
楽天カードは年会費永年無料で使いやすく、セキュリティも充実していることから、はじめての1枚に選ばれることも多いクレジットカードです。
また、「ポイントが貯まりやすい」「審査難易度は厳しくない」との評判もありますが、実際はどうなのか疑問に思っている方も多いでしょう。
この記事では、楽天カードのメリット・デメリットや、多くの方が気になる審査の難易度を解説します。
実際に利用している方の口コミ評判や他の楽天カードとの違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
楽天カードの基本情報 | ||||
年会費 | 初年度 | 2年目以降 | ||
無料 | 無料 | |||
発行時間 | 申し込みから1週間 | |||
入会資格 | 高校生を除く満18歳以上 | |||
追加カード | 家族カード | ETC | ||
無料 | 550円(税込) | |||
電子マネーなど | ![]() ![]() ![]() |
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国際ブランド | ![]() ![]() ![]() ![]() |
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初期の利用可能額 | 10万円前後 | |||
セキュリティ対策 | 本人認証サービス・不正利用検知システム・国際的な情報セキュリティ規格の取得 | |||
ポイント | 楽天ポイント | |||
還元率/有効期限 | 還元率 | 有効期限 | ||
1.0%~3.0% | ポイントの最終獲得日から1年間 | |||
ポイントの交換先 | ![]() ![]() |
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付帯保険 | 海外 | 国内 | ||
〇 | ✕ | |||
その他 | 空港ラウンジ利用 | ショッピング保険 | ||
✕ | ✕ |
目次
楽天カードはポイントを効率よく貯めたいすべての人におすすめのカード!
楽天カード

年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 初心者からヘビーユーザーまで圧倒的支持を集める万能カード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 1.00~3.00% | ![]() ![]() ![]() |
楽天カードは年会費が永年無料でありながら、基本ポイント還元率1.0%と高還元を誇る、非常にコストパフォーマンスに優れたクレジットカードです。
最大の特徴は「楽天経済圏」での圧倒的なポイントの貯まりやすさにあります。
楽天市場での利用でポイントが最大4倍になるほか、楽天グループのサービスを使えば使うほどポイント還元率がアップしていく「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」が魅力です。

貯まったポイントは「1ポイント=1円」として、楽天市場はもちろん、街中の提携店や楽天ペイでの支払いにも使えるため無駄なく活用できます。
審査のハードルも比較的低く、初めてカードを持つ方からお得に「ポイ活」をしたい方まで、幅広い層におすすめの一枚です。
楽天カードのメリット
多くの人から選ばれている楽天カードですが、ポイント高還元意外にもどんなメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、いくつかある楽天カードのメリットを6つ、例に挙げてみました。
ポイント還元率のことも含めて詳しく解説するので、発行を検討している方はぜひ参考にしてください。
年会費永年無料でコストをかけずに持ち続けられる
楽天カード最大の魅力の一つが年会費が永年無料であることです。
初年度だけ無料というような条件付きではなく、発行手数料も一切かからずに2年目以降もずっとコストゼロで持ち続けられます。
そのため、「とりあえず作ってみる」という選択がしやすいので、初めてクレジットカードを持つ方におすすめです。
基本ポイント還元率1.0%と高還元
楽天カードは年会費無料でありながら、どこで利用してもポイント還元率が常に1.0%という高水準を誇ります。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度が多い中、楽天カードはその2倍のポイントが貯まるので、ポイントが貯まりやすくなりお得です。
普段のスーパーやコンビニでの買い物から楽天グループのサービスでの利用など、あらゆる生活シーンで効率よくポイントを貯められるのが大きな強みでしょう。
参考:楽天カード「カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先」
楽天市場での利用でポイント最大4倍
楽天カードの真価が最も発揮されるのが、楽天市場でのお買い物です。
楽天市場でのお買い物の通常ポイント1倍に加え、楽天カードを利用するだけでポイントが+2倍(特典分+通常分)され、合計で常にポイントが3倍(還元率3.0%)になります。
さらに、毎月5と0のつく日は楽天カードでのお買い物で+1倍になるので、最大4倍のポイントが還元されます。

