「どうして自分にはこんなに借金が?」そんな風にお嘆きの方も多いと思います。
住宅ローンや子供の教育ローンのような、一般的な借金については周りと相談しやすくても、それ以外の借金について相談したり教えてもらうようなことってなかなか難しいですね。
なかなか知ることができない他人の借金と借金返済方法について見てみましょう。
目次
借金の理由、原因は人それぞれ!主要なものをご紹介
早速借金の理由について見てみましょう。
娯楽費
一つ目は娯楽費です。
飲み会・旅行・オタ活など娯楽のための費用がかさんでしまい、気がついたら借金が多くなっていたような場合です。
このタイプの人がする借金は、いわゆるリボ払いにすることが多く、返済額が当初は緩やかで残高をあまり意識せずに「返済はしているので…」とどんどん使ってしまうことに特徴があります。
その結果、クレジットカードの枠がいっぱいになって初めて数十万円の借金をしていることに気が付くも、娯楽を急にやめられなかったりして、借金を増やすという特徴があります。
自分の借金がいくらあるのかわからなくなってしまう傾向にあります。
生活費
次に生活費です。
いままで残業代ありきで生活していた人が急に残業代をカットされたり、そもそも職場が倒産したりしたときに、十分な貯蓄がない場合、生活費を捻出するための借金をすることがあります。
昨今ですとコロナによって、更にこのような人が増えてきていることが予測されます。
ギャンブル
競馬やパチンコなどのギャンブルのためにお金を使ってしまう場合です。
昨今では競馬はコンテンツ産業とコラボして利用者の裾野を広げようとしていますし、パチンコも映画やドラマ・アニメなどのコンテンツを題材にした遊戯台が開発されるなどして、レジャー性が高くなっています。
そのため、気軽に始められるようになっています。
パチンコは一回の負けが数万程度なので、やったことがない人からすると、どうしてこれが原因で多額の借金をするんだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、大当たりをしたときの快感や、負けているときに「ここでやめてしまっては損をするだけでもう少し打ち続けていれば当たりはでる」と考えてしまうのです。
中にはギャンブル依存症のような状態なってしまっており、本人はやめたいと思っていてもやめられなくなっているケースがあります 。
ショッピング
ショッピングのクレジットカード利用も借金の原因です。
ファッションに興味がある人や、ブランド物・高級お取り寄せグルメなどでついついクレジットカードを使いすぎる方も多いです。
娯楽の場合と同様にショッピング利用はリボ払いにする方が多く、気がついたときには容易に返済できないレベルの残高になっているのです。
軽い気持ちで利用してしまう傾向があります。
車購入
特に公共交通機関があまり発達していない地方にお住まいの方に多いのが車購入などの自動車に関する費用です。
自動車だけであれば中古車などの安いものを購入すれば生活を圧迫するようなことは滅多にありません。
しかし、どうしても他人の目が気になってしまいがちの方は、より高級な自動車を購入します。
自動車を購入すると、どうしても車検・燃料費・自動車の任意保険・駐車場など付随する費用がどんどんかかります。
その結果、車を維持するためだけに借金を重ねてしまうこともあります。
住宅購入
住宅購入のために住宅ローンを利用するのは人生の中で一番大きな借金といえます。
住宅ローンで住宅を購入したときには順調に返済できる金額であったとしても、その後に転職して収入が下がってしまった、会社の別の部署に配置転換となって収入が下がってしまったというような場合もあります。
賃貸だったらもっと安いところに引っ越しをして、ということが可能であっても、住宅を買ってしまうと安い物件に買い換えるということはできません。
なんとか頑張って住宅を維持するために借金を重ねてしまうことがあります。
親の借金
借金はなにも自分でしたものに限られません。たとえば親がした借金の支払いに追われることがあります。
たしかに親がした借金の支払い義務はありません。
しかし、親の債務の連帯保証人になっていたような場合や、親が無くなって借金を相続するような場合があります。
この場合は自分の債務の支払いとして親がした借金の支払い義務が発生します。
家族の借金
親以外にも家族がした借金のために自分も借金を負うことがあります。
上述したように家族がした借金の連帯保証人となっている場合には、自分の債務の履行として返済義務を負うことになります。
また連帯保証人となっていなくても、家族がした借金をみんなで一度返済するために、金銭を出し合ったりすることもあります。
ですが保証人になっている場合には別なので注意しましょう!
