



J:COMモバイルは、ケーブルテレビやインターネット回線を各地で展開しているJ:COMの格安SIMです。
2023年現在の料金プランは、料金設定が安価なことが特徴となっています。
この記事では、J:COMモバイルの特徴や購入できる端末、メリット・デメリット、申し込みの流れなどについて解説します。
なお、記事内では2023年8月現在契約可能な「Aプラン ST/SU」を元に説明しています。
目次
- 1 J:COMモバイルはケーブルテレビ事業者のJ:COMが提供する格安SIM
- 2 J:COMモバイルの料金プランは4種類!1GBから最大20GBを選べる
- 3 J:COMモバイルとau・povoで料金を比較!
- 4 J:COMモバイルで取扱っている端末(機種)とおすすめは?
- 5 J:COMモバイルに乗り換えるメリット8つ
- 6 J:COMモバイルに乗り換えるデメリット6つ
- 7 J:COMモバイルの申込~利用開始までの流れ
- 8 J:COMモバイルの通信速度は速い?評判をチェックしてみた
- 9 J:COMモバイルの評判は良い?悪い?口コミを徹底調査!
- 10 J:COMモバイルは月間20GB以下の利用で料金重視の方におすすめ!
- 11 まとめ:毎月スマホを無駄なく使いたい人はJ:COMモバイルへのMNPがおすすめ!
J:COMモバイルはケーブルテレビ事業者のJ:COMが提供する格安SIM
J:COMモバイルは、J:COMが提供している格安SIMのサービスです。
J:COMはケーブルテレビやインターネット回線、電話サービスなどを提供していて、J:COMモバイルもサービスの1つとなっています。
J:COMという名称は付いていますが、J:COMユーザー以外でも契約可能です。
1世帯あたり最大5回線の契約ができるので、家族でJ:COMモバイルへ乗り換えることもできますよ。

5GB980円〜!
J:COMモバイルはau回線、4G・5G通信に対応!
J:COMモバイルの公式サイトで現在契約可能な「AプランST/SU」は、au回線の音声通話対応SIMとなっています。
4Gで通信可能、5Gについては2022年4月時点で対応しており料金も無料です。

auの広いエリアで通信でき、とくにauユーザーなら今までと変わらないエリアで使えるので安心です。
J:COMモバイルはオンライン申込み可能!
J:COMモバイルはオンライン申込みに対応していて、公式サイトから契約すると、自宅までSIMカードやセットで買った端末を届けてもらえます。
店頭申込にも対応していますが、ジェイコムショップは日本全国にあるわけではありません。
例えば東北地方だと仙台市に1店あるのみ、九州も福岡に1店舗あるのみです。一方で東京や大阪には10店舗以上あります。
店頭へ足を運ぶ時間や手間もかからないので、基本的にはWeb申し込みでの契約がおすすめです。
【注意】J:COMモバイルを利用する場合はメールアドレスの用意を忘れずに
J:COMモバイルでは、メールアドレスの発行は行われていません。
メールで連絡をするには、GmailやYahoo!メールなどの無料メールアドレスを用意しておく必要があります。

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J:COMモバイルの料金プランは4種類!1GBから最大20GBを選べる
出典:J:COMモバイル公式サイト(https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/)
J:COMモバイルの料金プランは、4種類で展開されています。
J:COMモバイルの料金プラン | |
1GB | 1,078円 |
5GB | 1,628円 |
10GB | 2,178円 |
20GB | 2,728円 |
料金設定は十分な割安で、小容量の1GBから大容量の20GBまで、種類は少ないものの比較的バランス良く用意されています。
J:COMとセットで使うことでデータが大幅増量!データ盛
出典:J:COM(https://www.jcom.co.jp/service/mobile/price/datamori/)
J:COMモバイル データ盛適用時の料金プラン | |
1GB→5GB | 1,078円 |
5GB→10GB | 1,628円 |
10GB→20GB | 2,178円 |
20GB→30GB | 2,728円 |
J:COMモバイルの「データ盛」は、別途J:COMが提供するサービスをセットで契約することで各プランのデータが大幅に増量される割引です。
下記の対象サービスのうち、いずれか1つでも契約することで適用になります。
データ盛対象サービス
- 固定電話
- テレビ
- インターネット
- 電力
増量後のプランは「5GB 1,078円」「20GB 2,178円」と非常にお得で、他社格安SIMと比較しても最安値クラスの料金です。
J:COMのサービスを利用している方は、ぜひスマホもJ:COMモバイルの利用をおすすめします!
契約事務手数料3,300円!Web申し込みのキャンペーンで無料にできる
J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ)をWeb経由で申し込むと、本来発生する契約事務手数料3,300円は5回線まで無料になります。

