


スマモバは、スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社が提供している格安SIMです。
格安SIMの事業者はさまざま存在しているため、大手に比べるとまだまだ知名度はありませんが、スマモバは今後の展開に期待できる格安SIMです。
少しずつショップも全国に展開されてきており、身近になりつつあるスマモバですが実際の使い心地などはどうなのでしょうか。
今回の記事では、スマモバについて、特徴やプラン・メリットデメリットなどを中心に詳しく解説いたします。
スマモバの契約を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
スマモバの特徴


スマモバにはいくつかの特徴がありますが、2点をピックアップしてご紹介します。
- 全国にショップを展開している
- モバイルWi-Fi・タブレットのセット購入でお得に
格安SIMは月額の料金が元々安いですが、それはキャリアの回線を借りている事業形態であること、実店舗を持たないことで実現できている価格です。
しかし、スマモバは格安SIMであるにもかかわらず、全国に認定のショップが展開されており実店舗でのサポートを受けることができます。
また、モバイルWi-Fiやタブレットの販売も行っており、スマホとセットにすることでお得に購入できることが特徴です。
料金プラン紹介
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/plan/S_plan.php)


スマモバの料金プランは、3つのプランが用意されています。
以下では、音声通話機能付きのSIM単体を契約した場合のプランについて解説いたします。
1つずつ見ていきましょう。
音声通話機能付きプランS
音声通話機能付きプランSの料金は以下の通りです。
音声機能通話付きプランS | |
月額基本料金 | 2,178円/月 |
開始割引(12か月) | -550円/月 |
通信容量 | 3GB/月 |
スマモバのSプランでは、毎月3GBの容量を使用可能です。
現在では、新規のご契約で1年間毎月550円の割引が適応されるため、月々1,628円から利用することができます。
音声通話機能付きプランM
音声通話機能付きプランMの料金は以下の通りです。
音声機能通話付きプランM | |
月額基本料金 | 2,838円/月 |
開始割引(12か月) | -550円/月 |
通信容量 | 6GB/月 |
プランMは、割引の適応で月々2,288円で利用可能です。
容量は6GBで、動画に換算すると月に約25時間視聴できます。
音声通話機能付きプランL
音声通話機能付きプランLの料金は以下の通りです。
音声機能通話付きプランL | |
月額基本料金 | 3,828円/月 |
開始割引(12か月) | -550円/月 |
通信容量 | 30GB/月 |
プランLでは割引の適応で月々3,278円で利用可能です。
容量はS・Mに比べて30GBと大容量で、月にたくさん通信量を消費する方でも安心して利用できるでしょう。
通信速度と通信エリア

続いては、スマモバの通信速度と通信エリアについて見ていきましょう。
スマモバは、MVNO(キャリアの回線を借りて通信サービスを提供する事業者)ですので、通信の際は他社の回線を利用します。
具体的には、ドコモとソフトバンクの回線を利用しており、契約するプランによって回線が異なります。
下記では、音声通話機能付きプランで利用するドコモ回線についてご紹介していきます。
通信速度
前述の通り、スマモバの音声通話機能付きプランではドコモの回線を利用して通信を行います。
公式サイトにて最大通信速度は、受信時225Mbps・送信時50Mbpsと発表されておりますが、この数値はベストエフォート(規格上の最大速度)となりますので、実際の速度は劣るでしょう。
実際に利用している方のデータをまとめた平均値がありましたのでご紹介します。
平均Ping値: 71.0ms
平均ダウンロード速度: 12.36Mbps
平均アップロード速度: 2.71Mbps出典:みん速 スマモバ
あくまで平均値となりますが、2023年8月現在ダウンロード速度、アップデート速度とともに速度が遅くなることがあるでしょう。
通信エリア
通信エリアも同様で、ドコモ回線が利用できるエリアがスマモバで利用できるエリアです。
詳しい通信エリアについては、ドコモ公式サイトをご参照ください。
ドコモ公式:https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/
支払い方法の紹介


