

訪日観光客をメインターゲットにしているCMLink。日本版の公式サイトも開設しており、国内ユーザーからも注目されている格安SIMです。
そんなCMLinkに興味を持っているあなたは、「どんな料金プランがあるんだろう?」「何だか怪しそうだけど大丈夫?」と気になっているのではないでしょうか?
そこで今回は、CMLinkのサービス内容から気になる評判まで詳しく紹介します。本記事を読んでもらえれば、CMLinkの特徴をしっかり把握できるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 CMLinkってどんな格安SIM?基本情報やサービスの特徴を紹介
- 2 CMLinkの料金プランは2種類!料金とサービス内容を解説
- 3 CMLinkの通信速度はどう?気になる通信エリアも紹介
- 4 CMLinkの支払い方法について
- 5 CMLinkで使えるオプションを2つ紹介
- 6 どんな端末でも使える?CMLinkの対応機種を紹介
- 7 CMLinkは安い?3大キャリアと料金を比較
- 8 CMLinkとドコモ回線の主要格安SIMの料金を比較
- 9 今がチャンス!CMLinkで開催中のキャンペーンを紹介
- 10 実際の評判はどうなの?CMLinkの口コミを徹底調査
- 11 ここがポイント!CMLinkの2つのメリット
- 12 契約前に要確認!CMLinkの4つのデメリット
- 13 CMLinkはこんな人におすすめ!
- 14 CMLinkの初期手数料と申し込み方法を解説
- 15 CMLinkの解約方法と手続きをするタイミングについて
- 16 困ったときの問い合わせ方法
- 17 まとめ:サービス内容をしっかり確認してからCMLinkを契約しよう!
CMLinkってどんな格安SIM?基本情報やサービスの特徴を紹介
出典:CMLink公式(https://www.cmlink.com/jp/)
CMLinkは、中国の「チャイナ・モバイル(中国移動通信)」という会社が運営する日本国内向けのプリペイドSIMです。
日本では聞き慣れない会社名ですが、チャイナ・モバイルは世界最大の契約者数を誇る通信事業者として知られています。
チャイナモバイルの特徴は、コストパフォーマンスが高い料金プランを提供しているところです。
詳しい内容については後述しますが、料金とデータ容量のバランスが優れています。

CMLinkの料金プランは2種類!料金とサービス内容を解説
基本情報に続いて、気になる料金プランを見ていきましょう。CMLinkでは、「データ専用プラン」と「音声データプラン」の2種類を提供しています。
CMLinkの料金プラン①:データ専用プラン
データ専用プランは、15GB/30日間のデータ容量を月額2,200円で利用できるプランです。
電話回線の音声通話ができない分、料金が安く設定されており、実名の証明書が不要という特徴があります。
「インターネットだけ使えれば良い」という人は、データ専用プランがおすすめです。
CMLinkの料金プラン②:音声データプラン
音声データプランは、3GB/月・月額1,628円から利用できる音声通話機能付きのプランです。
データ容量は3GB・6GB・16GB・30GBの4種類の中から選択でき、どのプランを選んでもSMSが10通まで無料になります。
今なら1ヶ月分のプラン料金が還元され、さらに7ヶ月間利用すると6GBが貰えるのでお得です。(2023年7月時点の情報)
CMLinkの通信速度はどう?気になる通信エリアも紹介
ここでは、CMLinkの通信速度と通信エリアについて解説します。どちらも使い勝手に関わる部分なので、しっかりチェックしておきましょう。
CMLinkの通信速度
通信速度の測定サイト「みんそく」の情報によると、CMLinkの通信速度(実測値)は「下り平均74.02Mbps・上り平均9.79Mbps」です。(2023年2月5日時点の直近3ヶ月間の平均速度)
上記の数値だけを見ると、一般的な用途で使えるレベルと言えます。ただ、利用者ごとに測定データが異なり、中には10Mbpsを下回っている通信レポートもありました。
まだまだ実測値に関するデータは少ないので、よく吟味してから利用することをおすすめします。
CMLinkの通信エリア
CMLinkは、日本のChina Mobile Internationalが提供する「LTE エリア」と「FOMA(3G)エリア」で利用できます。
つまり、ドコモ回線と同じエリアで利用可能です。サービスエリアの詳細については、ドコモの公式サイトをご覧ください。