店舗受付にも対応するJ:COMモバイルですが、申し込みは料金的にもオンライン受付がおすすめです。
auの電波が使える!対応エリアもauと同じ
J:COMモバイルではauの回線が利用できます。
格安SIMなのでauと全く同じ通信品質でネットをつかうことはできません(時間帯によって速度が遅くなる可能性あり)が、対応エリアはauと同じです。
そのため、山奥やトンネル・地下など電波がつながりにくい場所を除けば、使う場所に困ることはないでしょう。
10GBと20GBは速度制限後も最大1Mbpsで通信可能!
J:COMモバイルで10GBや20GBのプランを契約すると、通信量を使い切ってからも最大1Mbpsで通信できます。

1Mbps程度出ていれば、例えばYouTubeの動画なら360p~480p程度までの画質で快適に動画を視聴できます。
SNSやネットサーフィンなども、画像がよほど多いページでなければ快適に閲覧できますよ。
大容量プランにおいて、速度制限後もある程度快適に通信できるのも、J:COM モバイルの見逃せないメリットです。
データ容量は翌月まで自動で繰り越して使える!
J:COMモバイルにおいて月末時点で余ったデータ容量は、翌月まで自動的に繰り越して使えます。
余ったデータ容量が無駄にならず、しっかり使い切りやすいのもJ:COMモバイルの嬉しいポイントですね。
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J:COMモバイルとau・povoで料金を比較!
料金の安さが魅力のJ:COMモバイルですが、実際に乗り換えてどのくらい安くなるか心配という方も少なくないでしょう。
J:COMモバイルはau回線を使っている格安SIMということで、今回はauやpovoと月額料金を比べてみました。
1人でスマホを使う場合の料金はJ:COMモバイルならauの半額以下
まずは、1人でスマートフォンを契約して使う場合の月額料金を比べてみました。
auの料金プランは、「使い放題MAX」と「スマホミニプラン」を元に比較しています。
auとJ:COMモバイルでスマホ代を比較!(1人で使う場合) | ||
au | J:COMモバイル | |
5GB前後使う場合 | 6,215円(スマホミニプラン4GB利用時) | 1,628円(5GB) |
大容量を使う場合 | 7,238円(使い放題MAX) | 2,728円(20GB) |
※条件を揃えるため、auの料金は継続契約なしのものを使用しています。
小容量のプランはJ:COMモバイルが圧倒的に安く、auの3分の1以下にまで料金が下がるうえに通信量も1GB増えます。
大容量プランでも、J:COMモバイルの20GBならauの使い放題プランの半額以下です。

家族3人でスマホを使う場合もJ:COMモバイルは安い
続いて、家族3人でスマホを使う場合の支払額をauとJ:COMモバイルで比べてみました。

auとJ:COMモバイルでスマホ代を比較!(家族3人で使う場合) | ||
au | J:COMモバイル | |
5GB使う場合 | 7,238円(使い放題MAX) | 4,884円(5GB) |
大容量を使う場合 | 7,238円(使い放題MAX) | 8,184円(20GB) |
auには家族割の「家族割プラス」があり、3回線以上契約している場合は1,100円が各回線から割り引かれます。
大容量プランの場合はauに分がありますね。

