続きと本人確認が完了され次第迅速に配送手続きが取られ、最短で翌日発送になります。
ステップ④のポイント
- UQモバイルは店舗とオンラインショップの2つの方法で申し込みが可能
- 店舗は即日開通可能だが、WEB限定キャンペーンが利用できないのと待ち時間が発生するのがデメリット
- オンラインショップは、最短でも翌日発送になるが、WEBキャンペーンが利用でき、好きな時間に好きな場所から申し込みが可能
UQモバイルへの乗り換えステップ⑤:UQモバイルのSIMカードが届いたらMNP開通をする!
続いて、SIMカード到着後の開通手続きのご紹介です。
UQモバイルはSIMカードが手元に届き次第、ご自身で開通手続きをする必要があります。
この開通手続きをすることによって、スマホの契約が元の携帯会社からUQモバイルへと切り替わるのです。
開通手続きと聞くと難しそうですが、実際はUQ mobileオンラインショップにアクセスし、「ご注文履歴」から「回線切り替え」ボタンをポチッと押すだけで完了します。
これで30分程度放置すると自動で回線が切り替わります。回線が切り替わったら、UQモバイルのSIMカードをスマホにいれてくださいね(切り替わる前にいれてしまっても大丈夫です)
ちなみに、スマホそのままで乗り換える場合、データはスマホに残ったままになりますので移行は必要ありません。SIMカードを差し替えてもデータは消えることはありませんので、ご安心ください。
UQモバイルへの乗り換えステップ⑥:APN設定が必要な機種の場合はAPN設定をする
お手持ちのスマホの機種によっては、開通手続きと合わせてAPN設定が必要な場合もあります。
APN設定とは一言で言うと、インターネットに接続するための設定で、この設定を行わないと、あなたのスマホは4GやLTEに接続することができません。
UQモバイル動作確認済み端末にアクセスし、ご自身がお持ちのスマホを選択すると、APN設定が必要な場合、以下の画面のような表記が確認できます。
その場合は「こちら」もしくは、アイコンをクリックしAPN設定を進めましょう。こちらも5分程度で完了する、非常に簡単な設定です。
iPhoneやiPadの場合WiFiに接続してSafariのブラウザから専用URLへアクセス・プロファイルをダウンロードし、設定アプリからインストールをするのが基本的な流れです。
UQモバイルが開通するともともとも携帯会社は自動で解約になる
UQモバイルが開通し使えるようになると、転出元の携帯会社は自動で解約となります。
ですから、特別に解約の手続きを踏む必要はありません。
ステップ⑤のポイント
- SIMカードが手元に届いたらUQ mobileオンラインショップで開通手続きをする
- UQモバイルが開通すると、転出元の携帯会社は自動解約になる(乗り換えの場合)
- APN設定は必要なスマホと不要なスマホがある
UQモバイルで新しいスマホをセット購入し乗り換える手順
次はUQモバイルへの乗り換えと同時に機種変更をする際の手順を確認しましょう。
(※UQモバイルで機種変更のみされたい方はこちら!!)
一連の流れをご紹介すると
- 欲しい機種を選ぶ(所要時間30分〜)
- 乗り換えのためのMNP予約番号を取得する(所要時間5分)
- 乗り換えに必要なものを揃える(所要時間5分)
- UQモバイルを申し込む(所要時間10分)
- MNP開通をする(所要時間5分)
の5ステップとなっており、欲しい機種を選ぶステップ以外は、SIMのみを契約する場合と変わりません。
新しいスマホを購入する場合には、UQモバイルで購入したいスマホを選びましょう。
購入したい機種がないとなると、別の格安SIMを検討するか、別でスマホを用意することになりますからね。まずは「ご自身が欲しい機種がUQモバイルにあるのか」を確認しましょう。
UQモバイルでは2025年1月現在、iPhone1種類(iPhoneSE3)と、13種類のAndroidスマートフォンを取り扱っています。ラインナップはそれなりに充実していますので、きっとお気に入りの1台が見つかると思いますよ。
また、当サイトでは毎月UQモバイルで取り扱っているスマホをカテゴリーごとに分類し、「こんな人にはこのスマホがおすすめ!」を紹介しています。
自分が気にいる端末をUQモバイルで見つけることができたら、SIM契約と同じ手順で乗り換え手続きを進めていきましょう。
UQモバイルへ乗り換える前に確認しておきたい注意点
次に、UQモバイルへ乗り換える際に確認しておきたい注意点をまとめました。
乗り換え前のキャリアメールアドレスはなくなる
