![格安SIMでギガが減るのが早い!原因と対処法を考え付く限り洗い出してみた!](https://digital-plus.co.jp/mobile/wp-content/uploads/2019/06/7c4e866123723e03ef075d660bf377c4.png)
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データの減りが早いと不安になりますよね。月末にデータが無くなって速度制限になったら不便ですし、いつもとは異なるペースでデータが消費されているとなると、余計に不安になる気持ちもよく分かります。
ただ、結論から言うと「格安SIMだから、データの減りが早い」と言うことはありません。ですので、ドコモなどの大手キャリアに戻ってもデータの減りが改善されることはありません。
データの減りが早いのは、ほとんどの場合スマホのせいなんです。
ということで、この記事では、データの減りが早い時に使える対処法をご紹介します。
元大手携帯会社社員で、現在格安SIMブログ運営中の私が、頭をひねりにひねり思いつくだけ洗い出しました。
どの格安SIM・機種でも使えるものもあれば、特定の格安SIM・機種向けのものもあるので、それぞれ参考にしてみてください。
目次
【前提】「格安SIMだから、データの減りが早い」ということはない
格安SIMもdocomoなどの大手キャリアも、データの減りのスピードは同じです。
5Gを使っている場合も例外ではありません。
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いずれにしても「格安SIMにしたから、データの減りが早くなった」ということはありませんので、ご安心ください。
また、たとえ格安SIMから大手キャリアに戻っても、スマホの使い方を変えない限り、データの減りのスピードは変わりませんので、その点は念頭に置いておきましょう
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スマホのギガが足りない原因・理由|速度制限がかかるとどうなる?
スマホのギガの減りが早い原因の1つに、YouTubeやSNSなどで動画を大量にみてしまうことが挙げれらます。
外出先や移動時間などのWi-Fiがない環境でもSNSは見ることが多いでしょう。
昨今はショート動画が流行しているため、SNS開いてショート動画を見ている間に、あっという間にギガを消費してしまったというケースも珍しくありません。
動画をよく視聴するという方は、使い方を見直すとともにWi-Fiが利用できないか、事前ダウンロードができないかなどを検討しましょう。
NetflixやU-NEXT等ではダウンロード後のオフライン再生が可能なため、映画やドラマなどを見たいという方は利用がおすすめです。
スマホで速度制限がかかるとどうなる?
利用しているキャリアにもよりますが、契約しているギガを消費してしまい、速度制限がかかると最大通信速度が最低128kbpsまで下がってしまいます。
128kbpsではSNSやネットサーフィンには読み込みに5秒ほどの時間がかかってしまい、ほぼ満足にスマホを利用することはできません。
唯一ストレスなく使えるのは、LINEなどのテキストベースのアプリのみになるでしょう。
ちなみに格安SIMのワイモバイルやUQモバイルなどの一部プランでは速度制限時でも最大で1Mbpsの通信が可能なものもあり、ギガを消費してしまってもある程度の範囲であればストレス無く利用する可能なものもあります。
ギガの減りが早い時に見直したい項目
格安SIMで使っていて、データの減りが早いと感じたら、様々な項目を見直してみましょう。
- ①位置情報が「常に許可」になっているアプリ
- ②バックグラウンドで起動しているアプリ
- ③アプリや動画のダウンロードにモバイルデータ通信が使われていないか
- ④音楽ストリーミングにモバイルデータ通信を利用していないか
- ⑤SNSで「動画の自動再生」などがオンになっていないか
- ⑥【iPhoneの場合】写真のiCloudアップロードにモバイルデータ通信が使われていないか
- ⑦【iPhoneの場合】iCloud Driveにモバイルデータ通信が使われていないか
- ⑧【iPhoneの場合】Wi-Fiアシストがオンになっていないか
- ⑨「Appのバックグラウンド更新」が「WiFiとモバイルデータ通信」になっていないか
- ⑩【Androidの場合】Chromeは「ライトモード」で通信量を削減できる
- ⑪【外出先でのデータ削減】外出先では無料Wi-Fiスポットを積極的に活用
- ⑫【一部の格安SIM限定】速度切替でデータ消費を抑える
- ⑬【自宅でのデータ削減】光回線などを契約しているなら、自宅での切り替えを忘れずに
使い方を改めたり、設定を切り替えたりすることで、通信量の消費を遅らデータ残量の減りを遅くすることが可能です。
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①位置情報が「常に許可」になっているアプリをチェック
スマホではアプリで読み取る「位置情報」を常に許可していると、データ消費がとても早くなります。
