Wonderlinkは家電製品でお馴染みのパナソニックが運営している格安SIMです。
取り扱っているSIMはデータSIMのみであるため音声通話やSMSを使うことはできませんが、主にパソコンなどネットメインで利用する方に重宝されています。
今回は、そんなパナソニックの格安SIM「Wonderlink」のサービスの特徴や料金、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します!
実際に利用した方の評判・口コミも紹介するので、ぜひチェックしてください。
目次
Wonderlinkの特徴
Wonderlinkとは、家電製品などでお馴染みのメーカー「パナソニック」が取り扱っている格安SIMです。
サービスはIIJmioを運営している「株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)」が提供しています。
主な特徴は以下の通りです。
- 取り扱いSIMはデータSIMのみ
- パナソニックのカスタマイズレッツノートという製品を購入した方限定のプランがある
- パソコン出荷日から30日で自動解約となるおためしプラン
- 他社スマホやタブレットで使えるLTE Fシリーズプラン
- 利用回線はドコモ
- オプションや割引などの特典はなし(2025年1月現在)
取り扱っているSIMはデータSIMのみであり、音声通話とSMSが利用できません。
特定のパソコン限定のプランや自動解約機能つきのプラン、スマホやタブレットで使えるプランと、プランの種類が豊富なのが特徴です。
回線はドコモなので、ドコモが使える地域であれば問題なく利用できるでしょう。
オプションや割引、キャンペーンなどが一切なく、非常にシンプルな格安SIMです。
料金プラン紹介
Wonderlinkの料金プランは以下の通りです。
- LNシリーズ
- おためしプラン
- LTE Fシリーズ
LNシリーズ・おためしプランは、パナソニックのカスタマイズレッツノートというパソコンを購入した方向けのプランであり、他社のスマホやタブレットなどで利用する場合はLTE Fシリーズを利用します。
それぞれのプランについて詳しく解説していきます!
LNシリーズ
カスタマイズレッツノートを購入した方向けのプランです。
LNシリーズ | 月額料金 |
3GB | 980円 |
7GB | 2,158円 |
プランは3GBの7GBの2種類です。
音声通話・SMS対応のプランはなく、データ通信専用となります。
Wonderlinkでは音声通話とSMSは使えないので注意しましょう。
おためしプラン
おためしプランとは、レッツノート出荷日から30日間のみ利用できる1GBプランです。
出荷日から30日経過すると自動解約となるため、解約手続きは必要ありません。
おためしプラン | 月額料金 |
1GB | 2,310円 |
LNシリーズと比べるとやや割高ですが、少しだけWonderlinkを試してみたいという方に適しています。
LTE Fシリーズ
LTE Fシリーズは、レッツノートの購入の有無は関係なく利用できるプランです。
他社のスマホやタブレット、パソコン利用時には基本的にこちらのプランを選びます。
LTE Fシリーズ | データ容量 | 月額料金 |
F-使い放題700プラン | 1GB | 1,738円 |
F-7Gプラン | 7GB | 2,728円 |
※この表は、右にスクロールできます。
1GBと7GBの2種類のプランがあります。
他社スマホやタブレットなどで利用可能ですが、こちらもLNシリーズ・おためしプラン同様に音声通話・SMS機能はありません。
通信速度と通信エリア
格安SIMを利用する上で、多くの方が気にするのは通信速度や通信エリアではないでしょうか。
本章では、Wonderlinkの通信速度と通信エリアについて紹介します。
- 最大下り通信速度はLNシリーズ300Mbps・Fシリーズ375Mbps
- 最大通信速度は実効速度を保証するものではない
- データ容量超過時や24時間以内に1GB使った場合は速度制限がかかる
- 通信エリアはドコモと同じ
下記にて、詳しく見ていきましょう。
通信速度
Wonderlink公式サイトにて開示されている最大通信速度とデータ容量超過後の速度は以下の通りです。
プラン | LNシリーズ | LTE Fシリーズ |
最大下り通信速度 | 300Mbps | 50Mbps |
最大上り通信速度 | 375Mbps | 50Mbps |
データ容量超過後 | 384kbps | 700kbps |
24時間の通信容量が1GB超過 | 100kbps※超過した時刻より24時間制限 |
※この表は、右にスクロールできます。
どちらのプランも最大下り通信速度は300Mbps以上でした。これほどの速度があれば、ネットサーフィンや動画視聴はもちろん、オンラインゲームもサクサク快適に楽しくプレイできます。