UQモバイルに乗り換えると、乗り換え前のキャリアで発行されていたメールアドレス(@docomo.co.jp/@ezweb.ne.jp/@softbank.co.jpなど)はなくなってしまいます(キャリアメール持ち運びサービスを利用しない場合)。
ドコモメールなどを使っていた方は、新しいメールアドレスを別途用意して、必要に応じて友だちなどに変更を連絡しましょう。
また、このアドレスを普段から使っている方はもちろんのこと、連絡手段として使ってはいないけど、様々なサービスに登録する際に利用している方もたくさんいらっしゃるかと思います。
該当する方は、UQモバイルに乗り換える前に(まだキャリアメールが使える状態で)フリーメールへと変更しておきましょう。
連絡手段として使っている方は、キャリアメールで「今後の連絡はこちらのメールxxxxにお願いします」とすれば安心ですし、サービス登録に使用している方も、キャリアメールがまだ使える状態であればすんなりアドレス変更ができるはずです。
UQモバイルにもキャリアメールは存在しますが、月額220円の有料オプションであることにご注意ください。
また、現在ではキャリアメール持ち運びのオプションが、各キャリアで用意されていますので、月額料金を支払うことで、そのままメールアドレスを使い続けることが可能です。
【超重要】Apple IDをキャリアメールに設定している場合は事前に変更
Apple IDとして登録しているアドレスには注意が必要です。
iPhoneユーザーは事前に変更をしないとApple IDが使えなくなるため、実質iPhoneが使えないといっても過言ではありません。
これからUQモバイルへ乗り換えるiPhoneユーザーの方!Apple IDにキャリアメールが設定されている場合は、まずフリーメールに変更しましょう。
新しいスマホへのデータ移行は自分でやる必要がある
新しいスマホへのデータ移行はご自身で行う必要があります。
これはUQモバイルに限らず、どの携帯会社でも共通です。大手携帯会社で機種変更をしたとしても、お店の店員さんはデータ移行までは行ってくれません。
iPhoneであれば、元々内蔵されているクイックスタート機能を、Androidであれば、設定アプリからのバックアップやmicroSDカード・Googleフォトなどを利用することでかんたんに移行できます。
新しいスマホでも、それまでに使っていたスマホと同じ状態を作り出すことが可能です。
また、多くの方が不安に思うLINEアプリの移行に関しては、別途、専用の記事にてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
LINEに限らずスマホ全体のデータ移行に関しては「【失敗ゼロ】格安SIM乗り換え後のデータ移行を4タイプごとに徹底解説!」が参考になるかと思います。まずは↑の記事を覗いてみて、それでも難しそうだったら「UQあんしんサポート」の加入を検討してみるのも良いかもしれません。
機種変更時はLINEなどのデータバックアップを忘れずに
UQモバイルへ乗り換える際に新しい端末を購入する場合は、事前にiCloudやGoogleドライブを使ったデータのバックアップをしておきましょう。
バックアップを取っていれば、入っていたアプリや電話帳、カレンダー等のデータをスムーズに移行できますよ。
LINEやおサイフケータイなど、一部のアプリでは個別にデータ移行が必要なケースもあるのでご注意ください。
手持ちの機種でSIMロック解除が必要な場合あり
au回線以外の携帯会社からUQモバイルへ乗り換える場合など、手持ちの機種を使う場合に「SIMロック解除」という手続きが必要になるケースがあります。
SIMロック解除は、大手キャリアの公式サイトからであれば無料で行えますよ。
SIMロック解除は通常、購入日から101日目以降に行えますが、以下の条件に当てはまっていればすぐに行なえます。
- 一括購入している、または完済済みで残債がない状態
- 分割購入をクレジットカードで行っている
- 口座振替などでスマホ代を払っているが、前回のSIMロック解除から101日目以降になっている
またiPhone 6sや7など、一部のau端末もSIMロック解除をしないとUQモバイルで使えないものがあります。
UQモバイル公式サイトの動作確認端末リストより、SIMロック解除が必要かどうかを確認してみましょう。
テザリングは使えない機種がある
5つ目もお手持ちのスマホをUQモバイルでそのまま使おうとお考えの方に関係しています。