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ただし、iPhoneの探す機能などすべてのアプリで位置情報をオフにしてしまうと、スマホの使い勝手が悪くなる恐れがあります。
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②バックグラウンドで起動しているアプリをチェック
スマホには、裏で自動的に通信している(バックグラウンド起動をしている)アプリもあります。
不要なアプリはバックグラウンド起動をオフにして、通信量消費を抑えましょう。
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Androidでは、「データ使用量」内にある「モバイルデータ使用量」から各アプリのバックグラウンドでの起動状況を確認・設定で個別にオフにできます。
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③アプリや音楽、動画のダウンロードにモバイルデータ通信が使われていないかチェック
アプリや音楽、動画といったデータをモバイルデータ通信で読み込むとデータ消費がとても大きくなります。
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④音楽にストリーミングにモバイルデータ通信を利用していないかチェック
通勤や通学などで音楽を聴くことが多い場合、ストリーミングにモバイルデータ通信を使っているとデータ消費が大きくなります。
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AppleMusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスを使っている方は、外出先で通信して聴けば聴くほどデータも減るので要注意です。
データ消費を抑えたい場合は、事前に自宅の光回線等で聴きたい曲をダウンロードしておきましょう。
⑤SNSアプリで「動画の自動再生」などがオンになっていないかチェック
TwitterなどのSNSアプリでは、投稿された動画や写真などが自動的に読み込まれて表示される設定になっていると、通信量消費が大きくなる傾向にあります。
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SNSアプリの設定画面から「動画の自動再生」「写真を自動表示」といった項目をオフにして、無駄なデータ消費を抑えましょう。
見たい動画・写真だけ自分で読み込むようにすれば、通信量消費は大幅に抑えることができます。
⑥【iPhoneの場合】写真のiCloudアップロードにモバイルデータ通信が使われていないかチェック
iPhoneでは写真を自動的にクラウドストレージ「iCloud」へアップロードできますが、写真の送信時はデータ消費が大きくなります。
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⑦【iPhoneの場合】iCloud Driveにモバイルデータ通信が使われていないかチェック
iCloudへは写真以外にも様々なデータを送信できますが、モバイルデータ通信でのデータ送信がオンになっていると、裏でどんどんデータ残量が減っていってしまいます。
iphone設定アプリの「モバイル通信」内にある「iCloudDrive」をオフにして、モバイルデータ通信でのiCloudとのデータ同期が行われないようにしましょう。
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⑧【iPhoneの場合】Wi-Fiアシストがオンになっていないかをチェック
iPhoneで「Wi-Fiアシスト」がオンになっていると、Wi-Fi回線が不安定なときなどに、契約しているSIMカードによるデータ消費が行われます。
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設定アプリで「モバイルデータ通信」を開き、「Wi-Fiアシスト」をオフにすれば設定完了です。
⑨「Appのバックグラウンド更新」が「WiFiとモバイルデータ通信」になっていないかチェック
「Appのバックグラウンド更新」でモバイルデータ通信を使える設定にしていると、アプリの更新にモバイルデータ通信が使われます。
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AndroidではGooglePlayアプリを開き、設定項目で「アプリの自動更新」において「Wi-Fi経由のみ」か「アプリを自動更新しない」に設定しましょう。
⑩【Androidの場合】Chromeは「ライトモード」で通信量を削減できる!
Androidのブラウザアプリ・Chromeでは、「ライトモード」機能で通信量を削減できます。
Chromeの設定画面で「ライトモード」の項目を開いてオンにすれば、データ消費を最大60%も抑えることが可能です。
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⑪【外出先でのデータ削減】外出先では、無料Wi-Fiスポットを積極的に活用して通信量を抑えられる!