楽天市場をよく利用する方なら、持たない理由がないほど効率的にポイントを貯められるカードです。
楽天ペイとの連携でポイント還元率UP&二重取り可能
楽天のQRコード決済「楽天ペイ」に楽天カードを紐づけ、チャージ払いを利用すると最大1.5%の還元を受けることができます。
楽天ペイへのチャージ方法はいくつかありますが、クレジットカードでチャージする場合、利用できるカードは楽天カードのみです。
なお、楽天ペイの支払い方法にも「カード払い」がありますが、最大1.5%の還元を受けるには「楽天キャッシュ(チャージ払い)」で支払わなければいけません。
カード払いにしてしまうとポイント還元率は1.0%になってしまうので注意しましょう。
【条件】カウント期間中に楽天ポイントカードを2回以上提示
【対象】アプリ内の楽天ポイントカード(対象アプリはこちら)

支払い前に楽天ポイントカードの提示でポイント二重取りが可能!
楽天ペイや楽天カードで支払う前にポイントカードを提示すると、最大で1.0%ポイントが還元されます。
これは、支払った際に還元されるポイントとはまた別になるので、ポイントの二重取りが可能になるということです。
■ 例えば、ポイントカードを提示した後に楽天ペイのチャージ払いを利用した場合

なお、最大1.0%還元になるのは楽天ポイントカードのご提示で、100円(税込)につき1ポイントが進呈される店舗で利用した場合です。
ポイントカードの提示による還元率は店舗によって異なるので、詳細はあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
国際ブランドの選択肢とカードデザインが豊富
楽天カードは機能だけでなく、デザインや国際ブランドの選択肢が豊富な点も魅力です。
国際ブランドは世界でもシェア率の高いVisa、MastercardやJCB、American Expressの4種類から選べます。
また、券面デザインもシンプルなカラーセレクションからアニメ・キャラクターまで豊富に用意されており、好みに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
なお、デザインによって選択できる国際ブランドが異なることには注意しましょう。
参考:楽天カード「国際ブランド」/「クレジットカードのデザイン一覧」
提携店舗が多く、ポイントの使い道も豊富
楽天カードで貯めたポイントは「1ポイント=1円」として非常に多くの場所で使えるため、使い道に困ることがありません。
ファミリーマートやミスタードーナツといった街の楽天ポイントカード加盟店では、ポイントを貯めるだけでなく、支払いに直接利用することも可能です。
もちろん、楽天市場や楽天証券でのポイント投資など、楽天グループのサービスでも幅広く活用できるので、現金に近い価値を持つポイントといえるでしょう。
楽天カードのデメリット
多くのメリットを持つ楽天カードですが、使い方やライフスタイルによっては注意すべき点も存在します。
ここでは、楽天カードを利用する上で考えられるデメリットを5つ紹介します。
自分の使い方と照らし合わせ、本当に最適なカードかを見極める参考にしてください。
即日発行ができない
最近のクレジットカードは最短数分でカード番号を発行できるものが多いですが、楽天カードは即日発行に対応していません。
審査は最短数分で完了する場合もありますが、カードが手元に届くまでは約1週間から10日程度かかります。
STEP3 カード受け取り
カードは「お申し込み受付のお知らせ」メール到着後、通常約1週間~10日前後でのお届けとなります。
年末年始やゴールデンウィークなどの連休が重なる場合や、
審査状況または配送地域、時間帯(深夜等)などにより、通常より遅くなる場合がございます。- 出典:楽天カード「お申し込みの流れ」
そのため、「海外旅行が目前に迫っていて、すぐにでもクレジットカードが必要」といった緊急のニーズには応えられないので注意しましょう。
利用したい予定がある場合は、余裕を持って申し込むことが大切です。
楽天経済圏を使わない人には恩恵が少ない
楽天カードの最大の魅力は、楽天市場をはじめとする楽天グループのサービス(楽天経済圏)利用でポイントが倍増する点にあります。
裏を返せば、これらの楽天経済圏のサービスをほとんど利用しない方にとっては、その恩恵を十分に受けることができません。
基本ポイント還元率が1.0%と高水準ではありますが、楽天関連の特典を活かせない場合、他の高還元率カードの方がライフスタイルに合っている可能性があります。
申し込み前に自分のライフスタイルを振り返り、楽天カードの機能を十分に活かせるかどうかをあらためて考えてみましょう。
ETCカードの年会費が有料
楽天カードでETCカードを発行する場合、年会費として550円(税込)が発生します。
多くのクレジットカード会社がETCカードの年会費を無料にしている中で、これは明確なデメリットでしょう。
しかし、楽天ゴールドカード以上のカードを持つ場合や、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員以上に到達すると年会費は無料になります。
クレジットカード・ランク | 年会費 |
楽天ゴールドカード・ 楽天プレミアムカードを所持 |
無料 |
会員ランクが ダイヤモンド会員・プラチナ会員 |
無料 |
上記以外 | 550円(税込) |
高速道路を頻繁に利用する方やETCカードの作成も考えている方は、年会費のことも考慮して検討しましょう。
付帯保険が充実しているとはいえない
楽天カードには最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しますが、これは利用付帯です。
ツアー代金や交通費などを楽天カードで支払った場合にのみ保険が適用されるため、持っているだけでは有効になりません。
また、国内旅行傷害保険やショッピング保険は付帯していないため、手厚い保険を求める方には物足りなく感じるでしょう。
期間限定ポイントがある
楽天ポイントには有効期限のない「通常ポイント」と、有効期限が設定されている「期間限定ポイント」の2種類があります。
特に、入会キャンペーンなどで大量に付与されるポイントの多くは期間限定ポイントです。
有効期限はそれぞれ異なる期間が設定されているので、気づかずに失効させてしまうケースも少なくありません。
せっかく貯めたポイントを無駄にしないためには、楽天PointClubアプリなどでこまめに有効期限を確認し、計画的に利用する必要があります。
楽天カードの評判・口コミ
ここまで楽天カードのメリットとデメリットを紹介してきましたが、実際に楽天カードを利用している方はどう感じているのでしょうか。
楽天カードを実際に利用している方の口コミをもとに、「良い点」と「悪い点」をまとめてみました。
楽天カードの良い評判・口コミ
楽天カードの良い評判・口コミは以下の3つです。

