JALカードSuica(普通カード)は、JALカードが発行しているクレジットカードです。
JALカードの中では年会費が安く、機能やサービスもスタンダードなクレジットカードなので「まずはJALカードを試してみたい」という人におすすめです。
その中でもJALカードSuicaは、国内での利用を中心に考えている人に向いています。
この記事では、JALカードSuica(普通カード)の基本情報や、メリット・デメリットを解説していきます。
JALカードの発行を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
JALカードSuica(普通カード)はこんな人におすすめ!
- 通勤通学に電車を利用している人
- 旅行などで飛行機を利用している人
- 効率よくマイルを貯めたい人
- 国内外のパッケージツアーをよく利用している人
- 機内販売や免税店でよくショッピングする人
- 手厚い海外旅行傷害保険をつけたい人
- 国内旅行でも入院、手術、通院等の保険をつけたい人
- ショッピング保険をつけたい人
傷害/疾病治療費用や賠償責任、携行品損害といった補償は受けられません。
JALカードSuica(普通カード)はJALカードが発行しており「JMBカード」と「クレジットカード」、「Suica」、「JALタッチ&ゴーサービス」の4機能が1枚になったカードです。
1枚のクレジットカードで、JALマイルとJRE POINT(※)の2種類のポイントが貯まります。
貯めたマイルは10,000マイル=1,000円としてSuicaにチャージすることが可能です。
そのため、通学や通勤・出張などで電車や飛行機をよく利用している人はとくに、マイルが貯まりやすく利便性の高いクレジットカードといえます。
JALカードSuica(普通カード)の3つのメリット
JALカードSuica(普通カード)のメリットは、まずマイルの貯まりやすさです。
出張や旅行で飛行機をよく利用する人にとってはとくに、マイルの貯まりやすさは重要な要素でしょう。
また、Suicaのオートチャージ機能がつけられるので、公共交通機関の利用が便利になったりJAL会員独自のサービスが受けられるといったメリットもあります。
この項目では、JALカードSuica(普通カード)のメリットについて、詳しくご紹介します。
マイルが貯まりやすい
JALカードSuica(普通カード)は、マイルを貯めやすいメリットがあります。
まず、入会特典だけでも、以下のようにマイルが貯まります。
- 入会ボーナス 500マイル※
- JALカードショッピングマイル・プレミアム入会ボーナス 500マイル※
- 入会搭乗ボーナス 1,000マイル
- ショッピングマイル(利用金額による通常獲得マイルとして) 500マイル
※カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上利用が条件
また、「JALカード特約店」でショッピングをするとマイルが2倍貯まります。
コンビニ、スーパー、ドラッグストア、レストランチェーン、家電量販店、インテリア、書店、紳士服、レンタカーなど全国に様々なジャンルの特約店があります。
特約店については、JALカードのWEBサイトにて確認してください。
参照:JALカード特約店
さらに、JAL便を利用すると通常マイルとボーナスマイルをダブルでゲットできます。
普段からよく飛行機を利用する人にとってはとくに、嬉しい特典です。
ショッピングマイルプレミアム入会で2倍
ショッピングマイルプレミアムに入会すると通常時の支払でもマイル2倍になります。
JALカード特約店であれば合計4倍もマイルが貯まるのです。
一定以上の利用代金がないと貯まるマイルよりも年会費の負担のほうが大きくなるので注意が必要です。
JALマイレージモールでマイルが貯まる
JALマイレージモールでショッピングをしてもマイルが貯まります。
JALマイレージモールは、さまざまな通販ショップが参加しているWebサイトです。
特に人気が高いショップは次のとおりです。
- Amazon
- ビックカメラ.com
- ユニクロオンラインストア
- LOHACO
- デルオンラインストア
- ZOZOTOWN
- Apple公式サイト
普段の買い物も、JALマイレージモールを経由することでマイルが貯められますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
参照:JALマイレージモール
公共交通機関の利用が便利になる
JALカードSuica(普通カード)は、Suica機能やJALタッチ&ゴーサービスが利用できます。
Suicaのオートチャージ機能も利用できるため、電車やバスを使うときにチャージをする必要がありません。
JALタッチ&ゴーサービスとは、空港においてチェックインの手続きなしで保安検査場へ進めるサービスのことです。
混雑することの多いカウンターでのチェックインを省けるので、スムーズに登場ができます。
会員でない同行者も、JALタッチ&ゴーサービスの利用が可能です。