一方で、これはあくまでベストエフォート方式によって計測された最大通信速度であり、実際の通信速度を保証するものではありません。
そのため、実効速度は記載されている最大通信速度よりも遅くなると思ってください。実効速度がどのくらいか知りたい方は、実際にWonderlinkを使ったことのある方の評判・口コミを参考にしましょう。
また、プランのデータ容量を超過すると通信速度が制限されます。
24時間以内に1GB超えた場合も、超えた時点から24時間速度制限がかかるので利用量には充分気をつけましょう。
通信エリア
Wonderlinkではドコモの回線を利用しています。
格安SIMなのでドコモから回線を借りている都合上、通信速度はドコモと比べて時間帯によって遅くなるなど不安定な傾向があります。
一方で、通信エリアについてはドコモと一切変わりません。
支払い方法の紹介
Wonderlinkでは、国内発行のクレジットカードのみ利用可能です。
対応している国際ブランドは以下の通り。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- DinersClub
- AMEX
日本国内で扱っているクレジットカードの大半は利用できます。
一方で、口座振替やデビットカード、海外発行のクレジットカードなど別の支払い方法は一切利用できないので注意しましょう。
Wonderlinkの対応機種
本章では、Wonderlinkの対応機種について解説します。
公式サイトにも動作確認済みの対応機種が紹介されていますが、記載されている機種がかなり古く最近発売されたスマホの動作確認は行われていません。
そのため、以下の端末であればWonderlinkで利用できると考えられます。
ココがポイント
- SIMフリーの端末
- SIMロックを解除した大手キャリアの端末
- ドコモのSIMロック端末
上記の端末は理論上利用可能と考えられるものなので、100%確実に使えるわけではありません。
Wonderlink対応のiPhone機種
WonderlinkのLTE Fシリーズで現在動作確認が行われているiPhone機種は以下の通りです。
- iPhone 7
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6s
- iPhone6
- iPhone 5s
現在Wonderlinkで公開されている対応機種はiPhone 7で止まっている状態です。
そのため、最新のiPhone 14をはじめとするiPhone 7以降のiPhone機種が使えるかどうか不明です。
ドコモ回線を使用している格安SIMなので、恐らくSIMフリー(SIMロック解除済を含む)とドコモのSIMロック端末は利用可能ではないかと思われます。
しかし、公式サイトにて明確な記述がないので、利用する際は自分の判断で慎重に行いましょう。
動作確認の詳細については、Wonderlink公式サイトの「Fシリーズ動作確認済み端末一覧」から確認できます。
Wonderlink対応のAndroid機種
Wonderlink対応のAndroid機種も「Fシリーズ動作確認済み端末一覧」に掲載されているものはかなり古く、ここ数年で発売された機種の動作確認は行われていません。
- Galaxy S6 edge SC-04G
- Galaxy S6 SC-05G
- Xperia Z5 SO-01H
- Xperia Z5 Compact SO-02H
- Xperia Z5 Premium SO-03H
- Xperia J1 Compact
- AQUOS Compact SH-02H
- AQUOS SH-M02
- ARROWS NX F-04G
- ARROWS NX F-02G
iPhoneと同様にSIMフリー(SIMロック解除済)またはドコモのSIMロック端末であれば利用できると思われます。
しかし、公式で動作確認が行われていない以上確実ではありません。
動作確認済み以外の端末を利用する際は充分注意しましょう。
端末をお持ちでない場合
Wonderlinkでは端末の販売がないので、端末を持っていない場合は別途自分で購入する必要があります。
- キャリアや格安SIMで回線契約なしの端末を購入する
- AppleなどメーカーでSIMフリーモデルを購入する
- ネットオークションやフリマアプリ・中古ショップなどで中古端末を購入する
購入方法はさまざまですが、新品が欲しいのであればキャリアや格安SIMで回線契約なしで購入するか、Appleなどのメーカーから直接購入する方法があります。
中古スマホをできるだけ安く購入したい場合は、中古ショップ以外にもネットオークションやフリマアプリを利用するのもおすすめです。
ただし、ネットオークションやフリマアプリは個人間でのやり取りになることが多く、トラブルになる可能性が高いです。
