
光回線やプロバイダサービスでお馴染みのASAHIネットに格安SIMがあるのはご存知でしたか?


本記事では、ASAHIネットの格安SIM「ASAHIネット LTE」のサービスの特徴やプラン・オプション料金、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
あわせて、ASAHIネット LTEの申し込み手順や解約方法、問い合わせ先などについても触れていくので、契約を検討している方はぜひ参考にしてください。
ココに注意
2022年11月現在、ASAHIネット会員への新規入会を伴うASAHIネット LTE 通話SIMの申し込み受付を停止しています。現在ASAHIネット会員の方のみマイページより申し込みが可能です。
目次
- 1 ASAHIネット LTEの特徴
- 2 料金プラン紹介
- 3 通信速度と通信エリア
- 4 支払い方法の紹介
- 5 オプションの紹介
- 6 ASAHIネット LTEの対応機種
- 7 3大キャリアとの料金比較
- 8 主要格安SIMの料金との比較
- 9 開催中の割引紹介
- 10 ASAHIネット LTEの評判・口コミ
- 11 ASAHIネット LTEのメリット
- 12 ASAHIネット LTEのデメリット(注意点)
- 13 ASAHIネット LTEはこんな人におすすめ!
- 14 初期手数料と申し込み、設定の流れ
- 15 ASAHIネット LTEの解約方法
- 16 困ったときの問い合わせ方法
- 17 ASAHIネット LTEは固定IPアドレスが使える格安SIM!
ASAHIネット LTEの特徴
ASAHIネット LTEの特徴は以下の通りです。
- ASAHIネットの格安SIM
- 利用回線はドコモ
- 通話SIMとデータSIMの2種類
- 固定IPアドレスオプションが使える
- ASAHIネットの接続サービスとセットで利用すると割引が適用される
- 月額料金はやや高め
ASAHIネット LTEはASAHIネットが運営している格安SIMです。
ASAHIネットと聞くとプロバイダや光回線のイメージが強いですが、格安SIMのサービスも取り扱っています。
固定IPアドレスが利用でき、ASAHIネットの接続サービスとセットで使うとASAHIネット LTEの月額料金から割引が適用されるのも魅力の1つです。
料金プラン紹介
ASAHIネット LTEの料金プランを紹介します。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
SMSなし | SMSあり | |||
3ギガプラン | 3GB | 1,760円 | 990円 | 1,122円 |
7ギガプラン | 7GB | 2,948円 | 2,178円 | 2,310円 |
20ギガプラン | 20GB | 5,500円 | 4,730円 | 4,862円 |
50ギガプラン | 50GB | 12,320円 | 11,550円 | 11,682円 |
1日110MBプラン | 110MB/日 | 1,760円 | 990円 | 1,122円 |
※この表は、右にスクロールできます。
下記にて、それぞれのプランについて詳しく見てきましょう。
3ギガプラン
通話SIMだと月額料金1,760円で利用できる3GBのプランです。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
3ギガプラン | 3GB | 1,760円 | 990円 ※SMSなし |
1,122円 ※SMSあり |
※この表は、右にスクロールできます。
ASAHIネット LTEの中では1番安いプランです。
3GBだと動画や音楽を視聴するだけですぐになくなってしまう量なので、主にネットをWi-Fiで利用している方やスマホでネットをあまり使わない方に適しています。
7ギガプラン
通話SIMだと月額2,948円で利用できる7GBのプランです。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
7ギガプラン | 7GB | 2,948円 | 2,178円 ※SMSなし |
2,310円 ※SMSあり |
※この表は、右にスクロールできます。
あまりネットを使わない、またはWi-Fiメインでネットを利用する方は3GBか7GBのプランを選ぶと良いでしょう。
外出先などWi-Fiがない場所でSNSや音楽視聴などをスマホで楽しむ方は、7GBあった方が安心です。
20ギガプラン
通話SIMだと月額5,500円で使える20GBのプランです。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
20ギガプラン | 20GB | 5,500円 | 4,730円 ※SMSなし |
4,862円 ※SMSあり |
※この表は、右にスクロールできます。
動画やゲームもたっぷり使える20GBのプランです。

