



格安SIMの中には「データSIM」と呼ばれる通信のみを利用可能な会社もあります。
データSIMは音声通話ができませんが、代わりに普通に通話SIMを契約するより安いなどのメリットがあります。
この記事ではデータSIMの特徴や選び方、おすすめの契約先などについて詳しく解説します。
目次
データSIMとは?通話SIMとどう違うの?できることやSIMカードの種類を解説!
データSIMとは、音声通話に対応していないSIMカードのことです。
要するにデータSIMとは、インターネット用のSIMカードですね。
SIMカードごとのできることの違い | |||
データSIM | SMS対応SIM | 音声通話SIM | |
データ通信 | ◯ | ◯ | ◯ |
SMSの送受信 | × | ◯ | ◯ |
音声通話 | × | × | ◯ |
※この表は右にスクロールできます。
通常、大手キャリアや格安SIMで契約できるのは「音声通話対応SIM(通話SIM)」と呼ばれるもので、データ通信やSMS、音声通話を行えます。
データSIM(データ通信専用SIM)は一部のMVNO(大手キャリアから回線を借りて運営している格安SIM)を中心に契約可能で、データ通信しかできません。
また、データSIMの中の「SMS対応SIM」では、データ通信に加えてSMSの送受信も行えます。

データSIMを契約するメリット
データSIMを契約すると、様々なメリットを得られます。
どんなメリットがあるのかまとめたので、契約を検討している方は参考にしてくださいね。
データSIMのメリット①格安SIMには、データSIMをお得な料金で使えるものもある!
データSIMを選ぶうえでの最大のメリットは、契約先によっては料金が通常のSIMカードより安上がりになることです。
例えばIIJmioなら通常の通話SIMは2GB850円の月額料金がかかりますが、データSIMを選べば740円まで料金が下がりますし、「eSIM」契約であればなんと440円で使えてしまいます。


できるだけ安く通信手段を手に入れたい方は、データSIMの回線を契約することをおすすめします。
データSIMを安く契約して、ポケットWiFi端末などに入れて使うのも良いですね。
データSIMのメリット②eSIMでデータSIMを契約できる格安SIM会社も!
データSIMの中にはeSIMで契約できる会社もあります。
2025年7月時点だと主にIIJmioで、eSIMのデータSIMを契約可能です。eSIMとは、物理的なカードを使わず対応端末へのデータのダウンロードのみで利用できるタイプのSIMカードです。

SIMカードの発送がなく、契約を終えればすぐにネット上からSIMのデータをスマホへダウンロード・通信を可能にできるのが便利です。
またiPhoneやPixel端末など、eSIMでのみSIMカードを2枚同時に使う「デュアルSIM」環境を構築できる端末でデュアルSIMを利用したい場合もeSIMを選べるのは大きなメリットですね。
データSIMのメリット③メイン回線と別の回線を選べば、圏外時や通信障害時に通信手段として活用できる!
メインで使う回線と別にデータSIMを契約・メイン回線と別の通信キャリアのSIMを選べば、メイン回線が圏外になったり通信障害で使えなくなったりした時の通信手段として活用できます。
例えばメイン回線がauの場合、ドコモかソフトバンクの回線を使っているデータSIMを別途契約していれば、au回線が繋がらなくなってもしっかり通信手段を確保しておけますよ。

デュアルSIMで1台のスマホにメイン回線+サブ回線のSIMを入れて「デュアルSIM」運用にしていれば、設定アプリから通信に使うSIMをすぐ切り替えて対処できるのも便利ですよ。
データSIMのメリット④音声通話ができないので、余計な迷惑電話やSMSが来ない
データSIMでの契約なら音声通話ができません。

音声通話ができないということは、迷惑電話がかかってくる心配がないということでもあります。
SMS非対応のデータ通信専用SIMで契約していれば、SMSも届きません。
私は通信用にいくつかスマホの回線を所有していますが、あまり使っていない回線に頻繁に迷惑電話やSMSが届くのでちょっと困っています…。
データSIMなら迷惑電話やSMSが届く心配がないので、より手軽に利用できるのが嬉しいですね。
以前は契約の縛りがないメリットもあった
現在は多くの携帯会社で契約の縛りや違約金が撤廃されていますが、以前は音声通話SIMだと1~2年程度の契約期間があり、期間内に解約すると高額な違約金が発生するしくみでした。
データSIMなら基本的にいつでも無料解約ができるので、気軽に使えるメリットがありました。

