dカード GOLDの審査は甘い?審査時間や落ちた理由、メリット・デメリットも詳しく解説

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dカード GOLDは、ドコモユーザーを中心に3,000人に聞いたクレジットカードランキングでも、高い人気を誇るクレジットカードです。

しかし「審査は厳しい?」「発行までどれくらいかかる?」「本当に年会費に見合うメリットはあるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、dカード GOLDの審査基準や審査時間、落ちる理由と対処法をはじめ、メリット・デメリット、ポイント還元の注意点、年会費の捉え方まで、申し込み前に知っておきたい情報をまとめてわかりやすく解説します。

dカード GOLDは魅力も多い一方、注意すべきポイントも存在します。デメリットを理解して自分に合った使い方ができれば、非常にお得な1枚になるはずです。

それでは順に見ていきましょう。

dカード GOLD

dカード GOLD

VISAカードマスターカード

ドコモユーザー必携、人気急上昇中のゴールドカード。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
11,000円 11,000円 1.00~5.00% id
こんな人におすすめ!
  • ドコモユーザー
  • iDを使いたい
  • 旅行や出張の機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、特にお得になるお店で2倍以上の高還元率
  • dポイントが貯まるので交換先に困らない
  • ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
  • 年間利用額に応じてクーポン獲得
  • 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
  • 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
  • カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
  • 年会費は一般的なゴールドカード水準
  • ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
  • 人気が高いためステータス性は低め
  • ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
  • 家族カードは年会費あり(初年度無料)
  • dカード GOLDの審査は甘い?厳しい?

    一般的にクレジットカードの審査難易度は、次のように難しくなる傾向があると言われています。

    • 消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
    • 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード

    dカード GOLDの審査会社はNTTドコモですが、難易度としては流通系と信販系の間くらい

    独自の審査基準があり、ほかのゴールドカードと比べても「審査に通った」という口コミは多め。

    しかし、パートの方やアルバイトの方が取得するのは難しいカードでもあります。

    審査難易度:ゴールドカードの中では優しめ

    年会費11,000円(税込)のdカード GOLDは、ゴールドカードの中では比較的取得しやすいと言えそうです。

    カードの年会費が高くなると難易度は上がる傾向にあり、ゴールドカードの中では平均的なdカード GOLDは、難易度もそこそこ。

    また同程度の年会費であっても、難易度は銀行系カードのほうが上

    例えばJCBや三井住友など、由緒正しい大手ゴールドカードが難しい人でも発行できる可能性は大いにあります。

    ファイナンシャルプラス編集部では口コミなどから審査難易度をG~AAにランク分けしており、dカード GOLDは上から3番目の審査難易度B。

    若者向けゴールドカードより難易度は上ですが、よりステータス性の高いカードに比べると取得のハードルは低めです。

    会員獲得に力を入れている

    dカード GOLDの会員数は1000万人を突破と、急速に増えています(ドコモのニュースリリースより)。

    これだけ普及しているのは敷居を下げて多くの人が発行できるようにしているからと考えられます。

    申し込み資格:満18歳以上

    dカード GOLDの入会条件は次のとおり。

    • 満18歳以上
    • 個人名義であること
    • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと

    「安定した継続収入」に関しての公式な見解はありませんが、収入が不安定なフリーランスの方は少し難しい印象。

    とは言え、成人していて働いているならチャンスはあります。

    アルバイトやパート、主婦の方も申し込み可

    職業の選択欄には、次のような選択肢があるのでアルバイトや専業主婦の方でも申し込みはOK

    職業の選択肢
    • アルバイト・有期雇用契約の社員
    • お勤めでない方・専業主婦の方

    専業主婦の方は、配偶者の収入を記入しましょう。

    「申し込みOK=審査に通る」ではない
    カードに申し込めると言っても、審査に通るかどうかは別の話。
    とは言え、申し込み自体はすぐにできるので可能性に賭けてとりあえず申し込んでみるのも◎。