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povoとJ:COMモバイルの料金は同等だが、J:COMモバイルは繰り越しがある
auは、オンライン受付専用の低価格プラン・povoの展開を開始しています。
povoとJ:COMモバイルの20GBプランでも、料金を比べてみました。
povoとJ:COMモバイルでスマホ代を比較! | ||
povo | J:COMモバイル | |
月額料金 | 2,700円 | 2,728円 |
なんとpovoとJ:COMモバイルでは、20GBプランの月額料金がほぼ変わりませんでした。
つまり、20GBならどちらを選んでも支払額は変わりません。
J:COMモバイルだと1~10GBの容量を選ぶことができ、余ったデータを翌月まで繰り越せるメリットがあります。
povoは基本料金0GBで使いだけのデータをトッピングできますが、データは繰り越しできません。
J:COMモバイルで取扱っている端末(機種)とおすすめは?


続いて、J:COMモバイルで取り扱っている端末や機種をご紹介します。
取扱ラインナップは少なめですが、iPhoneも販売していますよ。
J:COMモバイルはiPhone12・iPhoneSE(第3世代)が購入できる
出典:J:COM モバイル公式(https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/device/)
J:COMモバイルで取り扱っているiPhoneは「iPhone12」と「iPhoneSE(第3世代)」です。
iPhone12Proやminiなど、派生機種は取扱が無い点に注意をしましょう。
機種名 | 価格 |
iPhone12(64GB) | 110,800円 |
iPhone12(128GB) | 120,384円 |
iPhoneSE 第3世代(64GB) | 69,696円 |
iPhoneSE 第3世代(128GB) | 77,616円 |
取扱モデルと価格はそれぞれ上記の通りです。
価格としては他社と比較してそれほど安くはありません。例えばiPhone12の64GBモデルの場合、Appleストア価格は「92,800円」です。
J:COMモバイルで購入しても他店で購入しても端末の性能自体には変わりがないため、できることなら他店で購入した方がお得です。

J:COMモバイルのAndroid端末は4種類
J:COMモバイルではAndroid端末も4種類取り扱っています。
J:COMモバイルのAndroid
- Galaxy A23 5G:31,680円
- AQUOS sense 6s:39,600円
- AQUOS wish:26,928円
- BASIO active:39,600円
上記のうち、かんたんスマホは取扱事業者が少なく購入先が限られます。そのため、J:COMモバイルで購入することをおすすめします!
価格はAmazonなどのSIMフリー機のほうが安く購入できます。
よりお得にコスパが高い機種を求めるなら他店でスマホを購入してJ:COMモバイルで使う方がお得ですよ。

J:COMモバイルに乗り換えるメリット8つ
低価格で様々なプランを展開しているJ:COMモバイルの、メリットをまとめました。
一言でまとめると、J:COMモバイルのメリットは契約の手軽さや各種料金の安さです。
料金プランが割安!とくに10GB・20GBは魅力的
記事の前半でも説明したとおり、J:COMモバイルは1GB1,078円~20GB2,728円と安価です。
とくに10GBや20GBのプランは、割引特典があったり速度制限後もある程度高速だったりするため、特に高コスパとなっています。

最低利用期間・解約金なし!いつでも自由に解約できる
J:COMモバイルには最低利用期間がなく、いつでも無料で解約できます。
さらにMNP転出手数料も無料になっているため、他社へ乗り換える際の負担もかかりません。
気に入らなければ気軽に他社へ乗り換えたり、解約したりできるので、契約のハードルが低いのもJ:COMモバイルの魅力です。
iPhone SE第3世代など、様々なスマホをセット購入できる|iPhoneユーザーにメリット大
出典:J:COMモバイル公式サイト(https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/device/iphone_se3/)
J:COMモバイルでは2025年2月現在、以下のスマートフォンをセット購入できます。

- iPhone SE
- iPhone 12
- Galaxy A23 5G
- AQUOS sense6s
- AQUOS wish
- BASIO active
なお認定中古品とは、若干キズなどがあるものの検査済みで問題なく使える「au Certified」に当てはまるものです。
J:COMモバイルはiPhoneのラインナップが豊富なので、iPhoneユーザーは乗り換えに合わせて好きな機種を選べるのが嬉しいですね。
5分かけ放題が契約可能!しかも専用アプリ不要で使える
J:COMモバイルでは、5分かけ放題を月額550円でオプション提供しています。