奨学金
奨学金の支払いができなくなるようなケースもあります。
奨学金を使って大学まで行ったものの、就職活動がうまくいかなかったり、そもそも就職をせずに何か夢を追いかけたりした結果、いざ返済が苦しくなって就職をしようと思っても、奨学金の返済ができるような就職先が見つからず、返済が滞ってしまうパターンがあります。
なお、奨学金については半分の額を親が連帯保証していることが多く、子が自己破産をした結果親が奨学金の支払いを連帯保証人としてしなければならなくなるケースがあります。
投資
最後に投資です。投資は基本的には元本を失うおそれのあるものですが、ものによっては元本を失うのみでは足りず、借金を負うことになるものもあります。
よく挙げられるのが株式や商品先物取引やFXなどですが、昨今では仮想通貨取引が活発となっています。
これらは、レバレッジと呼ばれ、保有している預金額以上の取引をすることができるので、大きな利益につながることはあるのですが、その分大きな損失も出すことになります。
リーマンショックの時期には億を超える借金をFXで作った人も居ます。
借金がかさんでしまう理由は?20・30・40どの年代が多い?
借金がかさんでしまう原因を年代別にご紹介します。
教育費や医療費がかかる時期
教育費や医療費は40代に多い借金です。子どもの教育費や親の医療費など、家族の出費に悩まされる年代です。
貯蓄があっても急な出費によって借金がかさんでしまうケースもあります。また、子どもや親のために、ついむりをして借金を隠してしまう方もいます。
一家の大黒柱になる年齢だからこそ、やむを得ない出費が重なってしまうと自転車操業に陥りやすいのです。
住宅ローンの返済が難しくなる
住宅ローンの返済に悩まされるのは、30代~40代に多くみられます。
失業や転職で収入が変化してしまうと、住宅ローンの返済が重くのしかかってきます。住宅ローンは滞納を重ねてしまうと競売のリスクも上がってしまうので、借金を重ねても住宅ローンの返済を優先せざるを得ません。
また、変動金利制を採用している方は金利の変動時期に住宅ローンの返済に行き詰ることがあります。将来を見据えて借り入れたつもりが、社会情勢の変化などで住宅ローンに困ってしまうケースです。
転職が多く、リストラの可能性も
転職やリストラはかつて40代に見られましたが、近年20代も多く経験しています。
転職もリストラも収入が大きく低下してしまうので、生活費に困窮しやすくなります。返済しないといけない借金や生活費の工面のために、借金の負の連鎖に陥りやすくなります。
転職やリストラはストレスも大きく、精神的な負担も大きいので借金癖につながる人も少なくありません。
ある程度の収入があり、お金を借りやすい
収入が多く、借金は不要のはずが30代に借金が増加しています。
借金の審査には収入状況が確認されます。収入が多いとそれだけ多くの借入が出来るので、つい借金を増やしてしまうパターンです。ちょっとしたお小遣いのつもりが、高額の借金につながるケースが散見されます。遊興費にお金を使ってしまう方も多いパターンです。
また、収入が多いと返済への見積もりが甘い方も見られます。自分ならいつでも返せる、と過信してしまい借金がどんどん増えてしまうのです。
借金癖のある人の特徴
上記のような借金がある人にはどのような特徴があるのでしょうか。
計画性がない
まず、計画性がない人が多いことが挙げられます。
たとえば計画的に海外旅行を楽しむ方は、事前にしっかり貯蓄をして、旅行先で使う金額を計算し、どのくらいのお金がかかるかを下調べした上で旅行を楽しみます。
借金をして海外旅行を楽しむ人は、気が向いたらカードを使って航空券を申し込み、何にいくらかかっているかわからないままカードで食事・買い物を繰り返し、ということを行います。
また、計画性なく買い物をする人は、リボ払いにしたままいくら返済して、いくらの借金が残っているかということを確認しないで繰り返しクレジットカードを使い、気がついたらクレジットカードの枠いっぱいになるということを繰り返します。
見栄っ張りな性格
見栄っ張りな性格がある人も借金をしやすい傾向にあります。
上述の例で言うと、移動をするだけであれば中古車で良いにもかかわらず、人の目を気にすする見栄っ張りな性格が原因で高級車を購入したります。
他にも、結婚式を豪華にする、ご祝儀を人よりも多めにわたす、飲み会をしたときに奢ってしまうなどして、不必要な出費を増やしがちです。