    職業や年収:300万円の収入がある正社員なら十分

    実際にどれくらいの職業や年収であれば、十分なのでしょうか。

    口コミを元に、推察していきましょう。

    職業:正社員なら十分

    経営者や医者、弁護士、会社役員、公務員などはもちろんですが、正社員なら審査に通るには十分なはず。

    専業主婦の方は夫の年収、パートやアルバイトの方も年収しだいですがチャンスはあります。

    あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。

    公務員
    経営者・会社役員
    会社員
    個人事業主
    自由業
    専業主婦
    学生 ×
    パート・アルバイト
    無職
    パート・アルバイト、専業主婦、無職の方なら家族カードという手も
    定職に就いている家族がいるなら、家族カードを狙うほうが早道になることも

    dカード GOLDを夫や父親が持っていると、ほぼ同じサービスが使える家族カードを妻や子どもが発行可能です。

    家族に申し込んでもらうことも視野に入れて検討しましょう。

    年収:200~300万円はほしい

    年収300万円台で審査に通った口コミが多いので、会社員なら300万円あれば十分なはず。

    20代なら年収が低くても当たり前なので、200万円台でも多くの人が発行できているようです。

    100万円くらいだとさすがに厳しい様子ですが、家族に安定収入があれば可能性あり。

    実際、年収100万で審査に通ったという口コミも見られます。

    年収には寛容?
    年収に自信がなくても審査に通ったという口コミがちらほら。

    年収が300万円なくても、継続収入があれば可能性はありそうです。

    勤続年数:1~3年はほしい

    勤続年数は1年以上が望ましいですね。

    • 3年以上 審査に少し良い影響
    • 5年以上 審査に良い影響

    審査は加点方式なので、勤続年数が短くてもマイナスにはなりません。

    実際、社会人1年目で審査に通った人もいるので気にしすぎなくてOK。

    気になる人は、1年以上勤めてから申し込みましょう。

    審査基準:クレヒスは重要

    クレジットカードの審査でみられるのは、以下の2つの項目です。

    1. 申し込み情報(申し込みフォームで入力した年収や職業の情報)
    2. 信用情報(個人信用情報機関に登録されている情報や社内の顧客情報)