CMLinkの支払い方法について
出典:CMLink公式(https://www.cmlink.com/jp/)
初めて使うサービスとなると、支払い方法についても気になりますよね。CMLinkでは、「クレジットカード決済」や「アプリ決済」が利用できます。
なお、CMLinkの支払いに使えるクレジットカードやアプリは以下の通りです。
利用可能なクレジットカード・アプリ
- VISA
- MasterCard
- Alipay

CMLinkで使えるオプションを2つ紹介
ここでは、CMLinkで使えるオプションを2つ紹介します。気になるものがあれば、ぜひ利用してみてください。
CMLinkのオプション①:かけ放題プラン
出典:CMLink(https://www.cmlink.com/jp/)
かけ放題プランは、10分以内の国内通話が何度でも無料になるオプションサービスです。(月額880円)
特別な通話アプリは不要で、電話番号の頭に「0063」を付けるだけで無料通話を楽しめます。
家族や友達とよく短い通話をする人は、かけ放題プランを検討してみると良いでしょう。
CMLinkのオプション②:データ追加オプション
データ追加オプションは、データ容量を追加購入できるオプションサービスです。購入可能なパッケージ(データ容量と料金)は以下のようになります。
購入可能なパッケージ
- 1GB:275円
- 3GB:660円
- 6GB:1,100円
- 16GB:1,650円

どんな端末でも使える?CMLinkの対応機種を紹介
CMLinkをはじめとする格安SIMを使うためには、それぞれのサービスに対応している端末を用意する必要があります。
公式サイトを確認してみたところ、CMLinkはSIMフリーの全モデルに対応しているようです。
ただし、「一部の機種は互換性の問題がある」とも記載されているので、気になる人はCMLinkのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。
CMLinkは安い?3大キャリアと料金を比較
ここからは、CMLinkと他社の料金を比較していきます。まずは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)との料金比較から見ていきましょう。
CMLinkと3大キャリアの料金比較表 | ||
サービス名 | 料金プラン | 料金 |
CMLink | 3GBプラン | 月額1,628円 |
ドコモ | ギガライト | 月額4,565円 (3GB使用時の料金) |
au | ピタットプラン 4G LTE | 月額5,115円 (3GB使用時の料金) |
ソフトバンク | ミニフィットプラン+ | 月額5,478円 (3GB使用時の料金) |
※この表は、右にスクロールできます
今回は、CMLinkに合わせて「3GB」を使う場合の料金を比べてみました。ご覧のように、3大キャリアよりCMLinkの方が圧倒的に安いです。
通信速度やサポート体制は3大キャリアの方が優れていますが、料金面はCMLinkの方が魅力的と言えますね。
CMLinkとドコモ回線の主要格安SIMの料金を比較
続いて、CMLinkと同じドコモ回線を使う格安SIM(mineo・LIBMO・ahamo)との料金比較を紹介します。まずは以下の表をご覧ください。
CMLinkと主要格安SIMの料金比較表 | ||
サービス名 | 料金プラン | 料金 |
CMLink | 3GBプラン | 月額1,628円 |
mineo | マイピタ (5GB・音声通話SIM) |
月額1,518円 |
LIBMO | なっとくプラン (3GB・音声通話SIM) |
月額980円 |
ahamo | ahamo (20GB・音声通話SIM) |
月額2,970円 |
※この表は、右にスクロールできます
単純に比較することは難しいですが、データ容量に対する料金を比べてみると、CMLinkは特別安いという訳ではないようです。
とはいえ、CMLinkは初回限定特典が豊富で7ヶ月間利用すると6GBが貰えるので、お得なサービスであることには間違いないですね。
各社によって特長が異なるので、1度サービスを比較してみることをおすすめします。