スマモバの支払い方法は、本人名義のクレジットカードのみとなっています。
口座振替やコンビニ決済・キャリア決済などは利用することができませんので注意しましょう。
しかし、条件を満たすことで家族名義のクレジットカードも使用可能です。
- ご契約者様の3親等以内のご家族
- ご契約者様と同一住所にお住まいのご家族
- ご契約者様と同一姓のご家族(別姓の場合、追加書類提示が必要)
- 支払い同意書の提出
いずれにしても、クレジットカードでの支払いが必須となっています。
オプションの紹介
続いて、スマモバで利用できるオプションを紹介します。
スマモバのオプション
- 通定安心パック
- スマート通話定額プレミアム
- スマモバおたすけサポート
- スマートチェッカー
- スマモバ子ども安心パック
1つずつ見ていきましょう。
通定安心パック
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/option/op_tsuteipack.php)
最初にご紹介するのは「通定安心パック」です。
通話定額のおトクなオプションで、概要は以下の通りとなっています。
項目 | 料金 | 内容 |
通定安心パックS | 月額495円 | スマート通話定額60
スマモバメール 修理費用保険 |
通定安心パックL | 月額990円 | スマート通話定額プレミアム
スマモバメール 修理費用保険 |
※この表は、右にスクロールできます。
どちらもいくつかのオプションがパックになってますが、違いは通話定額オプションにあります。
スマート通話定額60では、1分以内の通話が1日50回までかけ放題となり、スマート通話定額プレミアムでは、10分以内の通話がかけ放題となるサービスです。
スマモバメールは、オリジナルメールアドレスが作成できるオプションで、修理費用保険は、水没や盗難に備えるサービスです。
【保険範囲】 スマートフォン、モバイルルーター、タブレット、スマートウォッチ
【保険金支払条件】1年間1回の申請、1回あたりの支払上限:50,000円、全損・水没・盗難時支払上限:12,500円
通話だけでなく、故障時のサポートまで含まれるためぜひ利用したいオプションです。
スマート通話定額プレミアム
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/option/op_tuwateigaku_premium.php)
前述のように、スマート通話定額プレミアムは10分までの通話がかけ放題になるサービスです。
短い電話を頻繁に利用する方にはとてもおすすめのオプションですので、自分の利用状況に応じて利用を検討しましょう。
スマモバおたすけサポート
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/option/op_helpsupport.php)
続いては、スマモバお助けサポートです。
スマモバお助けサポートは、月額440円で利用可能で、スマホの利用で困った際に電話をすることでサポートを受けることができるオプションとなっています。
専用の中継機を利用し、説明をしながら遠隔操作をしてもらえるため、操作がわからない・電話での説明では不安という方にはとてもおすすめのサービスです。

スマートチェッカー
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/option/op_smartchecker.php)
4つ目はスマートチェッカーです。
スマートチェッカーでは、それぞれのアプリがどの個人情報にアクセスしているのかを把握し、簡単に解除することが可能です。
アプリのダウンロード時には、個人情報などにアクセスされている場合が多く、知らず知らずのうちに不審なアプリに情報を提供してしまっている場合もあります。
トラブルを未然に防ぐ優秀なオプションとなっておりますので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
スマモバこども安心パック
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/filter/safetypack.php?_ga=2.100335774.168381308.1669363072-1234015864.1669363072)
スマホこども安心パックは、文字通り子供用のスマホに付けるオプションです。
安心こどもパックでは、以下4つの機能を利用することができます。
- 利用時間制限
- 位置情報確認
- 見せたくないサイトの登録
- アプリケーション制限
保護者のスマホやパソコンからこどもの利用状況が確認できるため、安心してこどもにスマホを持たせることができます。
販売端末紹介