UQモバイルでSIMカードのみを契約する場合、テザリングが使える機種と使えない機種との2種類が存在します。
当然テザリングが使えると思い申し込みをし、いざSIMカードを挿してみるとテザリングが使えない!となってしまうとがっかりですよね。
また、お仕事でPCやタブレットをよく使う方にとってはテザリングは重要でしょう。後々のトラブルを避けるためにもテザリングの可否はUQモバイル動作確認端末一覧で事前に確認しましょう。
UQモバイルへ乗り換え(MNP)前にチェックしておきたいこと3つ
さてここからは、注意点というより、事前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
- 転出元とUQモバイルの契約名義人は同じでなければならない
- UQモバイルの初月基本料は日割りでデータも繰り越せる
- 転出元の携帯会社の解約月利用料は満額請求
チェックしておきたいこと①:転出元とUQモバイルの契約名義人は同じでなければならない
1つ目は名義人に関してです。
携帯会社を乗り換える際に必ず統一しなければならないのが、契約名義人です。
例えば、auからUQモバイルに乗り換える場合、auの名義人がAさんの電話番号をUQモバイルでBさんに引き継ぐことは出来ません。
これは家族間でも同じで、auの名義人が旦那さんの場合、UQモバイルの名義人も旦那さんで契約しなければなりません。実際にそのスマホを利用しているのが奥さんだったとしても、契約名義人は統一しなければならないのです。
契約名義人を統一せずに申し込みをしても、審査落ちになってしまいますので注意しましょう。
もし、乗り換えと同時に名義人を変更したい場合は、乗り換えの前に大手携帯会社で名義変更をするか、一度同一名義で乗り換えた後に、UQモバイルで名義変更をする必要があります。
チェックしておきたいこと②:UQモバイルの初月基本料は日割りになる!データは翌月まで繰り越せる
UQモバイルの初月の基本料は日割り計算されます。
例えば、トクトクプランで3月20日に開通した場合は、満額ではなく20日から月末までの利用料のみが発生するということですね。
その通りなんです。基本料は日割り計算になりますが、プランに含まれるデータ量は丸々付与されます。
つまり、トクトクプランであれば20日に契約したとしても、月末までに15GB丸々使えるということですね。また、使い切らずに余ってしまったとしてもUQモバイルであれば、データの繰越が可能です。
チェックしておきたいこと③:転出元の携帯会社の利用料は満額請求!月末乗り換えがお得
一方、転出元の携帯会社の解約月の利用料は満額請求となります。
つまり、月末締めの方が1日にUQモバイルに乗り換えても、その月の利用料丸々1ヶ月分発生するということです。
先ほどご紹介した通り、UQモバイルは初月は日割り計算になります。ですからその点を考慮すると、乗り換えのタイミングは転出元の携帯会社を考慮して決めた方が良さそうですね。
例えば、月末締めの方は30日、31日に乗り換えれば、転出元の携帯会社も丸々1ヶ月使ったことになり損はありませんし、UQモバイルでは1、2日分の利用料しか払わないのに、データは丸々付与されます。
ドコモ、au利用者の方は月末締めです。ソフトバンクの方は10日締め、20日締め、月末締めの3種類ありますのでご自身の締め日を事前に確認した方が良いでしょう。
UQモバイルへ乗り換えるメリット
UQモバイルは、KDDIがauのサブブランドとして展開しているau回線の個人向け格安SIMです。
法人向けプランもあり料金設定は基本料金が個人向けプランと共通していますが、申込み用の問い合わせ窓口が専用ページとなっているのでご注意ください。
はじめに、大手キャリアからUQモバイルに乗り換えるとどれくらい安くなるのか、料金を比べてみました。
UQモバイルと3大キャリアの月額料金比較 | ||||
UQモバイル | ドコモ(irumo) | au(スマホミニプラン 5G) | ソフトバンク(ミニフィットプラン+) | |
通信料金(3GB前後使った場合) | 2,365円(4GB) | 2,167円 | 5,665円 | 5,478円 |
大手キャリアだとauやソフトバンクでは3GBで5,500円前後の月額料金が発生しますが、UQモバイルなら2,365円です。
ドコモのみ、2023年登場の新プランで月額2,167円とUQモバイルより安価になりました。(ただしやすくする方法が、この後解説します)
つまり大手キャリアの契約が現在auやソフトバンクなら、UQモバイルへ乗り換えれば、スマホ代は半額以下にまで抑えられますよ!