ストレスの発散が浪費
ストレスの発散方法が少ないため、浪費に走ってしまう方がいらっしゃいます。
よくあるのが、職場と自宅の往復で土日にストレス発散のための行動をする暇もないようなときに、たまにできた休みに大きな額の散財をしてしまうような場合です。
また、男性で職場の交流でお酒を飲みにいくような場合に、そのまま二次会と称してキャバクラや風俗に行ってストレス発散しようとする方がいらっしゃいます。
上手なストレス発散方法を持たないと、お金を使ったストレス発散に走りがちです。
依存体質
依存体質がある方は、依存をしているもののために見境なくお金を使うため、借金をしやすいです。
依存の対象は人・物を問いません。
例えば、女性で男性の恋人に依存してしまうような人は、男性に対していろいろと貢いでしまう結果、借金を作ってしまうようなケースがあります。
また、辛いことがあるとお酒に依存するような場合、お酒を飲んでいるときについつい気持ちが大きくなって、高いお酒をどんどん飲んでしまったりすることがあります。
アルコール依存症などの病気として診断されるレベルになると、お酒を飲むことが生活の中心になってしまい、借金をすることへの抵抗が一切なくなってしまいます。
ギャンブル好き
ギャンブル好きな人は借金をする傾向にあります。
ギャンブルが好きになると2つの傾向が生まれます。
一つは当たったときの快感が忘れられなくなること、もう一つは負けているときに今やめると損をしてしまうということです。
パチンコや競馬などは上述もした通り最近はレジャー性も兼ね備えているのですが、ギャンブル好きな性格はよりこの性格が強いといえます。
パチンコ屋の近くに消費者金融の無人契約機があるのを見たことがある方も多いと思うのですが、あれは「あともう少しで出るかもしれない…」という心理につけこんだ営業方法にほかなりません。
借金がかさんでしまった人の末路はどうなる?
闇金に追われ、ストレスの毎日
借金が滞ると督促に追われます。郵便や電話での督促に追い込まれると、つい「闇金」に手を出してしまいがちです。しかし、闇金は違法な金融業者です。
違法行為を繰り返し、職場まで激しい督促を行う場合もあり、ストレスに追われて更なる借入に手を出してしまいます。
また、最近では闇金に似た給与ファクタリングと呼ばれる新たな闇金も登場しています。お金を工面するために悪質な業者からお金を借りてしまうと、生活が破綻してしまう原因になります。
家族に影響が及ぶ可能性も
借金の返済に困ると、家族にも影響が及ぶ可能性があります。
督促の電話や郵便は家族のストレスにもなるからです。また、借金がかさむと滞納税や家賃の滞納にも発展する可能性があり、家族の生活にも悪影響となります。
家族が保証人となっている借金は、請求に発展するケースもあります。闇金など悪質な金融業者から借りてしまった場合には、家族への督促を行う可能性もあります。
裁判に発展する可能性も
借金の返済に困り、怖くなって放置していると訴訟に発展する可能性もあります。
近年はクレジットカードの支払いが延滞すると、すぐに訴訟を起こすカード会社もあります。督促を放置していると、ある日突然訴状が届くかもしれません。
訴状すらも放置していると、給与や財産の差し押さえに発展します。訴訟が起きて差し押さえに至ると、会社やご家族にも借金が見つかってしまいます。
社会的信用を大きく損なうことになりかねません。
逃げる方法はない
借金が返せなくなると、つい思考回路が「逃げる」方向に行きがちです。
しかし、返済をせずに放置して何か解決するのでしょうか?答えは「NO」です。返済を放置しても返済義務が消えません。よく時効を狙って逃げようとする方もいますが、訴訟のリスクを上げてしまうだけです。借金を放置していると、訴訟に発展したり債権回収会社に債権が移動し、督促が増す場合があります。
放置をせずに、借金に向き合うことが大切です。
自死を考えてしまう方も
借金がどんどん雪だるま式に増えていくと、闇金や家族のお金にまで手を付けてしまいます。すると、最後には自死を考えてしまうことになります。
もっと早い段階で解決できる方法があったはずなのに、やみくもにお金を使った結果、死を意識するのです。
しかし、多額の借金を残して自死してしまったら、残された家族がその後の対応をせざるを得ません。遺産の整理や相続放棄など、自死では解決しない問題が残されてしまいます。
借金から抜け出す方法!