続いては、スマモバで購入できる端末を紹介していきます。
今回の記事では、5つの端末を紹介しますのでぜひご覧ください。
iPhone8 新古品
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/iPhone8.php)
1つ目にご紹介するのは、「iPhone8」です。
大人気のiPhoneシリーズのモデルで、全てのプランに対応しています。
64GBの場合は本体代込みで3,828円~となっています。スペックは下記の通りです。
iPhone8のスペック | |||
メーカー | Apple | 連続通話時間※3 | 14時間 |
---|---|---|---|
カラー | ゴールド | 連続待受時間最大時※4 | 240時間 |
OS | iOS | 外部メモリ | ― |
液晶サイズ | 4.7インチ | メインカメラ | 1,200万画素 |
CPU | 2.39GHz(Apple A11 Bionic 6コア) | インカメラ | 700万画素 |
RAM | 2GB | サイズ | 約138.4×67.3×7.3(mm) |
ROM※2 | 64GB | 重量 | 約148g |
バッテリー | 1,821mAh | LTEバンド | - |
※この表は、右にスクロールできます。
HUAWEI P30 lite
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/HUAWEI_P30lite.php)
2つ目は、「HUAWEI P30 lite」です。
こちらも、全てのプランに対応しており、本体代込みで2,728円/月~となっています。
スペックは下記の通りです。
HUAWEI P30 liteのスペック | |||
メーカー | HUAWEI | 連続通話時間※2 | 非公開 |
---|---|---|---|
カラー | パールホワイト | 連続待受時間最大時※3 | 非公開 |
OS | Android™9.0/EMUI9.0 | 外部メモリ | microSD |
液晶サイズ | 6.15インチFHD+ | メインカメラ | トリプル約2,400万画素+800+200万画素 |
CPU | Kirin 710 | インカメラ | 約2,400万画素 |
RAM | 4GB | サイズ | 約152.9×72.7×7.4mm |
ROM※1 | 64GB | 重量 | 約159g |
バッテリー | 3,340mAh | LTEバンド | B1/3/5/7/8/18/19/26/28 41 |
※出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/HUAWEI_P30lite.php)
※この表は、右にスクロールできます。
motorola moto g7
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/motorola_motog7.php)
3つ目にご紹介するのは、Android端末の「motorola moto g7」です。
こちらの価格は本体代込みで2,728円/月~となっています。
スペックは以下の通りです。
motorola moto g7のスペック | |||
メーカー | motorola | 連続通話時間※2 | 非公開 |
---|---|---|---|
カラー | クリアホワイト | 連続待受時間最大時※3 | 非公開 |
OS | Android™9.0 | 外部メモリ | microSD |
液晶サイズ | 6.24インチLTPS液晶/tr> | メインカメラ | デュアル1,200万画素+500万画素 |
CPU | SDM632 | インカメラ | 800万画素 |
RAM | 4GB | サイズ | 約157×75.3×7.92mm |
ROM※1 | 64GB | 重量 | 約174g |
バッテリー | 3,000mAh | LTEバンド | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
※出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/motorola_motog7.php)
※この表は、右にスクロールできます。
AQUOS SH-M08
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/AQUOS_SH-M08.php)
4つ目はSHARPから発売されている「AQUOS SH-M08」です。
全てのプランで利用可能なAndroid端末で、価格は本体代込みで2,728円/月~となっています。
スペックは以下の通りです。
AQUOS SH-M08のスペック | |||
メーカー | SHARP | 連続通話時間※3 | 32時間 |
---|---|---|---|
カラー | ホワイトシルバー | 連続待受時間最大時※4 | 620時間 |
OS | Android™ 8.1 | 外部メモリ | ― |
液晶サイズ | 約5.5インチ | メインカメラ | 1,200万画素 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 450(SDM450)1.8GHz オクタコア | インカメラ | 800万画素 |
RAM | 3GB | サイズ | 約148×71×8.4(mm) |
ROM※2 | 32GB | 重量 | 約155g |
バッテリー | 2,700mAh | LTEバンド | - |
※出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/AQUOS_SH-M08.php)
※この表は、右にスクロールできます。
ZenFone Live
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/ASUS_ZenFoneLiveL1.php)
最後はASUSから発売されている「ZenFone Live」です。
価格は本体代込みで2,728円/月~となっています。
スペックは以下の通りです。
ZenFone Liveのスペック | |||
メーカー | ASUS | 連続通話時間※2 | 18時間 |
---|---|---|---|
カラー | ミッドナイトブラック | 連続待受時間最大時※3 | 888時間 |
OS | Android™8.0 | 外部メモリ | microSD |
液晶サイズ | 5.5インチIPS液晶/tr> | メインカメラ | 1.300万画素 |
CPU | Snapdragon™430 | インカメラ | 500万画素 |
RAM | 2GB | サイズ | 約147.2×71.7×8.1mm |
ROM※1 | 32GB | 重量 | 約140g |
バッテリー | 3,000mAh | LTEバンド | B1/3/5/7/8/18/19/26/28/38/41 |
※出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/product/item/ASUS_ZenFoneLiveL1.php)
※この表は、右にスクロールできます。
スマモバの対応機種


