


ソフトバンクユーザーは、テザリングオプションを利用することでスマートフォンから様々な機器をインターネットに接続できます。
しかしテザリングには、気をつけなければいけない注意点もいくつかあります。
この記事では、ソフトバンクでテザリングをする方法や注意点、利用方法について解説します。
目次
テザリングとは?

テザリングとは、スマートフォンなどの機器をモバイルルーターのように使って、パソコンやタブレットなど他の機器をインターネットに接続できる機能です。
対応する端末とインターネットに繋がる機器があれば利用可能で、基本的に現在売られているスマートフォンはテザリングに対応しています。
「インターネット共有」や「アクセスポイント」といった項目からテザリングをオンにすることで、他の機器をインターネットに繋げられますよ。

テザリングができれば、外出先でタブレットやパソコンなどを便利に使える
テザリングを利用することで、タブレットやパソコンなどのインターネットに繋がる機器をスマホからインターネットに繋げられます。
タブレットなどの機器には、SIMカードを入れることで単体で通信可能になる種類もたくさんあります。
しかし使う機器ごとにSIMカードを契約すると、月々のインターネット代はどんどん膨れ上がってしまいますよね。

スマートフォンからのテザリングなら、スマホで契約した通信プランだけで手持ちのあらゆる機器をインターネットに接続できるので、追加出費を抑えられます。
モバイルWi-Fiルーターなどの契約と違って、持ち運ぶ機器が増えないのも良いですね。
手軽にどこでも通信したい人に最適なのが、スマホからのテザリングを活用することです。
ソフトバンクでテザリングはできる?

ソフトバンクでは、テザリング機能が提供されています。スマートフォンを契約すれば、スマートフォンから他の様々な機器をインターネットに繋げられますよ。
ただし、ソフトバンクでテザリングを利用するには「テザリングオプション」への加入が必要です。テザリングオプションの月額利用料は契約するプランによって異なります。
なお、テザリングオプションの申し込みや設定は、My SoftBankなどで行います。
【メリハリ無制限ほか】ソフトバンクのテザリングは無料
出典:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/)
データプランメリハリ無制限やデータプランミニフィット+など、2023年8月現在提供されているプランについては、「テザリングオプション」の月額利用料は無料です。
無料でテザリングができるプラン
- データプランメリハリ無制限
- データプランミニフィット+
- データプラン50GB(データ通信)
- データプラン3GB(データ通信)
- データ定額ミニ 1GB/2GB
- データ定額(おてがるプラン専用)
- データ定額 5GB
- データ定額S(4Gケータイ)
過去のプランなどでは月額550円の使用料がかかる
ソフトバンクで以下のようなプランを契約している場合は、「テザリングオプション」を使うのに550円の月額使用料がかかります。
月額550円がかかるプラン
- データプランメリハリ
- データプランミニフィット
- データプラン50GB+
- データプランミニ
- データプラン20GB(スマホ)
- データプラン4GB(スマホ)
- データプラン4GB(ケータイ)
- データプラン3GB(スマホ)
- データプラン3GB(ケータイ)
- データプラン100MB
- データ定額 50GBプラス/ミニモンスター
- データ定額 20GB/30GB/50GB
- データ定額スマホデビュー
- 家族データシェア 50GB/100GB
- 法人データシェアギガパック(50)/(100)
スマホデビュープランなどは2年間無料
出典:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/)
スマホデビュープランなお、上記2つのいずれにも含まれないプランについては、「テザリングオプション」に550円の月額使用料がかかるものの、加入から2年間は無料で利用できます。ただし、無料期間は予告なく変更される可能性もあるので注意してください。


テザリングに最適なプランはメリハリ無制限!毎月30GBのテザリングができる
ソフトバンクでテザリングをできるだけ便利に活用したい場合は、メリハリ無制限の契約がおすすめです。
メリハリ無制限は月額7,238円で、使い放題の料金プランとなっています。
さらに家族でソフトバンクを使っている場合は、「新みんな家族割」で月額最大1,210円の割引を受けられます。
新みんな家族割の割引額 | |
2人 | 660円 |
3人以上 | 1,210円 |
また光回線のソフトバンク光や、ホームルーターのSoftBank Airを使っている人なら、追加で月額1,100円の割引も受けられますよ。
メリハリ無制限の最安月額料金 | |
基本料金 | 7,238円 |
新みんな家族割 | -1,210円 |
おうち割光セット | -1,100円 |
合計 | 4,928円 |

ただしソフトバンクの「メリハリ無制限」でテザリングをするにあたって気をつけなければいけないのが、毎月の通信量上限があることです。

メリハリ無制限は確かに使い放題ですが、テザリングやデータシェア(タブレットなどと通信量をシェアできるサービス)で使えるのは最大30GBとなっています。
動画再生やデータの送受信などで使いすぎると、テザリングができなくなってしまうことにご注意ください。


