SMSは電話番号宛てにメッセージを送信できる機能です。
メインの連絡手段として使っている人は少ないかもしれませんが、SMSを利用した本人認証は現在も様々なサービスで採用されています。
そんなSMSですが、格安SIMであるUQモバイルでも利用可能。
現行のミニミニプラン/コミコミプラン+/トクトクプランはもちろん、すでに受付を終了した以下のプランでも利用できます。
- コミコミプラン
- スマホプラン
- おしゃべりプラン
- ぴったりプラン
- くりこしプラン
- くりこしプラン+5G
- データ高速プラン
- データ高速+音声通話プラン
- データ無制限プラン
- データ無制限+音声通話プラン
本記事ではUQモバイルのSMSについて詳しく解説させていただきます!
目次
SMSを使うには設定が必要?
UQモバイルのSMSは設定も必要ありません。
端末に標準でインストールされているメッセージアプリからすぐに使えます。
「メッセージ」と検索すればすぐに出てきますよ。
iPhoneのメッセージアプリは削除できませんが、ホーム画面から表示を消すことは可能です。
もしホーム画面にない場合はホーム画面を右にスワイプして「Appライブラリ」を表示し、そこからメッセージアプリを探してください。
iPhoneで利用する際はメッセージアプリの設定をしておこう
UQモバイルのSMSは設定不要で使えますが、iPhoneで利用する際はメッセージアプリの設定をしておくのがおすすめです。
設定せずにSMSを利用しようとすると「MMS機能を使用するにはMMSメールアドレスが必要です」という警告文が毎回表示されます。
- 「設定」アプリを起動する
- 「メッセージ」をタップする
- 「MMSメールアドレス」に任意の文字を入力する
入力する文字は「1234」や「ああああ」などなんでもOKです。
とにかく「MMSメールアドレス」の項目に何かを入力すれば、上記の警告文は出てこなくなります。
UQモバイルでSMSを使うメリット
UQモバイルでSMSを使うメリットは次の2つです。それぞれの嬉しいポイントについて、分かりやすく解説していきます!
- アプリの認証手続きの際に使える
- 電話番号だけでメッセージを送れる
アプリの認証手続きの際に使える
UQモバイルのSMSは、アプリやサービスなどの「認証手続き」に使えます。
例えば、LINEやWhatsAppのようなメッセージアプリや、TwitterやFacebookといったSNSなどです。
アプリの認証手続きはSMS以外でも可能ですが、電話やEメールなどは手間が掛かって面倒なこともあります。
さらに重要なポイントは、SMSがあれば「二段階認証」も簡単に行えることです。
最近は不正利用による個人情報の流出被害などが増えているため、セキュリティ対策が非常に重要視されています。
そのため、ログインに二段階認証が必要なアプリやサービスが増えています。二段階認証とは、IDやパスワード以外の方法で本人確認を行うというシステムで、安全性を高める効果があります。
こうした二段階認証にもSMSが必要で、逆にSMSがなければ電話などによる認証が必要になるので面倒です。
最先端の令和の時代には、SMSなど時代遅れのような気がするかもしれません。しかし、最新のアプリやセキュリティ対策のために、実はSMSこそ欠かせないのです!
