


格安SIMは料金が安い反面、データ容量が少ないというイメージを持たれがちですが、最近は大容量を使用できるプランが各社から登場しています。
データ容量に制限があっても、実際はストレスのない速度で使えるプランもあるので、毎月の月額料金を抑えたい人におすすめです。
今回は、大容量プランを提供している格安SIM各社の料金を比較していきます。
格安SIMの選び方や注意すべきポイントも紹介するので、最後まで必見です。
格安SIMの大容量プランを選ぶポイント
大容量の格安SIMを選ぶときは、これから紹介する3つのポイントに注目してみましょう。
毎月の使用量に合う格安SIMを選ぶ
データ容量が多いほど動画やゲームをたくさん楽しめますが、毎月20GBしか使わないのに50GBプランを契約すると、かえってお金の無駄遣いになります。
スマホの利用料金を抑えるには、自分のデータ使用量に見合ったプランを選ぶことが大切です。

3ヶ月程度のデータ使用量の平均値を割り出して、平均値より少し多めのプランを契約すれば、容量不足を防げます。
電波は届く?通信回線の種類を調べる
せっかく大容量プランを契約しても、電波が届かなければ意味がありません。
格安SIMの多くはドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアから回線を借りてサービスを提供しているので、事前に回線の種類を調べておきましょう。
例えば、ソフトバンクの回線が繋がりやすい地域に住んでいる人の場合、ドコモやauの回線を利用している格安SIMを選ぶと繋がりにくい可能性があるため注意が必要です。

通信回線の繋がりやすさを重視する人は、事前にしっかりチェックしておきましょう。
オプションや割引の有無を確認する
格安SIM各社は多種多様なオプション・割引を用意しています。
コスパの良いオプションを利用すれば、小容量のプランでも十分な通信量を使用できる可能性があります。
学割や家族割などの割引があれば、高額になりやすい大容量プランでも安く利用することが可能です。
各社の大容量プランを比較するときは、料金だけでなくオプションや割引も含めて比較検討し、自分にとって最もお得な格安SIMを選びましょう。
大容量プランを提供するおすすめ格安SIM7選
ここからは、20GB以上の大容量プランを提供している格安SIMおすすめ7社を紹介します。

【20GB】mineo(マイネオ):ドコモ・au・ソフトバンク全回線に対応
出典:mineo公式サイト(https://mineo.jp/)
データ通信量 | 月額料金 |
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
mineoでは、1GBから20GBまでの容量プランが用意されています。
ドコモ・au・ソフトバンクの全回線に対応しているため、キャリアから乗り換える際にSIMロック解除などの面倒な手間がかかりません。

オプションの「パケット放題 Plus(別途385円/月)」を契約すれば、最大速度1.5Mbpsでデータ容量を無制限にすることも可能です。

動画やゲームを楽しむことが少ない人は、少量プランにパケット放題 Plusを追加して契約した方がお得です。
【限定】事務手数料無料!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
【20GB】IIJmio:格安SIMの中で最安値水準の20GBプランを用意
出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/)
データ通信量 | 月額料金 |
2GB | 858円 |
4GB | 1,078円 |
8GB | 1,518円 |
15GB | 1,848円 |
20GB | 2,068円 |
IIJmioは最大容量が20GBですが、格安SIMの中で最安値水準となっているのが特徴です。
しかも、使い切れなかった容量は翌月末まで使い続けられるので、料金を無駄にする心配はありません。
2GBの月額料金も最安値水準になっているため、小容量の安いプランを探している人にもおすすめです。

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【25GB】UQモバイル:キャリア携帯と同じ安定した速度を提供
出典:UQモバイル公式サイト(https://www.uqwimax.jp/)
料金プラン | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
制限時の通信速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
UQモバイルの最大容量プランは、「くりこしプランL」の25GBです。
データ容量を使い切ってしまった場合は、100MBは220円(税込)、500MBは550円(税込)というように少量ずつ低価格で追加購入できます。
UQモバイルはauの自社回線を使えるので、キャリア携帯と同じ安定した速度を楽しめます。

契約解除料は0円で契約期間の縛りもないので、いつでも好きなタイミングで解約できます。
最大15,000円相当(不課税)au PAY残高還元
【25GB】Yモバイル:家族割・学割で月額料金を大幅にコストカット
出典:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/)
料金プラン | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
制限時の通信速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
Yモバイルで最大容量となるのは、「シンプルL」の25GBです。
25GBで物足りないときは、「データ増量オプション(月額550円)」で28GBまで上げられます。
ソフトバンクのサブブランドであるYモバイルは、ソフトバンク回線を直接利用できるため、利用者が多い時間や場所でも通信速度が速くて安定しています。
データ容量を超えて速度制限がかかったとしても、大容量プランである「シンプルL」なら最大1Mbpsの速さで楽しめます。

