
イオンカードセレクトは、以下の3つの機能が搭載された三位一体型のカード。
- クレジットカード機能
- 電子マネーWAON機能
- イオン銀行のキャッシュカード
主婦層からの支持が熱く、その利便性・お得さから、イオンが発行するクレジットカードの中ではダントツ人気のカードです。
年会費無料で維持コストがかからないのも嬉しいポイントですね。
イオンカードセレクトの7つのメリット/特典
イオンカードセレクトのメリットは大別すると以下の7つ。
- 年会費無料で審査基準も難しくない
- イオングループで還元率アップ&割引
- WAON一体型でオートチャージが便利
- デザインが豊富(ミニオンズ/ミッキーマウス/トイ・ストーリー)
- イオンゴールドカードにランクアップ
- 家族カード/ETCカードの年会費が無料
- 仮カードを即日発行できる
1.年会費無料で審査基準も難しくない
イオンカードセレクトは年会費が永年無料で、所有コストはゼロ。
さらに審査基準が優しめで、誰でも取得しやすいカードです。
あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。
申し込み資格
イオンカードセレクトの申し込み資格は以下のとおり。
「18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。」
安定した収入があることが条件ですが、求められる基準もそれほど高くなく、クレヒスに問題がなければ主婦の方やアルバイトの方でも難なく発行できるはずです。
また、学生でさえあればバイトをしていなくてもOKで未成年でも申し込みできます。(未成年者の場合は親の承諾が必要)
https://digital-plus.co.jp/finance/aeon-card-for-students/
2.イオングループで還元率アップ&割引
名前から想像できる通り、イオンカードセレクトはイオングループでお得になるカードです。
イオンでの買い物は常にポイント2倍。(還元率1.0%)
さらに以下のように割引やポイントアップが充実しています。
毎月10日 | ありが10デー(ポイント5倍) |
---|---|
毎月15日 | G.G感謝デー(5%OFF) |
毎月20日 | お客様感謝デー(5%OFF) |
毎月30日 | お客様感謝デー(5%OFF) |
それぞれの優待サービスについてみていきましょう。
お客様感謝デー(毎月20日・30日)
イオンカードセレクトは、イオンでのお買い物が“20日・30日5%OFF”に。CMでお馴染みですね。
冷凍品や日持ちしそうなものは20日・30日にまとめて買い出しすると、大幅な節約になりそうですね。
ありが10デー(毎月10日)
毎月10日は「ありが10デー」。イオンでのお買い物でポイントが5倍貯まります。
還元率になおすと2.5%と、5%OFFのお客様感謝デーには劣りますが、それでも十分ありがたいですね。
とりあえず、“10の倍数の日はイオンがお得!”と覚えておけば、イベント日を逃さすことなくイオンカードセレクトを有効活用できるでしょう。
55歳以上はG.G感謝デーでも5%OFF(毎月15日)
55歳以上の方は毎月15日も5%OFFに。G.G感謝デーです。(G.Gはグランドジェネレーションの略。)
イオンシネマが常時300円オフ
イオンカードセレクトではイオンシネマが常時300円オフ。1,800円→1,500円になります。(一般料金)
さらに毎月20日・30日のお客様感謝デーには1,100円にまで値下がりします。
※沖縄・西日本の一部など、未出店地域(ご利用対象外)がございます。
※本特典は「暮らしのマネーサイト」ログイン後、「イオンシネマ優待」ページ内「販売サイト」にてシネマチケットをお買い上げのうえ、有効期限内にACチケット情報を登録された座席指定分のみ適用となります。窓口料金での購入による差額返金などはいたしかねます。
※「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
※イオンシネマ/シアタス以外の映画館や、「割引対象外」表示がある特別興行等ではご利用いただけません。
※シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカード(ミニオンズ)・TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
※本特典の購入可能枚数は、対象カード会員さまが「販売サイト」へ初回登録を行った日を起算に年間30枚までです。
※利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
※本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
※転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
※本特典内容は、予告なく変更・終了する場合がございます。
通常デザインよりも毎回500円もお得です。
映画好きの方は、これだけでも発行する価値がありそうですね。
3.WAON一体型でオートチャージが便利
WAON一体型のイオンカードセレクトは、もちろんオートチャージにも対応。
イオン店頭など、WAONで決済すると、残高に応じて自動的にチャージされます。
※ファミリーマート、マクドナルド、ヤマト運輸直営店など一部の店舗は非対応
一回一回チャージする手間はなく、残高不足を心配せずに買い物できるので、便利ですよ。
キャッシュレスにしたい主婦の方におすすめ!