さらに、月額1,650円の60分かけ放題も提供中です。
そしてJ:COMモバイルでは、多くの格安SIMと違って、かけ放題を専用アプリ無しで利用できてしまいます。
専用アプリが必要だと、誤ってかけ放題未適用で電話をかけてしまう危険性がありますが、J:COM モバイルなら心配無用ですよ。
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追加料金なしで無料でデザリングが使える
J:COMモバイルでは、追加料金なしでデザリング機能を使う事ができます。
デザリングとは、スマホをWi-Fiルーター代わりに使える機能。例えば、カフェでパソコンで作業したい時にデザリングを使う事でネット閲覧等が可能になります。
リモートワークをする方が増えているので、この機能が無料で使えるのはとてもありがたいのではないでしょうか。
J:COMモバイルを検討する際の要素の1つとして入れてみてください。
オンライン申込みなら事務手数料がかからない
J:COMモバイルはオンラインで申し込んだ場合は事務手数料がかかりません。
書類で申し込む場合は、3,300円がかかってしまうので「どうしても書類でなくてはいけない!」という人以外はオンラインを活用する事をおすすめします。
しかし、1点注意が必要です。
無料になる特典を受けるには、適用条件に合致している事が求められます。
事務手数料無料特典 | |
条件 | WEBから新規で「J:COMモバイル Aプラン ST(音声+データ)」に申込み、申込み翌月末までに回線を開通したこと |
適用回線 | 1世帯につき最大5回線まで |
機種変更やDプランSIMカードの申込みについては適用外となるので注意しましょう。
J:COMモバイルは48カ所の店舗でサポートが受けられる
「格安SIMって、オンラインサポートしかないから不安!」という方は、結構いると思います。
実際に、店舗を持たない格安SIMは多いです。
しかし、J:COMモバイルでは全国48カ所にショップ店舗を設けています。
オンラインでのチャット形式や電話でのサポートだけではなく、対面で説明を受ける事が可能。
「機械系はどうも苦手!」という人でも、安心して使う事ができますよ。
公式サイトから、皆さんがお住まいの近くに店舗があるかどうか確かめてみましょう。
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シニア60割は5分かけ放題やサポート料金がお得に!
出典:J:COM モバイル公式サイト(https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/price/senior/)
J:COMモバイルを60歳以上の方が申し込む場合は、「シニア60割」を利用できます。
シニア60割では本来月額550円の5分かけ放題が6ヶ月無料、「えんかくサポート」が最大3ヶ月無料になります。
通話料金を抑えられるうえに、初めてスマートフォンを使う人がわからないことを相談できるサポートも充実しているので、ぜひ活用してみてください。
J:COMモバイルに乗り換えるデメリット6つ
J:COMモバイルには、細かいデメリットが存在しています。
私の印象としては致命的な注意点はありませんが、申し込み前にしっかり目を通しておくことをおすすめします。
AプランSTはau回線のみでの提供
J:COMモバイルの料金プラン「AプランST」は、au回線のみでの提供です。
ドコモやソフトバンクの回線を使いたい場合は、J:COMモバイル以外の格安SIMを検討する必要があります。

クレジットカードが必須
J:COMモバイルの支払い方法はクレジットカードなので、クレジットカードを持っていない人は契約できません。
申し込み前に、クレジットカードをしっかり用意しておきましょう。