データSIMを契約する際の注意点|音声通話ができないデメリットに注意
データSIMを契約するデメリットは、音声通話を行えないことです。
通話ができない関係上、人との連絡手段としてはあまり使い勝手がよくありません。
また、データSIMでの契約に対応していない大手キャリア・格安SIMが多いことも注意点として挙げられます。

SMS対応のデータSIMを選ばなかった場合はSMSを使えないので、LINEなど登録にSMSが必要なサービスを利用できなくなることも気をつけておきましょう。

他にもいくつか注意点があるので、引き続き解説します!
5GはデータSIMでも使えるが、対応していてもあまり速くない場合あり
2020年より日本でも開始された5G、3年が経過して徐々に対応エリアも増えてきていますよね。
5Gは、契約する格安SIMが対応してさえいればデータSIMであっても基本的に問題なく使えます。
ただし大手キャリアから回線の一部分だけ借りてサービスを運営しているMVNO系格安SIMだと5G状態でもあまり速度が出ない場合があります。

また広い回線帯域をしっかり使える大手キャリアの格安プランやサブブランド系格安SIMであっても、そもそもあまり高速な5Gの電波を使えない場所が多いため、4Gと体感速度が明らかに変わるような場面は殆どないと考えられます。


大容量・使い放題系プランは提供ありの格安SIMが限られる
格安SIMは各社で選べる容量が異なりますが、傾向として30GB以上の大容量プランや使い放題プランは提供されている格安SIMの選択肢がかなり少ないです。
大容量や使い放題を選べたとしても料金が高く、大手キャリアの音声通話対応使い放題プランの方が総合的にはお得なケースがありますよ。
例えばイオンモバイルの50GBプラン(データSIM)は月額5,038円ですが、楽天モバイルなら3,278円で使い放題です。
LinksMateでは100GBのデータSIMを7,953円で契約できますが、ドコモの5Gギガホ プレミアなら月額7,315円で使い放題ですよ。

データシェアはOCNモバイルONEなど一部の会社で対応
以前大手キャリアでは家族みんなでの容量シェア系プランが積極的に取り扱われていましたが、2023年現在だと格安SIMの一部などで提供されている程度にとどまっています。
例えばOCNモバイルONEでは、最大4枚のSIMカードを追加してメイン回線の通信量を共有できますよ。
OCNモバイルONEのシェアSIMは、データSIMなら1枚追加につき月額440円です。
しかしながらIIJmioのeSIMなら2GB440円で使えるなど、普通に料金設定そのものが安い格安SIMは現在たくさんあります。
無理にデータシェアを使える回線を契約・シェアSIMを有料で使うよりも単体で安価な格安SIM・格安プランを契約したほうが使いやすい・割安な場合がしばしばあるので、ご注意ください。


新規契約/他社からの乗り換えはこちら
プリペイドSIMは基本的に割高、非常用などで使うのにおすすめ
プリペイドSIMとは、家電量販店や空港、駅などで販売されている一定の容量だけ通信に使えるSIMカードです。
主に旅行者など、短期間の通信手段が欲しい人向けのサービスとなっています。
プリペイドSIMは基本的に面倒な契約手続きなどをしなくてもすぐ使えるのが便利ですが、金額的には通常の格安SIMと比べてかなり高くなってしまっています。
例えばBIC SIMプリペイドパックというプリペイドSIMなら、2GBで4,169円となっています。

プリペイドSIMは常用するものではなく、旅行などでどうしても必要なときにのみ購入して使うことをおすすめします。
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データSIMの契約先の選び方|用途に合わせて契約先を絞ろう
データSIMの契約先を選ぶ際は、以下の2点に注目しましょう。
- 非常用で使う予定なら、メイン回線と別の回線を選ぶ
- eSIMで契約するかどうかを検討する
データSIMをメインのスマホ回線と別に契約するにあたって、電波が弱い・通信障害が発生しているといったタイミングでの非常用に活用したい場合はメイン回線と別の回線を選ぶのがおすすめです。
メイン回線と2回線目のデータSIMが同じ回線だった場合、その使っている回線が圏外や通信障害になってしまったら両方とも通信できなくなってしまうことにご注意ください。
格安SIMは各社で選べる回線の種類が異なるので、次項からの解説を踏まえつつ希望の回線を選べる会社でデータSIMを申し込みましょう。
そしてデータSIMを「eSIM」で契約したい場合は、IIJmioなど対応する会社で申し込むことも忘れないように気をつけましょう。