楽天ポイント貯めたいなら作るべき
楽天市場ヘビーユーザーとしては、このカードはつくっておいてよかったなという感じです。支払いをこれにするだけでポイント倍になりますし、楽天ペイと連携させて、毎月ポイント稼いでいます。審査も通りやすかったです。
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」

ポイントが貯まりやすい
クレジットカードは楽天をメインで使ってます。
ポイントを貯めるならできるだけカードの枚数は減らした方がいいので、楽天に一本化しました。カードでどれだけ使ったかはマネーフォワードで管理しているし、メールもちゃんと届くので不正利用のチェックがしやすいです。
コーナンとかココカラファインとか、お店でも楽天ポイントが貯められるようになったので便利です。
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」

驚くほどポイントがたくさん貯まります!
コンビニやスーパー、飲食店等、様々なところで使え、ポイントがたくさん貯まってとても便利です。私は、楽天カード加盟店舗であるダイコクドラッグやサンドラッグでよく買い物をします。日によってポイント5倍デーを設けているところもあり、その日を狙って買い物をしています。また加盟店舗以外でも、web上でエントリーして楽天カードを使用するとポイントが通常以上に加算される店舗があり、enaviという楽天カードのマイページを日々チェックしておくと、お得に買い物できて便利です。
日頃からこのカードを使用している私にとって、使えば使うほどポイントが貯まるのがとても魅力的だと思っています。
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」
主に、ポイントの貯まりやすさについて評価している声が多く見受けられました。
店舗によって定期的にポイント増量キャンペーンを行っていることもあるようなので、よくいくお店が楽天ポイントと提携がある場合はお得にポイントを貯めるチャンスです。
また、「審査に通りやすい」という口コミもあったので、審査に不安がある方も楽天カードの発行を検討してみてください。
楽天カードの悪い評判・口コミ
一方で、楽天カードの悪い口コミ・評判は以下の3つです。

