


スマホを買い替えると古いスマホは使わなくなってしまうものです。
しかし、使わなくなったスマホには意外な活用方法や再利用方法があり、活用することで生活が便利になることがあります。
そこで、この記事では使わなくなったスマホの活用方法や再利用方法を解説していきます。
使わなくなったスマホの扱いに困っている方や、使わなくなったスマホの使い道を探している方はぜひ参考にしてください。
使わなくなったスマホの使い道
使わなくなったスマホは、実はさまざまな使い道があります。
またSIMカードがある場合と、ネット環境がある場合などで使える機能に差が出てしまいます。

SIMカードなし・ネット環境ありでの使い道
SIMカードなし・ネット環境ありの場合は、電話回線を使った通話やSMS、モバイルデータ通信が行えません。
しかしネット接続自体は可能なため、SNSの閲覧や動画の視聴、ゲームアプリなどは問題なく行えます。
- Webサイトの閲覧
- SNSアプリ
- LINEやSkypeなどの通話
- スマホゲーム
- ネット上の音楽や動画の再生
上記の機能であれば、SIMカードなし・ネット環境ありの状況でも使えます。

SIMカードなし・ネット環境なしでの使い道
SIMカードなし・ネット環境なしの場合は、データ通信が必要ない機能のみ使えます。
- カメラ・時計など
- スマホに保存された音楽や動画の再生
- オフラインのスマホゲーム
- おサイフケータイ
上記の機能であれば、SIMカードなし・ネット環境なしの状況でも使えます。
ネット環境がなくなるだけで、使える機能が限定される点に注意しましょう。
使わなくなったスマホの活用方法
使わなくなったスマホの活用方法は以下のとおりです。
- 自宅用の監視カメラやドライブレコーダー
- 音楽再生・動画再生プレーヤー
- おサイフケータイ専用機器
- 楽器アプリ演奏機器
- サブ端末
- 格安SIMを挿入して運用する
- フォトフレーム
- 読書灯
- 電子書籍端末
- リモコン・マウス
- VRヘッドセット
- 売却する


自宅用の監視カメラやドライブレコーダー
スマホには古いものでもカメラが付いていることがほとんどです。
このスマホについたカメラを活用して、監視カメラやドライブレコーダー代わりとして使うことが可能です。
監視カメラとして使う場合は、留守中の自宅の監視や、ペットや子どもの見守り機能として活用できます。

また、監視カメラにする場合、常にカメラを起動することになるためモバイルバッテリーと組み合わせて充電し続けた方が良いでしょう。
他にも監視カメラとして活用する場合は、以下の2つの準備が必要になります。
- 監視カメラアプリ:AlfredCamera
- ネット回線(Wi-Fi)
AlfredCameraは、監視カメラとしての活用のために作成されたアプリで、使わなくなったスマホでも問題なく動作します。
AlfredCameraは「Google Play」「App Store」のどちらでもインストールできるため、iPhone以外を使っている方でも利用可能です。
またリアルタイムで確認するためにはネット回線が必要になるため、光回線やホームルーターなどを活用しましょう。
ドライブレコーダーとしての活用方法
ドライブレコーダーとしてスマホを活用する場合は、車載用のクレードルが必要です。
車載用クレードルは家電量販店やAmazonなどで販売しており、3,000円程度で購入できます。

ドライブレコーダーとして活用するときは、車載用のクレードル以外に専用のアプリも必要です。
- au助手席ナビ:(iOS/Android)
- スマートくん:(iOS)
- ドライブレコーダーZ(iOS)
- DriveMate SafetyCam(iOS)
- DailyRoads Voyager(Android)
上記のドライブレコーダーアプリであれば、どれを選んでも問題ないので、ご自身にあったアプリをインストールしましょう。

音楽再生・動画再生プレーヤー
使わなくなったスマホは、音楽再生や動画再生プレーヤーとして活用可能です。
音楽や動画をスマホ本体に入れることで、ネット回線がない環境でも使えます。
また、Apple MusicやYou TubeMusicなどのストリーミングサービスも、ネット回線がある環境なら再生可能です。

