


実は、UQモバイルは審査に落ちてしまう方が意外とたくさんいるようなんです。
でも、審査落ちの原因はほとんどパターン化されています。ですから「なぜ審査落ちしたか、全く検討がつかない」ということはありません。
ということで、この記事ではUQモバイルの審査落ち原因、全11パターンを徹底的にご紹介します。
かつて大手携帯会社に勤め、現在は格安SIMの研究をしている私が、考えに考えてリストアップした11パターンです。
正直、今回ご紹介する原因以外で審査に落ちるパターンはないと思います。それくらいしっかり網羅されていますので「審査に落ちてしまったたーオマイガー」なあなた、ぜひ参考にしてみてください。
目次
UQモバイルの審査ってどうしてするの?どんなことをするの?基本情報まとめ
まずはUQモバイルの審査について知るところから始めましょう。

UQモバイルを契約する際に契約できるかどうかの審査があり、その審査に落ちると契約ができません。
なぜそのような審査があるのかというと、申し込みの内容に疑わしいところはないか、契約後にちゃんと料金を支払いできる人なのか、契約するうえで信用できる人なのかを見極めるためです。
そのため、過去の支払いで滞っていることはないか、支払い能力があるのかどうかをみられ、不審な点が見受けられたり、支払い能力がないと判断されると審査に落とされて、契約ができないのです。
審査の内容は詳しくは明かされていませんが、審査には種類があるので、以下で紹介します。
UQモバイルの審査は2種類!
UQモバイルの審査は、以下の2種類に大別されます。
審査の種類
- UQモバイルへの加入審査
- 端末の支払いに関する与信審査
UQモバイルへの加入審査は、UQモバイルを利用する誰もが該当する審査となります。一方、端末の支払いに関する与信審査は、端末を分割で購入する場合にかぎります。

UQモバイルの審査ポイントは?
UQモバイルの審査で見られているポイントは主に2つです。
- 正しく情報が入力されているか
- 支払い能力があるか
意外と審査落ちの原因となるのが、1つ目の「正しく情報が入力されているか」です。
情報を間違って入力していれば当然審査落ちになりますし、提出する書類に不備があった場合もやはり審査落ちとなってしまいます。
様々なミスが審査落ちの原因になるので、どういったミスが駄目なのか知りたい方は、本記事の「UQモバイル審査落ちの主な原因11個!」をチェックしてみてください。
審査ポイント2つ目は「支払い能力があるか」です。
こちらは主にスマホの分割支払い審査で重視される項目になります。
UQモバイルはあなたの過去の様々な支払い状況によって、支払い能力を審査します。
支払い能力が足りていないと判断されてしまうと、審査落ちとなってしまうので気をつけましょう。
こちらは本記事の「UQモバイルの審査はブラックリストは関係ある?」で詳しく紹介しているので、そちらを読んでみてくださいね。
UQモバイルの審査は厳しい?それともゆるい?
UQモバイルの審査は、かなりゆるいと言われています。
SIMだけの契約をしようとしている場合は特にゆるくなっていて、申し込み内容に不備が無い限りは、かなりの確率で審査を通過できます。
審査落ちしやすいのは、スマホの分割購入をするときです。
SIMだけの契約よりも厳しくなっているので、支払い能力が乏しいと審査落ちしてしまいます。
UQモバイルの審査期間は?
UQモバイルの審査にかかる期間は、時期によって異なります。
審査は早ければ当日に結果が出ることもありますし、遅くても2~3日程度で結果が出るようです。
逆に審査が遅い場合は、結果が出るまで1週間程度かかってしまうことがあります。
特に、土日祝日や月末は申し込みが集中するため、審査日数が長くなると想定されます。