では借金から抜け出す方法を検討しましょう。
結論として、借金から抜け出すには「完済する」か「債務整理する」の2つしか選択肢はありません。
上記2点のためにどのような行動を起こしていくと良いのか、ご紹介いたします。
借金総額を把握する
どのような選択肢があるかは人によりそれぞれですが、借金から抜け出したい人の多くは、毎月何日にいくら支払わなければならないか、だけしか把握しておらず、借金そのものを把握していないケースがほとんどです。
まずは借金がいくらあるのかその総額を把握しましょう。
消費者金融からの借り入れをATMで返済をしている方は、返済をする際のレシートに残高が載っています。
また、会員がログインできるページで残高がどれくらいかは把握をすることが可能です。クレジットカード引き落としになっているものは会員がログインできるページで残高を把握しましょう。
住宅ローンも借り入れをした銀行の会員ページで確認をすることが可能です。
なお、借金を相続した場合には、故人の信用情報の開示をしてもらうことで確認をすることが可能です。
収入を増やす、支出を減らす
同時に収支の状況を確認しましょう。
借金返済に追われているときは、毎月返済ができれば良くなっており、収入がいくらあって支出がいくらなのかをしっかり把握できていないことが多いです。
収支をしっかり把握できれば、収入を増やす・支出を減らすなどの対応を考えましょう。
本業で申告すれば残業できるような場合や、本業に差し支えない範囲で副業をするなどして収入を増やすという選択肢もあります。しかし、収入を増やすというのはそんな簡単にできることではありませんので、借金返済のためには支出を見直すことが1番です。
不要なサブスクなど月額固定の支払いをしていないか、食費やレジャーなどがそもそも多すぎないか、家計を見直せば節約のポイントは必ず見えてきます。
家族に相談する
家計を見直しても好転するような状況でない場合には、家族に相談することも検討しましょう。
家族の中に比較的お金に余裕のある方がいれば、消費者金融などからの借り入れを建て替えてもらって、その分分割して家族に返していくことを検討しましょう。
貸金業者から借り入れをすると、返済のときにどうしても利息がかかります。
家族の援助によって利息がつかない形にすることができる可能性もありますので、検討をしてみましょう。
債務整理を検討する
家族に話はできない、援助をしてくれる家族などいないという場合には、債務整理を検討しましょう。
具体的な方法については次の項目でお伝えします。
債務整理をして借金地獄から抜け出そう!
借金返済が厳しくなったときには債務整理を利用しましょう。
債務整理は、借金減額のための手段の総称をいい、具体的には次のようなものがあります。
任意整理
任意整理とは、貸金業者などと話し合って借金返済を楽にしてもらうものをいいます。
現在の実務の運用では、利息・遅延損害金をカットしてもらった上で、元金のみを長期の分割で返済してもらえます。
また親族の援助を得られる場合に、一括で返済するのであれば元金の8割程度で良いとする貸金業者もいるので、検討してみましょう。
任意整理は貸金業者ごとに交渉するかどうかを決めることができるので、奨学金のように連帯保証人がついているようなものや、住宅ローン・自動車ローンのように担保がついているものを外すことも可能です。
そのため債務整理の中でも最も自由な方法であるといえます。
また、貸金業者に利息制限法以上の利率で借り入れをしていた場合には、その部分の返済は無効となるので、債務の調査の結果相殺されて債務が減ったり、逆に貸金業者に返還を求めることができる場合があります(過払い金請求)
自己破産
自己破産は借金を免除してもらうことができる手続きです。
この制度は破産法という法律に基づくものなので、借金免除の方法です。
任意整理や後述する個人再生が、分割でも返済をしなければならないものであるのに対して、自己破産は借金の全額免除が法律で規定されているので、借金整理の中でも一番効果のある手続きであるといえます。
免責不許可事由とは
自己破産における「免責不許可事由」とは借金を免責することにできない、つまり「破産できない」という意味です。
免責不許可事由は破産法で定められています。よくある事例に、ギャンブルで多額の借金を作ったケースや著しい詐欺行為を繰り返して浪費し、債務超過に陥った場合などです。
管財事件の場合には管財人に財産を隠匿する、調査を妨害するなどを行った場合、免責が不許可となる場合があります。
個人再生
個人再生は借金の元金を減らしてもらった上で分割返済をする手続きです。
個人再生も民事再生法という法律に基づくもので、借金免除の方法です。
個人再生では、住宅ローンをそのまま支払い続けることができるので、家を持っておくことができること、自己破産のように資格制限がないので警備員や宅建士・保険募集人などの資格で仕事をしている人たちが仕事についたまま債務整理できるという特徴があります。
小規模個人再生
「小規模個人再生」とは返済能力のある債務者が認められる個人再生の方法の1つで、債務総額が5000万円以内のものと定められています。
債権者の意見を聞いて同意を得た上で行う手続きです。個人再生を行う場合は、基本的に小規模個人再生が手続きのメインで行われています。
給与所得者等再生
「給与所得者等再生」は小規模個人再生と比べると手続きが難解であまり行われていません。
小規模個人再生は債権者が多数手続きに反対すると、個人再生の認可が裁判所で認められません。一方の給与所得者等再生は債権者の意見を必要としません。そのため、個人再生の手続きについて反対者が多い、と予測される場合は給与所得者等再生を選択します。