50ギガプラン
通話SIMだと月額12,320円で使える50GBのプランです。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
50ギガプラン | 50GB | 12,320円 | 11,550円 ※SMSなし |
11,682円 ※SMSあり |
※この表は、右にスクロールできます。
ASAHIネット LTEで最も容量の大きなプランです。
自宅にWi-Fiがない方で、動画やゲームなどでネットをたくさん利用する方に適しています。
一方で、ASAHIネット LTEの50ギガプランは高額なのがネックであり、キャリアの無制限プランの方がまだ安いです…。
1日110MBプラン
3ギガプランと同じ料金で、1日110MB制限のプランもあります。
プラン | データ容量 | 通話SIM | データSIM | |
1日110MBプラン | 110MB/日 | 1,760円 | 990円 ※SMSなし |
1,122円 ※SMSあり |
※この表は、右にスクロールできます。
1ヶ月を30日で換算すると計3,300MB(3.3GB)利用できます。

しかし1日110MBまでしか使えないので、週末に動画をたくさん観たいなど日によってネットの利用量に差がある方には不向きでしょう。
通信速度と通信エリア
ASAHIネット LTEの通信速度について紹介します。

通信速度
ASAHIネット LTEの通信速度は以下の通りです。
項目 | 通信速度 |
下り最大通信速度 | 262.5Mbps |
上り最大通信速度 | 50Mbps |
データ容量超過後 | 200kbps |
実効速度 出典:ASAHIネット LTE (ANSIM)の速度測定結果(実測値) | | みんなのネット回線速度(みんそく) |
平均下り通信速度:42.22Mbps 平均上り通信速度:8.58Mbps |
※この表は、右にスクロールできます。
ASAHIネット LTE公式サイトでは下り最大262.5Mbps・上り最大50Mbpsとありますが、これは理想値なので、実効速度を保証するものではありません。
今回は、ユーザーが測定した通信速度を投稿できるWebサイト「みんなのネット回線速度」のASAHIネット LTEの実効速度を実効速度の参考にした結果、下りの実効速度は42.22Mbpsでした。
スマホで快適にネットを使うには30Mbps必要といわれているので、ASAHIネット LTEの通信速度で充分快適にネットが使えると考えられます。
通信エリア
ASAHIネット LTEで利用する回線はドコモなので、通信エリアもドコモと同じです。
そのため、ドコモが使える場所であれば問題なくASAHIネット LTEも利用できるでしょう。

山奥やトンネル、ビルなどの障害物が多い場所など、電波が繋がりにくい場所での利用は注意しましょう。
支払い方法の紹介
ASAHIネット LTEで利用できる支払い方法はクレジットカードのみです。


ASAHIネット、VISAデビットカードで契約できるみたい。
あっさりいけた。
ちなみにあおぞら銀行VISAデビット。#ASAHIネット #デビットカード #格安SIM
一部口コミにはデビットカードが使えたという声がありましたが、全てのデビットカードが使えるわけではないので注意しましょう。
オプションの紹介
ASAHIネット LTEのオプションについて紹介します。
オプション | 月額料金 |
固定IPアドレス | 880円 ※初期費用:880円 |
データ容量の追加 | 500MB/550円 ※1ヶ月6回まで |
SMS機能 | 国内への送信:3,3円~33円/回 海外への送信:50円~500円(非課税)/回 受信は0円 |
テザリング機能 | 0円 ※端末がテザリング対応であれば使える |
※この表は、右にスクロールできます。
下記にて詳しく見ていきましょう。
固定IPアドレス
ASAHIネット LTEでは固定IPアドレスのオプションを利用できます。

通常ネットに接続する度にIPアドレスは変更されてしまいますが、固定のIPアドレスを割り当てることで接続する度にIPアドレスが変わらなくなります。
- サーバーの構築
- セキュリティ強化
- 会社のパソコンを遠隔で社外から利用する
固定IPアドレスは主に上記の用途で重宝されているため、サイトを作りたい方やネットのセキュリティを強化したい方、会社のパソコンを社外で操作しリモートワークをしたい方におすすめです。
データ容量の追加
プランのデータ容量が超過した場合、500MBごとに550円で追加チャージが可能です。※1日110MBプランを除く
データSIMの1日110MBプランの場合はデータ容量を追加するのではなく、1日使い放題のサービスを550円で利用する仕様です。
SMS機能
データSIMのプランではSMS機能の有無を選べます。
SMSを使う場合は、メッセージの文字数に応じて送信料が発生します。
海外への送信は国内送信よりも料金が高くなります。

デザリング機能
ASAHIネット LTEではテザリング機能の制限がありません。
テザリング機能をオプションとして取り扱っているわけでもないので、スマホがテザリングに対応していれば利用が可能です。
50GBなど大容量プランもあるので、スマホ以外のパソコンやタブレットでもモバイル回線を使いたい方はぜひテザリングを利用しましょう。
ASAHIネット LTEの対応機種