    口コミなどを見ると、現在の支払い能力などももちろんチェック対象ですが、2.信用情報(クレヒス)が悪いと審査に通過しづらい傾向があります。

    特に、NTTドコモが提供するサービスの支払い状況(いわゆる社内クレヒス)を重視するようです。

    つまりドコモの携帯料金を何ヶ月も滞納した場合はさすがに厳しいかもしれません。

    ただ、他会社で多少延滞してしまったくらいなら、審査にトライしてみる価値は十分にありますよ。

    ドコモユーザー、dカード利用者は多少有利

    下記のようなドコモのサービスを利用していると審査に通過しやすい傾向があります。

    ドコモのサービス
    • スマホのキャリアがドコモ
    • ネット回線がドコモ光
    • dカードを使用している

    ドコモとしても、利用者(特に優良ユーザー)は逃したくないはずです。

    実際、サービスを他社からドコモに乗り換えた際にdカード GOLDを申し込んだら通ったという驚きの口コミもありました。

    ただし、もし滞納した覚えがあるなら審査の通過は厳しいかもしれません。

    dカード GOLDの審査時間と発行日数/期間

    dカード GOLDの審査は早いことで有名です(もちろん個人差はある)。

    • 審査時間:最短5分~2週間ほど
    • 発行期間:最短5日~4週間ほど
    • 土日・祝日でも申し込みOK

    審査とカード発行にどれくらい時間がかかるのかを解説していきます。

    審査期間:最短5分~2週間ほど

    dカード GOLDの公式サイトでは、審査は最短5分としています。

    事実、Twitter上では「5分で通った」という口コミが多数。

    5分とまではいかなくても、申し込み当日~1週間で結果がわかる人が多いようです。

    なお審査が終わると、合否にかかわらず、結果がメールで届きます。

    最短5分の即時審査には条件あり

    最短5分の審査を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

    • オンラインでの申し込み
    • 9:00~19:50に申し込みが完了
    • 申し込み時に引き落とし口座の設定が完了

    つまり、夜までにスマホなどで申し込みを済ませ、あとは口座を登録するだけでOKなので、難なくクリアできそうです。

    審査時間が長い=審査落ちではない

    審査が長引くと2週間以上かかる場合もありますが、それほど心配しなくてOK。

    時間がかかるのは、機械審査から担当者による手動審査に移行したからです。

    とは言え、以下のような信用力が抜群の人は、機械審査だけでパスできます。

    • 職業や年収、クレヒスなどが文句なし
    • ドコモのサービスをすでに利用していて、信用されている

    口コミでも2~3週間かかった人がちらほら見られるので気長に待ちましょう。

    審査が長引くときもメールで通知
    審査が長くなるときも、メールでお知らせが届きます。

    発行期間:最短5日~遅いと4週間ほど

    公式サイトには、Webで申し込むと最短5日で届くとあります。

    郵送だと、「カード発送まで2~4週間ほどかかる」との文言も。

    口コミを見ると、実際には1週間ほどで届いた人が多いようです。

    Webで申し込んでも口座が未設定なら書類のやり取りなどで時間がかかるので、早めに受け取りたい人は口座設定まで済ましてしまいましょう。

    ドコモショップで申し込んだ場合
    ドコモショップから申し込んだ場合も、1週間ほどで届く人が多いようです。

    受け取りは簡易書留

    申し込みの際に口座設定が完了していると、受け取りは簡易書留になるので本人確認書類は不要です。

    簡易書留になる条件は以下の2点。

    • オンラインでの申し込み
    • 申し込み時に、引き落とし口座の設定が完了

    本人でなくても受け取れるので、家族に受け取ってもらうのもOK。

    仕事が忙しいなど、本人限定受取が難しい人は簡易書留で受け取れるようにすると良いですよ。

    本人限定受取の場合も
    申し込み時に口座の設定をしなかった場合、本人限定受取で届きます。

    その場合、下記のような本人確認書類の提示が必要。

    • 運転免許証
    • パスポート
    • マイナンバーカード

    多忙な人は、本人限定受取で受け取る時間があるかどうかも検討しておきましょう。

    新カードを受け取るまでdカードは利用可能

    アップグレードの場合、dカード GOLDを受け取るギリギリまでdカードが利用OK

    公式サイトにも「dカード GOLDが届くまでdカードはご利用になれます」との文言があります。

    Q.dカードはいつまでつかえて、届いたdカード GOLDはいつからつかえますか?

    A.今お持ちのdカードにつきましては、dカード GOLDが届くまで、ご利用になれます。

    ゴールドカードを受け取ったら設定などは特に必要なく、カードの裏面に署名するだけですぐに利用可能です。

    dカードはハサミやシュレッダーなどで切断してから破棄しましょう。

    カード番号が変わるので注意
    アップグレードすると、カード番号が変わるのでご注意下さい。

    カードの自動引き落としを利用しているなら変更が必要になります

    なお電子マネーiDの再設定は不要です。

    土日・祝日でも申し込みOK

    口コミを見ると、年中無休で申し込みに対応している模様。

    最短5分の審査についても、公式サイトには曜日などの条件は書かれていないため、土日祝日も即時審査を行なっているようです。

    そのため、平日に申し込んだ場合とそれほど差はないでしょう。

    dカード GOLDの審査に落ちた理由と対処法

    dカード GOLDの審査に落ちてしまった…。

    その場合、やるべきことは以下の3ステップです。

    1. 審査に落ちた原因を究明する
    2. 別のゴールドカードを検討する
    3. 6ヶ月あけて再申し込みをする

    審査に落ちた理由は?