今がチャンス!CMLinkで開催中のキャンペーンを紹介
2025年2月現在CMLinkで開催中のキャンペーンは以下の通りです。- 6GBのデータ増量キャンペーン
- 10,000円と13,000円の超得プランは12%オフ
- アクティベーション月のプラン料が無料
先程も軽く触れましたが、CMリンクでは6GBのデータ増量キャンペーンを実施中です。(2023年7月時点の情報)
具体的には、音声データSIMを購入して6ヶ月間利用すると、無料で6GBのデータ容量がもらえるというお得なキャンペーンになります。
加入するプランに応じて、1か月分のプラン料がプレゼントされます。
プラン名 | プレゼント料金 |
10000円超得プラン | 1,628円 |
13000円超得プラン | 2,178円 |
20000円超得プラン | 3,278円 |
30000円超得プラン | 4,818円 |
10000円と13000円の超得プランは12%オフで購入できます。
他にも2023年12月31日まで、CMLink音声データSIMを購入した月に利用すると、その月のプラン料が無料になるキャンペーンも実施中です。
実際の評判はどうなの?CMLinkの口コミを徹底調査
中国が運営する格安SIMということもあり、実際の評判がどうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
CMLinkの評判を調査してみたところ、残念ながら参考になりそうな口コミを確認できませんでした。
今後、国内での利用者が増えていけば口コミも増えていくと考えられますが、現時点では利用者の声に頼ることができません。
CMLinkは、契約期間の縛りや解約金がないのでお試し利用してみるのも一案ですが、不安な人は他の格安SIMを検討してみましょう。
ここがポイント!CMLinkの2つのメリット
ここからは、CMLinkのメリットとデメリットを紹介していきます。まずはメリットの方から見ていきましょう。
CMLinkのメリット①:縛りや解約金がない
CMLinkは、契約期間の縛りがないため、解約する際に違約金が発生しません。
いつでも気軽に解約できるのは、これから利用する人にとって安心材料になるでしょう。
CMLinkのメリット②:かけ放題オプションが使える
CMLinkのメリットとして、10分以内の国内通話が無料になる「かけ放題プラン」が使える点も挙げられます。
他の格安SIMでは、かけ放題を使うのに専用アプリを使うケースも多く、またかけ放題自体が使えないところも少なくありません。
電話回線の音声通話を利用する人にとって、CMLinkは魅力的な格安SIMと言えるでしょう。
契約前に要確認!CMLinkの4つのデメリット
メリットに続いて、CMLinkのデメリット(注意点)も紹介します。契約してから後悔しないためにも、しっかりデメリットも把握しておきましょう。
CMLinkのデメリット①:キャリアメールが使えない
CMLinkをはじめとする格安SIMでは、基本的にキャリアメールが使えません。
ただし、月額の持ち運びサービスを使えば、乗り換え後もキャリアメールを使うことができます。
また、キャリアメールにこだわりがない人は、無料で使えるフリーメール(G-mailやYahoo!メールなど)を検討してみると良いでしょう。
CMLinkのデメリット②:5G非対応
CMLinkは、次世代通信規格の5Gに対応していないので、これまで5G通信を使っていた人は注意が必要です。
なお、現在の通信規格は4Gがメインなので、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
CMLinkのデメリット③:運営が中国の会社のため、サポートに不安が残る
前述したように、CMLinkは中国の会社が運営する格安SIMなので、どうしてもサポートに不安が残ります。
まだまだ口コミ数も少なく、安心して利用できないのはデメリットと言えるでしょう。
CMLinkのデメリット④:キャリア決済不可
CMLinkに乗り換えると、キャリア決済が使えなくなるので注意しておきましょう。
とはいえ、キャリアからCMLinkに乗り換えれば通信料を節約できるので、デメリットよりメリットの方が大きいと言えます。
CMLinkはこんな人におすすめ!
ここまで紹介してきた内容から、CMLinkは以下のような人におすすめと言えます。
CMLinkの利用がおすすめな人
- 他の格安SIMでピッタリなプランが見つからない人
- 10分間のかけ放題サービスを使いたい人
- いつでも気軽に解約できる格安SIMを探している人
CMLinkでは、格安SIMで人気の3GBプランをはじめ、6GB・16GB・30GBの少し変わった料金プランも展開しています。
「なかなか自分に合うプランが見つからない...」と悩んでいる人は、CMLinkの利用を検討してみると良いでしょう。
また、 CMLinkは10分間のかけ放題サービスが使えるので、家族や友達との通話をたっぷり楽しみたい人にもおすすめです。
CMLinkの初期手数料と申し込み方法を解説
ここでは、CMLinkの初期手数料と申し込み方法について解説します。スムーズに手続きを済ませられるよう、事前に内容を確認しておきましょう。
CMLinkSIMの初期手数料
CMLinkの新規契約者は、初期手数料(事務手数料)が無料です。
なお、音声データプランの内容を見てみると、タイムセール特典の中に事務手数料の無料サービスが含まれています。
今後、手数料が変更される可能性もあるので、必ず最新情報もチェックするようにしてくださいね。
CMLinkの申し込み手順①:事前に必要なものをそろえよう
CMLinkを契約すると決めたら、まずは必要なものをそろえましょう。具体的に用意するものは以下の通りです。
CMLinkを利用するために必要なもの
- 利用端末(SIMフリー端末)
- 支払いに利用するクレジットカードまたはアプリ
- 本人確認書類(音声データプランを契約する場合)
- MNP予約番号(現在の電話番号を引き継ぐ場合)
今使っている電話番号をそのまま利用したい人は、契約中の携帯電話会社に連絡をして「MNP予約番号」を発行するようにしてください。
CMLinkの申し込み手順②:公式サイトから申し込み手続きを進めよう
必要なものを用意したら、CMLinkの公式サイトから申し込み手続きを進めていきましょう。大まかな手続きの流れは以下の通りです。
CMLinkの申し込み手続きの流れ
- 希望のプラン(パッケージ)を選択する
- お客様情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする(音声データプランのみ)
- 利用規約に同意する
- 支払い方法を選択して申し込みを完了させる
基本的に、案内に沿って必要項目を入力していくだけなので、簡単に手続きを完了できるでしょう。
CMLinkの申し込み手順③:SIMカードを挿してAPNを設定しよう
申し込みが完了すると、おおよそ3〜5日営業日以内にSIMカードが届きます。そうしたら、端末にSIMカードを挿入してAPNを設定しましょう。