月額料金が安いデータSIM契約対応の格安SIM会社7選
月額料金が安い、データSIMでの契約に対応する格安SIMを紹介します。

IIJmioはeSIMで2GB440円から利用可能!安さ重視の人に最適
IIJmioはドコモ回線とau回線対応の格安SIMで、データ通信のみのeSIMでも契約可能となっています。
IIJmioのデータSIM月額料金 | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
2GB | eSIM:440円 通常SIM:740円 |
820円 |
4GB | eSIM:660円 通常SIM:900円 |
970円 |
8GB | eSIM:1,100円 通常SIM:1,400円 |
1,470円 |
15GB | eSIM:1,430円 通常SIM:1,730円 |
1,780円 |
20GB | eSIM:1,650円 通常SIM:1,950円 |
1,980円 |
※この表は、右にスクロールできます。
また、ドコモ回線のeSIM「データプラン ゼロ」を月額165円(0GB)で申し込むことも可能、高速通信をする際は1GB330円・2GB以降は1GB495円で利用できるのでこちらも検討してみてください。
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HISモバイルは1GB440円や100MB198円からのデータSIMを契約可能
HISモバイルはドコモ回線で定額のプラン「データ定額440プラン」と、ドコモ・ソフトバンク回線を選べる使った分だけ料金を支払うプラン「ビタッ!プラン」をデータSIMで契約できます。
HISモバイルのデータSIM月額料金(データ定額440プラン) | |
1GB | 440円 |
3GB | 580円 |
7GB | 880円 |
20GB | 2,080円 |
50GB | 5,880円 |
データ定額440プランは1GB440円から利用可能、ドコモ回線なのでドコモの高品質回線をできるだけ易く使いたい人向けです。
HISモバイルのデータSIM月額料金(ビタッ!プラン) | |
100MB | 198円 |
2GB | 770円 |
5GB | 1,320円 |
10GB | 2,310円 |
15GB | 3,300円 |
30GB | 5,775円 |
ビタッ!プランは100MB198円から使えますが、100MBをオーバーすると2GB770円の支払額に上がってしまうことにご注意ください。
基本的にはデータ定額440プランの方が料金は安いので、ほとんど使わない予備の回線として100MB198円から使いたい場合などに検討してみましょう。
HISモバイル公式サイトLinksMateは100MB~1TBを契約可能、データSIMは165円から!
LinksMateはドコモ回線の格安SIMで、100MBから1TBまで豊富な容量から好きなものを選んで契約できます。
また10GB以上での契約なら、対応するプリンセスコネクト ReDive!などのゲームで使える特典をもらえるのも魅力となっています。
LinksMateのデータSIM月額料金(一部抜粋) | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
100MB | 165円 | 297円 |
1GB | 385円 | 517円 |
2GB | 418円 | 550円 |
5GB | 858円 | 990円 |
10GB | 1,518円 | 1,650円 |
20GB | 2,618円 | 2,750円 |
自分に合った通信量を選んで契約しやすいので、ゲーマーの方以外も検討してみてください。

スマホゲーマーはこれを選べば間違いなし!
OCNモバイルONEは3GB858円から、OCN光などを契約していれば割引も!
ココがポイント
OCNモバイルONEは2023年6月30日をもって新規受付終了となりました。
申し込みを検討していた方はぜひ同じドコモの新プラン「irumo」のチェックを!
OCNモバイルONE同様に月額550円から利用可能です!
OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMで、データSIMは2GB858円から契約できます。
OCNモバイルONEのデータSIM月額料金 | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
2GB | 858円 | 990円 |
4GB | 1,188円 | 1,320円 |
20GB | 1,628円 | 1,760円 |