    最終的に、dカード GOLDの発行を目指すにしろ、別のゴールドカードを狙うにしろ、まずは原因の究明が先です。

    ほとんどの場合、考えられるのは以下の2点。

    • 年収や職業で、支払い能力が不十分だと判断された
    • ブラックリスト入りしている

    「どちらも問題ないはず」という場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

    クレジットカードの審査に通らないのはなぜ?落ちる17の理由と再申し込みのコツ

    情報開示するという手も

    年収や職業に自信があるなら、クレヒスに問題がある可能性が大

    その場合、CICに情報開示請求するのもひとつの手。

    入金状況や返済状況を確認できるので、クレヒスに傷がある、もしくはブラックリスト入りしているかがわかりますよ。

    • 入金状況に「A」があればクレヒスに傷アリ
    • 返済状況に「異動」の文字があればブラック

    情報開示請求には1,500円(税込)かかりますが、PCやスマホから簡単に確認できます。

    審査落ち後に申し込むべき別のカード

    審査に落ちてしまったら、dカード GOLDはいったん諦めて、ほかのカードに申し込んでみるのもひとつの手です。

    • ほかのゴールドカード
    • dカード

    別のゴールドカードに申し込む

    年会費が格安のゴールドカードなら、取得できる可能性は高いです。収

    年会費(税込) 申し込み資格 必要年収目安
    楽天ゴールドカード 2,200円 20歳以上 100万円
    MUFGカードゴールド 2,095円 18歳以上 100万円
    エポスゴールドカード 5,000円(招待で無料) 20歳以上 100万円

    上記に挙げたカードなら、主婦や学生、アルバイトなどの方の審査通過事例が多くあるので、年収や職業がネックな人でも申し込む価値あり。

    以下の記事を参考に、発行できそうなゴールドカードを探してみましょう。

    一般カードでクレヒスを積むのも◎
    いきなりゴールドカードに申し込むのではなく、同じカード会社の一般カードでクレヒスを積むのも手。

    通常、一般カード→ゴールドカードの流れで申し込むと審査に多少有利に。

    良好なクレヒスを積めば、ゴールドカードを発行できる確率は上がります。

    dカードでクレヒスを積む

    dカード GOLDよりワンランク下のdカードに申し込むのもひとつの手。

    dカードの申し込み資格は次のとおり。

    • 満18歳以上であること(高校生を除く)
    • 個人名義であること
    • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと

    学生(高校生は除く)OKの年会費無料カードなので、年収や職業が問題なら、取得できる可能性は大いにあります。

    再度申し込みは6ヶ月後

    どうしてもdカード GOLDがほしい場合、次に申し込むのは最低半年は経ってから

    カードの申し込み情報が個人信用情報機関に6ヶ月保存されるので、その状況で申し込んでも否決される可能性が非常に高いです。

    審査に通るかは別の話

    審査に落ちた原因を解決してから申し込まないと、再び否決されるのは確実。

    半年後にクレヒスの傷が消えるなどであれば再度申し込む意味はありますが、年収や職業などが原因なら改善するのは困難です。

    それなら、ほかのゴールドカードを目指すほうが早いですよ。

    dカード GOLDのメリット

    dカード Goldのメリットは具体的に以下のような点です。

    • 最大10万円分のケータイ補償が端末購入後3年間続く
    • 年間利用額に応じた特典がある
    • 旅行関連の補償・サービスが受けられる
    • 専用の問い合わせ窓口を利用できる
    • 特にお得になるお店を利用すれば獲得できるポイントがアップ

    ひとつずつ見ていきましょう。

    最大10万円分のケータイ補償が端末購入後3年間続く

    ドコモショップで購入した携帯電話を紛失した場合や、故障時に修理できないと判断された場合に、同じ機種で同じカラーの携帯電話を再度購入すると最大で10万円分まで補償してもらえます

    補償してもらえる期間は端末購入後3年間なので、期間内に紛失などをしてしまった場合は利用してみてください。

    ただし携帯電話を分割購入する場合は、頭金と事務手数料しか補償してもらえなくなるので注意しましょう。

    利用額に応じた特典がある

    dカード GOLDの年間利用額が税込み100万円を超えた場合、特典をもらうことができます。

    もらえる特典は、年間利用額が税込み100万円以上の場合は10,000円分のクーポンです。

    クーポンには「dショッピング」「ケータイ購入割引」「d fashion」「メルカリ」「dミールキット」「dブック」の6種類があり、会員は好きなものを選択できます。