そのため、トラブルが発生した際に保証があるか、どこに問い合わせれば対応してくれるかなどを事前に確認しておきましょう。
3大キャリアとの料金比較
ドコモ・au・ソフトバンクとWonderlinkの料金を比較してみましょう。
今回は、WonderlinkはFシリーズの料金を記載しています。
データ容量 | Wonderlink | ドコモ | au | ソフトバンク |
1GB | 1,738円 | 3,465円 | 3,465円 | 3,278円 |
7GB | 2,728円 | 6,765円 | 6,765円 | - |
無制限 | - | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 |
※この表は、右にスクロールできます。
ドコモ・au・ソフトバンクの料金が音声通話つきのプランであるのも理由の1つですが、Wonderlinkの料金の方がかなり安いです。
また大手キャリアの1GB・7GBの料金は、使った分だけ料金が高くなる従量制プランです。つまり、利用量によっては1GBで収まらない可能性もあります。
一方でWonderlinkは定額で利用でき、使い過ぎても通信速度が制限されるだけで料金が高くなることはありません。
主要格安SIMの料金との比較
主要格安SIMの料金とWonderlinkを比較してみました。
Wonderlinkで取り扱っているデータ容量と、近い容量のプラン料金と比較しています。
ドコモ回線の格安SIMと、その他の格安SIM別に比較しているのでぜひチェックしてください。
Wonderlinkと同じドコモ回線を利用している格安SIMとの料金比較
Wonderlinkと同じくドコモ回線を扱っている格安SIMと料金を比較しました。
データ容量 | Wonderlink | mineo | ahamo | LIBMO |
1GB | 1,738円 | 880円 | - | 858円 ※3GB |
7GB | 2,728円 | 1,705円 ※10GB 家族2人以上の場合:1,650円 |
2,970円 ※20GB |
1,320円 ※8GB |
※この表は、右にスクロールできます。
※データSIMを取り扱っている格安SIMは、データSIMの料金を掲載しています。
大手キャリアと比較した際はWonderlinkの方が遥かに料金が安かったですが、格安SIMと比較するとWonderlinkの料金は割高に見えます。
すーちゃんの言う通り、各社が値下げに乗り出した時期にWonderlinkはプラン更新をしていませんでした。
そのため、値下げ後の各社と比較すると料金が高くなってしまっているのでしょう。
その他格安SIMとの料金比較
ドコモ回線以外の格安SIMと料金を比較しました。
データ容量 | Wonderlink | Yモバイル | UQモバイル | HISモバイル | NUROモバイル |
1GB | 1,738円 | 2,178円※3GB 家族2人以上の場合2回線目以降:990円 |
2,365円※4GB 光回線またはでんきとセット:1,078円 |
440円 | 627円※3GB |
7GB | 2,728円 | 3,278円※15GB 家族2人以上の場合2回線目以降:2,090円 |
3,465円※15GB 光回線またはでんきとセット:2,178円 |
880円 | 1,320円※10GB |
※この表は、右にスクロールできます。
※データSIMを取り扱っている格安SIMは、データSIMの料金を掲載しています。
やはり他社の方がWonderlinkより料金が安く、より多くのデータ容量を利用できます。
安さを求めて格安SIMを選ぶのであれば、Wonderlinkを選ぶメリットは少ないでしょう。
開催中のキャンペーン紹介
Wonderlinkでは、残念ながら現在一切キャンペーンが開催されていません。
そもそもWonderlinkではキャンペーンだけでなく、各格安SIMが値下げに乗り出した時期にプラン料金の変更もありませんでした。
プランやサービスが5年ほど一切変わっていないことを見ると、サービス提供に関してやや消極的な姿勢が伺えます。
最新のキャンペーンはWonderlink公式サイトで確認できます。
Wonderlinkの評判・口コミ
Wonderlinkの評判・口コミをTwitterで調べてみました。
6年前の格安simという言葉の創成期にキャンペーン価格であったが、解約するまで3GBで700円/月という神料金のWonderlinkには世話になったと思う 昼間繋がりにくい時もあったが新人で安月給だった自分にはありがたかった
以前はキャンペーンで3GB700円で使える時があったようです。
現在の格安SIMのデータSIMの相場と比較するとほぼ同価格ですね。