どの端末が対応しているかどうか確認する場合、ASAHIネット LTEの「動作確認済み端末」で使いたい端末の名前を入力して調べられます。
本章では、ASAHIネット LTEでどのような端末が使えるのかiPhone・Androidスマホ別に一例を紹介します。
ASAHIネット LTE対応のiPhone機種
ASAHIネット LTE対応のiPhone機種の一例は以下の通りです。
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11シリーズ
ドコモで購入した端末の他に、au・ソフトバンクのSIMロック解除済み端末、SIMフリーモデルの利用が可能です。
au・ソフトバンクの場合はSIMロック解除の手続きが必要となるので注意しましょう。
SIMロック解除はauまたはソフトバンクの店舗、My auなどのオンラインサイトから手続きできます。

ココに注意
iPhone 14については使えなかったという口コミがありました。利用検討中の方は注意してください。
ASAHIネット LTE対応のAndroid機種
ASAHIネット LTE対応のAndroid機種の一例は以下の通りです。
- Galaxy A21
- Galaxy S22
- AQUOS R7
- AQUOS wish
- AQUOS sense6s
- Xperia 10 Ⅳ
- Xperia 1 Ⅳ
- Xperia 5 Ⅲ
- OPPO A55s 5G
- OPPO A73
こちらもドコモで販売されたスマホはそのまま利用できますが、au・ソフトバンクの端末の場合はSIMロック解除が必要です。
端末をお持ちでない場合

端末を持っていない場合、自分で用意する必要があります。
端末の購入方法は以下の通りです。
- キャリアや格安SIMで回線契約なしで購入する
- Appleなどのメーカーで購入する
- 中古ショップを利用する
- ネットオークションやフリマアプリを利用する
キャリアや格安SIMで回線契約なしで端末を購入できるので、キャリアで取り扱っている端末が欲しい方はオンラインショップをチェックしてみましょう。
実店舗でも回線契約なしの端末が販売されていますが、回線契約なしで購入できるものとできないものがあるので、事前に確認することをおすすめします。

ネットオークションやフリマアプリ、中古ショップでは新品よりも安価な中古端末を購入できますが、傷や汚れ・不具合がある可能性も高いです。
これらのサービスを利用する際は、必ずトラブルが発生した際に保証サポートがあるかどうか確認しましょう。
3大キャリアとの料金比較
ASAHIネット LTEと3キャリアの料金を比較しました。
データ容量 | ASAHIネット LTE | ドコモ | au | ソフトバンク |
3GB | 1,760円 | 4,565円 | 5,115円※4GBまで | 5,478円 |
7GB | 2,948円 | 6,765円 | 6,765円 | - |
20GB | 5,500円 | - | - | |
50GB | 12,320円 | |||
無制限 | - | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 |
※この表は、右にスクロールできます。
正直なところ、ASAHIネット LTEは小容量プランの料金が安く、20GB以降の大容量プランは割高です。

そのため、ASAHIネット LTEは利用データ容量が少ない場合には安く使えますが、大容量プランはそこまでお得ではないといえます。
主要格安SIMの料金との比較
ASAHIネット LTEと主要格安SIMの料金を比較しました。
キャリアと比較して大容量プランの料金が高額でしたが、格安SIMと比較しても結果は同じでした。
ASAHIネット LTEをお得に使うのなら、小容量プランがおすすめです。
ASAHIネット LTEと同じドコモ回線を利用している格安SIMとの料金比較
ASAHIネット LTEと同じく、ドコモ回線を使用している格安SIMと比較した結果は以下の通りです。
データ容量 | ASAHIネット LTE | mineo | ahamo | LIBMO |
3GB | 1,760円 | 1,518円※5GB | - | 980円 |
7GB | 2,948円 | - | 1,518円※8GB | |
20GB | 5,500円 | 2,178円 | 2,970円 | 1,991円 |
50GB | 12,320円 | - | - | - |
※この表は、右にスクロールできます。
3GBはまだmineoとほぼ同じ水準の料金ですが、20GB以降の料金の高さが目立ちます。