    なお年間利用額の累計期間は毎年12月半ばから1年間となっていて、翌年の6月上旬頃に利用特典に関するダイレクトメールが送られてきます。

    旅行関連の補償・サービスが受けられる

    dカード GOLDは旅行関連の補償やサービスが多数用意されています

    ここでは国内でのサービスと海外でのサービスを分けて紹介しましょう。

    国内向け補償・サービス

    dカード GOLDの国内向けの補償やサービスには、以下のようなものがあります

    • 国内旅行保険 ※
    • 国内航空便遅延費用特約
    • 主要空港でのラウンジ利用無料

    ※国内旅行費用をdカード GOLDで事前に支払いの場合に限り補償対象

    気になるのは保険の内容ですが、本人会員だけでなく家族会員にも自動付帯されるタイプで、最大で5,000万円まで補償してくれます。

    担保項目 金額
    傷害死亡保険金 最大5,000万円
    傷害後遺症障がい保険金 200~5,000万円
    入院保険金 日額5,000円
    通院保険金 日額3,000円
    手術給付金 入院保険金日額の5倍または10倍

    海外向け補償・サービス

    海外向けの補償やサービスには、以下のようなものがあります。

    • 海外旅行保険
    • 海外航空便遅延費用特約
    • VJデスク(海外での日本語スタッフによる旅のサポート)
    • 海外緊急サービス(紛失時の暫定クレジットカード発行)
    • 海外レンタカー優遇サービス
    • ハワイの空港でラウンジ利用無料

    こちらの保険も、本人会員だけでなく家族会員にも自動付帯されるタイプで、補償額は最大で1億円となっています。

    さらに本人会員の家族にも補償がされるので、海外旅行へよく行く方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

    担保項目 本人会員、家族会員への補償金額 本人会員の家族への補償金額
    傷害死亡 最大1億円 1,000万円
    傷害後遺障がい 400~1億円 40~1,000万円
    傷害・疾病治療費用(一事故、一疾病の限度額) 300万円 50万円
    賠償責任(一事故の限度額) 5,000万円 1,000万円
    携行品損害(年間限度額) 最高50万円、盗難時30万円(一事故あたりの自己負担額3,000円) 15万円(一事故あたりの自己負担額3,000円)
    救援者費用(年間限度額) 500万円 50万円

    ※dカード GOLDでの支払いなどの条件はなし。ただしdカード GOLDでの海外旅行費用の支払いの有無により、一部保険金額が異なります

    専用の問い合わせ窓口を利用できる

    dカード GOLDには専用の問い合わせ窓口「dカード GOLDデスク」が用意されています。

    様々なサービスに関する問い合わせはもちろん、ファイナンスサービスに関する相談までできるので、スタッフに対応してもらいたい方におすすめです。

    特にお得になるお店を利用すれば獲得できるポイントがアップ

    こちらはdカードと共通するメリットになりますが、特にお得になるお店で利用すると獲得できるdポイントが1.5~5%アップします。

    書店やコーヒーショップ、ガソリンスタンドなど様々なお店があるので、多くの方が利用しやすいと感じられるはずです。

    他にも「dカード ポイントモール」を経由してネットショッピングをするとポイントが1.5~10倍たまるので、dカード会員の方はこちらも利用してみてください。

    dカード GOLDのデメリット

    dカード Goldにはメリットだけではなく、いくつか注意するべきデメリットがあります。

    1. ポイントの取りこぼしが多い
    2. 家族分の携帯料金は家族カードを発行しないと適用外
    3. 1,000円未満の端数は切り捨て

    デメリット1.ポイントの取りこぼしが多い

    10%還元特典は正確に言うと、「1,000円(税抜)につき100円のポイントが付与」されます。

    これがなぜデメリットなのかと言うと、“切り捨てられるポイントが多い”からです。

    999円以下の端数は全て切り捨て

    利用料金ごとに付与されるポイントを表にしてみました。

    利用代金 付与されるポイント
    5,000円 500ポイント
    5,500円 500ポイント
    5,999円 500ポイント
    6,000円〜6999円 600ポイント
    7,000円〜7,999円 700ポイント

    5,000円でも5,999円でも付与されるポイント数は500ポイント。999円以下の端数は全て切り捨てです。

    “思ったよりもポイントが貯まりにくい”という不満が生まれる原因は、ここにもありそうですね。

    デメリット2.家族分の携帯料金は家族カードを発行しないと適用外

    dカード GOLDの本カード1枚で10%還元特典の対象になるのは本人分の携帯料金のみ。

    奥さん(旦那さん)や子供の携帯料金は対象外です。

    つまり、家族の携帯料金を10%ポイント還元させるには、家族カードを発行する必要があります。

    不評の原因
    特典が本人にしか適用されないのは、当たり前っちゃあたりまえの話のようにも感じます。

    ただ意外と「家族の携帯料金がポイント付与されなかった!」と怒っている人が多いのもまた事実。

    おそらく、「家族でドコモユーザーならお得!」という文言だけ覚えて注意点をよくよく見なかったんでしょうね。

    家族カードは2枚目以降は有料

    家族カードの年会費は以下の通り。

    • 1枚目:無料
    • 2枚目:1,100円(税込)