そのため、時間に余裕をもって申し込むのがおすすめです。
UQモバイルの審査結果はどうやったらわかるの?
UQモバイルの審査に通ると、商品発送メールが送られてきます。
なので「商品発送メール=審査結果報告メール」だと考えて良いでしょう。
審査に落ちた場合もメールは送られてきます。
こちらは「申し込みを受け付けられませんでした」といった内容なので、何らかの理由で契約できなかったのだとすぐに分かるはずです。
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UQモバイル審査落ちの主な原因11個!
では気になるUQモバイル審査落ちの原因を早速みていきましょう。
頻度が多そうなものから順番にご紹介していきます!
- 入力内容が本人確認書類と異なる
- そもそも本人確認書類に不備がある
- 本人確認書類の写真が不鮮明、もしくはアップロード忘れ
- MNP予約番号の有効期限が切れている
- 転出元の名義とUQモバイルの名義が異なる
- 同一名義ですでに5回線契約している
- 契約者名義とクレジットカードや口座振替の名義が異なる
- 新規契約(MNP以外)なのに口座振替にしている
- クレジットカードが海外発行のものである
- デビットカードを支払い方法に選択してる
- 未成年である
入力内容が本人確認書類と異なる
まずは「入力内容が本人確認書類と異なる」ですね。
これはものすごーく発生頻度が高いです。審査落ちの方は、半分以上これに引っかかっているのではないのかなと個人的には思っています。
UQモバイルの申し込み時に入力する情報は、アップロードする本人確認書類と一言一句同じでないといけません。
一言一句です。
苗字であれば「高橋」なのか「髙橋」なのか、「斉藤」なのか「斎藤」なのか、はたまた「齋藤」なのか…といった具合に、同じ読み方であっても、漢字が異なると審査落ちしてしまいます。
また、住所も本人確認書類に「13番地4」と書かれていた場合は「13-4」と入力するのではなく「13番地4」と入力してください。
もちろん、マンション名も記載があった場合は、一言一句同じように入力する必要があります。逆に、本人確認書類にマンション名の記載がないにも関わらず、律儀にマンション名を入力すると、審査落ちしてしまうこともあります(←私の友人はこれで審査落ちしたみたいです)。



そもそも本人確認書類に不備がある
そもそも本人確認書類に不備があると、審査に落ちてしまいます(当たり前ですが…)。
UQモバイルは以下の書類が本人確認書類として認められています。
- 運転免許証:有効期限内のもの
- 日本国パスポート:有効期限内のもので現住所が記載
- 住民基本台帳カード:有効期限内のもので顔写真・住所・生年月日が記載されているもの
- 身体障がい者手帳:住所記載のあるもの
- 療育手帳:住所記載のあるもの
- 精神障がい者保健福祉手帳:住所記載のあるもの
- 特別永住者証明書:有効期限内のもの
- 在留カード:後述
- 健康保険証+補助書類(後述):有効期限内のもの
上記以外の書類を本人確認書類として提出しても、審査落ちしてしまうますので気をつけましょう。
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在留カードについて
在留カードを本人確認書類として使用する場合、端末購入の有無やお支払い方法によって、条件が異なります。
スマホ本体支払い方法 | 月額料金支払い方法 | 注意 |
一括 | 口座振替 | 在留期間残り8ヶ月必要 |
クレジットカード | 在留期間は問わない | |
分割 | 口座振替 | UQモバイルの審査基準(非公開)に満たない場合は審査落ちの可能性あり |
クレジットカード |
いずれの場合も、住居地が「未定」と表記されている場合は、別途補助書類の準備が必要となります。
補助書類について
UQモバイルで認められている補助書類は以下の4つです。
- 公共料金領収証:発行より3ヶ月以内で現住所と契約者名義(苗字)が記載されているもの
- 住民票:発行より3ヶ月以内で現住所・契約者氏名が記載されているもの
- 届出避難場所証明書:発行より3ヶ月以内で現住所・契約者氏名が記載されているもの
- 行政機関発行の領収証:発行より3ヶ月以内で、契約者氏名が記載されているもの
この中で取りやすいのは「公共料金領収証」か「住民票」でしょう。
公共料金領収証は電気・都市ガス・水道などの領収証を指します。現住所が記載されており、記載されている苗字が契約者と同一であれば利用可能です。
また住民票も市役所等ですぐに取得することが可能です。
【頻発】本人確認書類が不鮮明、もしくはアップロードされていない
本人確認書類をアップロードする際に写真が不鮮明であったり、光が反射している部分があったりすると審査落ちになってしまいます。
本人確認書類は全ての情報がしっかり見えるように撮影した上でアップロードしましょう。
「机の上に置くと天井の光が反射してしまう」という方はティッシュ箱やコップなど、小物に本人確認書類を立てかけて撮影すると意外と上手くいきますよ。
また、UQモバイルは申し込みの最後で本人確認書類をアップロードすることも可能ですし、後に送られてくる「新規お申し込み受付完了のご案内」よりアップロードすることも可能です。
本人確認書類が長らくアップロードされないと、申し込みの意思がないものと見なされ審査落ちしてしまい、また1からやり直しとなってしまいます。
申し込みの際は本人確認書類アップロードまで一気に終わらせてしまいましょう。