端末のラインナップが独特、他社で買えるスマホがないことも|Androidユーザーは要注意

https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/device/
J:COM モバイルはセット購入できるスマートフォンがiPhone中心で、他社で多く取り扱っているOPPOやXiaomiなどのスマホは購入できません。
Android端末はスペックが低めで安価な機種を取り扱っているので、高性能な機種を使いたい場合はSIMフリーモデルなどを別途購入するのがおすすめとなります。
そして、J:COM モバイルには派手な端末割引特典などがないことにも注意が必要です。
自宅の固定回線やケーブルテレビとのセット割はとくになし【データ増額あり】
J:COMモバイルはJ:COMの格安SIMですが、2023年8月時点では、とくにJ:COMユーザー向けの特別な割引などは見当たりませんでした。
しかし、J:COMモバイルとJ:COMサービスを利用すると、データ容量が増量します。
出典:J:comモバイル公式サイト(https://www.jcom.co.jp/service/mobile/price/)
J:COMサービスとセットで利用した場合のデータ容量は以下の通りです。
ポイント
- 1GB→5GB
- 5GB→10GB
- 10GB→20GB
- 20GB→30GB
データ容量を多く使いたい方には、とてもお得なサービスですね!

もちろん、今後セット割などが登場した場合は、セットで使う意義が出てくると考えられます。
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昼から夕方にかけて通信速度が遅くなる場合がある
格安SIMの弱点として、三大キャリアと比較して昼間の通信速度が遅い事が挙げられます。
しかし、J:COM モバイルはそれに加えて夕方の時間帯も遅い傾向にある事が判明。
「いつでも快適に使いたい!」という人は、ストレスを感じてしまうかもしれません。
下記がauと比べた際の速度の違いになります。
昼 | 夕方 | |
J:COM モバイル | 上り 6.33Mbps 下り11.4Mbps |
上り 13.39Mbps 下り 87.95Mbps |
au | 上り10.2Mbps 下り 42.3Mbps |
上り 16.93Mbps 下り 108.88Mbps |
※上記の測定値は実測3か月分の平均値です。
※測定期間:5月23日~8月23日
※出典:みんそく
昼も夕方も、大きく差が開いている事がわかりますよね。
普段外出が多いという方は、こういった通信速度も含めて検討を進めてみましょう。

LINEの年齢認証に対応してない
J:COM モバイルでは、LINEの年齢認証に対応していません。
これは他の格安SIMにおいても同様の事が言えます。
キャリアから乗り換える前に、一度認証しておけば再度認証する必要はありません。
乗り換えをする前に先に済ませておくようにしましょう。
年齢認証出来る格安SIMについてはこちら!
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J:COMモバイルの申込~利用開始までの流れ
ここからは、J:COM モバイルを申し込んだり、初期設定をして利用を開始したりする流れについて解説します。
手続きの内容をチェックして、スムーズに申し込みを進めましょう。
本人確認書類と支払い方法を用意して申込!クレジットカード必須
J:COMモバイルをオンラインで申し込む手順を解説します。
J:COMモバイルを契約する際は、まず以下の準備物を用意してください。
- 運転免許証等の本人確認書類
- 本人名義のクレジットカード
- (他社から乗り換える場合のみ)MNP予約番号
MNP予約番号は、キャリアのWebサイトやショップなどで発行できますよ。
必要物の用意が終わったら、J:COMモバイル公式サイトの申込ボタンを押して、契約手続きを行いましょう。

プランやオプションなどを選択し、支払い方法などを登録すれば、申し込みは完了です。
自宅に荷物が届いた際は本人が受け取り、本人確認書類を提示する必要があることにご注意ください。
なお、他社から乗り換えた方はSIMの受け取り後に、J:COMのマイページにおける「モバイル」の項目で「MNP転入のお手続きはこちら」より開通作業をする必要もあります。
J:COMモバイルの初期設定はiPhoneとAndroid端末で内容が異なるので注意!
J:COMモバイルを使うための初期設定は、端末をセット購入した場合は遠隔サポートを受けられますが、SIMのみで契約した場合は自分で設定する必要があります。

iPhoneの初期設定はWi-Fiに接続し、「ネットワーク設定(APN設定)を行いたい」内のQRコードをカメラアプリで読み取りましょう。
「iOSAPN構成プロファイルダウンロード」よりプロファイルをダウンロードして、設定アプリの「一般」→「プロファイル」より、インストールすれば設定完了です。