    奥さん(旦那さん)だけでなく、子供の分まで家族カードを作ったら必ず年会費が発生するわけです。

    ただやはり、10%還元を天秤にかけたらお得なので、家族カードは発行した方がいいと思います。

    18歳以下の子供がいる場合は注意

    家族カード申し込み条件は18歳以上。

    18歳以下は家族カードを発行できないので、当然ながら10%ポイント還元特典も対象外となってしまいます。

    お子さんが中学生や高校生の場合は、その金額分を差し引いて損益分岐点として判断しましょう。

    • 子供が18歳以上:夫+妻+子供の携帯料金が9,000円以上で年会費の元を取れる
    • 子供が18歳以下:夫+妻の携帯料金が9,000円以上で年会費の元を取れる
    MEMO
    「高校生の息子の携帯料金でポイント還元ができなかった!」と怒ってる人も何人か見かけました。

    デメリット3.携帯料金のポイントが1,000円未満の端数は切り捨て

    dカード GOLDで携帯代やドコモ光の料金支払いは、100円1ポイントの対象外になっています。

    そのため1,000円未満の端数は切り捨てられてしまうのです。

    これは公式サイトにも明記されています。(サイトの深層部でようやく見つけました...。dカード側からするとあまり知られたくないようですね)

    dカードゴールドのポイント付与対象の表

    ドコモのケータイ料金は別のカードで支払おう

    裏を返せば、別カードでケータイ料金の支払いをすれば、ポイントの2重取りができるということです。

    楽天カードのような高還元率カードがいいですね。

    楽天カード

    楽天カード

    VISAカードマスターカードJCBカードAMEXカード

    年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 初心者からヘビーユーザーまで圧倒的支持を集める万能カード。

    • 節約◎
    • 電子マネー
    • 買い物◎
    • 初めて
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 無料 1.00~3.00% google-pay apple-payedy
    こんな人におすすめ!
    年会費無料の高還元率カードがほしい人
    楽天市場をよく利用する人
    初めてクレジットカードを作る人
    国際ブランドを選びたい人
    メリットデメリット
    通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
    年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
    学生や主婦、フリーターでも発行できる可能性大
    身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
    Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
    国際ブランドもデザインも豊富
    家族カードの年会費永年無料
    楽天ペイのチャージ払いで最大1.5%還元
    ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
    ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
    所有者が多いのでステータスは低い
    審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
    Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
    楽天からのメルマガが多い(解除可能)
    期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
    楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
    1. 支払い方法をdカード GOLDに設定:10%還元特典を受けられる
    2. 楽天カードで支払い:1%のポイント付与

    合計で11%もポイントが貯まりますよ。

    dカード GOLDでポイントが10%還元されない原因と注意点

    ドコモの携帯料金を支払っているのに、「思ったほど10%分のポイントが貯まっていない…」と感じたことはありませんか?

    実は、dカード GOLDの10%還元には対象外の料金がいくつかあり、仕組みを理解していないと、実際の還元額とのギャップに驚いてしまうこともあります。

    この章では、なぜ10%分のポイントが受け取れていないように見えるのか、その主な原因と注意すべきポイントをわかりやすく解説していきます。

    原因は10%還元の対象外があること

    10%還元がきっちりされていない理由はいたって単純。

    ポイントが付与されない利用料金があるからなんですね。dカード GOLD公式ホームページには以下のような記述があります。

    各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報/FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

    出典:NTT docomo 

     