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MNP予約番号の有効期限が切れている
続いてはMNP予約番号についてです。
オンライン申込で大手キャリアからUQモバイルへ乗り換える場合は「MNPワンストップ」によって、現在MNP予約番号は不要ですが、MNPワンストップ未対応の格安SIMからの乗り換えの場合は現在も引き続き必要です。
この番号は他の携帯会社から電話番号そのままでUQモバイルに乗り換えたい方のみが取得するものですので、新規番号で契約する方やデータSIMを契約する方は心配いりません。
MNP予約番号自体の有効期限は15日です。
しかし、UQモバイルでは予約番号取得から2日以内に申し込みを行わないと審査落ちになってしまいます。
ですから、MNP予約番号取得後はそのままUQモバイル申し込みに移ったほうが無難ですね。
また、「MNP予約番号の有効期限が切れてしまった」「取得してから2日以上経過してしまった」という方は手数料無料で再発行することが可能です。
詳細は「MNP予約番号の再発行方法!格安SIM各社の有効期限一覧まで。」を参考にしてくださいね。
転出元の名義とUQモバイルの名義が異なる
審査落ちの原因に名義の相違もよく見られます。
UQモバイルでは原則、転出元の携帯会社(元々の携帯会社)の名義人と新しくUQモバイルの名義人になる人は同一人物でなければなりません。
例えば、auでは旦那さんが契約者となっている電話番号をUQモバイルで奥さんの名義で契約することはできないのです。

手間も考えると、事前に転出元で名義変更手続きを行うか、そのままの名義でUQモバイルへ乗り換えるのが賢明ですね。


同一名義ですでに5回線契約している
UQモバイルでは1つの名義で5回線までしか契約できません。
また、契約当初の90日間は契約できる回線数は原則1回線までと決まっています。その後利用状況に応じて最大5回線まで引き上げられるようです。
ですので、すでに5回線契約の済みの方は他の方の名義で契約する必要がありますし、最近1回線契約し、2回線目となる方は、少し時間を置くか、他の方を名義人にする必要がありますね。
契約者名義とクレジットカードや銀行口座の名義が異なる
UQモバイルでは、原則、契約名義人と支払いの名義人は同一人物である必要があります。
ですから、クレジットカードの名義や銀行口座の名義はUQモバイル契約者と同一人物である必要があるのです。
家族名義のクレジットカードや銀行口座を支払いに使用する場合は、店舗のみの受付となり、かつ「家族証明書類」が必要となります。


新規契約(MNP以外)なのに口座振替を選択している
UQモバイルは口座振替にも対応している格安SIMです。
しかし、以下シチュエーションの場合、口座振替を選択すると申し込みがキャンセルとなってしまいます。
- 他社からの乗り換え(MNP)ではなく、新しい番号での申し込み
上記の契約の場合はクレジットカードを選択しましょう。
なお、口座振替に関しては「UQモバイルは口座振替可能クレカなしで誰でも契約できる!口振手順に注意点。」でより詳細に説明しています。

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クレジットカードが海外発行のものである
また、クレジットカードは日本国内で発行されたものである必要があります。
UQモバイル公式サイトには海外発行のクレジットカードはご利用いただけない場合があります。
との記載があり、確実に利用できないとの旨は記載されていませんが、審査落ちの原因になりうる可能性は十分ありますね。
クレジットカードは日本国内発行のVisa、MasterCard、JCB、American Express、DINERSいずれかのブランドのものを利用しましょう。
デビットカードを支払い方法に選択している
UQモバイルではデビットカードは使うことができません。
クレジットカードをお持ちではない方は、口座振替を利用しましょう。
未成年である
ウェブでの申し込みでは、未成年の方は契約することができません。
しかし、店頭では親権者同伴の来店の場合のみ、中学進学の2ヶ月前より、未成年者の名義で申し込みをすることが可能です。
未成年の方がどうしても契約したい場合は、親権者の方と店頭に足を運びましょう。
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UQモバイルの審査はブラックリストは関係ある?