OCN光やドコモ光(プロバイダがOCNの場合)などの対象回線ユーザーなら月額220円の割引を受けられるので、2GB638円から使うことができますよ。
新規受付終了について
OCNモバイルONEは2023年6月30日をもって新規受付終了となりました。 現在利用されている方は引き続きサービスの利用が可能です。
mineoはドコモ・au・ソフトバンク回線対応のトリプルキャリア回線!低速使い放題のマイそくが魅力
mineoはドコモ、au、ソフトバンク回線から好きなものを選んで契約できる仕様です。
mineoのデータSIM月額料金(マイピタ) | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
1GB | 880円 | Dプラン:+132円 Sプラン:+198円 |
5GB | 1,265円 | |
10GB | 1,705円 | |
20GB | 1,925円 |
※この表は、右にスクロールできます。
通常の定額プラン・マイピタだと1GB880円から利用可能となっていて、料金的には他社と比べてあまり安いとは言えません。
強いて言えば10GB以上での契約なら1.5Mbpsの速度で3日間10GB以内なら制限なしで通信可能な「パケット放題Plus」を無料で使えるので、できるだけ安く大容量通信をしたい方にはおすすめです。

mineoでは別途、定額・低速使い放題のマイそくというプランも提供されています。
mineoのデータSIM月額料金(マイそく) |
||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 | Dプラン:+132円 Sプラン:+198円 |
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 | |
ライト(最大300kbps) | 660円 |
※この表は、右にスクロールできます。
マイそくは月~金曜日の昼12時台と3日間に10GB以上通信した場合の速度が32kbpsに制限される注意点がありますが、あとは基本的に使い放題で利用可能となっています。
動画や音楽、SNSなどをある程度自由に楽しみたい場合は、マイそくを検討してみるのもおすすめですよ。

ただし、マイそくはデータSIMでも音声SIMでも料金設定が変わりません。
どうしても音声通話を使いたくない理由がある場合を除き、選ぶなら基本的に音声SIMでOKだと考えられます。
ちなみにmineoはeo光とのセット割があり、関西地方に済んでいてeo光ユーザーの場合はeo光側の月額料金を330円割引にすることが可能です。
固定出費を少し下げられるので、eo光とmineoはセットで使うのがおすすめですよ。

【限定】事務手数料無料!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
エキサイトモバイルはドコモ回線の格安SIM!使った分だけ料金を支払うFitプランが魅力
エキサイトモバイルのデータSIMはドコモ回線の格安SIMで、使った分だけ料金を支払うFitプランと定額のFlatプランから選んで契約できます。
エキサイトモバイルのデータSIM月額料金(Fit) | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
低速のみ | 385円 | 462円 |
3GB | 770円 | 847円 |
7GB | 1,320円 | 1,397円 |
12GB | 1870円 | 1,947円 |
17GB | 2,640円 | 2,717円 |
25GB | 3,135円 | 3,212円 |
Fitプランは3GB770円などで利用可能、マイページから事前に低速最大200kbpsのみにしていれば月額385円での回線維持も可能です。
エキサイトモバイルのデータSIM月額料金(Flat) | ||
データ通信のみ | SMS対応SIM | |
低速のみ | 550円 | 627円 |
3GB | 1,100円 | 1,177円 |
12GB | 1,540円 | 1,617円 |
20GB | 1,958円 | 2,035円 |
25GB | 2,860円 | 2,937円 |
30GB | 4,290円 | 4,367円 |
40GB | 7,590円 | 7,667円 |
50GB | 11,088円 | 11,165円 |
Flatプランは3GB1,100円などの料金で利用可能、大容量も選べますが料金は高めになってしまうことにご注意ください。
3GB3ヶ月が実質0円キャンペーン!
BIGLOBEモバイルは3GB990円から、エンタメフリー・オプションは料金が通話SIMより高くなるので注意

出典:BIGLOBEモバイル(https://join.biglobe.ne.jp/mobile/)
BIGLOBEモバイルはドコモ回線・au回線対応の格安SIMですが、データSIMはドコモ回線のみで契約可能となっています。
BIGLOBEモバイルのデータSIM月額料金(データ通信のみ) | |
エンタメフリー・オプション | 1,078円 |
3GB | 990円 |
6GB | 1,595円 |
12GB | 2,970円 |
20GB | 4,950円 |
30GB | 7,425円 |
料金は3GB990円などあまり安いとはいえません。