なお、APNの設定方法は端末によって変わるので、詳しくはCMLinkの「よくある質問」ページをご覧ください。
CMLinkの解約方法と手続きをするタイミングについて
申し込み方法に続いて、CMLinkの解約方法と解約手続きのタイミングについても解説します。
サービスを解約することを決めたら、CMLinkの「カスタマーサポート」に連絡をして解約手続きを進めてください。
なお、解約すると即時SIMカードが使えなくなるので、乗り換え先を考えてから手続きをするようにしましょう。
また、CMLinkは契約期間の縛りがなく、利用料金は日割り計算されないので、自分の好きなタイミングで解約すればOKです。
困ったときの問い合わせ方法
CMLinkについてわからないことがあるときは、下記の「カスタマーサポート」へ問い合わせてみてください。
カスタマーサポートの基本情報
- 住所:東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ 19F
- 電話番号:080-0100-8600(CMLinkユーザーは無料)
- メールアドレス:csjp@cmlink.com
- 営業時間:24時間対応
また、CMLinkの公式サイトには「チャット」や「よくある質問」ページも用意されているので、そちらも活用してみると良いでしょう。
まとめ:サービス内容をしっかり確認してからCMLinkを契約しよう!
今回は、中国系の格安SIM「CMLink」について解説しました。改めてCMLinkのポイントを簡単にまとめてみます。
CMLinkのポイントまとめ
- CMLinkは世界最大の通信事業者が提供する格安SIM
- データSIMと音声通話SIMのどちらも使える
- 通信エリアはドコモと同じ(LTE エリアとFOMA(3G)エリア)
- 10分間のかけ放題オプションが利用できる(月額880円)
- 契約期間の縛りと解約時の違約金がない
- 今なら事務手数料が無料・7ヶ月間の利用で6GBが貰える
CMLinkは、他の格安SIMと比べて特別安いという訳ではないですが、初回契約時に受けられる特典が多いのでお得に利用できます。
ただ、中国の会社が運営しているため、ややサポート面に不安があるのも事実です。CMLinkを検討している人は、よくサービス内容を確認してから契約するようにしましょう。