その他格安SIMとの料金比較
ASAHIネット LTEとドコモ以外の回線を使用している格安SIMの料金と比較しました。
データ容量 | ASAHIネット LTE | Yモバイル | UQモバイル | HISモバイル | NUROモバイル |
3GB | 1,760円 | 2,178円 | 2,365円 | 770円※従量制 | 792円 |
7GB | 2,948円 | - | - | 990円※従量制 | 990円※5GB |
20GB | 5,500円 | 4,158円※25GB | 3,278円 | 2,190円※従量制 | 2,090円 |
50GB | 12,320円 | - | - | 5,990円※従量制 | - |
※この表は、右にスクロールできます。
YモバイルとUQモバイルは大手キャリアと同じ会社が運営している格安SIMであるため、料金がやや高く通信品質もキャリア並と定評があります。
ASAHIネット LTEはHISモバイル・NUROモバイルと同じ立ち位置の格安SIMですが、2社と比べるとやはり料金が高いです。
料金の安さに関して、ASAHIネット LTEは他社と比べてメリットが少ないでしょう。
開催中の割引紹介
ASAHIネット LTEにはお得な割引が2種類あります。
- 固定IPセット割引
- ASAHIネットの接続サービスを併用すると最大毎月200円割引
下記にて詳しく解説します。
固定IPセット割引
ASAHIネット LTEには固定IPアドレスが付与されるオプションがあります。
サーバーの構築やセキュリティ強化、会社のパソコンを社外から遠隔で利用する際などに役立ちます。
ASAHIネット LTEの20ギガまたは50ギガプランを契約して固定IPアドレスオプションを利用すると、固定IPアドレスオプション料金880円から300円割引!
固定IPアドレスを安く使えるので、ある程度ネットを使う方はぜひ20ギガプラン以上を契約してはいかがでしょうか。
ASAHIネットの接続サービスを併用すると最大毎月200円割引に!
ASAHIネット LTEの格安SIMとASAHIネットの他接続サービスを併用するとセット割引が適用できます。

ASAHIネットで現在取り扱っている接続サービスは以下の通りです。
- AsahiNet 光
- AsahiNet 光クロス
- ASAHIネット 光 with フレッツ
- ASAHIネット 光 with フレッツ クロスコース
- ASAHIネット auひかり
- ASAHIネット ドコモ光
- フレッツ 光クロス
- フレッツ 光ネクスト
- フレッツ 光ライト
上記のサービスとASAHIネット LTEを併用すると、ASAHIネット LTEの月額料金から最大200円割引されます。
光回線の契約も検討している方は、ASAHIネット LTEと割引対象の接続サービスをセットで契約することをおすすめします。
ASAHIネット LTEの評判・口コミ
ASAHIネット LTEの評判・口コミをみん評にて調べました。
iPhone11からiPhone14 plusに変更して外出先で大慌て。
ネットに全く接続できない。自宅でWi-Fiは問題なく繋がる。
朝日ネットに確認したらiPhone13までは動作保証されているが14は出来ていないとのこと。
2022年11月現在、ASAHIネット LTEではiPhone 14シリーズの動作確認が行われていません。
iPhone 13シリーズ以前と同じiPhoneなので使えるのではと思うかもしれませんが、使えないという声もありました。
ASAHIネット LTEの口コミ自体が少なく、iPhone 14が使えないという評価はこの1件しか見つけられませんでしたが、iPhone 14ユーザーの方は注意が必要です。