さらにこれらのストリーミングサービスは、事前にスマホに曲のデータを保存しておくことでネット回線がない場所でも利用できます。

おサイフケータイ専用機器
おサイフケータイの機能が搭載されている機種であれば、おサイフケータイでの決済にのみ使用することが可能です。
おサイフケータイの機能はSIMカードやWi-Fi環境がなくても使えるため、活用していないスマホでも問題ありません。
ただし、チャージ方法によってはネット回線が必要になるため注意しましょう。

またおサイフケータイは、バッテリーが切れると使えなくなってしまいます。
そのため、モバイルバッテリーなどを用意してバッテリー切れの対策も行いましょう。
楽器アプリ演奏機器
使わなくなったスマホに楽器アプリをインストールすることで、楽器として活用することも可能です。
楽器アプリにはさまざまな種類があり、ピアノやドラムなどを楽しめます。
- ピアノアプリ
- ギターアプリ
- ベースアプリ
- ドラムアプリ
楽器アプリには上記のような種類があります。
ひとつのアプリでさまざまな楽器が演奏できるアプリもあるため、気になるアプリがあれば試してみると良いでしょう。

サブ端末
光回線やホームルーターなどのネット回線がある場合は、自宅でサブ端末として運用することも可能です。
4G回線や5G回線は利用できませんが、Wi-Fi接続を行うことで幅広い使い方ができます。
- You Tubeの視聴
- TwitterやInstagramなどのSNS
- radikoなどのラジオアプリ
- ソシャゲなどのゲームアプリ
- 音楽ストリーミングサービス
- Chromecastなどのリモコン
- Kindleなどの電子書籍
- スマホを持っていない家族に渡してLINE通話
Wi-Fi接続を行える状況だと上記のような使い方ができます。


また使わなくなったスマホに防水機能がある場合は、お風呂場で使うことも可能です。
普段使っているスマホだとお風呂場では使いにくいかもしれませんが、サブ端末であれば比較的使いやすいでしょう。
サブ端末があるとメイン端末のバッテリーやデータ容量の節約になる
使わなくなったスマホをサブ端末として活用することで、メイン端末のバッテリーやデータ容量の節約にも繋がります。
動画再生やゲームプレイをサブ端末で行う場合、メイン端末のバッテリーやデータ容量の消費が抑えられます。
メイン端末によっては、料金プランを安いものに変更することも可能なため、通信料の節約も可能です。


格安SIMを挿入して運用する
使わなくなったスマホによっては格安SIMを挿入することで活用できることがあります。
格安SIMは月額料金500~1,000円程度で契約できるSIMカードのことで、キャリアと比べると月額料金が安い特徴があります。

格安SIMを挿入して運用することで、メイン端末とほとんど変わらない使い勝手となります。
ただし、使わなくなったスマホが古い場合は、一部のアプリの動作が遅い点に気をつけましょう。

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フォトフレーム
使わなくなったスマホのディスプレイが綺麗な場合は、デジタルフォトフレームとしての活用もおすすめです。
デジタルフォトフレームは、カメラやスマホで撮った写真を現像せずに飾れるフォトフレームのことです。

フォトフレームアプリの中では上記の2つが人気があります。
部屋のインテリアとしてもフォトフレームは最適なので、使わなくなったスマホの使い道に困っている場合は一度試してみることをおすすめします。
読書灯
使わなくなったスマホは、読書灯としての活用もおすすめです。
読書灯アプリをインストールすることで、明るさや色を調整できるようになります。
ただの灯りではなく、自分好みの明るさに変更できるので、使い勝手も良いでしょう。

ただし、読書灯として使う場合はスマホ専用のスタンドを利用しましょう。

電子書籍端末
使わなくなったスマホは、電子書籍閲覧用の端末にすることもおすすめです。
電子書籍はデータ容量が大きく、メインの端末に入れてしまうとデータ容量が圧迫されてしまいます。
使わなくなったスマホを電子書籍用にすることで、メイン端末のデータ容量に余裕ができるため、メイン端末の動作も快適になるでしょう。
またWi-Fi接続できる環境であれば、新しい電子書籍を入れるのも簡単なので、ネット環境がある場合によりおすすめです。