家族割を適用すれば2回線目からは月額1,188円(税込)の割引、学割を使えばさらに月額1,100円(税込)が値引きされます。
乗り換えで最大15,000円相当還元!
【30GB】BIGLOBEモバイル:毎月308円でエンタメサービスを楽しみ放題
出典:BIGLOBEモバイル公式サイト(https://join.biglobe.ne.jp/mobile/)
データ通信量 | 月額料金 |
1GB(繰り越しなし) | 286円 |
3GB | 770円 |
6GB | 1,375円 |
12GB | 2,750円 |
20GB | 4,730円 |
30GB | 7,205円 |
BIGLOBEモバイルはドコモ回線とau回線に対応しており、どちらも同一の金額で最大30GBまで利用できます。
他にない12GBプランがあるなど、豊富な選択肢があることが特徴的です。
使い切れなかったデータ通信容量は、翌月に自動で繰り越されます。
さらにBIGLOBEモバイルでは、YouTubeやdマガジンなどのエンタメサービスが楽しみ放題になる「エンタメフリー・オプション(月額308円)」を用意しています。
対象サービスをどれだけ使っても、データ消費量はカウントされません。


【50GB】donedone:月額2,728円で50GBまで使用可能
出典:donedone公式サイト(https://www.donedone.jp/)
料金プラン | 【音声通話】 ベーシックUプラン | 【音声通話】 カスタムUプラン | 【データ通信専用】 エントリープラン |
月額料金 | 2,728円 | 2,728円 | 0円 |
データ通信量 | 50GB | 50GB | 50GB |
制限時の通信速度 | 3Mbps | 1Mbps | 128kbps |
donedoneは、BIGLOBEが2021年7月1日から提供を開始した新しいサービスです。
au回線を使用しており、月額2,728円という低料金で50GBの大容量を楽しめます。
通信速度が最大1〜3Mbpsに制限されるのがネックですが、1Mbpsあれば通常のネット利用には問題ありません。
50GBをこの値段で利用できる格安SIMは他にないので、サブスマホやタブレット用としての利用に最適です。


【50GB】イオンモバイル:大容量プランのラインナップが豊富
出典:イオンモバイル公式サイト(https://aeonmobile.jp/)
データ通信量 | 音声プラン | データプラン |
10GB | 2,068円 | 1,628円 |
12GB | 2,178円 | 1,738円 |
14GB | 2,288円 | 1,848円 |
20GB | 2,398円 | 1,958円 |
30GB | 4,378円 | 3,938円 |
40GB | 5,478円 | 5,038円 |
50GB | 6,578円 | 6,138円 |
イオンモバイルはドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応しており、10~50GBまでの幅広い料金プランから選べます。
12GB、14GB、20GB、30GB、40GBと小刻みに大容量プランが用意されているので、用途によって選びやすいのが特徴です。
契約期間や解約金はなく、余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができます。

すべてのイオンで取り扱いがあるわけではないですが、カウンターが用意されている店舗なら対面サポートを受けられます。
クーポンコード「aeonmobile2506」でSIM代金相当額割引!
格安SIMの大容量プラン料金比較表
ここでは、先述した格安SIM7社の料金プランを比較してみましょう。
〜20GB | 〜25GB | 〜30GB | 〜50GB | |
mineo | 2,178円 | ー | ー | ー |
IIJmio | 2,068円 | ー | ー | ー |
UQモバイル | ー | 3,828円 | ー | ー |
Yモバイル | ー | 4,158円 | ー | ー |
BIGLOBEモバイル | 4,730円 | ー | 7,205円 | ー |
donedone | ー | ー | ー | 2,728円 |
イオンモバイル | 2,398円 | ー | 4,378円 | 6,578円 |
それぞれ容量ごとに最安値の格安SIMをまとめると、以下のようになります。
- 〜20GB:IIJmio(月額1,958円)
- 〜25GB:UQモバイル(月額3,828円)
- 〜30GB:イオンモバイル(月額4,378円)
- 〜50GB:donedone(月額2,728円)
20GBまでの容量ならIIJmio、20GB以上の容量を使いたいならdonedoneがおすすめです。

【限定】事務手数料無料!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
格安SIMの大容量プランを利用するときの注意点
格安SIMの大容量プランを選ぶときは、いくつか気を付けるべきポイントがあります。

格安SIMにしては料金が高額
格安SIMは料金が安いことが最大の魅力ですが、容量が増えるにつれて料金が高くなります。
10GBと50GBでは月額料金に数千円の差が出るため、毎月使用する容量に合わせてプランを選ぶことが大切です。

容量が少なかった場合に備えて、データ容量を追加購入する場合の料金も事前に確認しておきましょう。
テザリングできない機種がある
格安SIMではテザリングできない機種があります。
大容量プランでテザリングを検討している人は、事前に動作確認のページをチェックしておきましょう。

購入してから後悔することのないように、SIMフリーの機種は慎重に選びましょう。
通信回線が混雑することがある
格安SIMは携帯キャリアから通信回線の一部をレンタルしてサービスを提供しています。
そのため、通勤・通学時間や人の多い場所では通信環境が混み合って速度が遅くなることがあります。
通信速度が気になる人は、キャリア回線を直接使用できるUQモバイルやYモバイルの利用をおすすめします。

まとめ
今回は格安SIMの大容量プランについて紹介しました。
ポイント
- 20GBプランで一番安いのはIIJmio
- 50GBプランで一番安いのはdonedone
- 格安SIMでも大容量プランは高額になりやすい
- 毎月の使用量に合う大容量プランを選ぶことが大事
格安SIMはそれぞれデータ容量が異なります。事前に毎月使用するデータ使用量の目安を確認して、自身のライフスタイルに合ったプランを選びましょう。
プラン選びに迷ったときは、今回の記事を参考にしてみてください。