カスタマーセンターの対応…
カスタマーセンターのチャット対応、最悪です。問題が解決されず、詳細を入力をしている途中に、「失礼します」とチャットを終了されました。
このように強制終了されるなら問い合わせをしないのと何ら変わりありません。問題は解決しない上に、ただただ不愉快になって終わりました。
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」

電話対応が悪い
電話対応が本当に悪すぎます。月々の支払いが厳しく支払いのご相談をしていていただき解約すればこの金額でできますと案内してもらいました。
最終的には書類も送付させていただきますとのことでしたが
一向に書類もこず、久しぶりに電話かかってきたと思えば、月々の支払いも減額されていないままでそのような話は聞いておりませんなど、私の話を聞こうともせずに私の話を遮るように台本のような説明しかしない失礼すぎます
引き継ぎもなし、自分たちが言ったこともやらないこんな電話対応が悪い会社は初めてです
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」

楽天最悪
楽天カードを作って、毎月遅れずに引き落としも出来ていたのに、増額の申請をした所、いきなりカードが使えなくなって強制解約させられました。意味がわからない。
楽天カード最悪。楽天カードつくるなら、エポスカードの方が全然使えるし、対応も100倍良い。
- 出典:みん評「楽天カードの口コミ・評判」
悪い口コミ・評判のほとんどはカスタマーセンターの対応に関しての評価でした。
なにか問題や困りごとがあったときに利用するカスタマーセンターですが、解決できずに終わってしまうことが多々あるようです。
なかには、いい対応をしてもらえたといった口コミもあったので、全員が同じ対応をとるというわけではありませんが、参考程度に覚えておくと良いでしょう。
楽天カードの審査は厳しい?難易度と基準を解説
楽天カードを申し込む上で、多くの方が気になるのが審査についてでしょう。
結論からいうと、楽天カードは学生や主婦、パート・アルバイトの方でも発行実績が豊富な「流通系カード」であるため、申し込みのハードルは低いといわれています。
ここでは、審査の具体的な基準や通過のコツを詳しく解説していくので、審査に不安がある方は参考にしてください。
申し込み資格は「高校生を除く18歳以上」
楽天カードの申し込み資格は非常にシンプルで、「高校生を除く18歳以上の方」と定められています。
収入に関する明確な基準は設けられていないため、パート・アルバイトの方はもちろん、学生や専業主婦(主夫)の方でもお申し込みが可能です。
なお、18歳以上28歳以下の学生であれば、楽天の学生カード「楽天カード アカデミー」に申し込むのがおすすめです。
楽天カードの審査難易度は比較的やさしめ
楽天カードの審査難易度は、他のクレジットカードと比較して厳しくないといわれています。
その理由は、楽天カードがより多くの会員を獲得することを目的とした流通系カードであるためです。
会員数の増加が楽天グループ全体の利益につながることから、審査の門戸を広く設定していると考えられます。
実際に、学生や主婦(主夫)など、収入が安定していない層でも審査に通過している例が多く、初めてクレジットカードを作る方でも安心して申し込める1枚といえるでしょう。
審査で重視される項目は「属性情報」と「信用情報」
楽天カードの審査では、主に属性情報と信用情報の2点が総合的に判断されます。
属性情報で支払い能力の基礎があるか、信用情報で延滞や債務整理などの金融事故情報がないかを信用情報機関を通じて確認します。
クレジットカードの審査において、特に信用情報は重視されるため、過去に支払いの遅延などがないことが重要です。
楽天カードの審査時間と発行までの日数
楽天カードは審査のスピードが速いことでも知られており、申し込み後、最短数分で審査完了のメールが届く場合もあります。
しかし、申し込み内容や時間帯によっては数日かかることもあるので注意しましょう。
なお、申し込んだカードの発行状況は、一部のカードのみ専用のWebページで確認できます。
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天カード アカデミー
