病院でもクレジットカードは使える?医療費をカード決済するメリットとは

この記事はPRを含みます

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品のご紹介を行なっております。
当サイトを経由しサービスの申し込みや商品の購入があった場合には、提供企業から報酬を受け取る場合がありますが、これは当サイト内の各サービスの紹介や評価、ランキング等に影響を及びすものではありません。

突然風邪をひいてしまった時の診察費は予期せぬ出費で意外と高く手痛いもの。

そんな診察料金や手術および入院の際の費用をクレジットカードで支払えるということをご存知でしょうか?

全ての病院がクレジットカード決済に対応しているというわけではありませんが徐々に増えつつあります。

キャッシュレス先進病院に取材しました
中には、クレジットカードどころか電子マネーにも対応している病院もあります。ファイナンシャルプラスでは福岡の姫野病院様にインタビューさせていただきました。

本記事では”クレジット決済に対応している病院と対応していない病院の傾向”や”クレジットカード決済によってもたらされる利用者にとってのメリット”、”今後の展望予想”を中心に話を進めていきます。

病院でクレジットカード利用は可能

最近では規模の大きな大学病院など以外の中規模病院や小規模病院でもクレジットカードが利用できる場所が増えています。

ここではクレジットカード決済に対応している病院とそうでない病院の傾向などについてお伝えします。

クレジットカードが使えるかどうかは病院ごとに異なる

現状では病院での支払いでクレジットカード決済を導入することは病院側の判断に委ねられており、義務化などはされていません。

そのため、全ての病院でクレジットカードを利用した支払いができるというわけではありません。

「○○円以上は可能」など金額で利用有無を決定する病院も

クレジットカード決済を導入するのかに加えて細かい部分の裁量についても病院側に委ねられています。

そのため小規模の病院などでは「5,000円以上であればクレジットカードでの支払いが可能です」というところもあるわけです。

逆を言うと、高額な手術費や入院費はまず間違いなくクレジットカードで支払えます。

対応している病院としていない病院の傾向

これまで病院でのクレジットカード決済の導入などについては病院側に判断が委ねられているとお伝えしました。

ここではクレジットカード決済の導入について大病院・中規模病院・小規模病院というように病院の規模によってどのような傾向があるのかについて見ていくことにしましょう。

病院の規模に応じて分けて考えてみた時の傾向を簡単にまとめると次のようになります。

  • 大病院
    国立病院や大学病院、赤十字系列の病院など規模が大きいほとんどの病院ではクレジットカード決済を導入している傾向にあります。
  • 中規模病院
    私立病院などが中規模病院に分類されますが、クレジットカード決済の導入は増えている傾向にあるものの依然として導入していない病院が多いのが現状
  • 小規模病院
    大病院や中規模病院と比べるとまだまだ導入している病院が少ないのが現状

ただし近年では小規模病院でも歯科医院や産婦人科、美容外科などでは積極的にクレジットカード決済を導入する病院が増えつつあります。

一方内科や外科などそその他の科ではまだまだ対応していないところが多いです。

歯科医院 クレジットカード決済を導入している病院が増えてきてはいるものの、インプラントやホワイトニングなど健康保険適用外の自由診療のみ対応している病院が多い
産婦人科 出産費用だけはクレジットカードで支払うことができるが定期健診や通常の診察については現金のみの支払いというところも多い
美容外科 クレジットカード決済を積極的に導入しているところが多いものの、健康保険外の自由診療のみクレジットカード決済に対応しているところもある
内科・外科など 現状ではクレジットカード決済を導入していないところの方が圧倒的に多い

小規模病院でクレジット決済が進んでいないのはなぜ?

病院の規模別にクレジットカード決済導入に関する傾向をまとめてみましたが、規模が小さくなるにつれてまだまだクレジットカード決済を導入していない病院が多くなる傾向にあることがわかりましたね!

その理由は病院側がカード会社へ支払う加盟店手数料にあります。

病院側はVISAやMasterCardなどの国際ブランドの加盟店になるために、初期費用、月額費用の他に1決済ごとの決済金額に応じて利用料金を支払う必要があります。これらが加盟店手数料です。

クレジットカードブランドなどによって多少異なる部分があるかと思いますが3~5%の決済手数料が発生することが多いので、規模が小さな病院では医療費の利益率が下がってしまうため経営面を考えた場合に負担が大きいと言えます。

患者は家から近いかかりつけのところに行く傾向があり、病院側はクレジットカードを導入しないことによる機会損失もそこまで多くないため小規模病院ではクレジット決済が進まないのでしょう。

医療費をクレジットカード決済するメリット

医療費をクレジットカードで支払える病院が増えつつあるけれども利用者にとってのメリットは何なのでしょうか?