続いてスマモバで動作確認されている機種をご紹介します。
iPhoneとAndroidに分けてご紹介しますので、自分の使用したい機種があるか確認しましょう。
スマモバ対応のiPhone機種
スマモバで動作確認がされているiPhoneは下記の通りです。
- iPhone 8(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone 7(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone SE(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone 6s(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone 6(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone 6plus(SIMフリー版、docomo版)
- iPhone 5c(docomo版)
- iPhone 5s(docomo版)
- iPhone 5(SIMフリー版)
- iPad mini Retina(docomo版)
- iPad Air(docomo版)
ご覧の通り、8以降の端末は動作確認がされていないため、最新のiPhoneを利用する場合には自己責任となりますので注意しましょう。
スマモバ対応のAndroid機種
スマモバで動作確認がされているAndroidは下記の通りです。
- Zenfone 4Max
- Mate10Pro
- GALAXY S5 SC-04F
- AQUOS ZETA SH-04F
- Xperia Z2 SO-03F
- dynapocket T-01B
- ARROWS NX F-05F など
Android端末は上記で紹介した以外にもたくさんの機種が利用可能です。
他の機種も確認したい方は、下記の公式サイトからご確認ください。
スマモバ公式サイト:動作確認端末一覧
端末をお持ちでない場合
端末をお持ちでない方は、スマモバで購入するか、事前にスマモバが対応している端末を用意する必要があります。
端末の購入手段としては、公式オンラインショップやキャリアショップ、家電量販店やフリマアプリなどがありますので、自分に合ったやり方で端末を手に入れましょう。
端末の入手場所やおすすめの方法については、下記の記事にて詳しくまとめておりますので、端末を持っていないという方は是非参考にしてください。
3大キャリアとの料金比較