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- アルペングループ 楽天カード
無事に審査が完了すると、カードは申し込みから約1週間~10日程度で手元に届きます。
即日発行には対応していないので、旅行などで利用したい場合は、余裕を持って2週間前までには申し込んでおくと安心です。
参考:楽天カード「よくあるご質問(Q.申し込んだカードの発行状況を確認したい)」
楽天カードの審査に通過するコツ
楽天カードの審査通過の確率を上げるには、いくつかのコツがあります。
最も効果的なのは、申し込み時に「キャッシング枠」を0円に設定することです。
クレジットカードのキャッシングは借入にあたるため審査が厳しくなりますが、枠を希望しないことで審査のハードルを下げられます。
また、短期間に複数のカードを申し込むと多重申し込みになり、審査に通りにくくなるので避けましょう。
そして、基本中の基本ですが、年収や勤務先などの情報は誤りなく正確に入力することで、審査通過率を上げるだけでなくスムーズに審査を終えられます。
楽天カードの申し込み方法と発行までの流れ
楽天カードの申し込みは、すべてスマートフォンやパソコンからのインターネットで完結します。
手続きは非常にシンプルで、画面の案内に従って入力していくだけなので、初めての方でも10分程度で完了するでしょう。
- 申し込み
- 入会審査
- カード発行・発送
- カード受け取り
- 入会特典のポイント受け取り
なお、申し込み時に本人確認書類と引き落とし口座情報がわかるものが必要になります。
開催中のキャンペーン情報
楽天カードは常時、新規入会&利用で5,000ポイントプレゼントする入会キャンペーンを行っています。
- 新規入会で2,000ポイントプレゼント
- 申し込みの翌月末までに3回以上カード利用で3,000ポイントプレゼント
新規入会でもらえる2,000ポイントは通常ポイントで、カード受け取り後「楽天e-NAVI」に登録でもらえます。
なお、3回以上の利用でもらえる3,000ポイントは期間限定ポイントなので、有効期限に注意が必要です。
自分に合ってるカードはどれ?楽天カードを徹底比較
楽天カードには、スタンダードな一般カードのほかに複数の種類が存在します。
それぞれ年会費や特典内容が異なるため、ライフスタイルに合わないカードを選んでしまうと年会費が無駄になったり、受けられるはずの恩恵を逃したりすることもあります。
ここでは、一般カードとそれぞれのカードの特徴をわかりやすく比較するので、自分に合う最適な1枚を見つけてください。
【比較①】楽天PINKカード
楽天PINKカードは通常の楽天カードの機能はそのままに、女性に嬉しい特典を月額料金でカスタマイズできるカードです。
年会費は永年無料で、楽天グループの優待サービスや、飲食店・映画チケットなどの割引、女性特有の疾病に備える保険といったオプションを追加できます。
オプションは自由に組み合わせたり、付け外ししたりすることが可能なので、追加料金を払ってでも自分に合った特典をプラスしたい方におすすめです。
【比較②】楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)という手頃な価格で持てるゴールドカードです。
通常の楽天カードの特典に加え、国内の主要空港と一部の海外空港のラウンジが年間2回まで無料で利用できる特典が付帯します。
また、利用可能額の上限が最高200万円に引き上げられる点や、ETCカードの年会費が無料になる点も魅力です。
さらに、楽天カードプレミアムプログラムでお得にポイントを獲得できるので、ワンランク上のサービスを受けたい方は検討してみてください。
楽天モバイルのギガ割引や楽天銀行の金利優遇、楽天トラベルのポイント還元率アップなど、楽天サービスをよりお得に利用できます。
【比較③】楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)で、特に海外旅行に行く方にメリットが大きい本格的なゴールドカードです。
最大の特徴として、世界1,300カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を年5回まで無料で利用できます。