    ざっくり10%還元の対象を説明すると

    簡単に説明すると、10%還元の対象になるのは以下の料金だけ。

    • 基本使用料:カケホーダイプランなど
    • 通話・通信料:有料通話の代金
    • 付加機能使用料:パケホーダイプランなど

    消費税やケータイ本体の分割代金、d払いなどなどその他の料金は全て対象外になるんです。

    そのため実際にドコモに毎月支払っている料金のわりに、もらえるポイントが少ないと感じるんですね。

    注意点は3つ

    ポイントが全く付与されなかった原因は以下の3つ。

    1. ケータイ本体の「代金分割支払」は10%ポイント還元の対象外
    2. 割引が10%ポイント還元対象の基本料金から行われる
    3. 支払いの一部をdポイントで行った

    これらを「注意点」としてまとめていきます。

    注意点1:ケータイ本体の分割払い代金は10%特典の対象外

    昨今のスマホは高機能と引き換えに、本体代金がとっても高いですよね。

    ざらに10万円以上するので、分割払いで支払っている人も多いと思います。

    しかし、機種代金は10%ポイント還元の対象外。思ったよりもポイントが貯まっていないのはこれのせいかもしれません。

    12万円のスマホを分割払いした場合は...

    例えば12万円のスマホを24回払いにした場合、月々支払う機種代金は5,000円。

    ケータイの基本料金が6,000円だったとすると、1ヶ月あたりにもらえるポイントは以下のようになります。

    実際の支払い代金 11,000円(基本料金+分割払い代)
    実際に付与されるポイント 600ポイント(基本料金の10%還元のみ)

    毎月11,000円支払っていても、実際には600ポイントしか貯まらないんですね

    1,100ポイント貯まると勘違いしていた人からすると、大きな乖離が生まれてしまっていますね。

    注意点2.月々サポートでポイントが激減

    ※月々サポートはXi/FOMAにおいて2019年5月31日に終了したサービスなので、2022年4月現在適用されている人はほとんどいないと思われます。

    ※以下の情報は過去のものとなりますが、基本料が割引されて還元されるポイントが少なかった事例として、是非参考にしてください。

    ドコモでは購入した機種に応じて、毎月の利用代金から割引が行われる「月々サポート」というサービスがあります。

    「実質本体代金無料!」のような話を聞いて申し込みをした人も多いのではないのでしょうか?