メールのやり取りと、SNSをやったりするくらいの利用です。docomo時代と体感速度は変わりません。私はゲームは一切やりません。動画を見たり何かをダウンロードしたりは自宅でWi-Fiを使います。その方が速いし、ケータイの速度制限にもひっかかることもありません。不満ない。
メールとSNS程度しかネットを使わない、ライトユーザーの方の口コミです。
動画やデータのダウンロードはWi-Fiを使うそうで、ASAHIネット LTEのモバイル回線はあまり使用していません。
メールとSNSを使う分にはドコモの頃と体感速度が変わらず、快適に使えているようですね。
お昼ごろが、一番通信速度の低下を感じます。この時間帯の速度だと「サイトもたくさん見たいし、ソシャゲで思いきり遊びたい」というヘビーユーザーからは不満が出るかもしれません。
でも、お昼の時間帯以外は、ドコモなど大手キャリアと速度の差はほとんど感じませんでした。キャリアのときと同じデータ使用量で、かなり月額料金が安くなったので、満足しています。
「ネットはSNSのチェックがメイン」というライトユーザーや、「昼間は会社のWi-Fiを使うから低速化が気にならない」といった人におすすめしたい格安SIMです。
比較的長時間ASAHIネット LTEのモバイル回線を使う方の口コミです。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供しているため、昼の時間帯など回線が混雑する時間帯は通信速度が遅くなる傾向にあります。
ASAHIネット LTEも例外ではなかったようで、この方は昼頃に通信速度が遅くなったと感じています。
昼以外の時間は大手キャリアと変わらない快適な速度とのことで、昼の時間帯にスマホをよく利用する方は注意が必要です。
7GBプランで使用しています。実際に使った感想として、どの場所でもつながりやすく、しかも1日中さくさく高速通信が使えるので、満足しています。
サポートのつながりやすさにも満足です。最初は3GBで契約していましたが、最近は外で動画を見たり、大きなデータ通信をする機会が増えたため、7GBに変更しました。そのときに電話で変更手続きをしましたが、つながりにくいなどの不満は感じませんでした。
回線速度が快適なのはもちろん、電話のサポートも快適に利用できたようです。
電話サポートはなかなかオペレーターに繋がらないという不満が多く出る傾向にありますが、ASAHIネット LTEは繋がりやすくスムーズに手続きできたそうです。
ASAHIネット LTEのメリット
ASAHIネット LTEのメリットは以下の通りです。
- 法人での契約もできる
- サービス開始月の月額利用料が無料!
- 余ったデータ容量の繰り越しが可能
- 会員ページからデータの使用状況やデータの追加が可能
下記にて詳しく解説します。
メリット1:法人での契約もできる
ASAHIネット LTEは法人契約も可能です。
法人向けのプランは128kbpsで無制限使い放題であり、月額料金は822円です。
もちろん固定IPアドレスオプションも利用できるので、リモートワーク目的で導入することもおすすめです。
メリット2:サービス開始月の月額利用料が無料!
ASAHIネット LTEでは、サービス開始月の月額料金が無料となります。

個人だけでなく法人契約の月額料金も初月は無料です!
メリット3:余ったデータ容量の繰り越しが可能
ASAHIネット LTEで余ったデータ容量は、翌月末まで利用可能です。


当月データ容量を使い切らなかった場合も無駄なく使えるので、定額プランでも損はしません。
メリット4:会員ページからデータの使用状況やデータの追加が可能
ASAHIネット LTEには契約者専用の会員ページがあり、データの使用状況を確認したりデータ容量を使い切ってしまった後に追加チャージを行うことが可能です。
また、会員ページでは解約などの各種手続きも可能です。
ASAHIネット LTEのデメリット(注意点)
ASAHIネット LTEのデメリット(注意点)は以下の通りです。
- キャリアメールが使えない
- 5G非対応
- キャリア決済が使えない
- SIM1枚につき別途ユニバーサル料と電話リレーサービス料がかかる
以下にて詳しく解説します。
デメリット1:キャリアメールが使えない
ASAHIネット LTEではキャリアメールが使えません。
そのため、Gmailなどのフリーメールや光回線のプロバイダなどで契約しているメールサービスを利用することになります。
一方で、大手キャリアでは解約後もキャリアメールが使えるようになる有料の持ち運びサービスを取り扱っています。どうしてもキャリアメールを残したい方は持ち運びサービスを使いましょう。
デメリット2:5G非対応
ASAHIネット LTEは5Gに対応していないので、5G対応スマホを使っていたとしても5Gを利用できません。
ただし、5Gの対応エリアはまだ全国の主要都市が中心となっており、4Gのようにどこでも快適に使うことは困難です。

デメリット3:キャリア決済が使えない
ASAHIネット LTEではキャリア決済も使えません。
大手キャリアの利用料金と合算でアプリ課金や通販サイトでの購入金額を支払うことができないため、現在キャリア決済を使っている方は支払い方法の変更が必要です。
デメリット4:SIM1枚につき別途ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料がかかる
月額料金に加えて、SIM1枚につきユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料がかかります。
ユニバーサルサービス料は半年ごと、電話リレーサービス料は1年ごとに料金が改定されるため、毎年変動する可能性もあります。

ASAHIネット LTEはこんな人におすすめ!
ASAHIネット LTEがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 固定IPアドレスを使いたい人
- ASAHIネットの接続サービスを契約している人
- ドコモ回線の格安SIMを使いたい人
ASAHIネット LTEには固定IPアドレスオプションがあるので、サーバーを構築したい人やリモートワークをしたい人に適しています。
また、ASAHIネットの接続サービスとセット利用すると割引が適用されるので、ASAHネットの光回線を利用している人も必見ですよ。
初期手数料と申し込み、設定の流れ
ASAHIネット LTEの初期手数料と申し込み・設定の流れについて解説します。
- 必要なものを用意する
- ASAHIネット LTEに申し込む
- SIMカードを受け取る
- 初期設定を行う