しかし、収入が不安定な自営業の方などは給与所得者等再生を利用できません。
特定調停
特定調停は裁判所で債権者と調停手続きによって返済に関する条件を話し合う制度です。
裁判所では裁判のほかに様々な紛争解決方法を用意しており、特定調停はそのうちの一つの種類です。
特定調停は裁判所から選ばれる調停委員3名に間に入ってもらう形で借金返済についての話し合いを行います。イメージとしては任意整理を裁判所で行うような形です。
最近では任意整理で解決することが多くなったため、あまり利用されておりません。
相続放棄・限定承認
借金の原因が親などの借金を相続したものである場合には、相続放棄・限定承認といった方法で借金から免れることができます。相続放棄・限定承認は民法という法律で認められたもので、こちらも債務整理の方法です。
相続放棄をすれば相続人から除外してもらえますし、限定承認によって遺産以上の借金があった場合にはそれは相続しなくても済むようになります。
本当に大切なのは、借金の原因を解決すること
借金には色んな原因がありますが、まずどんな理由で借りたのか、どうして返せなくなったのかの2点について考える必要があります。
やむを得ない事情で借りた場合も、ギャンブルなどの悪癖で借金がかさんだ場合も、再び借金に悩まされないためには原因を理解する必要があるからです。
生活をリスタートさせるためにも、借金の根本的な原因を解決し、再び借金を重ねないように努力しましょう。
まずは弁護士・司法書士に相談!
債務整理は弁護士・司法書士に相談・依頼しておこなうべきです。
確かにお金がない中で弁護士・司法書士に相談・依頼するのはもったいない、難しいと思うかもしれません。しかし、弁護士・司法書士に依頼すると次のようなメリットがあります。
自分にあった適切な方法を選択できる
債務整理には上述したようにいくつかの方法があります。種類がいくつかあるのは、その人にあった方法があるからです。
借金が返済出来ない状況になっているにも関わらず、任意整理を選んだことによって、せっかく任意整理をしたにもかかわらず、返済できずに結局自己破産を選ぶ。ということも起こる可能性が十分にあります。
弁護士・司法書士に依頼をすると、借金の額・返済可能などから適切な方法を選んでもらうことが可能となりますのでそういった点で専門家の力は大きいでしょう。
自分に変わって手続き、対応を行ってもらえる
債務整理にあたっては様々な手続きや債権者との交渉が必要です。
任意整理をする場合には債権者と直接交渉をしなければなりませんが、弁護士・司法書士に依頼してれば交渉を任せる事が可能です。
自己破産・個人再生は裁判所に申し立てをして行うのですが、裁判所への申し立てや裁判所とのやりとりは弁護士・司法書士が行ってくれます。
申し立てをするにあたって本人の情報や本人が持っている書類の収集などが必要となるのですが、どのような書類が必要かスムーズに指示もしてくれます。
自己破産や個人再生は弁護士が申し立てをしないと、引き継ぎ予納金という費用が大幅に上がることもあるので、弁護士に依頼するほうが結局は安く済むこともあリます。
手続き中の取り立てを停止できる
大きなメリットの一つに手続き中の取り立てを停止してもらえることがあります。
債務整理の手続きをしている間は債務の額を一定させるため返済をストップするのが通常です。
もし債務整理を弁護士・司法書士に依頼しない場合には、返済がされていないとして本人に対する取り立てが書面・電話・場合によっては直接訪問する形で行われます。
そのような状況で、裁判所に提出する書類を作り添付書類を集めるのは精神的に大変であるといえます。
貸金業法という法律で、弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、本人に対する取り立てを原則してはならないと規定されています。
これによって、落ち着いて手続を行うことが可能となります。
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ひろた法律事務所について
所在地 | 〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目3番8号MF南森町ビル5階A号室 |
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債務整理を主に扱っており、代表弁護士である名村泰三さんは25年以上のキャリアをお持ちの弁護士です。
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過払い金報酬 | 着手金:無料・成功報酬:回収金の20%~ |
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ひばり法律事務所について
所在地 | 東京都墨田区江東橋4丁目22-4 第一東永ビル6階 |
対応業務 | 借金問題・サイト被害・離婚・相続など |
まとめ
この記事では、借金の理由を中心に債務整理などについてお伝えしてきました。
様々な理由で借金がありますが、借金生活を終えるためには返済する、もしくは債務整理を行うことしか方法がありません。
借金返済に追われてしまっている状況であることが多いのですが、まずは完済のために自分の生活や家計を見直すなど、意識を変えてみることが借金返済の第一歩となるでしょう。
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