Androidスマートフォンにおける初期設定は、設定アプリの「モバイルネットワーク」→「APN」を開いて行います。
「追加ボタン」などからAPN設定の入力画面を開き、以下の情報のみを入力して保存しましょう。
AndroidスマホのAPN設定内容 | |
名前 | jcomモバイル |
APN | jcomモバイル.jp |
ユーザー名 | jcom@jcomモバイル.jp |
パスワード | jcom |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
あとはAPN一覧より、「jcomモバイル」を選べば設定は完了となります。
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J:COMモバイルの通信速度は速い?評判をチェックしてみた
J:COMモバイルはauから回線を借りてサービスを提供している「MVNO」という形式の格安SIMですが、通信速度も充実していると謳われています。
J:COMモバイルはUQモバイルのようにKDDIが自ら手がけているわけではありませんが、2021年時点でサービスを提供している会社がKDDIの特定法人として扱われている程度にはKDDIに近いポジションにいる格安SIMです。
J:COM モバイルは、昨年9月発表での新型iPhone SEが実質0円で入手できることが話題になったが、今年に入って、総務省により、実際にサービスを提供していたJ:COMの地域会社をKDDIの特定関係法人と扱うことで、端末割引の上限規制がかけられてしまった。
出典:ASCII.jp×デジタル(https://ascii.jp/elem/000/004/046/4046645/)


出典:J:COM モバイル公式サイト(https://www.jcom.co.jp/service/モバイル/?sc_pid=localnavi_モバイル_logo)
J:COMモバイルの公式サイトでは、「RBB TODAY」による2021年の調査で上半期の優秀賞を記録していることが説明されていました。
とはいえ、公式サイトなどの説明と実際の利用者からの評判は必ずしも合致しているとは限らないのが格安SIMなどのインターネット回線サービスです。
速いと謳われていても実際は非常に遅かったり、時間帯によって速度が頻繁に変化して使いづらかったりすることがあります。
私も速いと言われるインターネット回線を契約したら実際は何もできないくらい遅く、お金を無駄にしてしまった経験は数え切れないほどです。
みんなのネット回線速度で、J:COMモバイルの実測を調査!
まずはたくさんのインターネット回線の契約者が実際の通信速度の評判を投稿している「みんなのネット回線速度」というWebサイトで、J:COMモバイルのレポートを調査してみました。

出典:みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/)
J:COMモバイルに関するスピードテスト結果の投稿は、2023年5月22日時点で581件ほどありました。
平均ダウンロード速度は70.48Mbps・平均アップロード速度は10.35Mbpsと、どちらも悪くない結果です。

下り70.48Mbpsのスピードがあれば、アプリのダウンロードやフルHDなど高画質な動画のストリーミング再生もスムーズに行なえます。
上り10.35Mbpsが出ていれば、SNSへ動画や写真を投稿するのに待たされることはありません。

しかし気をつけなければいけないのは、ここまで説明したスピードはあくまで全時間帯を対象にした「平均速度」であることです。
インターネット回線は使う時間帯によっても通信速度が変化しやすいものなので、平均速度だけを見ても特定の時間帯における速度の変化の傾向はわかりません。

J:COMモバイル、時間帯ごとの通信速度の傾向もみんなのネット回線速度で調査してみました。
出典:みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/speeds/mvno/services/j-com-モバイル)
直近3ヶ月間におけるJ:COMモバイルの朝・昼・夕方・夜・深夜といった時間帯での平均速度を見てみても、すべての時間帯でかなり高速な結果が出ていました。
出典:みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/speeds/mvno/services/j-com-モバイル?page=3)
個別のスピードテスト結果を見てみても1Mbps以下など極端に遅い結果はなく、数値が低くても下り40Mbps程度は出ていました。

少なくとも「みんなのネット回線速度」のデータを見る限りでは、J:COM モバイルはかなり快適に高速で通信できる格安SIMと考えられます。
J:COMモバイルの評判は良い?悪い?口コミを徹底調査!