データSIMの場合は本人確認書類が不要ですが、通話SIMの場合は運転免許証などの書類が必要なので注意しましょう。
ココに注意
2022年11月現在、ASAHIネット会員への新規入会を伴うASAHIネット LTE 通話SIMの申し込み受付を停止しています。現在ASAHIネット会員の方のみマイページより申し込みが可能です。
初期手数料:3,300円
初期費用はデータSIM・通話SIM共に3,300円です。
初回の請求時に利用開始月の料金と合算で請求されます。
申し込み手順1:必要なものを用意する
契約に必要なものは以下の通りです。
SIM | 必要なもの |
データSIM | ・本人名義のクレジットカード |
通話SIM | ・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど) ・本人名義のクレジットカード ・10日以上有効期間があるMNP予約番号※他社から乗り換える場合 |
※この表は、右にスクロールできます。
データSIMは本人名義のクレジットカードが必要ですが、通話SIMの場合はクレジットカードの他に本人確認書類も必要です。
また、他社から乗り換える場合は10日以上有効期間が残っているMNP予約番号も必要となるので注意してください。
MNP予約番号は契約中のキャリアや格安SIMで発行できます。

申し込み手順2:ASAHIネット LTEに申し込む
次に、ASAHIネット LTEに申し込みます。
契約するSIMによって申し込み方法が異なります。
- データSIM:ASAHIネット LTE公式サイトか電話(0120-577-108)で申し込む
- 通話SIM:ASAHI会員の方はマイページから申し込む
通話SIMも通常時であれば、ASAHIネット LTE公式サイトの「お申し込み」から手続きが可能です。
しかし現在、新規ASAHI会員の方の申し込み受付を停止しているので、既存のASAHI会員の方のみマイページから申し込みできます。
データSIMはWeb申し込みの他に電話での申し込みも可能です。申し込み先は以下の通りです。
- 電話番号:0120-577-108
- 営業時間:10:00~17:00
- 営業日:平日・土日祝※年末年始を除く
申し込み手順3:SIMカードを受け取る
申し込み完了後、最短3日でSIMカードが登録した住所宛に届きます。
端末の電源を切り、ASAHIネット LTEのSIMカードを差し込みましょう。
申し込み手順4:初期設定を行う
SIMカードを端末に差し込んだ後に、APN設定を行います。
APN設定を行わないと、端末でASAHIネット LTEの回線を利用できません。

設定方法は利用端末によって異なります。
ASAHIネット LTEの解約方法
ASAHIネット LTEを解約する際は、会員ページにて手続きが可能です。
なお、解約後にSIMカードの返却が必要となります。
解約手続き完了後に送付されるメールに返却についての案内が記載されているので、必ず確認しましょう。
他社に乗り換える場合も、会員ページにてMNP予約番号の発行が可能です。
困ったときの問い合わせ方法
ASAHIネット LTEには電話サポートがあるので、困ったことがあった時には電話で問い合わせましょう。
- 電話番号:0120-577-108
- 営業時間:10:00~17:00
- 営業日:平日・土日祝※年末年始を除く
ASAHIネット LTE公式サイトには「よくある質問」のページもあるので、何か不明点があった際にはまずチェックしてみることをおすすめします。
ASAHIネット LTEは固定IPアドレスが使える格安SIM!
最後に、ASAHIネット LTEのポイントについてまとめます。
ポイント
- 光回線やプロバイダを扱うASAHIネットの格安SIM
- 利用回線はドコモ
- 通話SIMとデータSIMの2種類がある
- 料金は他社格安SIMと比較してやや割高
- 固定IPアドレスオプションが使える
- ASAHIネットの接続サービスとセットで使うと割引が適用される
- 通話SIMは新規ASAHIネット会員だと申し込みできない
ASAHIネット LTEは固定IPアドレスのオプションが利用できるので、サイトを立ち上げたい人や会社のパソコンを外で使いたい人にも適しています。
料金は他社と比較するとやや割高ですが、固定IPアドレスの利用を検討している方はぜひASAHIネット LTEをチェックしてみてくださいね。
ココに注意
2022年11月現在、ASAHIネット会員への新規入会を伴うASAHIネット LTE 通話SIMの申し込み受付を停止しています。現在ASAHIネット会員の方のみマイページより申し込みが可能です。