たとえば主婦の方で、夕飯の買い出しで毎日イオンに通っているとします。
その費用を「イオン銀行→クレジットカード/WAON」で一元管理するのに、必要なのはイオンカードセレクト一枚だけ。
- スーパーでの普段の夕食の材料はWAONでスマートに購入して、足りなくなったらオートチャージ。
- WAONが使えない店舗ではクレジットカードでキャッシュレス決済。
こんな風にWAONとカードを使いこなせば、小銭いらずで買い物ができます。
アプリで利用額もわかるので、家計簿をつけるのもラクラクです。
4.デザインが豊富(ミニオンズ/ミッキーマウス/トイ・ストーリー)
イオンカードセレクトでは通常デザインの他に、ミニオンズ/ミッキーマウス/トイ・ストーリーのデザインを選べます。
多少の違いがあるので表にまとめて見ました。
![]() 通常デザイン |
・VISA/Mastercard®/JCB |
---|---|
![]() ミニオンズ |
・VISA/Mastercard® ・イオンシネマ「ドリンク(Sサイズ)・ポップコーン(Sサイズ)セット引換券付きシネマチケット」1,400(税込)(年間購入可能枚数18枚) ・イオンシネマ「特別鑑賞シネマチケット」1,000円(税込)(年間購入可能枚数12枚) |
![]() トイ・ストーリー |
・JCBのみ |
![]() ミッキー |
・JCBのみ |
とはいえ基本的な機能は同じなので、気に入ったデザインを選べばOKですよ。
5.イオンゴールドカードにランクアップ
イオンカードセレクトを使い続けると、イオンゴールドのインビテーション(招待状)が届きます。
海外旅行保険や空港ラウンジサービスが利用可能と、年会費無料とは思えないほどサービスが充実。
多くのイオンカードユーザーが獲得を目指すカードです。
インビテーション条件のハードルは低め
インビテーションの条件はいろいろありますが、一番簡単なのは“1年間で50万円以上利用する”こと。
直近年間カードショッピング50万円以上の方に発行しております。(※)
一月当たり83,000円の計算。イオンだけの利用じゃ少し厳しいので、初めの一年間はメインカードとして使いたいですね。
6.家族カード/ETCカードの年会費が無料
イオンカードセレクトでは、ETCカードや家族カードを追加で申し込めます。
家族カード | ETCカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
どちらも年会費・発行手数料ともに無料。
家族カードではWAONオートチャージなど、本カード会員同様のサービスを受けられるので、不自由ないでしょう。
7.仮カードを即日発行できる
イオンカードセレクトはでは、店頭受け取りを指定することで、即日発行できます。
ただし受け取れるのは、一部機能制限のある仮カード(即時発行カード)。
- イオンマークのあるお店のみで使える
- キャッシング・ETCカードの機能はなし
- 一括払いのみ(分割払いやリボは不可) ほか
とはいえ、お客さま感謝デーの割引や各種ポイントアップ、イオンシネマの割引など、重要な特典は仮カードを受け取った日から利用OK。
本カードも仮カードを受け取ってから1週間程度で届くので、主にイオンの特典目的で発行するなら、そこまで不便はしないはずですよ。
例えばエポスカードなら、受け取った日からあらゆるお店・サービスで決済できて、分割払いやキャッシングも使えます。
![]() エポスカード |
・申し込みはWEBもしくはマルイ館内のエポスカードカウンター ・WEB申し込みは店頭受取を選択すれば即日受取OK ・エポスカウンターで申し込めば最短30分で発行可能 |
---|
イオンカードセレクトの3つのデメリット
イオンカードセレクトのデメリットは大別すると以下の3つ。
- ポイント還元率が0.5%とメインカードには不向き
- 引き落とし口座はイオン銀行のみ
- 海外旅行保険が付帯しない
とはいえイオンユーザーが必携なカードに変わりはありません。
年会費無料ですし、デメリットを補うように他のクレジットカードと併用していくといいですよ!