リモコン・マウス
使わなくなったスマホに、専用のアプリをインストールしてリモコンやマウスとして活用することもおすすめです。
リモコンやマウスとして活用する場合は、上記のアプリをインストールする必要があります。
また、リモコンアプリは赤外線に対応しているAndroidスマホでなければ利用できません。
使う状況や使える機器は限定されていますが、他の使い道がなかった場合は検討しましょう。
VRヘッドセット
Google Cardboardなど一部のVRヘッドセット機器を使うことで、使わなくなったスマホをVRヘッドセットに活用できます。
Google Cardboardは、スマホをヘッドセット内に挿入してVRヘッドセットを作成する機器です。
スマホを挿入するタイプのVRヘッドセットは、価格が安く設定されており、Google Cardboardであれば1,000円程度で購入できます。


VRヘッドセットに興味があるものの価格が高くて試せなかった方は、使わなくなったスマホを活用してみてはいかがでしょうか。
売却する
ここまで使わなくなったスマホの活用方法を解説してきましたが、どの使い道もしっくりこなかった方もいるかと思います。
他の使い道を見てしっくりこなかった場合は、使わなくなったスマホの売却もおすすめです。

- リサイクルショップ
- ネットオークション
スマホの売却を検討している場合、基本的には上記2つのいずれかを利用することになります。
リサイクルショップは、実店舗を選ぶことで即日査定+即日現金が受け取れるメリットがあります。
ただし、ネット上のリサイクルショップやネットオークションの方が査定額が高くなることも多いため、ご自身の状況にあわせて選ぶと良いでしょう。
売却するときはスマホのデータを削除する
使わなくなったスマホを売却する場合は、必ずスマホを初期化してデータを削除しておきましょう。
初期化せずに売却してしまうと、個人情報やアプリの情報などが流出する危険性があるため、忘れずに削除してください。
iPhone | Android | |
初期化する手順 |
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スマホのデータを初期化する方法は上記のとおりです。

使わなくなったスマホを活用するときの注意点
使わなくなったスマホを活用するときの注意点は以下の2つです。
- SIMカードがないと電話やSMSが使えない
- SIMカードがないとアップデートやアクティベーションできないことがある
注意点をそれぞれ解説していきます。
SIMカードがないと電話やSMSが使えない
使わなくなったスマホにSIMカードを挿入しない場合は、電話やSMSが使えません。
スマホはSIMカードを挿入しない限り、キャリアの回線網を使った機能が使えません。
LINEやSkypeなどはネット回線を使っているため利用できますが、電話アプリなどを使った通話は行えないと覚えておきましょう。
SIMカードがないとアップデートやアクティベーションできないことがある
ネット回線が自宅にある場合でも、SIMカードがない場合はOSアップデートやアクティベーションが行えなくなることがあります。
特にiPhoneの場合は、OSアップデートや初期化したときにアクティベーション認証を行う可能性があります。
アクティベーション認証はSIMカードが挿入されていない場合、エラーメッセージが表示されることがあるため注意しましょう。


使わなくなったスマホを活用して生活を便利にしよう!
この記事では使わなくなったスマホの活用方法を解説してきました。
ポイント
- 使わなくなったスマホの活用方法は非常に多い
- サブ端末として運用することで、メイン端末の容量や料金を抑えられる
- 使わなくなった端末にSIMカードを挿入することでより使い勝手は向上する
- 使わなくなったスマホを売却するときはデータの初期化を忘れずに行う
使わなくなったスマホの活用方法はさまざまですが、最もおすすめの活用方法はサブ端末としての運用です。
自宅にネット回線がある場合は、LINEやSkype、ゲームアプリなどは問題なく楽しめます。
また格安SIMを挿入することで、外出中にもサブ端末として使えるため、SIMカードの挿入もおすすめです。
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