ミニフィットプラン+は最大3GB、テザリングには不向き

参照:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/data/minifit-plan-plus/?cid=pric_210304_/mobile/price_plan/_022)
ソフトバンクではメリハリ無制限以外に「ミニフィットプラン+」というプランも用意されていますが、テザリングを活用する人にはおすすめしづらい内容です。
ミニフィットプランは最大3GB通信可能で、1GB使うごとに月額料金が上がります。
ミニフィットプラン+の月額料金 | |
~1GB | 3,278円 |
~2GB | 4,378円 |
~3GB | 5,478円 |
なおソフトバンク光やSoftBank Airを使っている人は、-1,100円の割引を受けられます。
しかし最大3GBだと、タブレットで動画を見たりパソコンで仕事のやり取りをしたりしていればあっという間に上限に到達してしまいます。

テザリングを積極的に使いたいなら、メリハリ無制限で契約することをおすすめします。
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スマートフォンからテザリングをする方法は?

テザリングを使い始めるための設定はとても簡単で、5分もあれば準備が整います。
最初に準備をしてしまえば、今後使う際は10秒もあればテザリングを開始できますよ。
ここからは、iPhoneとAndroidスマートフォンにおけるテザリングの設定方法を解説します。
iPhoneでテザリングをする手順
iPhoneでテザリングを使いたい場合は、以下の手順を進めましょう。
- 設定アプリの「一般」→「情報」→「名前」より、iPhoneの名前を任意で設定しておく
- 設定アプリの「モバイル通信」を開く
- 「インターネット共有」の項目をタップして、「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- 「Wi-FiとBluetoothはオフです」というメッセージが表示されたら、下の「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップする
- "Wi-Fi"のパスワードを任意で設定する
- インターネットに接続したい機器のインターネット接続画面を開く
- iPhoneの名前を選び、パスワードを入力して接続完了!
- 使い終わったら「インターネットの共有」で、「ほかの人の接続を許可」をオフにする
①や⑤~⑦は基本的に1回行えばOKで、2回目以降の接続時は不要です。


Androidでテザリングをする手順
Androidでは、以下の手順を進めればテザリングを使えますよ。
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」内の「アクセスポイントとテザリング」をタップする
- 「Wi-Fiアクセスポイント」をタップし、アクセスポイント名とパスワードを設定する
- 「Wi-Fiアクセスポイントの使用」をオンにする
- インターネットに接続したい機器のインターネット設定画面を開く
- スマホで設定したアクセスポイント名を選び、パスワードを入れて接続完了!
- 使い終わったら「Wi-Fiアクセスポイントの使用」をオフにする
なお項目名は、機種によって若干異なる場合もあります。


ソフトバンクでテザリングをする時の注意点は?
ソフトバンクでテザリングをする上で知っておきたい、注意点をまとめます。
メリハリ無制限の通信上限に注意!
前述の通り、メリハリ無制限はテザリングで使える通信量が月間最大30GBです。
上限に到達しないよう、気をつけながら使いましょう。
アクセスポイント名やパスワードは、自分しかわからないような内容にしよう
テザリング時に使う情報は、自分しかわからない内容にすることがセキュリティ対策のために大事です。
アクセスポイントの名前はテザリングをオンにすると他の人にも見える状態になるので、個人情報などの重要な情報は入れないようにしましょう。
パスワードもかんたんだと他の人に勝手に接続されてしまう危険性があるので、できるだけ複雑で他の人が見破れないものにしましょう。
通信量を気にせずパソコンやタブレットで通信する方法は他にないの?
ソフトバンクはテザリングで使える通信量が最大30GBなので、もっとたくさん通信する方法はないの?と感じた方もいるのではないでしょうか。
手持ちの機種がSIMカードに対応しているなら、ソフトバンクで「データ通信専用50GBプラン」を契約すれば月々50GB通信できます。
ただし月額料金は5,280円と少々高めなので、仕事などでよほどたくさん使う人でない場合はちょっと厳しいかもしれません。

参照:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/lineup/a102zt/)
他には、YモバイルでPocket WiFiを契約する方法もあります。
例えば、Pocket WiFi 5G A102ZTというルーターを使う場合は、端末代を含め月額4,365円で、3日間10GB未満の利用であれば自由に通信できますよ。


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まとめ
今回は、ソフトバンクのテザリングについて解説しました。
ソフトバンクのテザリングは最新プランなら無料ですが、使い放題プランのメリハリ無制限でもテザリングだと上限30GBとなっていることにご注意ください。
設定はiPhone・Androidどちらもかんたんで、すぐに準備を整えられます。
今回の解説を参考に、ソフトバンクでテザリング機能を活用してみてくださいね。
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