ここでは病院でのクレジットカード決済の4つのメリットを紹介していきます。

当たり前のことしか書いてないじゃん!と思うかもしれませんが、クレジットカードは基礎的なことが大事だったりします。

意外と気づかないことも多いと思うのでしっかり把握しましょう!

急な怪我などで手元に現金がなくても診察してもらえる

いつ病気や怪我によって病院にかかることになるのかという予測はできません。

旅行先で突然怪我をして病院に、、、なんてとき手持ちが足りないこともあるでしょう。

もしもの時に備えて貯金をしている人もなかにはいますが、みんながみんな行っているわけではありません。

手持ちのお金が少なくてもクレジットカード決済が可能であれば「とりあえず受診してみよう」という人が増えるはずです。

そのように思えるだけでもクレジットカード決済の導入によってもたらされる利用者のメリットとなります。

病気やケガによる一時的な収入減少にも対応

怪我や病気で入院を余儀なくされてしまうと仕事を休まなければいけませんし、それに伴って収入が減ってしまいます。

入院保険や給与保障型の保険に加入していない人にとっては非常に重たい負担となってのしかかってきます。

現金の支払いであれば基本的には一括払いですが、クレジットカード決済が可能であれば会計には「一括払いで」と伝えても後から分割払いやリボ払いに切り替えることができるカードもあり、少しずつ支払うことができるのでこれもクレジットカード決済のメリットのひとつといえます。

限度額の一時増額で高額医療費も支払い可能に

急な手術や入院などでは医療費がクレジットカードの限度額を超えてしまう恐れがあります。

このようなときにはクレジットカードの限度額を一時的に増額しましょう!

一時的な増額を行う際にはインターネットや電話で申し込み、審査に通過することができれば一時的な増額ができます。

申し込み方法などについてはカード発行会社によって異なる場合がありますが、支払いたい日の1週間前までには申し込むようにしましょう。

例として、主要クレジットカード発行会社である「楽天カード」と「三井住友カード」、「dカード」における一時的な限度額増額の申し込み方法や注意点をまとめてみました。

楽天カード:申し込み方法

楽天カード

楽天カード

VISAカードマスターカードJCBカードAMEXカード

年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 無料 1.00~3.00% google-pay apple-payedy
こんな人におすすめ!
年会費無料の高還元率カードがほしい人
楽天市場をよく利用する人
初めてクレジットカードを作る人
国際ブランドを選びたい人
メリットデメリット
通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
学生や主婦、フリーターでも可能性十分
身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
国際ブランドもデザインも豊富
ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
所有者が多いのでステータスは低い
審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
楽天からのメルマガが多い(解除可能)
期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得

楽天カードの一時増額は「楽天e-NAVI」と電話から申し込みが可能です。

楽天e-NAVIからの申し込み 「楽天e-NAVI」にログインし、「ご利用状況」のなかにある「ご利用可能枠の一時的な増枠」からの申し込み
電話での申し込み 楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910 午前9:30~午後5:30)へ連絡して申し込みが可能
注意
●入会から6ヶ月経過していない場合には増額申請ができません
●以前に増額を行った場合には前回増額実施月から6ヶ月間は増額ができません
●リボ・分割・ボーナス払いの利用枠については電話による申し込みのみ対応しています

三井住友カード:申し込み方法

三井住友カード

三井住友カード

VISAカード

信頼ある三井住友ブランドの一般カード。搭載されたiDやスマホ決済などのキャッシュレスも◎

  • スピード発行
  • 電子マネー
  • 買い物◎
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
1,375円(税込) 1,375円(税込) 0.5~7% google-pay apple-pay
こんな人におすすめ!
  • ゴールド、プラチナと育てていきたい
  • セキュリティーの高いカードが欲しい
  • iDを使いたい
  • メリットデメリット
  • 信頼度が高く一般カードの中では高いステータス性
  • ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
  • 学生は在学中はずっと年会費無料
  • ポイントUPモール経由の買い物で+0.5~9.5%のポイント
  • ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
  • iDやWAON、Apple Payなどキャッシュレス決済にも強い
  • 裏面に顔写真を入れられたり、ネットショッピングの認証など強固なセキュリティ
  • 基本ポイント還元率は0.5%と低め
  • よく理解せずにリボ払いの罠に陥りやすい
  • 国内の旅行保険は付帯していない
  • ETCカードや家族カードは、二年目以降は年に一度も使わないと年会費がかかる(初年度は無料)
  • 三井住友カードの一時増額はインターネットもしくは電話による申し込みが可能です。