これだけで年会費の元が取れるほど価値の高い特典といっても過言ではありません。
手厚い国内外の旅行傷害保険も付帯し、楽天市場でのポイント還元率もアップするため、海外旅行や出張の頻度が高い方に最もおすすめのカードです。
楽天カードのよくある質問
楽天カードのよくある質問は以下です。
申し込み前に疑問点は解消させておきましょう。
Q1.楽天カードはどんな人におすすめですか?
楽天カードは一言でいうと「ポイントを効率よく貯めて、お得に生活したい人」におすすめのクレジットカードです。
なかでも、以下のような方には楽天カードの利用が向いています。
- 楽天市場など楽天経済圏をよく利用する方
- 学生や社会人などのはじめてクレジットカードを作る方
普段から楽天経済圏をよく利用している方は、同じ楽天グループの楽天カードを利用すればポイントも貯まりやすくお得です。
また、年会費無料+審査も厳しくないので、学生や社会人などの「初めての1枚」にもおすすめのカードといえるでしょう。
Q2.利用可能額(限度額)はいくらですか?
楽天カードの利用可能額(限度額)は最高100万円ですが、審査結果によって個別に設定されるため、一概に「いくらです」と決まっているわけではありません。
限度額は申込時に申告した情報や信用情報機関の情報を基に行われる審査によって、申込者の「支払い能力」を判断して決定します。
はじめてカードを作る方や学生・主婦の場合は10万円~30万円程度の低めの金額に設定されることが多いです。
なお、楽天カードの場合は楽天市場など、その他楽天サービスの利用状況も考慮されることがあることを覚えておきましょう。
Q3.主婦やパート・アルバイトでも申し込めますか?
楽天カードは18歳以上であれば主婦やパート・アルバイトでも申し込むことは可能です。
しかし、18歳以上でも高校生の場合や90歳以上の方は申し込むことができないので注意しましょう。
参考:楽天カード「よくあるご質問(主婦・パート・アルバイトの場合でも、カードを申し込むことができるか知りたい)」
Q4.在籍確認の電話はかかってきますか?
楽天カードに限らず、クレジットカードの審査では原則として在籍確認を行わないところが多いです。
しかし、提出された申し込み情報に確認が必要な点があったり、審査の状況によっては、例外的に電話での確認が行われる可能性もあります。
申込者本人が不在でも電話に出た方が「〇〇は席を外しております」などと応答し、在籍している事実さえ確認できれば完了となりますので、過度に心配する必要はないでしょう。
なお、楽天カードで在籍確認が行われる場合は、担当者の個人名で自宅または勤務先に電話がかかってくると公式メディアに明記されています。
参考:みんなのマネ活「クレジットカードの在籍確認とは?電話の有無や実際の流れを解説」
Q5.カード利用の締め日と支払日(引き落とし日)はいつですか?
楽天カードの締め日は毎月末日、支払日(口座からの引き落とし日)は翌月の27日です。
例えば、1月1日から1月31日までの間に利用した分は、翌月の2月27日にまとめて指定の口座から引き落とされます。
なお、27日が土日祝日など金融機関の休業日にあたる場合は、その翌営業日が引き落とし日となります。
また、楽天市場での利用分のみ、締め日が毎月25日と早めに設定されているので注意しましょう。
参考:みんなのマネ活「楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?祝日の場合も解説」
まとめ
ここまで楽天カードのメリットやデメリット、審査情報について解説してきました。
楽天カードは年会費永年無料で基本還元率1.0%を誇る、コストパフォーマンスに優れた一枚です。
特に、楽天市場などの楽天サービスを利用する楽天経済圏では、ポイント還元率が大幅にアップするため、楽天ユーザーには必須のカードといえます。
また、審査の難易度は比較的やさしく、学生や主婦、パートの方でも申し込みやすいのが特徴です。
この記事で解説したメリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルに最適な1枚である場合はぜひ作成を検討してみてください。