外出先でスマホを使う際は無料Wi-Fiスポットを活用しましょう。
無料Wi-Fiスポットに接続している間は、ネットサーフィンやSNS、動画再生などあらゆる場面でスマホ側の回線でのデータ消費は行われません。
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⑫【UQモバイルやIIJmioなど一部の格安SIM限定】速度切替でデータ消費を抑えられる!
速度切り替えができる格安SIMなどは、通信速度を低速に切り替えることでデータを契約している消費しなくなります。
UQモバイルやIIJmio、mineoなどの様々な格安SIMでデータ消費を抑えられる低速モードが提供されています。(※UQモバイルで現在提供中のプランではミニミニプランのみ低速モードが利用可能)低速モードでは速度が200kbps~300kbps程度に制限されるので、動画再生やアプリダウンロードには不向きですが、SNSやネットサーフィンなど、文字データ中心の軽い用途なら十分快適にこなすことができます。
少しでも賢くデータを使いたい場合は、こういったモードを活用してみるのもいいかもしれません。
⑬【自宅でのデータ削減】光回線などを契約しているなら、自宅での切り替えを忘れずに!
自宅で光回線などの固定回線を契約している場合は、帰宅時にそちらに接続するのを忘れないようにしましょう。
Wi-Fi接続を忘れたまま動画再生やアプリのダウンロードなどを行うと、たくさんのモバイルデータを消費してしまいます。
後から気づくと後悔も大きいので、WiFi環境下ではそちらにきちんと接続になっているか確認してくださいね。
ギガの使いすぎを防ぐにはMy Data Managerがおすすめ!何が大量にデータ消費しているのかも丸わかり
さて、ここまでデータ消費を抑える設定方法をご紹介してきましたが、最後にデータ管理に便利なアプリをご紹介したいと思います。
このアプリは私も愛用しているもので、「データ管理をきちんとして月末の速度制限は避けたい」という方には非常におすすめです。
その名もMy Data Managerです!
My Data Managerを使えば、どのアプリでたくさん通信しているかが一目でわかります。
アプリを起動、「アプリ」の項目を開けば、各アプリの通信量一覧が表示されるんです。今月の通信量も確認できるので、こまめにチェックすれば通信制限にかかるのを防ぐことが可能です。
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ギガを使い切ってしまった際の対処法
ギガを使い切ってしまった場合には大きく3つの対処法がありますので紹介します。
- Wi-Fiを利用する
- データを追加チャージする
- 契約中のプランを見直す
最も簡単な方法としては家や街中のフリーWi-Fiを利用することが挙げられるでしょう。
Wi-Fiであれば契約しているSIMとは別の回線を利用するので気兼ねなく通信が可能です。また、ルーターなどにもよりますが、モバイル通信よりも通信速度が速いのでストレス無くスマホが使えるでしょう。
しかし、外出先にWi-Fiがないという環境になることも多いので、その際は各キャリアで用意されているデータの追加チャージを利用しましょう。
好きな分だけ追加でチャージできるため、外でもスマホを使いたいという場合にはおすすめですが、料金が0.5GBで550円などと割高なケースがほとんどですので利用するのは本当に必要な時のみに留めておきましょう。
最後はすぐに状況を改善できる方法ではありませんが、契約中のプランを見直すということが挙げられます。
毎月ギガが足りなくなってしまうという場合には、月で契約しているギガ数を見直しましょう。
しかし、変更後の容量が適用されるのは翌月となるケースがほとんどで、すぐに速度制限を解除できるわけではありませんので注意が必要です。
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まとめ
今回は、格安SIMに乗り換えてからのデータ消費を抑える様々な対処法を解説しました。
ポイント
- 格安SIMでも大手キャリアでも通信量の消費スピードは同じ
- アプリのバックグラウンド起動や更新、クラウドストレージへのデータ送信などを押さえれば、通信量の消費を抑えられる
- SNS等は動画再生や画像表示を自動的に行わないようにする
- AndroidユーザーはChromeのライトモードを使えば通信量を最大60%抑えられる
- 格安SIMの中には速度を切り替えてデータ消費を抑えられるものもある
- データの使いすぎを防ぐには、データ消費情報を確認できるMy Data Managerを使うのがおすすめ
今回ご紹介した方法で、あなたのデータ消費が解決されていれば幸いです。
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