    注意
    ●一定期間に連続して一時的な増額をしている方や未成年および学生の方はインターネットからの申し込みはできません
    ●未成年の方の申込みについては審査後に親権者の同意確認が原則必要
    ●一括払いの利用枠のみでリボ払いや分割払いの利用枠は増額できない

    dカード:申し込み方法

    dカード

    dカード

    VISAカードマスターカード

    ローソンで5.0%を始め多数の特約店を持つオトクな年会費無料カード。docomoユーザーならさらに◎。

    • 節約◎
    • 電子マネー
    • 買い物◎
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 無料 1.00~5.00% id
    こんな人におすすめ!
  • ドコモユーザー
  • ローソンや三越伊勢丹によく行く
  • dポイント、d払いを使う機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、最大5.0%の高還元率
  • ポイント特約店はローソンや三越伊勢丹など多数
  • 貯まるdポイントは汎用性が高い
  • 最短5分のスピード審査
  • ドコモユーザーなら携帯補償や割引も
  • dカードポイントアップモール経由の通販で還元率アップ
  • 海外での日本語サポート「VJデスク」などあり
  • 後払い電子マネー「iD」を一体型で搭載
  • 旅行保険が付帯されない
  • ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
  • ドコモユーザーしか使えない特典がある
  • ステータス性はない
  • 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
  • 三井住友カードの一時増額はWebサイトもしくは電話による申し込みが可能です。

    webからの申し込み dカードサイトにて"dカウント"もしくは"Member's ID"でログインし、サイト内で申し込みが可能
    電話での申し込み dカードをお持ちの方は(0120-300-360 10:00~18:00,年中無休)、dカードゴールドをお持ちの方は(0120-700-360 平日10:00~18:00)に連絡をしての申し込みが可能
    注意
    ●一括払いの利用枠の増額のみ可能で分割払いやリボ払いなどの枠を増額することはできません
    ●dカード入会後6ヶ月未満の方や学生および未成年の方などは増額申請ができません

    クレジットカードの特典も得られる

    通常のお買い物のときと同様に医療費の支払いをクレジットカード決済をすると利用金額に応じてポイントが付与されます。

    現金で支払ってももちろんポイント付与はされなく何もお得なことがありません。

    手術費や入院費、出産費など金額がかさむものはクレジットカードで支払いましょう!かなりポイントが貯まりますよ!

    今後クレジットカード決済に対応する病院は増えるかも?

    【対応している病院としていない病院の傾向】の項でも触れましたが、クレジットカード決済手数料が概ね3~5%ほど発生していることで病院の規模が小さくなるに連れてクレジットカード決済を導入している病院が少ないのが現状です。

    ただ、平成24年とすこし古い話しにはなってしまいますが、総務省行政評価局が「カードによる医療費の支払い方式の拡大」について関係機関に斡旋を行ってからというものの、徐々にですがクレジットカード決済を導入している病院が増えつつあります。

    東京オリンピック開催もあり、キャッシュレス社会がさらに促進されております。クレジットカード決済を導入する病院がさらに増えて行くと予想されます。

    まとめ

    本記事ではクレジットカード決済に対応している病院が増えているということや対応している病院と対応していない病院の傾向、利用者の立場で考えた時のクレジットカード決済のメリットを中心にお伝えしました。

    時代の変化によって国税を中心とした納税においてクレジットカード決済が拡大していますし、国からの要請によってクレジットカード決済に対応した病院が今後増えてくることが予想されます。

    どちらにせよ現状では全ての病院がクレジットカード決済に対応しているというわけではありませんので、クレジットカードで医療費を支払いたいという方は電話や病院のホームページなどで事前に確認することをおすすめします。

    ・当サイトで紹介の内容は各商品やサービス等を提供する企業様の意見を代表するものではありません
    ・当サイトで紹介されている内容は各商品やサービス等の内容について何らかの保証をするものではありません
    ・当サイトの内容は各記事の作成日・更新日現在のものとなっております。それ以降に内容が変更されている場合がございます。最新の情報は各公式サイトにてご確認いただきますようお願いいたします
    ・当サイトで紹介されている内容は当社の意見であり、各企業等の意見を代表するものではありません
    ・当サイトで紹介されている意見は、その内容および商品・サービスについていかなる保証をするものではありません
    おすすめの記事