電話番号だけでメッセージを送れる
UQモバイルではSMSを使用すると、電話番号だけでもメッセージを送れるようになるので便利です。
現在ではメールアドレスやメッセージアプリが一般的な連絡手段となっていますが、相手のアドレスやアプリのIDを知らないこともあります。
また、何らかの理由でスマホを持たず、ガラケーを使っている方もいます。その場合はメッセージアプリやメールで連絡しづらいこともあるでしょう。
そのような場合でも、SMSなら電話番号さえ知っていれば連絡できるので、非常に効果的な連絡手段となります。
UQモバイルのSMSの料金
UQモバイルでSMSを利用する際は送信料がかかります。
送信料は国内SMSか、国際SMSかで異なります。
送信文字数 | 国内SMS | 国際SMS(免税) |
1~70文字(半角英数字のみなら1~160文字) | 3.3円 | 100円 |
71~134文字(半角英数字のみなら161~306文字) | 6.6円 | 200円 |
135~201文字(半角英数字のみなら307~459文字) | 9.9円 | 300円 |
202~268文字(半角英数字のみなら460~612文字) | 13.2円 | 400円 |
269~335文字(半角英数字のみなら613~765文字) | 16.5円 | 500円 |
336~402文字(半角英数字のみなら766~918文字) | 19.8円 | 600円 |
403~469文字(半角英数字のみなら919~1071文字) | 23.1円 | 700円 |
470~536文字(半角英数字のみなら1072~1224文字) | 26.4円 | 800円 |
537~603文字(半角英数字のみなら1225~1377文字) | 29.7円 | 900円 |
604~670文字(半角英数字のみなら1378~1530文字) | 33円 | 1,000円 |
送信文字数が多くなるほどSMS送信料も高くなります。
特に国際SMSは送信料が高いので注意してください。
なお、UQモバイルのSMS受信料は無料です。国内はもちろん、海外でも受信料はかかりません。
SMSブロック機能の使い方
UQモバイルではSMSの受信をブロックできるブロック機能が用意されています。
SMSで指定の文章を指定の宛先に送信することで、ブロック機能のオン/オフを切り替え可能です。
設定 | 本文に入力する内容 | 送信先 |
SMSの受信をブロック | 有効 | 国内:090-4444-0013 海外:090-4444-0016 |
SMSの受信ブロックを解除 | 解除 | 国内:090-4444-0014 海外:090-4444-0017 |
設定内容の確認 | 確認 | 国内:090-4444-0015 海外:090-4444-0018 |
例えば国内SMSの受信をブロックしたい場合は本文に「有効」と入力し、090-4444-0013へ送信します。
設定変更および確認の際のSMS送信料は無料です。
UQモバイルでSMSが送受信できないときの原因・対処法
SMSが送受信できないことがありますが、そんなときは下記3つの可能性を考えてみましょう。
それぞれの原因の詳細や対処法について分かりやすく解説します!
- 文字数が670文字を超えている
- 電波が圏外になっている
- SMS受信設定を拒否にしている
文字数が670文字を超えている
SMSの送受信ができない原因のほとんどは、文字数のオーバーです。
SMSは670文字を超えると送信できず、エラーとなってしまいます。
670文字より多く書くというケースは少ないかもしれませんが、もし送れない場合は文字数が多すぎないか確認してみましょう。
ただし、端末や携帯会社によっては文字数制限がさらに厳しく、670文字未満でも送信できないことがあります。
文字数の詳細については端末の公式サイトや取扱説明書をチェックして、その文字数の範囲内でSMSを送るようにしましょう。
もし670文字を超える長文メッセージを送りたい場合は、文字数制限の範囲内に収まるように分割すると、問題なく送ることができるはずです。
少し手間はかかってしまうかもしれませんが、メールアドレスやLINEなどの連絡先を知らない相手とメッセージをやり取りする場合は効果的です。
あらかじめメモ帳などテキスト入力アプリにメッセージをすべて書いてから、分割してSMSアプリにコピペして送信するとやりやすくなります。
電波が圏外になっている
電波が圏外になっている場合も、SMSを送受信できなくなってしまいます。
現在は4G LTEで全国に通信網が張り巡らされて5Gも登場しているため、基本的に圏外になることは少ないかもしれません。
しかし、山間部や人里離れた地域などでは、どうしても圏外になってしまうこともあります。
圏外のエリアにいる状態でSMSを送ろうとしてもできないので、まずは電波の状況をチェックしてから、電波が届きやすいところに移動して送信し直しましょう。
SMS受信設定を拒否にしている
きちんと送ったSMSが届いていない、もしくは相手のSMSが一向に届かない場合は、SMSを受信拒否に設定してしまっているのかもしれません。
SMSは基本的にデフォルト状態で受信できるようになっているので、いつかのタイミングで受信拒否にして忘れてしまっているのかもしれません。
相手にSMSが届かない場合も、念のためにSMSを受信拒否していないかチェックしてもらって、必要に応じて設定を変更してもらいましょう。
SMSの受信拒否設定の変更方法は端末によって異なるため、公式サイトや取扱説明書を確認しながら、SMSを受信できる設定にしてみてください。
一度正しい設定に変更すれば、その後はSMSを問題なく送受信できるようになるはずです。
UQモバイルではSMSだけでなくプラスメッセージも使える?