    しかし、この「月々サポート」が10%ポイント還元特典のメリットを大幅に阻害しています。

    ポイントが貯まりにくい...と感じている人の多くは、この「月々サポート」が原因のはずです。

    基本料金から割引される

    その理由は、月々サポートの割引の対象が「基本料金」だからです。

    ご購入月の翌月を1か月目とし、最大24か月間、ご購入機種に応じた「月々サポート割引額」を毎月のご利用料金から割引きます。

    10%ポイント還元の対象になるのは「基本使用料・通話料・通信量・パケット量」の代金の基本料金のみでした。

    ここから割引されてしまうので、当然もらえるポイント数も激減してしまいます。

    分割払いで購入した人は勘違いしがち
    勘違いしがちなのが、分割払いで携帯を購入している場合。

    月々サポート分は決して、分割払い料金から割引されるわけではありません。

    • 間違い:携帯電話の分割代金が割引される
    • 正解:基本料金から割引される

    注意点3.携帯料金をdポイントで支払った場合

    ドコモの携帯料金はdポイントで支払うこともできます。

    考え方としては「月々サポートの割引」が損なのと同じです。

    手持ちのdポイント2,943円分をすべてケータイ料金の支払いに当てました。

    これは当然10%還元対象の基本料金から引かれます

    つまりdポイントで支払っても全くポイントが貯まらないばかりか、本来もらえるはずだった200〜300ポイントを貯め損ねている状態です。

    dポイントは優秀なポイント
    dポイントは交換可能なポイントが多く、マクドナルド・ローソンなど実店舗でも使えるところがたくさんあり、優秀なポイントです。

    携帯料金の支払いに充てなければいいだけの話で、使い勝手がいいポイントであることには変わりありません。

    年会費分をどう捉える?ほとんどの人はdカードでも◎

    dカード GOLDの10%還元特典で年会費の元を取るのは、意外とハードルが高いことがわかりましたね。

    そこでおすすめしたいのがdカードの一般カード

    dカード

    dカード

    VISAカードマスターカード

    ローソンで5.0%を始め多数の特にお得になるお店を持つオトクな年会費無料カード。docomoユーザーならさらに◎。

    • 節約◎
    • 電子マネー
    • 買い物◎
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 無料 1.00~5.00% id
    こんな人におすすめ!
  • ドコモユーザー
  • ローソンや三越伊勢丹によく行く
  • dポイント、d払いを使う機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、最大5.0%の高還元率
  • 特にお得になるお店はローソンや三越伊勢丹など多数
  • 貯まるdポイントは汎用性が高い
  • ドコモユーザーなら携帯補償や割引も
  • dカードポイントアップモール経由の通販で還元率アップ
  • 海外での日本語サポート「VJデスク」などあり
  • 後払い電子マネー「iD」を一体型で搭載
  • 旅行保険が付帯されない
  • ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
  • ドコモユーザーしか使えない特典がある
  • ステータス性はない
  • 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
  • dカードとdカード GOLDの違い

    dカードとdカード GOLDの違いを簡単に表にまとめてみました。

    card
    dカード
    card
    dカード GOLD
    年会費 無料 11,000円
    (税込)
    ドコモ利用での
    還元率
    1% 10%
    ケータイ
    補償額
    最大10,000円分 最大100,000円分
    ケータイ
    保証期間
    購入後1年 購入後3年
    空港ラウンジ ×
    海外旅行保険 × 最大1億円 ※

    ※海外旅行費用をdカード GOLDにて支払いした場合の支払い保険金額です。条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円です。

    ドコモ利用での還元率は大幅に下がりますが、通常時の還元率は1.0%と高く、年会費無料で一般カードとしてはかなり優秀

    dポイントが貯まり、d払いやiDも使えるので、ドコモユーザーには使いやすいカードですよ。

    https://digital-plus.co.jp/finance/cashless-id/

    年会費の元が取れなくてもdカード GOLDはおすすめできる

    そもそもゴールドカードは年会費が高い代わりに、海外旅行保険や空港ラウンジサービスが使えるよ、というもの。

    年会費の元を取り戻せる可能性があること自体すごいことなので、dカード GOLDは、ゴールドカードとしては非常にコスパがいいです。(多くの日本人が“年会費アレルギー”であることもまた事実ですが...)

    たとえケータイ料金の還元特典が年会費未満だとしても、dカード GOLDを発行してもいいのかなと思います。

    デメリットを理解した上でdカード GOLDを発行しよう

    ここまでは10%還元の罠について詳しく解説してきました。

    こう見ると負のイメージが強くなってしまいますが、当然恩恵を受けられる人もたくさんいます。

    あなた自身が特典のメリットを享受できるかどうか判断した上で発行すれば、非常にお得で使い勝手がいいことは間違いないです。

    年会費と10%還元特典の損益分岐点

    dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)。

    「11,000円(税込)÷12ヶ月≒900円/月」となり、月々900ポイント以上獲得できれば、10%還元特典で年会費を相殺できます。

    つまり、ケータイ料金・光料金のうち9,000円以上が10%還元の対象料金であればいいわけです。

    自分のドコモ携帯料金をチェックしよう!

    まずは一度ご自身のドコモの携帯料金を調べてみてください。

    My docomoという専用ページからスマホやパソコンで簡単にチェックできます。

    先ほど挙げた注意点を参考にして、紙に書き出して計算してみるといいですよ。

    • ドコモ光を契約している人
    • 家族でドコモユーザー

    の場合は、10%還元の対象になる料金が9,000円を超えている可能性が高く、dカード GOLDを発行して良さそうですね。

    まとめ

    いかがでしたか?今回は実際に筆者がdカード GOLDを利用して、悪評の原因となっている10%還元特典の注意点やデメリットを解説しました。

    dカード側の説明不足、注意書きがわかりにくい場所にあるので、「騙された」という印象を受ける人が多かったんでしょうね。

    年会費無料カードだったら、多少サービスに不満があっても仕方がないと諦めがつきますが、年会費が1万円するのでそういう訳には行かなかったみたいです。

    しかし人によっては絶対にお得になるので、ご自身の利用額と照らし合わせて損益分岐点を超えているなら発行をオススメしますよ!

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