レッツノート専用のSIM(Wonderlink)を契約して、半月程度経過するけど、速度もそんなにストレスは感じないし、電波も問題なさそう。 外で少し使う程度なら月3GBで問題なさそうだし、料金は月額980円でお得感を感じてる。
LNシリーズのプランの最大通信速度はFシリーズよりもやや遅いですが、そんなにストレスを感じないという声もありました。
電波はドコモなので、快適に使えている方が多いようです。
MNP転入先として月額料金が安いこと、低速時でも1Mbpsぐらい速度が出るsimを探したら、mineo+パケット放題plusが良さそう。wonderlink選びたかったけど音声通話プランがないんだよね。1.5Mbpsとかふるさとのインターネットよりはやいぞ。 #sim #MNP
Wonderlinkは音声通話やSMSつきのSIMを取り扱っていないため、データSIMだけであることを残念に思う方もいます。
しかし、調べるとプラン更新されてない実質サービスをシュリンクする気なんだろうなっていうMVNOけっこうあるなぁ。 Nifmo、hi-ho、Fiimo、Wonderlink, DTI SIMなど。CMLinkは特殊なのでわからん。
プラン更新が一切行われていないことに関して言及している方もいました。
利用時の通信速度は問題ないと思う方が多いですが、音声通話SIMがないことをネックに感じる方もいるようです。
ほとんどの格安SIMで音声通話SIMを扱っていることを考慮すると、Wonderlinkはニーズが限られてしまう点がもったいないポイントですね。
Wonderlinkのメリット
Wonderlinkのメリットは以下の通りです。
- 速度制限後でも700kbps
- 初月無料
- 契約の縛りがない
下記にて、詳しく解説します。
メリット1:速度制限後でも700kbps
WonderlinkのLTE Fシリーズは、プランのデータ容量を超過した後でも700kbpsの通信速度で利用できます。
YouTubeなどの動画を観るには少々不十分ですが、ネットサーフィンやSNSでのメッセージのやり取りであれば問題なく利用できるでしょう。
通信速度制限後もある程度快適に使える点が、Wonderlinkの大きなメリットだといえます。
メリット2:初月無料
Wonderlinkのプランは全て初月無料で利用できます。
基本的にどの格安SIMも、契約初月は日割り計算されます。
しかしWonderlinkは初月無料で使えるため、初月にかかるのは初期手数料のみとなります。
ただし、Fシリーズのみは初月無料期間中に解約をすると、1ヶ月分の月額料金が請求されるので注意しましょう。
メリット3:契約の縛りがない
Wonderlinkには契約の縛りがありません。
いつ解約しても違約金がかからないため、短期で使いたい方にも適しています。
ただし、LTE Fシリーズのみ初月無料期間中に解約すると1ヶ月分の料金が発生するため、無料で使いたいのであれば実質初月1ヶ月間は解約できないと思ってください。
Wonderlinkのデメリット(注意点)
Wonderlinkのデメリットは以下の通りです。
- キャリアメールがない
- 音声通話・SMS機能なし
- オプションサービスなし
- 解約月の月額費用は全額発生
- キャリア決済不可
下記にて、詳しく解説します。
デメリット1:キャリアメールがない
Wonderlinkにはキャリアメールがありません。
ドコモ・au・ソフトバンクでは有料のメールアドレス持ち運びサービスを扱っているので、どうしてもキャリアメールを残しておきたい方は持ち運びサービスを利用しましょう。
デメリット2:音声通話・SMS機能なし
WonderlinkはデータSIM専用の格安SIMであり、音声通話やSMSの機能がありません。
そのため電話はもちろん、SMS認証が必要なサービス・アプリに登録している方は注意が必要です。
デメリット3:オプションサービスなし
Wonderlinkはデータ容量が定額で使えるプランのみ取り扱っており、オプションサービスも一切ありません。
プランのみ加入すれば使える格安SIMだと思えば、非常にシンプルでわかりやすいですね。
しかし、データチャージなどさまざまなオプションを使いたいと考えている方には不向きでしょう。
デメリット4:解約月の月額費用は全額発生
Wonderlinkでは初月無料で使えますが、解約月の月額料金は全額発生します。
その分それぞれのプランの締め日まで通信サービスを利用できますが、解約手続き日からの日割り計算にはならないので注意してください。
デメリット5:キャリア決済不可
Wonderlinkにはキャリア決済がありません。
携帯電話の料金とアプリの課金や通販サイトで買い物した際の金額を合算請求できる点は非常に便利ですが、残念ながらWonderlinkでは使えないので注意が必要です。
Wonderlinkはこんな人におすすめ!
では、Wonderlinkは一体どのような方におすすめなのでしょうか?