もしも家族3人が全員でUQモバイルの4GBプランへ乗り換えるなら、月額2,365円×3回線=7,095円までスマホ代が下がります。
またミニミニプランに家族セット割を申し込んで適用させれば550円引きになるので、1,815円×3回線=5,445円です。
家族セット割込みなら、ドコモのirumo・3GBよりも安上がりになりますよ。
UQモバイルの料金プランは「ミニミニプラン/トクトクプラン/コミコミプラン+」!自宅セット割で4GB1,078円から使えるメリットも
UQモバイルで現在契約できるプランは、ミニミニプラン、トクトクプラン、コミコミプラン+です。
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 33GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
4GB2,365円から利用可能、選べる最大容量は30GB・月額3,278円となっています。(データ増量特典適用中はコミコミプラン+では最大33GB利用可能)
使い放題プランはないので、これ以上たくさん通信する場合はauの使い放題MAX 5Gなどを検討しましょう。
UQモバイルではauでんきまたはauひかり等の対象ネット回線ユーザーなら「自宅セット割」を適用できます。
さらにau PAYカードで支払いをするなら、月額187円引きのau PAYカードお支払い割も適用可能です。(コミコミプラン+のみ対象外)
最安で4GB1,078円からスマホを持つこともできますよ。(最大10回線が割引対象です)
UQモバイルを家族で契約する場合も自分1人で契約する場合も、できれば自宅セット割を適用させて月々の支払額を大きく抑えたいですね。
またUQモバイルでは、家族でミニミニプランやトクトクプランを使う場合各回線を550円引きで使える「家族セット割」も提供されています。
申し込みが必要ですがとくにネット回線や電気サービスを申し込まなくても、割引を受けられるので活用してみてくださいね。
【重要】大手キャリアの違約金は現在撤廃済み
ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアでは、2022年時点で過去に提供されていた古いプランも含めて基本的に解約・乗り換え時にかかる違約金が撤廃されました。
また過去には乗り換え時に「MNP転出手数料」という費用が2,200円~3,300円程度かかっていたのですが、それも既に0円になっています。
結果、UQモバイルへ乗り換える際にかかるのはほとんどの場合契約事務手数料3,850円のみとなっています。
スマホの残債が残っていても、引き続き乗り換え前のキャリアに分割代金を支払いつつ回線はUQモバイルに乗り換えられるようになっていますよ。
UQモバイルへの乗り換えはMNP予約番号の発行不要
以前まではauやpovo2.0からのみMNP予約番号が不要でしたが、現在はMNPのワンストップ方式があるため他社からUQモバイルへの乗り換えは予約番号不要です。
初期費用に関してはauやpovo2.0からのみ無料ですが、それ以外は3,850円の契約事務手数料がかかります。
UQモバイルへ乗り換えるデメリット
最期に、UQモバイルへ乗り換える際に知っておきたい細かい注意点・デメリットについて解説します。
ドコモ、ソフトバンクから乗り換える際はAndroidスマホだと電波を掴みづらくなる場合あり
ドコモやソフトバンクのスマホはSIMロックを解除すればUQモバイルでも使えますが、Androidスマホの場合auの一部の周波数帯に対応しておらず地下や屋内などで電波がちょっと弱くなるケースがあります。
手持ちの機種でau回線の電波のつかみが悪く使いづらかった場合は、機種変更を行うか以前使っていたキャリアの回線を利用している他の格安SIMへの乗り換えも検討してみてください。
なお、各社からの乗り換えに関するより詳しいデメリットや方法は下記記事で解説してるので、こちらも参考にしてみてください。
【参考】iPhoneユーザーならau回線の電波もしっかり拾ってくれる
iPhoneはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの回線にしっかり対応していて、どこで買ってもSIMロックさえ解除済みなら問題なくau回線の電波に繋がります。
iPhone 6s以降のモデルはどこで買っていてもSIMロックを解除できるので、壊れるなど必要に迫られるタイミングまではずっとUQモバイルで手持ちの機種を使い続けられますよ。
iPhone 13シリーズ以降の機種を使っている方はSIMロックが最初からかかっていないので、面倒な解除も不要ですぐUQモバイルでの利用を行えます。
なお、auから乗り換えの場合にも細かい注意点などがありますので、詳しくは下記記事で確認をお願いします。
乗り換え(MNP)で使えるUQモバイルのキャンペーン
UQモバイルでは他社からの乗り換えで最大20,000円相当(不課税)のau PAY残高が還元されるキャンペーンが開催中です!乗り換えではない新規契約でも最大3,000円相当(不課税)もらえますよ。 その他実施中の主なキャンペーンは以下とおりです。
- 【UQ親子応援割】5歳以上18歳以下の利用者と家族のコミコミプラン+の月額料金から最大1年間1,320円割引(終了日未定)
- 【UQ親子応援割】家族カウント回線数が3回線以上の場合は3回線目以降の料金の割引を880円増額(終了日未定)
- SIM単体契約で最大10,000円相当還元&au PAY利用で最大10,000円相当還元(終了日未定)
- スマホセット購入時に対象スマホが最大33,000円(税込)割引(終了日未定)
- 対象機種に機種変更&条件を満たすと最大41,800円割引(終了日未定)/li>
それぞれの詳細な内容については下記記事でも解説してますので、乗り換えを検討している方は必ずチェックしてください!
まとめ
今回は、UQモバイルへ手持ちのスマホそのままで乗り換える方法をご紹介しました。
こうして読み進めると「乗り換えの手続きはめんどくさそう」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが実際にやらなければならないことは
- 手持ちのスマホがUQモバイルで使えるか確かめる(所用時間5分)
- 乗り換えに必要なものを揃える(所要時間5分)
- UQモバイルを申し込む(所要時間10分)
- MNP開通をする(所要時間5分)
の4つのみです。
スムーズにいけば作業時間は30分〜1時間程度で、難しいことはありません。
これで毎月のスマホ代がガクッと下がるのではあれば、挑戦する価値は十分あると思います。また、今回は要所要所の注意点も含めてご紹介したので、この記事通りに進めれば、大きく失敗することもないでしょう。