


UQモバイルのデータ繰り越しについて気になっている方。
データは賢く活用して、いつでも通信がサクサクできる状態にしておきたいですよね。
ということで、当記事ではUQモバイルのデータ繰り越しについて徹底的にまとめてみます。
この記事さえ読めば
- UQモバイルデータ繰り越しの概要
- データ繰り越しの上手な活用方法
- データ繰り越しの注意点
- データ繰り越しがされない原因
の3つが初心者の方でもしっかり分かる構成になっています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
UQモバイルで余ったデータは翌月末まで繰り越しが可能
UQモバイルを利用しててデータが余った場合は翌月に繰り越されます。
そして、繰り越されたデータは使用されなかった場合、その月(繰り越された月)の月末に消滅します。

データ繰り越しは無制限プラン以外、全プラン対応!
データ繰り越しに対応しているプランは以下の通りです。
- ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+
- コミコミプラン※新規受付終了
- くりこしプランS・M・L+5G ※新規受付終了
- スマホプランS・M・L・R ※新規受付終了
- おしゃべりプランS・M・L ※新規受付終了
- ぴったりプランS・M・L ※新規受付終了
- データ高速+音声通話 ※新規受付終了
- データ高速 ※新規受付終了
「データ無制限+音声通話」と「データ無制限」プランはそもそもデータが無制限なので、繰り越し制度はありません。
データは有効期限が早いものから消費されていく
UQモバイルのデータは、有効期限の早いものから順番に消費されていきます。
データの消費順
①繰り越されたデータ分
②基本のデータ分
③有料チャージ分(増量オプションのデータを含む)
特に設定する必要もなく自動で処理されますのでご安心くださいね。
繰り越し分(上)から順に消費されている。


繰り越しできるデータ容量上限は、契約しているデータ量
ただし、繰り越しできるデータ量の上限は契約しているデータ量のみです。
旧おしゃべりプラン・ぴったりプランの場合「増量オプション」で基本データ量が2倍になっていますが、増量分は繰り越しせませんのでご注意くださいね。

プランごとの繰り越し可能データ量上限
- くりこしプランS+5G:3GB
- くりこしプランM+5G:15GB
- くりこしプランL+5G:25GB
- おしゃべり・ぴったりプランS:2GB
- おしゃべり・ぴったりプランM:6GB
- おしゃべり・ぴったりプランL:14GB
- スマホプランS:3GB
- スマホプランR:10GB
- データ高速+音声通話:3GB
とはいえ、増量分に関しては「追加購入データ」と同じ扱いとなり、追加されるたび有効期限が90日伸びる仕組みとなっています。
ですから、毎月しっかり増量分のチャージを行っていれば、増量分も消滅してしまうことはありません。
増量オプションIIなら増量分も繰り越し可能!
2021年9月2日から始まった「増量オプションII」であれば、増量したデータ容量も繰り越しして使うことが出来ます。
過去のプランごとの繰り越し可能なデータ容量は以下の通りです。
- 「くりこしプランS+5G」+「増量オプションII」:5GB
- 「くりこしプランM+5G」+「増量オプションII」:20GB
- 「くりこしプランL+5G:」+「増量オプションII」30GB
現在取り扱い中のプランでは
- 「ミニミニプラン」+「増量オプションII」:6GB
- 「トクトクプラン」+「増量オプションII」:20GB
- 「コミコミプラン+」+「増量オプションII」:35GB
※データ10%増量特典によって現在は38GBまで利用可能

データを上手に使いたい場合は、ターボ機能(節約モード)を積極的に活用すべき!
ココに注意
トクトクプランやコミコミプラン+では、節約モードが廃止されているのでご注意ください。
少し余談になりますが…
データを賢く利用した場合は、ターボ機能を積極的に活用しましょう!
ターボ機能とは高速通信と低速通信の切り替えを自主的に行う機能のことです。低速通信時(節約モード時)はデータを一切消費しません。
UQモバイルでは、プランごとに低速通信の速度が設定されています。
- おしゃべり・ぴったりプラン・スマホプランS、くりこしプランS+5G、ミニミニプラン:300Kbps
- スマホプランR、くりこしプランM・L+5G、トクトクプラン、コミコミプラン、コミコミプラン+:1Mbps
- データ高速:200Kbps
特にくりこしプランM・L+5G等の1Mbpsは低速通信にしては非常に速く設定されています。