ココがポイント
- 速度制限後もなるべく快適にネットを使いたい方
- 契約の縛りがないスマホが欲しい方
- パソコンやタブレットで使うSIMが欲しい方
- オプションや割引など多くの機能を求めていない方
Wonderlinkは速度制限後も700kbpsで使えるので、速度制限後もある程度快適にインターネットを使用したい方に適しています。
また、契約の縛りがないので、短期で使いたい方や契約に縛られずにスマホやタブレットを使いたい方にもおすすめです。
データSIM専用の格安SIMなので、音声通話やSMSの機能を求めていない方に向いているでしょう。
初期手数料と申し込み、設定の流れ
Wonderlinkを申し込む際の流れや初期手数料などについて紹介します。
本章では、LTE Fシリーズの申し込み手順について詳しく解説します。
初期手数料:3,300円
初期手数料は3,300円です。
Fシリーズは初月無料で使えるので、初月利用分として請求されるのは初期手数料のみとなります。
SIM再発行/サイズ変更:3,300円
破損や紛失などの理由でSIMを再発行したい時や、機種変更などでサイズを変更したい場合は3,300円かかります。
破損したSIMを使い続けると端末の故障の原因にもなります。
また、端末に合ったサイズのSIMを使わないと基本的に回線が使えず、無理矢理入れようとすれば故障のリスクが高くなるので、必ずサイズ変更を行いましょう。
申し込み手順1:Webで申し込む
次に、Wonderlinkの公式サイトから契約を申し込みます。
契約手続きの際に必要なものは以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- クレジットカード
- Panasonic Store Plusの会員ID
Wonderlinkを申し込むには、Panasonic Store Plusの会員IDが必要です。
筆者も実際に試しに登録してみましたが、LINEアカウントやGoogleアカウントで新規登録も可能でした。
少々入力する項目が多いですがそこまで時間はかかりません。
また、Wonderlinkでは支払いにクレジットカードが必要となるので、必ず手元に用意しましょう。
申し込み手順2:SIMカードを受け取る
契約が完了したらSIMカードを受け取ります。
契約からSIMの発送までどのくらい時間がかかるのかは明記されていませんが、恐らく1週間ほどはかかると思った方が良いでしょう。
申し込み手順3:機器にSIMカードを入れる
SIMカードが到着したら、次に利用する機器にSIMカードを入れます。
必ず機器の電源を切った状態で、SIMスロットの型に合うようにはめ込んでください。
電源をつけた状態でSIMの操作をしたり、無理矢理入れようとすると故障の原因となります。
申し込み手順4:APN設定を行う
ただSIMカードを入れただけでは回線が使えないので、APN設定を行う必要があります。
APN設定は端末によって手順が異なるので注意しましょう。
- iPhone:専用のプロファイルをインストールする
- Androidスマホなどその他の機器:「設定」から「インターネット」にアクセスしAPN情報を入力する
iPhoneは専用のプロファイルをインストールする必要があります。
上記リンクに記載されている対応iOSは13までと古いので、iOS 14以降を利用している方は契約前にWonderlinkへ使えるかどうかの確認をおすすめします。
Androidスマホやパソコンなどの場合は、自分でインターネットの設定を行う必要があります。上記リンクに入力に必要な項目が記載されているのでぜひチェックしましょう。
Wonderlinkの解約方法
Wonderlinkで解約する際は、「Panasonic Store Plus」のマイページにログインし手続きを行います。
- マイページにログインする
- 「契約履歴一覧」から「詳しく見る」を開く
- 解約したいプランの「契約詳細/支払い詳細」を開く
- 「契約内容の詳細」の一番下にある「この契約を解約する」を選択する
- 解約内容を確認して「確定」を押す
なお、解約の締め日は毎月15日です。
15日までに解約の手続きを行えば当月中の解約が可能です。
また、解約月はLNシリーズの場合は末日・Fシリーズの場合は20日まで、引き続き通信サービスが利用できます。
困ったときの問い合わせ方法
Wonderlinkには電話窓口があるので、困ったことがあったら電話にて問い合わせましょう。
- 電話番号:0120-872-390
- 受付時間:10:00~18:00
- 営業日:平日・土日祝※年末年始を除く
Wonderlinkは初月無料で使えるデータSIN専用格安SIM
本記事では、Wonderlinkのサービス内容について詳しく解説しました!
最後に、Wonderlinkのポイントについてまとめます。
ポイント
- Wonderlinkはパナソニックの格安SIM
- プランはLNシリーズとFシリーズの2種類
- データSIMのみ取り扱っている
- 自動解約可能な1GBおためしプランもある
- ドコモ回線が利用できる
- 大手キャリアよりは安いが他社格安SIMと比較するとやや割高
- 長くプランやキャンペーンの更新がないのがネック
音声通話やSMSに対応したSIMがなくデータSIM専用と、他社にはない珍しい格安SIMであることがわかりました。
パソコンとセットで使えるおためしプランなどさまざまな特徴がありますが、月額料金は他社格安SIMと比較するとやや割高です。
キャンペーンが開催されていないこともふまえると、Wonderlinkは他社よりもサービスに対して消極的な点があるのは否定できません。
しかし契約の縛りがない・速度制限後も700kbpsで使えるなどメリットもあるので、短期で使いたい方や速度制限後も快適にネットを使いたい方はぜひ契約を検討してみてはいかがでしょうか。