続いて、スマモバの料金を3大キャリアと比較していきましょう。
スマモバの料金は音声通話機能付きのSIMをピックアップしています。
【ドコモ】
スマモバ(割引なし) | ドコモ(割引なし) | |
3GB | ・音声通話SIM:1,480円 | ・5Gギガライト:4,565円 ・5Gギガホプレミア:5,665円 |
6GB | ・音声通話SIM:2,080円 | ・5Gギガライト:6,765円 ・5Gギガホプレミア:7,315円 |
30GB | ・音声通話SIM:2,980円 | ・5Gギガホプレミア:7,315円 |
※この表は、右にスクロールできます。
【au】
スマモバ(割引なし) | au(割引なし) | |
3GB | ・音声通話SIM:1,480円 | ・スマホミニプラン5G/4G:5,665円 ・使い放題MAX5G/4G:5,588円 |
6GB | ・音声通話SIM:2,080円 | ・使い放題MAX5G/4G:7,238円 |
30GB | ・音声通話SIM:2,980円 | ・使い放題MAX5G/4G:7,238円 |
※この表は、右にスクロールできます。
【ソフトバンク】
スマモバ(割引なし) | ソフトバンク(割引なし) | |
3GB | ・音声通話SIM:1,480円 | ・ミニフィットプラン+:5,478円 ・メリハリ無制限:5,588円 |
6GB | ・音声通話SIM:2,080円 | ・メリハリ無制限:7,238円 |
30GB | ・音声通話SIM:2,980円 | ・メリハリ無制限:7,238円 |
※この表は、右にスクロールできます。
ドコモ・au・ソフトバンクの料金とスマモバの料金を比較して見ましたが、スマモバの方が圧倒的に安く利用できることがわかりました。
しかし、スマモバには6GB~30GB・30GB以上の容量が用意されていないので、3大キャリアを利用する方が良い場合もあります。
自身の利用状況によってサービス・プランを選択しましょう。
主要格安SIMの料金との比較
続いて、主要格安SIMとの料金の違いをご紹介します。
今回は、スマモバと同じドコモ回線を利用している格安SIM・その他の格安SIMの2パターンで比較を行いました。
スマモバと同じドコモ回線を利用している格安SIMとの料金比較
まずは、スマモバと同じドコモ回線を利用する格安SIMとの料金比較を見ていきましょう。
今回はahamoとOCNモバイルONEを取り上げました。
スマモバ | ahamo | OCN モバイル ONE | |
3GB | ・音声通話SIM:1,480円 | ・音声通話SIM:2,970 | ・音声通話SIM:990円 |
6GB | ・音声通話SIM:2,080円 | ・音声通話SIM:2,970 | ・音声通話SIM:1,320円 |
30GB | ・音声通話SIM:2,980円 | ・音声通話SIM:4,950 | - |
※この表は、右にスクロールできます。
ahamoドコモのオンライン専用プランとして提供されているサービスですが、スマモバの方がお得に利用できることが分かりました。
しかし、ahamoは〜20GBのプランと20GB〜100GBのプランしか用意されていないため、使い方・使用量によってはahamoの方がお得に利用できる場合もあります。
また、OCNモバイルONEとの比較では、OCNモバイルONEの方がお得に利用できることが分かりました。
しかし、OCNモバイルONEには、大容量プランがないため、10GB以上の容量が必要な場合には、スマモバの方がお得に利用できるでしょう。
その他格安SIMとの料金比較
続いて、上記で紹介した2つ以外の格安SIMとの料金の違いを見ていきましょう。
今回は、UQモバイル・mineo・IIJmioとの比較を行いました。
スマモバ | UQモバイル | mineo(マイピタ) | IIJmio | |
3GB | ・音声通話SIM 1,480円 |
・ミニミニプラン 2,365円 |
・デュアルタイプSIM 1,518円 |
・音声通話SIM 850円(2GB) |
6GB | ・音声通話SIM 2,080円 |
・トクトクプラン 3,465円 |
・デュアルタイプSIM 1,958円 |
・音声通話SIM 990円 (5GB) |
30GB | ・音声通話SIM 2,980円 |
- | - | - |
※この表は、右にスクロールできます。
まず、UQモバイルとスマモバではスマモバの方がお得に利用できます。
mineoの場合は、3GBの場合にはmineoですが6GBの場合はスマモバの方が少しお得に利用可能ですが、高速通信可能な30GB以上のプランはないため、大容量を必要とする場合にはスマモバが良いでしょう。
また、IIJmioの場合も同様で最大20GBの料金プランの為、毎月それ以上使う場合にはスマモバの方が良いと言えます。
しかし、低容量プランの場合は、IIJmioの方がお得ですので、自身の利用状況を元に選択することが重要です。
スマモバの評判・口コミ