SMSとeメールのいいとこどりのアプリで、スタンプや写真、動画のやりとりはもちろん、グループメッセージも楽しめます。
そんな便利なプラスメッセージですが、UQモバイルでも利用することができます。
プラスメッセージを利用するためには、アプリのインストールが必要なので、androidの場合はGoogleplaystoreから、iPhoneの場合はappStoreからインストールしてください。
UQモバイルではMMS(キャリアメール)も使える
UQモバイルではMMS、いわゆるキャリアメールも利用できます。
MMSはマルチメディアメッセージングサービスの略で、携帯キャリアが独自に提供しているメールアドレスのこと。
例えばauなら「au.com」というメールアドレスが使えます。
MMSはSMSと違い送信料もかかりませんし、画像や動画の添付も可能です。
一般的に格安SIMではMMSが利用できませんが、UQモバイルでは「@uqmobile.jp」のメールアドレスが使える「メールサービス」が用意されています。
利用の際は申し込みが必要で、220円の月額料金がかかります。
UQモバイルにおけるメールサービスの申し込み方法
すでにUQモバイルを利用中の場合は会員向けページ「my UQ mobile」から申し込み可能です。
- my UQ mobileにログインする
- 「各種お手続き」の「オプション変更」を押す
- 「メールサービス」にチェックを入れ「次へ」を押す
- 問題がなければ「変更する」を押して申し込み完了
これからUQモバイルを申し込む際はメールサービスも同時に申し込めます。
「商品・料金プラン選択」画面で以下のように選択してください。
- オプションサービスの「申し込む」にチェックを入れる
- 「その他のオプションサービス」を押す
- 「メールサービス」にチェックを入れ、申し込みを進める
あとは通常通りUQモバイルを申し込めばOKです。
なお、メールサービスの月額料金は日割りされるため、月途中に契約した場合の初月料金は実際に利用した日数分だけ請求されます。
大手キャリアで使っていた電話番号やキャリアメールアドレスをUQモバイルへ引き継ぐことはできる?
他社からUQモバイルへ乗り換える際は電話番号やキャリアメールアドレスを継続利用可能です。
電話番号はMNPで引き継げる!
電話番号は他社で「MNP予約番号」を発行して、UQモバイルへの乗り換え時に「他社からの乗り換え」を希望しつつその番号を入力することで乗り換えられます。
なお、現在はオンラインショップで乗り換える場合、ドコモ、au、ソフトバンクなどではMNP予約番号を発行しなくても電話番号を引き継ぎ利用できますよ。
キャリアメールは有料の持ち運びサービスオプション加入で引き継げる
キャリアメールは通常だとUQモバイルへ乗り換えた段階で解約となってしまいます。
しかし、有料の持ち運びサービスへ加入すればドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアメールアドレスをUQモバイルへ乗り換えてからも利用できますよ。
ただし、月額330円などのコストがかかってしまい負担が大きいので、できればUQモバイルへ乗り換える際にGmailなど無料で使えるフリーメールアドレスに使うアドレスを変更するのがおすすめです。
まとめ
以上、UQモバイルのSMSについて解説しました。
ポイント
- UQモバイルではSMSを利用可能
- 申し込みや初期設定は不要
- iPhoneの場合はメッセージアプリの設定をしておく
- 月額基本料および受信料は無料
- 送信料は国内3.3円~、国外100円~
- 設定すればSMSの受信を拒否できる
- 月額220円でMMSも利用できる
ただし、送信する際は文字数に応じて送信料がかかります。
SMSでメッセージを送信する際は、なるべく文字数を減らすよう工夫してください。また、UQモバイルでは月額220円で大手キャリアのようなMMSも利用可能です。
SMSだけでは物足りない、という人はMMSの利用も検討してくださいね。
なお、UQモバイル以外の格安SIMのSMS対応状況については下記記事で解説しています。色々な格安SIMへ乗り換えを検討中の方はぜひこちらも参考にしてみてください。