UQモバイルの審査落ちの原因のほとんどは、ブラックリストとは関係ない!
まず、大前提として、UQモバイルの審査落ちの原因は前述した11パターンのうちいずれかに該当する場合がほとんどです。
ですから、一度の審査落ちで「ブラックリストに入ってしまっているに違いない」と不安に思う必要はありません。
申し込み情報をきちんと見返して、不備や誤りがないかを再度きちんと確認した上でもう一度申し込みをして見ましょう。
ブラックリスト入りしているとスマホ本体を分割購入する場合は審査落ちする可能性もあり
しかし、「以前スマホ料金の未払いがある」「クレジットカードのブラックリストに入っている」という方は、そういった事情がUQモバイルの審査に関わるかどうかは非常に気になりますよね。
UQモバイルを運営するUQコミュニケーションズは電気通信事業者協会の「不払者情報」を情報交換する事業者として含まれています。
これにより、UQコミュニケーションズ同様に、情報交換する事業者となっている会社(ドコモやソフトバンク、auを含む)にて不払いがある場合、審査落ちとなってしまう可能性は考えられます。
特に、口座振替でスマホ本体を分割購入する場合は要注意です。
過去に未払いがあり、口座振替でスマホセット契約する場合「支払い能力がない」が見なされてしまう可能性が考えられるからです。
そんな時は、お支払いをクレジットカードにしたり、スマホ本体を一括購入に変更することによって、審査が通りやすくなります。
また、クレジットカードのブラックリストですが、このリスト自体はUQモバイルの契約とは関係がないと考えるのが妥当です。ですから、ブラックリスト入りしているからと言って、そこまで不安に思う必要はないでしょう。
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UQモバイルの審査に関するよくある質問
最後にUQモバイルの審査に関する質問をまとめてみました。
UQモバイルの審査で良く分からないことがある方は、チェックしてみてくださいね。
質問①口座振替とクレジットカード、審査が通りやすいのはどっち?
UQモバイルではいくつかの支払い方法が選択できますが、口座振替とクレジットカードで審査の通りやすさは変わるのでしょうか。
結論を先に言ってしまうと、クレジットカードの方が審査に通りやすいと言えるでしょう。
というのも、クレジットカードは所有しているだけで信用度を高める効果があるからです。
逆に口座振替には利用者の信用度を高める効果はありません。
よって審査の通りやすさを第一に考えた場合、クレジットカードで申し込むのがおすすめです。
質問②審査落ちしたら、もうUQモバイルは使えないの?
一度UQモバイルの審査に落ちてしまっても、再度UQモバイルに申し込むことは可能です。
申し込み時に情報を正しく入力する、もしくは申し込み内容を変更すればUQモバイルと契約できる可能性は十分あります。
なので一度審査落ちしてしまったからといって諦めずまた申し込みをしてみてください。
UQモバイルのお問い合わせ窓口では申し込みが通らなかった原因を教えてくれる場合があります。
少しでも審査に通る可能性を上げたい方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
質問③審査結果メールが届かないのはなぜ?
UQモバイルの審査では、通っていると商品発送メールが、落ちていると契約できなかったといった内容のメールが送られてきます。
そのためどちらのメールも送られてきていない場合はまだ審査中である可能性が高いでしょう。
審査が終了するまでもう少し待ってみてください。

質問④店舗で契約しても審査は受けなくちゃならないの?
街中にあるUQモバイルのショップで申し込みを行っても審査はされてしまいます。
なので店舗に行けば誰でもUQモバイルと契約できるというわけではありません。
審査の結果が出るまでの時間はオンラインショップよりも早いことが多いので、すぐに契約したい場合は店舗を利用してみるのも良いでしょう。
質問⑤審査に落ちた場合、理由は教えてもらえる?
UQモバイルの審査に落ちてしまった場合、審査結果の通知メールには理由が一切記載されておらず「なんで落ちてしまったの?」と疑問に思う方が多いでしょう。
理由が気になる方はUQモバイルのサポートセンターに連絡して聞いてみるのもひとつです。

たとえば書類に不備があったというケースなら必要書類に関するアドバイスを受けられるでしょう。
なお、必ずしも理由を教えてくれるとはかぎりません。何度も審査落ちしてしまう場合は他社を検討するのが無難です。
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まとめ:UQモバイルの審査落ちの原因は11パターンのいずれかがほとんど!丁寧に申し込みをすれば誰でも通る!
今回はUQモバイルの審査落ちのパターンを思いつく限りまとめて見ました。
格安SIMの審査落ちはほとんどの場合、申し込みの不備や誤りに起因するもので、ブラックリストなどといったものとは関係ありません。基本料が非常に安い格安SIMでは「支払い能力がない」と見なされるケースは非常に稀なのです。
ですから、一度審査に落ちてしまった方でも、もう一度きちんと申し込みしなおせば審査に通る可能性は非常に高いです。
今回ご紹介した11パターンを参考に、原因を見つけ出し、再度チャレンジしてみてくださいね!
なお、UQモバイルへの乗り換え全般に関する情報については下記記事で解説をしてますので、ぜひ併せてご覧ください!
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