- SNS利用
- 音楽ストリーミング
- 軽い検索
- 軽いゲーム(ツムツム、キャンディクラッシュなど)
- メール
- 標準画質での動画閲覧
- 検索
などは問題なく利用できます。
普段はずっと低速通信(節約モード)で、必要な時だけ高速通信に切り替えて使っているという方も少なくありません(←私もデータ量が少なくなってきたら、そうしています)。
こうすることで、データ消費を抑えつつ賢くデータを使うことが可能です。
UQポータルアプリからワンタップでモードを切り替えることが可能!

最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
プラン変更をしてもデータは繰り越される!ただし変更後の基本データ容量まで!
UQモバイルでは以下のケースでプラン変更が可能です。
その際にも、データの繰り越しをすることができます。
例えば、11月にミニミニプランで契約している方が、12月からコミコミプラン+にしたとします。
- 6月ミニミニプラン:基本データ量4GBのうち、1GB使用。3GB余っている
- 7月コミコミプラン+:基本データ量33GB+繰り越し分は3GB
最大繰り越しデータ量は、変更前月のプランの基本データ量までです。
例えば4GBのミニミニプランなら、4GBまでを繰り越せますよ。
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データ繰り越しの注意点・繰り越しがされない原因
最後にデータ繰り越しの注意点をご紹介します。
- データが消滅する際のアラートはなし
- 有料データチャージ分は有効期限が90日
データが消滅する際は教えてくれない!自分でチェックする必要がある
繰り越し分のデータが消滅する際のアラート機能はありません。
残りのデータはUQポータルアプリより自分でチェックする必要があります。
ただし、データ残量が500MBを下回った場合と、データを使い切った場合は警告メールが送られてきます。
消滅しないと思ってたデータ容量がいきなり消えてしまい、繰り越しがされていないと思い込んでしまう事もあります。(私も実際ありました…)
データ残量がおかしい、と思ったらまずはこちらをチェックしましょう。
また、UQモバイルのデータ容量は家族や同一名義の契約とシェアすることはできません。
もし、期限の迫ったデータがある場合も家族と共有ができないので注意しましょう。
有料データチャージ分は有効期限が90日
繰り越し分ではなく、有料チャージ分は有効期限が90日(4G対応プラン)に設定されています。
ちなみに、5G対応プランの有効期限は62日間と短いので注意してください。

また、以前チャージしたデータ容量が残っている状態で追加購入した場合、全てのチャージ分の有効期限が最終購入日より62日後、または90日後に上書きされます。
この「有料チャージ分」には増量オプションで追加となったデータも含まれます。そのため、毎月しっかり増量分をチャージしてれば、増量オプション分のデータは半永久的に使えるということですね。

有料データ価格
- 1GB:1,100円
- 3GB:3,300円
- 5GB:5,500円
「データ無制限+音声通話」と「データ無制限」を利用している
「データ無制限+音声通話」「データ無制限」は現在は新規受付を終了しています。
前述しましたが、「データ無制限+音声通話」と「データ無制限」はデータが無制限なので繰り越しという概念がありません。

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まとめ:UQモバイルは翌月末までデータ繰り越しが可能!データの消費順番も良心的。
いかかでしたか。今回はUQモバイルのデータ繰り越しについてまとめてみました。
ポイント
- データは翌月末まで繰り越し可能
- 繰り越せるのは、基本分のみで増量分は繰り越し不可
- データを節約したい場合はターボ機能(節約モード)を活用せよ(トクトクプラン・コミコミプラン+は対象外)
- 有料データは有効期限が62日(5G対応)または90日(4G対応)で、購入のたびに更新される
- 契約時にはキャッシュバックをお忘れなく!
UQモバイルはプラン変更の際も、データ繰り越しができる非常に良心的な格安SIMです。ターボ機能も使えばデータを上手に使えますし、低速時の速度も速いので、いつでもスマホが快適に使えることと思いますよ。
繰り越しがされてないのでは?と思うような場合もありますが、しっかり繰り越されてるのでご安心ください。
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