BIGLOBEモバイルには、YouTubeなどの対象サービスを使い放題にできる「エンタメフリー・オプション」がありますが、データSIMで契約する場合通常の308円よりも3倍以上高額なオプション料金の1,078円になることにご注意ください。
エンタメフリー・オプション2ヶ月無料!
各社のデータSIM・最安プランまとめ
ここまでに紹介した、各社のデータSIMにおける月額料金の中でも最安クラスのプラン料金を表にまとめてみました。
格安SIM7社のデータSIM最安プラン | |
IIJmio | 2GB 440円(eSIM) |
HISモバイル | 100MB 198円(ビタッ!プラン)/1GB 440円 |
LinksMate | 100MB 165円(2GB418円なども選択可能) |
OCNモバイルONE | 3GB 858円 |
mineo | 1GB 880円、300kbps使い放題660円 |
エキサイトモバイル | 低速のみ385円、3GB 770円 |
BIGLOBEモバイル | 3GB 990円 |
※この表は、右にスクロールできます。
とくに料金が安いのはLinksMateの100MB 165円です。

2GB程度通信したい場合は、IIJmioのeSIMかLinksMateを選ぶと良いでしょう。
速度は遅くても良いので使い放題が良い!という方は、mineoのマイそくなどを検討してみるのもおすすめです。
音声通話SIMで、安くて高速なサービスはないの?
ここまでデータSIMのおすすめを紹介してきましたが、2022年現在は無理にデータSIMを選ばなくても料金が安いサービスは色々あります。
音声通話SIMでおすすめの高速・格安なサービスを、いくつか紹介します。
通話対応だけど安い!使い放題重視なら通信量無制限3,278円の楽天モバイルもおすすめ
楽天モバイルは楽天が展開している大手キャリアのサービスで、使った分だけ料金を支払うしくみです。
楽天モバイルの月額料金 | |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB~ | 3,278円 |
楽天モバイルは20GB程度までだと平均的な格安SIM、といった料金設定ですが、20GB以上だと楽天回線エリアにおいて高速通信使い放題で3,278円となっています。
格安SIMのデータSIMだと大容量プランは5,000円以上~数万円台など高額なものもおおいですが、楽天モバイルなら3,278円と非常に安価です。
とにかくたくさんの通信をできるだけ安く行いたい場合は、音声通話SIMになりますが楽天モバイルも検討してみてください。
乗り換えで10,000円相当還元中!
自由に通信を行いたいなら、使いたいときだけ課金するpovo2.0もおすすめ

povo2.0はauのオンライン申込専用格安プランで、月額基本料金が0円です。
使いたいときにだけトッピングとして課金をすることで、高速通信を行えます。
ただし180日に1回以上はトッピングが必要なので、永遠に無料で維持し続けられるわけではないことにご注意ください。
トッピングは1回・24時間330円の使い放題や、1GB・7日間390円など様々な選択肢が存在しています。
旅行などで不定期に使うだけ、通信障害時などに一時的に利用するだけといった場合は、povo2.0の申込みも検討してみてください。
新規契約/他社からの乗り換えはこちら
格安SIMのデータSIMを契約する方法は?
格安SIMをデータSIMで契約する場合は、対応する会社を選んで申込時にデータSIMを選択すればOKです。
必要なものは主に支払いに使うクレジットカードなどやメールアドレス、本人確認書類ですが、データSIMだと本人確認書類が不要なケースもあります。
例えばmineoなら、SMS非対応のデータSIMで契約するなら本人確認書類は必要ありません。
申し込みを終えてSIMカードが届いたら、SIMを使いたいスマホなどに入れて初期設定を行えば利用を開始できますよ。

まとめ
今回は、データSIMについて解説しました。
ポイント
- データSIMはデータ通信のみが可能なSIM、SMS対応SIMならSMSも利用可能
- データSIMは料金が音声通話SIMより安い場合があるなどのメリットがある
- データSIMでメイン回線と別の回線を選べば、メイン回線が圏外や通信障害のときに非常用として活用できる
- データSIMの注意点は、音声通話ができないこと
- データSIMのおすすめはeSIM対応で料金が安価なIIJmioや、プランが豊富・低価格なLinksMateなど
- データSIMにこだわらないなら、料金重視であれば楽天モバイルやpovo2.0も要検討
今回の解説を参考に、自分に合ったデータSIMを申し込んでみてください。
ただし近年では音声通話SIMでも普通に安く契約できるケースがしばしばあるので、どうしても音声通話をしたくないのでなければ無理にデータSIMにこだわらず楽天モバイル等を契約するのもおすすめです。