1.ポイント還元率が0.5%とメインカードには不向き
イオンカードセレクトの基本還元率は0.5%。
楽天カードやJCBカードWなど、いわゆる“高還元率カード”と比較すると半分。メインカードとして使っていくには心細いです。
イオン用のサブカードとして使えばOK
とはいえイオンユーザーはイオンカードセレクトがないと損する機会が多いのは確実。(お客様感謝デーなんかがそうですね。)
以下のように高還元率カードと併用して、完全に用途を使い分けると無駄なくポイントを貯められますよ。
メインカード(その他の生活費) | 楽天カードなど高還元率 |
---|---|
サブカード(イオンの決済だけ) | イオンカードセレクト |
ポイント還元率が高いクレジットカードは以下のページにまとめています。
2.引き落とし口座はイオン銀行のみ
イオンカードセレクトの引き落とし口座に指定できるのは、イオン銀行の口座だけ。
- 他のイオンカード→どの口座でもOK
- イオンカードセレクト→イオン銀行のみ
いやいやイオン銀行口座なんて持ってないよ、という人もご安心を。
カード発行時にイオン銀行口座も同時で開設されるので、特に心配いりません。
同時申し込みは簡単
口座を開設といっても、ネットバンクなので“超カンタン”。
通常の銀行口座解説と違い、印鑑の届け出/本人確認書類の郵送などは一切不要です。
基本的には申し込みフォームに従って入力していけばOKで、2分もかからないですよ。
3.海外旅行保険が付帯しない
イオンカードセレクトは「海外旅行保険なし」というトラベラーには致命的なデメリットが。
海外での医療費は日本とは比べ物にならないほど高いケースがほとんどなので、旅好きにとって海外旅行保険はもはや必須。
イオンカードセレクト1枚での海外旅行・留学はかなり不安要素です。
イオンカードセレクトのよくある質問
イオンカードセレクトに関するよくある質問に、Q&A形式で回答していきます。
気になる項目をチェックしておきましょう。
Q.イオンカードとイオンカードセレクトの違いは?
両者の違いをかんたんに表にまとめてみました。
イオンカード | イオンカードセレクト | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.5% | 0.5% |
家族カード | 無料 | 無料 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
引き落とし口座 | どの口座でもOK | イオン銀行のみ |
キャッシュカード機能 | なし | あり |
WAON | なし | あり |
イオンカードに、WAONとイオン銀行のキャッシュカード機能がプラスされたのがイオンカードセレクトです。
その他のスペックはほとんど同じで、どちらも年会費無料。
どっちを選べばいいの?
イオン銀行の口座が必要なイオンカードセレクトが若干不利なような気がしますが、そんなことはないです。(実際にイオンカードの一番人気はイオンカードセレクト)
口座開設と言っても、インターネットバンキングなので印鑑なんかも不要。Web上で全て完結します。(「申し込み方法」で後述)
入会キャンペーンでもらえるポイント数を鑑みても、ほとんどの人はイオンカードセレクトがいいでしょう。
Q.イオンカードから切り替えできる?
イオンカードセレクトに切り替えできるのは、イオンカード(WAON一体型)のみ。
- イオンカード→新規申し込み扱い
- イオンカード(WAON一体型)→切り替え
通常のイオンカードの場合は、切り替え手続きではなく、新規申し込み扱いになります。
つまり、2枚持ちもできますが、不要だと思うので解約すればOKです。
Q.解約時に残高はどうなる?
イオンカードに限らず、残債があった場合は、解約後に一括で支払う必要があります。
手元に充分な現金がない場合は、返済が終わってから解約するのがベストです。
Q.WAONが得かクレジットか得?
還元率だけの話をすると、両者に違いはないので、シーンで使い分ければOKです。
普段は、決済スピードなどを鑑みると、オートチャージ設定をしたWAONがおすすめ。
ただし、お客様感謝デーなど、カード本体がないと割引を受けられないシーンがあるので、ご注意を。
- 普段:オートチャージ設定した
- 割引日:クレジットカード本体
まとめ
このページではイオンカードセレクトの特徴をメリット/デメリットに分類して解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 年会費無料で審査基準も難しくない
- イオングループで還元率アップ&割引
- WAON一体型でオートチャージが便利
- デザインが豊富(ミニオンズ/ミッキーマウス/トイ・ストーリー)
- イオンゴールドカードにランクアップ
- 家族カード/ETCカードの年会費が無料
- 仮カードを即日発行できる
- ポイント還元率が0.5%とメインカードには不向き
- 引き落とし口座はイオン銀行のみ
- 海外旅行保険が付帯しない
年会費無料で維持コストもゼロ。イオンユーザーは必携ですね。
ただイオン以外ではポイントが貯まりにくいので、あくまでサブカードとしての活躍に期待しましょう。
楽天カードなど、高還元率のクレジットカードも併せて持っておきたいところです。
銀行キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが一枚に。あらゆるシーンでオトクなカード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 0.5~1% | ![]() |