J:COMモバイル利用者が投稿した口コミ情報を、SNSで調べてみました。
J:COMモバイルは2021年に新プランが開始されたばかりということで、新しい口コミを探して掲載しています。
おつかれさまー、おれは最近楽天モバイルのドコモ回線からJCOMモバイルのAU回線に乗り換えたわ、ピークタイムでも結構快適。
―mansei3(@mansei3)October 12,2021
利用者が多い時間帯でも快適という評判が見つかりました!
jcomモバイル
朝も満足のスピード
mineo審査落ち逆に感謝だわhttps://pbs.twimg.com/media/FCQpyTuUcBI_750?format=jpg&name=large
―珍坊(@uqkq3)October 22,2021
他にも、通信速度の速さに満足している声がありました。
J:COMモバイルに切り替えて1ヶ月。
スピードは流石にau回線使ってるだけあって早い。
にしても、10Gも使えると本当に使い勝手を迷わない。
先月まで月3GBの通信量でやりくりしながら使ってたのが、今は動画以外は存分に使ってもなんら問題ないもんね。#jcomモバイル pic.twitter.com/pBapfYplgc— ふじもった?ジブン活用の専門家 (@fujimotta) April 13, 2021
J:COM モバイルの通信速度はとても好評で、快適に使えているという声がありました。

ahamo、PAVO、LINEMOと色々悩んで・・・結局選んだのは
Jcom モバイルヾ(●´∇`●)ノ
20GBに5分間/回数かけ放題で
税込 2,398円っていい世の中になったぁ(´ー`*)ウンウン
しかも、契約中のCSの1部もスマホから見れるし、でもその通信データは消費されないし・・・(ΦωΦ)フフフ…
— む────みん (@eosis_n) April 2, 2021
料金についても、新プランは安いという声が見つかっています。
JCOM、やっと待たされる回線まで繋がった。丸一日かかるサポートセンター。成り手がなかなかいないから仕方ないが、もう少し厚いサポートした方が良いのでは。とにかく私なら使わないわ、JCOM モバイル。
— Akiko ? (@NAILdeAkiko) October 6, 2020
サポートに関する評判は、「電話窓口に繋がりづらい」という声がちらほら見受けられました。
大手ケーブルテレビ会社提供ということもあり利用者も多く、窓口は混み合いやすいと考えられるので注意が必要ですね。
以上のとおり、J:COM モバイルの速度や料金は好評で、サポートはやや不評といった印象でした。
5GB980円〜!
J:COMモバイルは月間20GB以下の利用で料金重視の方におすすめ!
J:COM モバイルは、料金の安さと快適さ重視の人におすすめの高コスパな格安SIMです。
とくに10GB・20GBは安価なだけでなく、容量を使い切った速度制限後のスピードも1Mbpsと速いので、とても魅力的です。
違約金がなく、契約や解約時の出費を抑えられるのも嬉しいですね。
反対にJ:COMモバイルをおすすめできないのは、店舗で充実したサポートを受けたい方です。
J:COMモバイルの取り扱い店舗は、日本全国にあるわけではありません。
しっかりした対面でのサポートを受けたい場合は、ワイモバイルやUQモバイルなどの店舗が多い格安SIMを使うのがおすすめとなります。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
最大20,000円相当(不課税)au PAY残高還元
まとめ:毎月スマホを無駄なく使いたい人はJ:COMモバイルへのMNPがおすすめ!
今回は、J:COMモバイルの特徴や料金などについて解説しました。
ポイント
- J:COMモバイルは、J:COMが展開しているau回線の格安SIM
- 料金プランは一新されていて、1~20GBで展開中
- 10GBや20GBプランは、速度制限時も最大1Mbpsで通信できる
- 余ったデータ容量は翌月まで繰り越して、無駄なく使える
- 契約事務手数料は、Web申込で無料になる
- 契約期間がなく、いつでも自由に解約できる
- スマートフォンのセット購入にも対応、iPhoneを多く取り扱っている
- 申し込みにはクレジットカードが必須であることに注意!
J:COMモバイルは料金の安さと日々の使いやすさが重視された、わかりやすいサービス内容が特徴でした。
「特定のアプリが使い放題」「ケーブルテレビサービスなどとのセット割」といった派手なウリこそないものの、快適かつお得に使えるサービス内容であるため、万人向けの格安SIMです。
5GB980円〜!