JALカードが提供している特典を利用できる
JALカードではさまざまな会員限定サービスを用意しており、上手に活用するとお得になります。
次の項目から、お得に利用できる特典を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
空港店舗や免税店でお得
旅行で飛行機を利用した時、空港店舗や免税店にてショッピングするという人は多いのではないでしょうか。
JALカードSuica(普通カード)を提示すると対象の空港店舗や免税店にて割引料金が適用されます。
空港店舗で受けられる割引には以下のようなものがあります。
- 日本国内空港店舗「ブルースカイ」1,000円以上で5%オフ
- 那覇空港/石垣空港内店舗「コーラルウェイ」1,000円以上で10%オフ
- 関西国際空港第1ターミナルビル「手荷物ラッピングサービス」50円引き
免税店では次の空港にある対象店舗にて特典が受けられます。
- 羽田空港国際線ターミナル「JAL DUTYFREE」の対象店舗
- 成田国際空港「JAL DUTYFREE」「JAPAN DUTY FREE」「Fa-So-La DUTY FREE」の対象店舗
JAL/JTA機内販売でお得
記念やお土産に機内販売の商品を購入する人もお得になります。
JAL/JTA機内販売にてクレジットカード払いをすると10%オフの特典が受けられます。
JAL SHOP機内販売オンラインストアも対象になるため、後日利用したいときも特典が受けられてお得です。
ホテルニッコーとJALシティでお得
ホテルに宿泊する時もお得になるのがJALカードです。
ホテルニッコーやJALシティにてJ-SMARTプランを利用すると、1泊につき200マイルから1,000マイル付与されます。
J-SMARTプランによって付与されるマイル数が変わりますので、プラン名に付いてる数字を確認してみてください。
会員限定のパッケージツアーがお得
国内外へ旅行へ行くときにもお得になります。
JALカードがあれば会員限定のパッケージツアーが最大5%オフになるのです。
旅行サイト「JAL eトラベルプラザ」にて対象のパッケージツアーを探してみてください。
JALビジネスきっぷ
出張する時にお得なのが「JALビジネスきっぷ」です。
航空券の当日予約・購入ができるため、急に決まった出張にも対応できます。
同じ区間なら往復、片道2回、どちらでも使用することが可能です。
JALカードSuica(普通カード)の3つのデメリット
JALカードSuica(普通カード)には、以下のようなデメリットもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
- 国際ブランドはJCBのみ
- 年会費がかかる
- 定期券としては利用できない
次の項目から、それぞれ詳しく解説していきます。
国際ブランドはJCBのみ
JALカードSuica(普通カード)は、選択できる国際ブランドはJCBのみとなっています。
そのため、とくに海外旅行時は利用できない店が多く、不便に感じるかもしれません。
マイルを貯めるためのサブカードとしての利用や、国内での利用を考えている人にはおすすめのカードです。
JALカードには、VisaやMastercardを選べるものもあるので、国際ブランドにこだわりがあれば、以下のページを参考にしてください。
年会費がかかる
JALカードSuica(普通カード)は、年会費が2,200円かかります。(初年度無料)
そのため、JALカードSuica(普通カード)のメリットであるマイルの貯まりやすさに魅力を感じない人や、飛行機や鉄道をあまり使わない人にとっては、あまり魅力に感じないクレジットカードかもしれません。
自分の利用目的や、生活スタイルに合わせたクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
定期券としては利用できない
JALカードSuica(普通カード)には、Suica機能がつけられますが定期券としては利用できません。
ただ、JALカードSuica(普通カード)で定期券のオートチャージはできます。
また、JALカードSuica(普通カード)はモバイルSuicaとの連携は可能なため、人によっては大きなデメリットとは感じないでしょう。
まとめ
この記事のポイントは、以下のとおりです。
- JALカードSuica(普通カード)はマイルが貯まりやすい
- 「まずはJALカードを試したい」人におすすめ
- JAL便やJR東日本の利用でマイルやポイントが貯まる
JALカードSuica(普通カード)は、お手軽な年会費でJALの会員サービスが受けられるクレジットカードです。
マイルが貯まりやすく、空港 や飛行機内でのサービスや割引が充実しています。
普段の買い物でも、マイルを貯められるのでJAL便をよく使う人には、とくにおすすめの1枚です。
初年度は年会費が無料となるので「まずはJALカードを試してみたい」という人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。