格安シムなのに店頭サポートがある
新潟、北海道ほかで店舗があるのでどうしてもというひとはそこで店頭サポートがうけれます。格安シムだとウェブサポートが中心ですが、お店の人に直接お話しができて安心です。また、30ギガ2980円はマジかって感じです。いまのところは速度に困ったこともありません。
出典:みん評(https://minhyo.jp/smamoba?page=2)
オプションを付けるのを少なくしたら得
2ヶ月前まで使っていたスマホは大手携帯電話会社のものでしたが、大手でスマホを持つと月額利用料が高いので、この格安スマホに切り替える決心をしました。使い放題プランは大手に比べると少ない方ですが、自分の利用状況に合ったプランが見つけ易いと感じています。最初は格安だから通信速度が気になっていましたが、実際に使い始めると思ったより繋がりが良かったので重宝しています。
基本料金は安いのですが、追加オプションの種類が多いです。しかし最低限にしたら、大手携帯電話会社よりかなり得だと思います。サポートは10時から18時までですが年中無休なので、安心して相談が出来ます。出典:みん評(https://minhyo.jp/smamoba?page=2)
このサービスを選ぶ決め手には欠ける
利用してみて思ったのは、サービスの自由度が低いということです。どのキャリアからでも手軽に格安スマホに乗り換えられるというわけではないです。端末の選択肢が少ないです。また、最近では端末を一括購入したい方も増えていると思いますが、セット購入する場合は一括購入できません。また、速度制限時には体感的に遅く感じる場合がありますが、ドコモ回線使用で安定しているようです。料金プランは他の格安スマホと同等と考えていいと思います。契約期間が2年以上という縛りがありますので、慎重に選ぶといいでしょう。
出典:みん評(https://minhyo.jp/smamoba?page=2)
スマモバの特徴である実店舗サポートについて触れている口コミや、料金について言及している口コミが見られました。
肯定的な評判もあるものの、端末の少なさや自由度について問題視する意見もあり、まだまだ改善余地のあるサービスである印象を受けます。
スマモバのメリット

続いて、スマモバを利用するメリットを見ていきましょう。
スマモバのメリットは下記の2点です。
- 子ども用のオプションサービスがある
- 店舗が多数
1つずつ解説します。
メリット1:子ども用のオプションサービスがある
オプションの項で紹介したように、スマモバには子ども用のオプションサービスがあります。
「スマホこども安心パック」というオプションで、利用時間制限・位置情報確認・フィルタリングなどの機能を使えます。
子供に持たせるスマホを保護者のデバイス(スマホやPC)から監視することができるため、安心して子供にスマホを持たせることができるでしょう。
メリット2:店舗が多数
2つ目のメリットは実店舗が多い点です。
前述のように、スマモバは格安SIMであるにもかかわらず実店舗を持っているため、オンラインだけでなく、オフラインでのサポートを受けることが可能です。
全国に15店舗以上の正規認定ショップ「格安スマホの窓口」が設けられているため、スマホの操作に不安のある方も安心して利用することができるでしょう。
スマモバのデメリット(注意点)

続いて、スマモバを利用するデメリットを見ていきましょう。
スマモバのデメリットは下記の3点です。
- キャリアメールの利用に料金がかかる
- キャリア決済ができない
- 5G非対応
1つずつ解説します。
デメリット1:キャリアメールの利用には料金がかかる
デメリットの1つ目は、キャリアメールを無料で利用できない点です。
他社からの乗り換えで、スマモバでも引き続きメールアドレスを利用したい場合には、元々のキャリアで手続きを行う+月額料金を支払う必要があります。
月額料金を支払って利用するか、Gmailなどのフリーメールを活用しましょう。
デメリット2:キャリア決済ができない
スマモバは、ドコモ・ソフトバンクの回線を利用することができますが、キャリア決済を利用することはできません。
スマモバの支払い方法は、クレジットカードのみとなりますので注意しましょう。
デメリット3:5G非対応
デメリットの3つ目は、5Gに非対応である点です。
ドコモ・ソフトバンク回線は共に4G回線を利用することができますが、5Gには非対応となっています。
対応エリア・対応端末を持っていても利用することはできませんので注意しましょう。
スマモバはこんな人におすすめ!


- 月の利用量が30GBほどの方
- 実店舗でのサポートを受けたい方
- Wi-Fiの導入・タブレットの購入を考えている方
スマモバでは、3GB、6GBのプランの他に、大容量の30GBのプランが用意されています。
そのため、低容量での利用はもちろん大容量での利用が可能です。
月に30GBほど使う人には、価格も安く利用できるためおすすめの格安SIMとなっています。
また、認定のショップが全国にありますので、オンラインだけでなく実店舗でのサポートを受けることが可能なため、スマホの操作に不安のある方にはおすすめです。
そして、スマモバではWi-Fiとの同時契約・タブレットの併用でスマホの割引を受けることも可能です。
現在、タブレットやWi-Fiなどを検討している方にはおすすめの格安SIMと言えます。
初期手数料と申し込み、設定の流れ


続いて、スマモバの手数料や申込手順を見ていきましょう。
スマモバは認定ショップでの手続きも可能ですが、この記事ではオンラインでの手続きについてご紹介します。
初期手数料
まずは、初期手数料についてです。
スマモバの登録事務手数料は3,300円で、初月の利用料と合算して請求されます。
申し込み手順1:申し込みに必要なものを準備
続いて、スマモバの申込手順を見ていきましょう。
申し込みの手続き始める前に、申し込みに必要なものを準備しましょう。
スマモバの申し込みに必要なものは下記の3つです。
お申し込みに必要なもの
- 本人確認書類
- 本人名義のクレジットカード
- 電話番号を引き継ぐ場合:MNP予約番号
個人情報・お支払い情報・MNPに必要な情報を用意しましょう。
スマモバの場合、お支払いはクレジットカードのみとなりますので、クレジットカードを手元に準備しましょう。
MNP予約番号は、各キャリアでの手続きが必要なことに加え、発行からの期限が決まっていますので、申し込みの直前に用意することがおすすめです。
手順2:お申し込み(端末・プランの選択)
出典:スマモバ公式(https://www.smamoba.jp/)
スマモバの公式サイトにアクセスし、右上の申し込みから手続きを進めていきます。
お申し込みをタップすると端末・プランの選択画面に遷移します。
画面の案内に従い、自分が利用したいプランの項目を選択していきましょう。
お申し込みに必要なもの
- 端末+SIMセット/SIMのみどちらか
- SIMタイプ
- 料金プラン
- SIM規格
- 契約タイプ(新規or MNP)
- MNPの場合:MNP予約番号等を入力
- オプションを選択
- 利用規約などの確認
ここまでが、端末・プランの選択項目となります。
手順3:お申し込み完了(個人情報・支払い情報の入力)
出典:スマモバ公式(https://unlimi-entry.net/unity_flow02.php)
続いて、個人情報やお支払い情報の入力を行います。
入力する項目は下記の通りです。
お申し込みに必要なもの
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
- メールアドレス
- ログイン用のパスワード(スマモバ用)
- クレジットカード情報
ここまで、入力が完了したら本人確認へと移行し、お申し込みが完了します。
手順4:SIMカード交換・利用開始
申し込み完了後、1〜2週間ほどで、SIMカード(購入している場合は端末も)が届きます。
ご利用になる端末にSIMカードを挿入して利用開始です。
スマモバの解約方法

スマモバを解約する方法は3つあります。
- マイページから解約
- カスタマーサポートセンターから解約
- 正規認定ショップにて手続き
実店舗もあるため店舗での解約も可能ですが、マイページから自分で解約することもできます。
詳しい手順は下記の公式サイトからご確認ください。
スマモバ公式:https://www.smamoba.jp/faq/contract.php
困ったときの問い合わせ方法
最後に、利用中のトラブルや困った時のお問い合わせ方法についてご紹介します。
スマモバへは、電話または実店舗にて問い合わせを行うことが可能です。
スマモバの問い合わせ方法 | |
電話番号 | 0570-022-577 |
対応時間 | 10:00-18:00 年末年始除く |
実店舗へ相談する場合には、混んでいる可能性もありますので、事前にお近くの「格安スマホの窓口」へ電話をかけると良いでしょう。
まとめ


ここまで、スマモバについて特徴やメリットデメリット・プランなどについて詳しくご紹介しました。
スマモバの特徴は、格安SIMでありながら実店舗を運営している点、Wi-Fi・タブレットとの併用で割引を受けられる点です。
その他、30GBの大容量プランも用意されている点など、スマホを頻繁に使う方にもおすすめの格安SIMとなっています。
しかし、プランによっては他の格安SIMの方がいいという場合もありますので注意しましょう。
スマモバは、知名度としてはまだまだ大手には及びませんが、全国的に少しずつ実店舗が増えてきており、今後の拡大に期待がかかる格安SIMです。
今回の記事を参考にスマモバのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。